パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

社会人、一年生。

2010年3月16日 (火曜日)

大野です。今月で新人が終わります。
来月から2年目が始まります。

今日は1年間を振り返りながら
日記を書いています。

新入社員がどんな気持ちか少しでもお伝えできればと思います。
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春。テレフォンアポイントメント。
電話で敬語をきちんと話すことができず、何度かけても迷惑そうに切られ、
会う約束すら自分はとれないのかと、これが今の自分だと、思い知らされました。

やっとの思いでとった初一人訪問は15分でした。
それでも、こんなに15分を嬉しいと思ったことはありませんでした。

そして突然の初受注。申込書。
先輩社員がもの凄く喜んでくれた姿を見て、嬉しくなったことを覚えています。
ただ、申込書よりも嬉しかったのは、この受注したイベントが終了した後に言われた

「あれは良かったよ。」

と、いう自分よりずっと年上のお客様に言われた言葉でした。

「あぁ、これが仕事か、こんなにたまらないのか。」

と、その日は興奮してなかなか寝付けませんでした。
言葉ではお伝えできませんが、とにかく、想像以上に幸せな経験でした。

私はパフの一員として、まだ重要な役職ではないし、
この仕事が日本に強烈にインパクトを与えた、というわけではありません。

でも、そこには目の前のお客様に喜んでもらえた
という、シンプルですが、とても嬉しい結果がありました。

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社会貢献をしないと存在意義や生きる意味がないんじゃないか、と思ってた学生時代は、
社会貢献が崇高なことで、一部の仕事しかそれが達成されないと思っていましたが
「どんな仕事や、どんな会社でも、社会貢献できない仕事はない。」という言葉を
この頃、お客様から教わりました。入社して1年たった今なら納得できます。

毎日ひどく疲れて電車でぐったりしてるサラリーウーマンも、サラリーマンも、
今、私(俺)がやってることにこの仕事で幸せになる誰かがいる、意味がある、という誇りや、
支えなければいけない存在があるから、傍から見れば格好悪くて、くだらないことでも、
へろへろになるまで戦うのかもしれないなぁ・・・・

と、2年目を目前にして思う今日この頃です。

皆さんは、どう思いますか。

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次は来月から4年目になる木村です。

ポジティブな言葉を使う

2010年3月15日 (月曜日)

いまだ実家でのんびり暮らしているので、親孝行は全然していない岩崎です。
大きな反抗期もなく、父とも母とも仲は良いですが、最近は朝に一瞬顔を合わせるだけ
の生活になってしまっています。皆さんも親御さんは大切に。

最近、町を歩けばリクルートスーツに身を包んだ就職活動生を多く見かけます。
就職活動が本格化しているということは、パフのお客様である企業の採用活動も
本格化しているということ。私の仕事内容柄、今のこの時期が繁忙期です。

社会人3年目ももうすぐ終わりに近づき、昔より知識や技術も身につけて、
前向きに取り組んではいますが、やはり睡眠不足や肩凝りなど物理的な問題には
負けそうになる時もあります

そんな毎日の中、やっと家に着き、ご飯を食べながらテレビを見ていた時のこと。
「ポジティブな言葉を使うと印象が良くなる」という内容がありました。

例えば…

「仕事どう?大変?」と聞かれたら、
「もぅ~ホント大変ですよ~!聞いてくださいよ~」と愚痴るのではなく、
「お陰さまで色々と勉強させてもらっています」と答える。

「あぁ~疲れたぁ」と言うのではなく、「よく働いたぁ!」と言う。

ネガティブな言葉をできるだけポジティブな言葉に変えていくという方法。
たったそれだけのことなのですが、なるほど!と納得してしまいました。
疲れた時や忙しいときなど、ついついネガティブな言葉が出てしまいがちです。
でもネガティブな言動は自分だけでなく、周りにもいい影響を与えないものです。

