大事にしているのは「丁寧」であること
2018年3月20日 (火曜日)
こんにちは。
音楽活動をしていた頃のお話…は、伝家の宝刀(もしくはネタに困った時の最後の手段)にとっておこうかな、と思っているので、ここではいずれ少しずつ。
と書いてみて、これは自分で自分のハードルを上げているな…と気付いた大門です。
心しておきます。
ということは、今日は元々考えていたネタがあるわけでして。
仕事をしていても、プライベートでも、よくいろんな方の「文字」を目にします。
ここでいう「文字」は、手書きの文字。
仕事であれば社内のメンバー宛てにメモを残したり、社外の方にお送りするものに一筆添えたり。
プライベートでも友人知人に物をお送りする際にちょっとしたメモを挟んだり。
学生さんであれば、大学や企業宛てに提出するものには意外と手書きするものも多いのではないかと思います。
けれど、「綺麗な字は書けないし…」と諦めている人もまた多く。
私も綺麗な字を書けるかと言われると難しいのですが、意識していることはひとつあります。
それは、「丁寧に字をを書く」こと。
以前、音楽活動の仕事をしながら銀座のとあるお店で販売の仕事をしていた時期がありまして。
遠方のお客様に商品をお送りしたり、メンテナンスでお預かりしたものをお返しする際に、必ずスタッフが手書きの手紙を添えていました。
字の綺麗な先輩方も多く、見よう見まねで私も綺麗な字を書く努力をしましたが、その時に
「綺麗な字に越したことはないけれど、それよりも丁寧に書いたものか、の方が大事」
と上司に教わったのです。丁寧に書いたものか、適当に書いたものかは、相手に見えるから。
直接相対する人ではないからこそ、丁寧に書いたものを添えるように…と。
それからというもの、自分用のメモはさておき、自分以外の人に渡す手書きのものは「人に見られる」ということを意識して、なるべく丁寧に、読みやすいと思ってもらえる字を書こうと努めています。
ちなみに実際に私が書いたものは、釘崎さんの2月15日のブログで少し見ることができます…。
(まさかブログに載せられるとは思ってもいませんでしたが笑)
技術的なことを少しだけ言うと、字が汚いと思っている人でも、ゆっくり書けば丁寧に書いたな、という文字になりやすいです。
逆を言うと、普段綺麗な字を書ける人でも、急いで書く=走り書きだと読みにくい箇所が出てきます。
言われてみれば確かに!という簡単なことですが、意識してみることはなかなか少ないと思うので、もしお時間があれば試してみてください。
と、今回のブログを書くきっかけをくださった吉川さんに次のバトンを渡します。
公開質問のススメ
2018年3月16日 (金曜日)
3月前半は某お客様の仕事で全国行脚中の大岡です。
今期は学内セミナーの動員が総じて落ちているようですね。
あるお客様の情報だと金融人気の低下が顕著だとか。地方国立大学で地銀のブースが埋まらないとか信じられませんね。
合説も3月2週目から動員ガタ落ちだそうです。
2月前半の合説はかなり学生が多かったと聞いたので、インターンを除けば
試験明け〜2月中で応募先精査、3月からは
ちらっと大型合説には行ってみるけど説明会モード、
流れで下旬には選考スタートと言うのが
一般的な流れと言って差し支えなさそうです。
6月選考開始?何それ?ですね笑
インターンからここまでで十分な数の学生に会えている企業様を除けば、ここからの母集団拡大は至難の業ですから、少ない応募学生をいかに大事に育てて行くかがとても重要になってきます。
・説明会や面接への誘導率アップ
・各ステップにおける動機付け
・面接の場における見極めの精度アップ
・最終的な意思決定促進
それぞれ潤沢に母集団があった時とは全く違う感覚で考え直す必要がありますが、結局は丁寧で真摯な姿勢が最後に効いてくると思っています。
今から取り入れられる手法としてオススメなのが、面接の質問を事前に公開するというやり方です。
通常の質問を開示しない面接の場合、多くの学生は「今日は何を聞かれるんだろう?」という不安をかかえて面接に臨みます。
そこで見られるのはその場対応力が中心になってしまい、切り返しがうまくないだけで、準備すればいいパフォーマンスを出せる学生を落としてしまう可能性が高くなります。
予め聞く質問を開示することで、やる気のある学生は正しく準備をし、自信を持って面接に臨めます。
結果、限られた面接の時間で最大限に相互理解を図ることができます。
効果はそれだけにとどまりません。
準備にかけたパワーで学生の真剣度がわかります。
一定質問を固定化することで、評価の平準化と面接官の対応の誤差の修正にもつながります。
選考もしないエントリーシートを残している企業様の多くは、面接で聞くネタ欲しさに実施しているようですので、これで晴れてエントリーシートも廃止できますね!