自分が「辛いなぁ。しんどいなぁ」と思っている時って、
なかなか周りに配慮できない場合も多いですよね。それも仕方ないと思います。
でも、ふと落ち着いてみると、自分より頑張っている人だってたくさんいます。
そんな人たちに元気を与えられるような存在になれたら素敵だなと思うのです。

就職活動もこれからが踏ん張りどき。(もちろん採用活動も同じく踏ん張りどき)
大変なことは承知な上で、みんなでいい影響を与え合えるようになったら、
それはきっと社会人になってからも役に立つものになると思います。

次回は先日研修を受けたばかりの大野です。

会社説明会、名言集。

2010年3月12日 (金曜日)

こんにちは。嫁から通達された門限を既に1度破り、「リーチ」のかかった伊藤です。

皆さん、恋してますか?
恋は(採用担当者の皆さんがクチを揃えて必要な能力だと言う)“コミュニケーション力”を存分に鍛えてくれます。恋せよ乙女、恋せよ男子。

・・・・・・

業界も規模もバラバラな、複数の企業の会社説明会ファシリテート(主に、社員パネルディスカッション時の司会)をしています。今回は「会社説明会でココロに残った、社員の皆さんの名言集」を書いてみます。

・「働くためには覚悟が必要です。私は覚悟をもってこの会社に入り、一生懸命やってきました。4年目が終わる今、改めてこのような(就活生を前にする)場で思うのは、親というのはすごいなということ。何十年間も働いて、私を大学まで卒業させてくれた。
 就職する際に、もっとも大切なのは、働く覚悟をもつことと、親への感謝をもつこと。最近はそのように考えています」(入社4年目・女性・営業職・最近結婚された方)

・「仕事で大切にしているのは、AKYです。敢えて、空気を、読まない。仕事で自分の考えを言わず、周りばかり気にしていても、納得する人生にはつながらないと思います。
 面倒くさいやつだと思われているかもしれませんが、それでいいと思っています。そしてそんな自分を温かく見守ってくれている上司や会社に感謝しているし、結果を出さないと話にならないと思っています」(入社3年目・男性・CGデデイナー職)

・「仕事はぜんぶ大変です。当たり前です。だって、人様からお金もらうんですから。会社にいると忘れそうになるけど、自分が誰かのために働いて、毎月何十万円ももらうなんてこと、一人だとできないんですよ。それを忘れて、条件がどうのとか、仕事がどうとか会社がどうとか、不満ブーブーのカッコ悪い奴になりたくありません」(入社6年目・男性・営業職)

あえて共通点を見出す必要もないのですが、こうして書いてみると(やっぱり)“感謝”の気持ちを忘れない人たちが、“できる人”になり、会社説明会に登場している、ということが多いようです。

さて、忙しくなったり、辛くなると、感謝の気持ちを忘れがちになりますよね(情けないことに、私は今でもそうなりがちです)。「自分はこんなに頑張っているのに…」「どうして自分のことを分かってくれないんだ…」「自分は…」「自分は…」。

親、友人、恋人、先輩、後輩、先生、キャリアセンター、ココロある就職情報会社……。
皆さんを応援している人はたくさんいます。時勢が時勢なので、無事に就職できるか心配し、企業に内定すれば喜んでくれるに違いありません。でも、それ以上に、本当にあなたを応援している人は、感謝の気持ちを忘れない人間になることを期待しているのではないでしょうか。

感謝の気持ちをもった人は、無理に未来の扉をこじ開けようとしなくても、扉が勝手に開いてくれる。

そんなことを経験則として感じるこのごろです。

明日は、親孝行している印象が強い、岩崎です。

可愛がられる力

2010年3月10日 (水曜日)

こんにちは。吉川です。

最近、人事の方とお話していると、新入社員の受入れ直前という季節柄、
「今年の新入社員に求めること、こうなっていてほしい」という会話を
よくします。

たまたま先週お会いした3名の方から全く同じようなことを言われました。

 新入社員に求めることはただひとつ。
 先輩社員に「可愛がられる」ようになってほしい。

 新入社員はもちろん、誰しも仕事ができない。
 ただその後、急激に成長するか否かは、
 周りの先輩社員から「この子を一人前に育てるぞ」と
 何かとかまってもらえる、教えてもらえる
 “可愛がられる力”できまる。

 可愛がられれば、どんどん新しいことを教えてもらえる。
 間違ったことは注意してもらえる。
 また教えたくなるような素直さを持っている人であれば、
 その教えを素直に吸収し、ぐんぐん伸びる。

何か分かるようで分からないな、と思い、「可愛がられる力」って
具体的に言うと何ですか?と尋ねてみました。

 1.元気な挨拶
 2.清潔な身なり
 3.名前を呼ばれたら、すぐさま「ハイ!」と返事をして
   走ってその人のところまでいく。
 4.叱られたときは、納得できなくても一旦、
   「申し訳ありません」と素直に受入れる。
 5.何かを教えてもらった時は、「ありがとうございます」
   と必ず感謝を伝える。

聞いてみれば、すごく当たり前のことばかりですが、
確かに5つのことを実践してくれる後輩はカワイイです。

でも当たり前のことを当たり前に実施することは、意外と
難しいのも確か。

30歳になった私も、出来ていないときは正直あるなぁ、と
思いを巡らせていたとき、あるコンサル会社からこんなチラシが
届きました。

 社長が求める「人財」の条件
 
 1.明るく元気な挨拶ができる。
 2.言われなくても、自分で考え、行動できる。
 3.人がイヤがることでも、進んで取り組める。
 4.常に「どうしたらできるか?」を考える。
 5.仕事の納期を、きちんと守ることができる。
 6.ミスやクレームなどの報告を、すぐにできる。
 7.人が見ていなくても、手を抜かずに仕事ができる。

新入社員にかかわらず、社会で求められる「デキる」人という
のは、すごく基本的なことがきちんとできる人なんだということ
を、このチラシを読んで確信しました。

きっと採用面接でも同じこと。
部屋に入った時、まずは明るく元気な挨拶をしてくれるか。
こんな基本的なことで評価の半分は決まってしまうのではないかと思います。

基本行動を忠実に実施する3月にしよう!と決意した月初めでした。

明日は、この職学校WEBの更新に日々邁進している吉田です。

お天気おねえさん

2010年3月9日 (火曜日)

体調管理には非常に気をつけている保坂です。

・・・

実は私、社内でお天気おねえさんを名乗っています。
朝のニュース番組のお天気キャスターのようにきれいでもさわやかでもないですが(笑)。

朝は、必ずテレビや新聞や携帯ニュースで天気をチェックしています。
今日は寒いのか暖かいのか、雨が降るのか。

パフでは、毎朝の朝礼の司会が順番に回ってくるのですが
(この2丁目ブログが掲載される日が担当です、つまり今日は司会です)

朝礼の終わりにいつも

「今日は寒くなるそうですが、風邪をひかないように1日がんばりましょう!」
「今日は雨が降るそうです。折畳傘を持っている人は持って出ましょう!」
「今日は乾燥しているので、社内にいる人も喉を潤して体調管理しっかりしましょう!」

と、天気のことを持ち出していたら、
“お天気おねえさん”と呼ばれるようになりました。

で、調子にのって“自称”するようにしています。

私がなぜ天気をチェックしているかというと、
私自身そんなに暑さ・寒さに強くないし、
置き傘をしておいていつも万全な体制を整えているタイプなわけではないので
朝の天気情報は、1日の非常に重要な情報です。

また、なぜ朝の朝礼でそれを朝の元気付けの挨拶に共有しているかというと。
外回りの人も、内勤の人も
天気ひとつで人の元気やモチベーションは変わるもの。
その日の天気に合わせてしっかり対策をとり、体調を整えて仕事をして、
元気に1日仕事を全員ができるといいな、と思っているから。