また、学生の不安を取り除いてあげる施策ですから、採用姿勢において学生に寄り添う企業としてのブランディングにもつながります。
その場対応力が見たければ追加質問をすればいいだけですし、個人的にはいいことづくめで実施しない手はないと思っている施策です。
質問を決める以外は準備も必要ありませんので是非ご検討ください。
明日は自己開示が過ぎる石上です。
二つの「自分」
2018年3月15日 (木曜日)
やってきました、第54回かほログ!
学ばずに無料性格診断テストでやったので本当かわかりませんが、
私は「ISTJ」と出ました…!
性格診断を受けるとき、私は仕事寄りの考え方で受けるのか、
オフの自分の考え方で受けるのか、必要に応じて分けてしまいます。
というのも、オンとオフとで全く思考、手段が異なるからです。
二重人格なのかと問われたら全くそうでないと思うのですが、
とにかく考え方が違います。
「新しい自分を開拓していく方向」と
「今の自分らしさをさらに極める方向」といったイメージです。
仕事のときは前者で、とにかく「自分がどうありたいか」といった
今の自分より高い姿に向かっていかに自分が変わることができるか、
に重きを置いて行動しています。
「変化」なので本来の自分とは比較的逆方向に進んでいるのだと思います。
それが苦であれば無理しないほうが…と思うのですが、
それが楽しくて仕事をしているので、私は自分に合っていると思っています。
一方、オフは後者で、「いかに自分が自分らしくいるのか」に重きを
置いています。人と被ることをしたくない、直感動く、
周りが何と言おうと自己流を貫くといった行動をしています。
どちらかが欠けてしまうと人生がつまらないと考えているので、
私はこの2極化が好きです。
ただ、私の場合あまりにも極端すぎるので、家庭では仕事の話をしません。
性格が合わなすぎて旦那と喧嘩になるので(笑)
という私の脳内の話でした。
お次は大岡さんです!
ワクワクドキドキ
2018年3月13日 (火曜日)
こんにちは!清水です。
小林さん、「さすが」だなんて、ありがとうございます!
「元気」とか「本気」って、私は表に出すのが苦手なタイプです。
…友達に言うと、そんなことない、いつもうるさいくらい元気じゃん、と言われますが(笑)。
私は仕事においては、炎で例えるなら、青い炎でありたいなーと思っています。
実は真っ赤よりも、温度が高くエネルギー量が大きいんですよね。
一見すると冷静で落ち着いた色、でも静かに秘めた熱い想いがあるオトナになりたいです。
さて!就活ナビが解禁して1週間ちょっと。
最近は、朝から夕方は学生と電話をし、
夜は合同説明会の「自己紹介カード」と向き合う毎日です。
そんな私の最近の癒しは、日曜劇場「99.9」!
高視聴率ドラマとしても話題なので、ご覧の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日曜夜のちょっとメランコリックな気持ちを、
毎回法廷シーンでスカッとさせてくれるこのドラマ。
普通の弁護士モノと一線を画すポイントは「小ネタ」の多さなのですが、
何より、制作陣が楽しく仕事してそう!と感じられるところが高視聴率の秘訣だと思います。
随所に散りばめられた小ネタが、まるで視聴者に対するクイズのようで、
スタッフの方々のワクワクドキドキ感が伝わってくるんです。
私は商品・サービスを選ぶとき、そこで働く人やつくり手が
ワクワクしながら楽しく仕事していそうなものを無意識に選んでいる気がします。
働く人・つくり手の、「愛」が感じられるからかもしれません。
社内の仕事もてんこ盛りではありますが…、
来期の職サークル企画も佳境を迎えています。
たくさんの人に選ばれるサービスになるように、
学生さん企業さんはもとより、私自身が
ワクワクドキドキ楽しめる企画にしたいと思います!
お次は、毎日たくさんのお電話掛けをしてくれている牧野さんです☆
元気と本気
2018年3月12日 (月曜日)
こんにちは、コバやんです@
考えてみると、この一年以内で4回目のPCお引越しを迫られています(--;
PCが壊れる前日にスマホも壊れるという事態になったのは
きっと虫の知らせだったのでしょうか。
ありがたいけど、結局どっちも救われていません。。。切ない。
岩崎さんの保育園のお話、笑っちゃうけど
さすがだなぁ、と感心もしてしまいました。
まさか園長先生まで登場してくるとは。
私も見習いたいものです。
—
今日はちょっとカレントな話題から。
また経団連が就活の解禁時期を変更しようとしておりますね。
新卒関連のお仕事をしている私たちにとっては避けられない話題です。
最近の新卒採用では「紳士協定」であった協定も
インターンの加熱化でそれも有名無実となってきました。
そんななかで、この経団連の発表は(あくまで個人的な意見ですが)、
批判的な意見や疑問視される意見が増えてきたけれども
大学側の意見を取り入れて先陣切って解禁日を伸ばした手前
引くに引けなくなってたところを
これ幸いと「オリンピックの年だから」と理由をつけて
何とか逃げてるような印象を持ちました。
まぁ、大事なのは「こうなります」という結果で
それに対して対策を練っていくことが私たちの仕事なので
大人しく経団連や各社の動向を見守っていこうと思います。
学生も企業もWIN-WINになる線引きはなかなか難しいですね。
—
さて、まったく話は代わり、今回もパフ社内の話題から!
現在パフでも新卒採用の真っ最中♪
不思議な選考を物怖じせずやってくる学生は本当にすごいと思います!
でも、その説明会や選考を仕切っている側も
色々な意味で「やり切る」意識がないと務まらないワケで。
本気じゃなければ伝わらない。
そんなパフ採用を先頭で切り盛りしているのが
カカちゃんこと、石上さんで
学生に向けて彼女の元気でハツラツとした声が響くと
パフのイメージがグンっ↑↑↑と伸びる感じがして「さすがだな」って思っています。
石上さんのサスガポイントは電話のときにも発揮されます。
パフのやり手営業マンの平原さんをして
「頑張ってるのに石上より早く電話が取れない」とのこと。
彼女のやる気がちゃんと反映されているエピソードですね。
これは私も含め見習わないといけないと反省です。
自分にも昔は「元気」や「本気」があったのでしょうか?
世間に対して皮肉屋の自分にはちょっと想像もつきませんが
きっと石上さんのようなときもあったかもしれません。
でもいつのまにか「元気」は「落ちついた」に上書きされて
「本気」も見えにくくなってきてしまったように思えます。
社会の仕組みもわかってきて
ともするとなんだかフラットになりがちな30代の人生も
たまには石上さんを見習って「元気」と「本気」で
向き合ってみようかなと最近考えています。
—
それではでは、コバやんのひとりごと、今日はこのへんで。
今回は「さすが」がたくさんでてきましたね(笑)
お次は仕事運びが「サスガ」な清水さんです。よろしくお願いします♪
驚異のスピード対応
2018年3月9日 (金曜日)
就活・採用シーズンが本格スタートし、もう少しすると不合格メールを配信
することも多くなる岩崎です。
以前、諸先輩方がブログで書いていましたが、私たちにとっては100通を1回でも、
学生一人一人にとっては1通が1回。
この意識を忘れずに、これからの時期を過ごしたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・
さて、話はまったく変わりますが。
先日、いつも通り保育園に娘を迎えに行った時のこと。
自我が芽生え、好奇心の塊の2歳児なので、教室から出て廊下を抜けて、
玄関で靴を履いて外に出るまでがものすごく時間がかかるわけです。。。
「靴下履いてー!」「上着着てー!」「靴履いてー!」と何度言っても
進まないのです。。。
その日に限って、「やだー(笑)」とか言って玄関でゴロゴロとしていたら、
娘のズボンがじわじわと濡れていく!!!!!