もし、私がいま学生として就職活動をしていて、自分自身を自己紹介するなら
このお天気おねえさんのネタってちょうどよいな、って最近思います。

私が毎日何を大切にしていて、それを周りの人に対しても含めて行動にどう移していて
それを周りの人にはどう捉えられているかが、きちんと説明できるエピソードだなと。

就職活動をしている皆さん、
エントリーシートを書いていたり面接で自己PRに悩む人はまだ多いと思います。

大した自己PRには聞こえないかもしれないですが、
あなたのことのことをしっかり表現できる自己紹介やエピソードは、
きっとあるはずです。

周りの人に○○って呼ばれている、そんなことからでも構いません。
少し気楽に自分のことを眺めてみて、エピソード思い出してみてくださいね。

・・・

次回は、ここのところ仕事に気合いが入っている吉川です!

しくみづくり

2010年3月8日 (月曜日)

こんにちは。お客様のおうちでホームパーティにお招きいただき、調子に乗って飲んで3回リバースした平原です。久しぶりに本当につらかったです。でも、ものすごく楽しく、幸せな1日でした。S社のSさん、Yさん、ありがとうございました!

 

さて、突然ですが、皆さんは「セルフマネジメント」ということばを聞いたことがありますか。自己管理、そのままの意味です。でもこれって実はとても難しいこと。たとえばうっかりしたミスや、ついつい忘れがちな作業をどうやるか。どうやったら確実にその作業を正しく行えるようになるか。みなさんだったらいかがですか。

社会人になると、「忘れました」「間違えました」では通らないことがたくさんあります。この、どうやったらできるようになるか、という事を考えることがとっても重要になるのです。

 

そんなときお勧めなのが「しくみづくり」すなわち、行動をルール化してミスの起こらない体制を作るということ。たとえば、頭に入っている作業であっても手順書をつくり、確かにその作業を行ったということをチェックしながら進める、なんてことですね。一見とても面倒くさそうですが、実はやってみると非常に確実性があって自分を助けてくれます。ちいさなことを馬鹿にせず、ひとつひとつの作業を確実に行うということこそが、信頼につながるのです。

 

みなさんは、周囲の人から同じ指摘を繰り返し受けていることなどはありませんか。指摘をありがたく受け止め、いまのうちから自分の行動を改善できるセルフコントロール力をつけておくことをお勧めします!!

 

※具体性のない日記に見えますが、最近の私が一番一生懸命取り組んでいることなのです!がんばるぞ、オー

 

次は、パフのしくみづくり隊長 保坂 です。

のちにはみとれ

2010年3月5日 (金曜日)

土田です。田代に続き、泥臭い社会人の心情を包み隠さずお話します。

日経新聞「私の履歴書」。
私は何を隠そう、政治面よりも、スポーツ面よりも、企業面より
何よりも先にこのコーナーを見る。

今月は、ユニチャーム会長の高原慶一朗氏が担当している。
3月3日(このブログ記事を書いている日)
の内容が非常に共感できる内容だったので話題にしたいと思う。

氏は小さい頃、勉強で一番を目指すガリ勉だった。

小柄なためよくいじめられ、べそをかいて家に帰るたび、
母親が、「男が泣いて帰るのはみっともない。のちにはみとれと言い返せ」
といわれたそうだ。

そしてある日砂浜でいじめにあったときに、
「のちにはみとれ」と繰り返し、大声で言い返すと、
いじめっ子もひるんで、いじめられることもなくなったそうだ。

氏いわく「のちにはみとれ」
この言葉こそ、氏の人格そのものだという。

——-

「のちにはみとれ」

今で言うと、「今に見てろ」だろうか。
広島弁では「今に見とれよ」。
英語だと"YOU WILL SEE"(?)
中国語だと「看着吧」らしい。

高原氏の場合、口だけで終わらなかったからこそ、価値がある言葉といえるのだが、
本当に痛快な言葉だと思う。

私事になるが、現時点で、私の現在働くモチベーションはまさにこれである。
賛否両論あろうが、少なくとも今は、これが一番私を燃えさせる、と私は思う。

入社してから、営業としての仕事を始めてほぼ1年間たつが、
12月までは成績も悪く、会社にまったくといっていいほど貢献していなかった。

12月にこれまでの仕事をふりかえって、
自分に腹がたって、情けなくて、毎日頭の中にいっぱいだった(今もそうだが)
言葉は「今に見てろ」だった。

1月からは、デスクの前に
「臥薪嘗胆」「YOU HAVE DONE NOTHING」と書いた紙を張った。
PCのデスクトップ画像も「PROCRASTINATION」(やるべきことを後回しにすることの意)
と自分を敢えて追い込む、戒めの言葉で自分をたきつけるようにしている。
(そうでもしないと、心の弱い私はすぐ楽な道を選ぶのだ)

そして、頭の中は、「今に見てろ」。

そのおかげか、2月までは現在営業予算を達成して3月に突入している。
(これには諸先輩の助けによるところが非常に大きいのだが)

——-

言葉って本当に人に力を与えてくれる。
たぶん、高原氏も、言葉に支えられ、育てられたのだ。

今はちっちゃくてもいいのだ。
「のちにはみとれ」という気概さえあれば、大きくなる。

先人の言葉に、強く励まされた通勤電車内のひと時だった。

次は、平原です。

こんにちは。田代です。

今日は、社会人の超越した思考をお届けしましょう。

社会人になり、
2年、3年、4年、5年と過ぎていく。

色々と仕事もできるようになり、後輩も下にできてくる。
知らず知らずのうちに、会社という組織に染まってくる。
不景気で暗い日本社会にも違和感なく馴染んでくる。

明るさを失った小さな世界の中で、
ちょっと仕事ができるようになると威張りたくなる。
悲しいかな、これが、多くの人と接していて感じる現実です。

私は、自分をドブネズミだと思っています。

ブルーハーツのリンダリンダにあるような
変な表現なので、もう少し、一般社会の用語に直します(笑)

ドブネズミ…
つまり、まだまだ未熟者であることに誇りを持ち、一生懸命生きること。
心には情熱と謙虚さを強く持つ人を言います。

私は、仕事や私生活を通じて、色々な人に会いますが、
自分のことをドブネズミだと認識している人が少なくなっているようで
すごい危惧しています。

・ちょっと仕事ができるようになって鼻が高い人
・既得権益の中に縛られて生きている人

あなたはどうですか?

社会人経験が増えてくると、
人は自分がドブネズミであることをすっかり忘れてしまいます。
もっと言うと、ドブネズミは汚い動物だと思ってしまい
本来持つその美しさを忘れてしまいます。

今週。私は、月末でバタバタしていて、毎日終電でした。

会社がある東銀座から有楽町までの晴海通りを毎日ダッシュして
京浜東北線に乗って、家路を目指していました。

当然、仕事をしているので、お酒も飲まない素面で、

銀座のネオン街を見ながら、
いちゃつくカップルを見ながら、
うるさい酔っ払い集団を見ながら

それでも、終電目指してダッシュで走っていました。

すると気付くんですよ。

あ、俺って毎日、人通りが少ない銀座の街をダッシュしている。
これって、東京マラソンじゃん。俺、毎日が東京マラソンじゃん、と。

表向きの東京マラソンは、日中の明るい時間に行います。
でも、その裏側で、光の当たらないところで、
同じマラソンコースの夜道を毎日走ることができる喜び。

そうか、俺には、表向きの東京マラソンを走る権利なんてない!