えっ?!オムツから漏れた?!とお尻を触ると、
なんと、オ ム ツ を 履 い て い な い !!!
急いで床を拭いて、教室へ逆戻り。
さっきバイバイした親子が戻ってきたので、
先生もお友達もきょとんとしていましたが、
「どうやらオムツ履いていなくて…」と伝えると、
その場にいた先生(担任ではない)が、
「えっ?!すみません!○○ちゃんごめんね!!」とすぐトイレへ。
上着から靴下まで総着替えをして、ささっと水洗いまでしてくれました。
予想外の出来事にビックリはしましたが、むしろ着替えが置いてある保育園内で
発覚して良かった…!とすら思いながら、再び帰宅の準備。
玄関で靴を履いていると、早上がりだった担任の先生が着替えを終えてやってきて。
開口一番、「すみませんでした!」と。
きっと対応してくれた先生が、帰り支度をしている担任の先生に
伝えてくれたのでしょう。そのスピード感に驚き。
「大丈夫ですよー!」と答えて、私たちも帰路へ。
無事に帰宅して、夕飯も食べ終わり、お風呂が沸くのを待っていると、園から電話。
なんだろう?と思いながら出てみると、園長先生からでした。
お詫びとなぜそれが起きたかの原因を聞き取りしてくださっていました。
さらなるスピード対応にまたも驚き。
相手は2歳児です。
1対1で接してたって、勝手にやりたいことやるし、言うこと聞きません(涙)
それが保育園の先生となると、1人で何人ものお世話をしなくてはいけないし、
複数の先生が時間帯や役割によって、関わってくださっています。
こんなハプニングが起きてしまうのは仕方がありません。
今は色々な親御さんがいて、
保育園だけでなく先生と呼ばれる立場の方々は大変なので、
こういう対応が求められてしまうのは少し酷なような気もしますが、一方で、
こんな小さな出来事でもきちんとエスカレーションがなされていることは、
園への信頼感・安心感につながりました。
私の仕事もこれからしばらくは気が抜けない状況が続きます。
もちろんミスが起きないように手は尽くしますが、どうしても起きることがあります。
ミスが起きた時、どうしたら影響を最小限にできるか、挽回する施策は何があるか、
それをきちんとエスカレーションしてトラブルを起こさない。
改めてそう強く思える出来事でした。
お次は最近パソコントラブルでお悩み(?)の小林さんです。
サイレントお祈り
2018年3月8日 (木曜日)
働き方改革を勝手に進めた平原です。
田代くん、毎回大層な紹介をありがとう。本当に切羽詰まっているととんでもない時間に仕事していることもありますが、基本いっぱい寝ています。田代くんは寝ずに仕事するタイプなので、心配です。
さて、ものすごくいいブログの後にバトンをもらって何を書こうか悶々としており、就活生が知りたいことって何だろうと「就活生 検索ワード」で検索したところ「サイレントお祈り」という単語が出てきたので、今日はこれについて書いてみようと思います。
サイレントお祈り。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
選考に参加した学生に対し、合格の場合は次選考のご連絡をするけれど、不合格の場合には連絡をしないということに対する揶揄です。「サイレント」は連絡がないこと、「お祈り」は不合格メールに必ずと言っていいほど記載のある「今後のご活躍をお祈りしております」という文言から。
企業がサイレントお祈りにする理由は主に2つです。
1)多量の学生に連絡をしなければならないため、時間を合格の学生に優先して使うために不合格の学生への連絡を省略する
2)採用人数の関係で、いったん評価の高い学生だけ合格にするが、後で人数が足りなくなったときに敗者復活ができるようにあえて不合格のメールを送らない