ドブネズミみたいに、まだまだ未熟者なのだから、
皆が楽しいことをしている夜に、必死こいて、一生懸命に努力して、
それで、ようやく銀座の街を走る権利を、神様が与えてくれているんだ。
お前が東京マラソンを走りたいなら、深夜の終電ダッシュやぞ。
もっと努力せんとあかんぞ、と神様が言ってくれているんだ。

ドブネズミと自分を認めて、必死になれると、強くなれるんです。
どんなに苦しい経験でも、明るく生きることができるんです。
写真には写らない美しさがあるんです。

ちょっと賢くなって、人生の先輩ぶって。
名声と地位と幸せを手に入れても、そんなのクソくらえです。

自分のことをドブネズミだと思って、
でも誇りを持って、そして必死にならないと。
特に20代後半~30代のお前じゃー

最近、自分に対して
そんなことを強く言い聞かせています。

さて、皆さん。こんな社会人、どう思いますか。
社会は泥臭いですよ。就職活動も泥臭く行きましょう。

次は土田です。

ある焼肉屋でのこと。

2010年3月3日 (水曜日)

こんにちは。パフの高田です。

友人が婚約を期に、奥さんになる人とと一緒に暮らすことになり、
先日、その引越しの手伝いをしてきました。

その後の焼肉屋さんでの出来事。

休日の夜なのに、ガラガラの焼肉屋で、
安くて旨いホルモンを食べながら、これまた安いお酒をしこたま飲んでいた時。

ぐでんぐでんになり、いつの間にか少し離れた席に座っていた老紳士と
会話になっていました。

老紳士「キミらは何でお酒を飲んでいるんだい」
僕ら 「こいつが結婚することになって、その前祝をやっているんです」
老紳士「いやあ、それは素晴らしいじゃないか」
友人 「あ、ありがとうございます」
老紳士「本当に素晴らしい。おい、若者」
友人 「はい」
老紳士「絶対に奥さんを大事にしろよ。私はなぁ…」

色々話を聞いていると、この方は今70歳で、25歳のとき結婚をして、子供は授からず、
ずっと一緒に暮らしてきた奥さんに5年前に先立たれてしまったそうです。

「他の誰が亡くなるより、奥さんを亡くしたことが、本当に悲しくてしようがない」
「結局、家も土地も財産も、仕事の実績も、この年になれば、何も関係がない」
「今思うのは、奥さん、近所の人、友人、会社の同僚、
 何でもっと近くにいた人を大切にしてあげなかったんだということだけ」

老紳士は、酔っ払いながらも、終始全く乱れずに、しっかりとした口調で、
僕らにしゃべっていました。

学生のころの僕らであれば、大人に諭されると、無条件に反論するし、してきたけれど、
もう30才近くなり立派な大人である僕ら。

そのお店出た後、
僕  「いやあ、いい話を聞いたなぁ。自分の人生反省だらけだよなぁ」
友人 「ほんとその通りだなぁ」

よい話を聞いた心地よさと、自分への後悔が混ざっていました。

有名な会社に入ることも、活躍することも大事。
でも、70才になったとき、残っているものって何なんだろう。

ほとんどの人間にとって、残るものは達成感より後悔なんではないだろうか。

おそらく、先ほどの老紳士は「奥さんを一生懸命大切にしていた」のだと思う。
だからこそ、亡くなって5年経った今でも「奥さんを大事にしてきたか」で自問しているのでないか。