2は若干学生にもメリットがあるような気もしないでもないですが、やはり最も誠実に対応するならば全員に合格、不合格の連絡をするべきではないかとパフは考えており、お手伝いをする企業様には極力不合格メールの配信もお願いしています。
企業は多数の学生を前にし、ついつい自社のメリットばかりを考えて採用フローを組んでしまいがちですが、対応しているのは一人ひとり感情のある人間です。
せっかくご縁があり自社の選考に乗ってくださったのですから、できる限りの誠意をもって接するのが大人ではないでしょうか。
ということで、パフでは選考に参加してくれたすべての学生に一人ひとり合否の理由を記載したかなり長文のメールをお送りしています。残念ながら人数の関係で次の選考に進んでいただくことができなかった人にも、なるべくなら納得してもらいたい、どこを評価し、どこが足りなかったのかお伝えしたい。そう思って、採用に関わる社員が一人ひとりへ個別のメッセージを書いています。
パフは決して大人数が受けに来てくれる採用ではありませんからこのような方法がとれているのかもしれませんが、例え少人数採用だとしても全員へ対応するとなるとなかなか手間と時間のかかる作業です。不合格の方へは一律メールを送ったほうがずっと楽です。
それでも、就職と採用をあるべき姿にしたいと考えているパフだからこそ、この手間を惜しんではいけないと考え、実施しています。
もしこのブログを見ている人事担当の方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ実践されてみてください。全員が無理でしたら、最終面接の合否だけでもよいかもしれません。
大人が当たり前に若者に向き合う社会を、採用の場面から作っていければうれしいです!
お次は岩崎さんです。
私が考える(株)パフが勝手に働き方改革が進んだ理由
2018年3月7日 (水曜日)
おはようございます。田代です。
保坂さんのバトンを受けて。
確かに、上司が相談しやすい雰囲気を作るって大事ですよね。
基本的に、自分も含め、うちの先輩たちは鬼クソ忙しそうですからね…反省。
さて、そんな鬼クソ忙しいシーズンに突入したパフの働き方について
今日は一筆してみたいと思います。
◆
昨今、何かと話題なっている「働き方改革」ですが、
株式会社パフも、例外ではなく「働き方改革」が起きています。
何かと言いますと、昔に比べて社員が早く帰るようになったんですね。
具体的に申しますと、
・20時過ぎには社員の80%は帰宅。
・22時過ぎまで仕事をしている人はほぼ皆無です。
※もちろん繁忙期や業務過多の日もありますので、遅い時もあります
以前からパフを知っている方からすると、本当に信じられないと思います。
(現に、私も驚いています)
私自身、この会社に入り、13年が経過しますが、
入社してからの7~8年は、毎日自宅に到着するのが、翌日の深夜0時から1時頃。
フジテレビ系列のスポーツニュース「すぽると」を見ながら、
ビール片手に深夜の夕食を食べるのが日課でした。
夜の2時ぐらいに寝て、朝5時過ぎに起きて、会社に行く。
そんな生活を20代はずっと繰り返していました。
あ、土日もよく出社していました。
そんな生活から一転した当社。
ただし「働き方改革」とは言っても、
世の中の会社のムーブメントとはちょっと経路が違います。
だってですよ。
・社長が「うちも働き方改革だぁ」なんて大声を出したこともない。
・プレミアムフライデーは、社内では死語。いや、生まれてもいない。
・早帰りdayとか、みんなで早く帰ろう!とか旗振りをしたことも一切ない。
・有給消化率を上げよう!みたいな取り組みも、これまで実行した試しがない。
ほら、世の中の会社が必死で社内制度やキャンペーンを行い、改革を促しているのに、
うちの会社は、うんともすんとも、音沙汰なしです。
なのに、なぜ、みんな早く帰るようになったのでしょうか??