人間はどんなに頑張ったって、自分の思いに満足することはなく、
結局は、後悔をするのかも知れない。

何かを一生懸命やるからこそ、もっともっとそれへの後悔が生まれる。

しかし、何も一生懸命にやらなければ、後悔せず、空虚な人生だけが残るのではないだろうか。
私は、それだけは嫌だ。

どうせ後悔するのであれば、お金や名声など自分の欲のためではなく、
他者のために後悔したい。

スピルバーグ作でアカデミー賞受賞作である「プライベート・ライアン」の冒頭で、
老人になったライアン2等兵が奥さんにこう言います。

「おまえ、私と暮らしてきた日々は、幸せだったかい」

自分を救出するために多数の命が失われ、
その犠牲のもとに生かされたと実感しているライアンだからこそ、
自分の人生ではなく、相手の人生のために生きてきた。

何かのおかげで生かされていることを実感しないまま暮らしている私達は、
自分のために生きてしまいがちだ。

何も残らない人生も空しいけれど、
自分のための後悔が残る人生もまた空しい。

こんなことを議論したけれど、自分らの欲望のまま朝まで飲みに行ってしまい、
引越し初日に「あなたとやっていく自信がありません」と三行半を突きつけられた友人と僕ら。

人生って難しい。

次は、映画好きの田代さんです。

セルフコントロール

2010年3月2日 (火曜日)

みなさま、こんにちは!
「ありがとう」という言葉、言うのも言われるのも大好きな杉平です。
先月、青森市の成人式で「筆談ホステス」として有名な斉藤里恵さんが、
新成人の方々に贈っていた言葉にぐっときました。

「難題の無い人生は“無難”な人生。難題の有る人生は“有難い”人生」

なるほど、ですね。

さて、前回の体調管理の話しに続き、今日も体に関するお話しを。

先日わたしは友人のお誘いで、
山本ケイイチさんという方のミニ講座に参加しました。

この方の職業は、フィットネスコンサルタント&パーソナルトレーナー。
独自のトレーニングメソッドがビジネスマン、特に経営者の方々に支持され、
予約のとれないトレーナーとして有名になったそうで、
2008年に出版した「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」は
10万部を超えるベストセラーに。
現在はトレーニング指導の他に、執筆、講演など、トレーニングの普及や
啓蒙のために活動をしているそうです。
 
ミニ講座の内容は、
簡単に言えば「フィットネスライフを送りましょう!」というもの。
フィットネスライフとは、体を動かして健康になる生活習慣のこと。
 
運動を続けることで得られる効果は大きく二つ。

 ①体調が良くなる。
 ②心と体のセルフコントロールができるようになる。

特に②の効果について、詳しく説明してくださいました。

フィットネスライフは、すぐに結果がでないところがミソ。
例えば、今日30分のウォーキングをしたからといって、
明日突然健康になるわけではない。
成果がでるまでにはある程度の期間が必要で、
その時期には、雨が降ったから、今日は疲れたから、と、
つい、やらない理由を探してしまう自分に繰り返し打ち勝たねばならない。

大抵の人は、ウォーキングそのものが面倒なのではなく、
靴紐を結んで外に出る、その一歩が踏み出せないだけのことが多い。

そこで自分を律し、小さな戦いを繰り返すことを習慣にできた時に、成果が現れる。
そうして身についた心と体のセルフコントロール力は、
仕事にもプライベートにも発揮される。

・・・のだそうです。
毎日コツコツ何かを続けるのがものすごーく苦手な
筋金入りの三日坊主であるわたしは、己を激しく反省しつつ、
うんうんと共感しながらお話しを伺いました。

実際、仕事ってそうなのです。
何か業務や命令がポーンと降ってきて、ちゃちゃっと片付けて、おわりー!
などという簡単なものはそうありません。
繰り返し繰り返し小さな戦いを乗り越えて、やっと経験や実力がつく。
それをまた繰り返して・・・の連続です。

就職活動にも当てはまりますね。
今日頑張ってES書いたからって、明日必ず選考に通るわけじゃない。
つい、意味ないんじゃないかとか、どうせダメなんじゃないかと
諦める理由を探したくなる自分に勝たなくちゃいけない。

これって、社会人になるための、一人前の人間になるための、
訓練なのかもしれません。

今日もみなさんが、しっかり靴紐を結んで、
えいやっ!と勢いよくドアを開けて一歩を踏み出すことを、
パフはいつでも応援しています。

・・・さて次は、営業活動で毎日しっかりパワーウォーキング中の、高田です!