自分、この事実に対して、すごく興味があって客観視して考えてみました。
◆
私の推測。
働き方改革のキーワードは、
当社の企業理念「世界で、たった一人のあなたのために」。
ここにヒントがあるような気がしています。
つまりこうです。
別にパフ社員のマインドは、昔から何にも変わっていなくて、
変わったのは「世界で、たった一人のあなたのために」の対象が
多様性に富んできたのかなと。
今から10年前。パフが10周年の頃。
会社の平均年齢が20代で、
社員は目の前のお客様のために、ただ我武者羅に働いていました。
まだ結婚している人も少なかったですし、家庭があるわけでもないので、
誰に言われたわけでもなく、ひたすら仕事に没頭していたような気がします。
目の前の「たった一人のあなたのために」は
自分を信じてくれたお客様たちだったのでしょう。
そして今。パフが20周年を迎え、平均年齢が30代を超えた時。
10年前に比べ、家庭を持つ社員も増え、働き方が自ずと多様化してきた。
社員もパワーアップして、
業務処理能力やアウトプットの質が高まり、効率化が進んだ。
交流関係や趣味の時間に費やすメリハリのある生活を営めるようになってきた。
目の前の「たった一人のあなたのために」は、
お客様だけではなく、家族や子供、そして社外の仲間たちなど、多岐に渡るようになった。
まとめるとこうなります。
パフの社員は早く帰るようになった。
でも、決して、帰宅してのんびりしているのではなく、
仕事以外の時間を、家族や仲間、趣味の時間に全力で使うようになった。
ワークライフバランスなんて、バランスを取ろうなんて考えて行動している人は皆無で、
目の前の人を幸せにしたいという、欲張りな人間の集まりだけなんだ。
これは、社内の誰かに言われてそうなったわけでもなく
何事にも全力少年のパフ社員の資質からすると、至極当然の流れだったのかもしれません。
現に、私の同期である平原さんは、日中は全力で仕事をして、
帰宅してからは、旦那さんや子供との時間を全力で楽しみ、妻と母を全うし、
子どもが寝静まったかと思ったら、深夜とんでもない時間にお客様にメールをしている。
すごいやっちゃなぁ~俺は一生かなわない奴だなぁと感心しきりです。
つらつらと書いてしまいましたが、
組織や制度をいくら変えようが、
そこにいる人の意識が変わらない限り、改革なんて無理だと思います。
「働き方改革」という言葉だけ先行していても、ちゃんちゃらおかしいでしょう。
株式会社パフは、
・大前提、IT環境が進み、いつどこにいても仕事ができるため「改革」が進んだ
・公私にわたって全力に取り組みたい社員が多かったから「改革」が進んだ
・目の前の人を全力で幸せにしたいおもてなし精神の強い集団だったから「改革」が進んだ
・とはいっても、ある程度の仕事の処理能力、スキルアップが無いと
早くは帰れないので、仕事はまずまず頑張れる人が多かったから「改革」が進んだ
ということなのかなと自分なりに結論付けてみました。
以上、パフ流・働き方改革の話でした。
就職活動に繋げてお伝えするならば。
仕事を沢山したいとか、休みが取れやすいとか、
企業選び、働き方の基準は色々あると思うんですけどね。
20代、仕事を中心に、何事にも没頭できた人は、
ワークライフバランスなんて
これっぽっちも考えなくても勝手にできるようになりますよ。
要するに、何事にも本気で取り組めや!ということだと思います。
次は「働き方改革」なんて意識すらしていないだろう
スーパーマンの平原さんへブログをトスします。
忙しいけど、忘れてはいけないこと。
2018年3月6日 (火曜日)
お客様にも自分にも、常に問いを投げかけていると、ヨシカワさんには
おっしゃっていただきましたが、「何かを問うこと」は苦手です。
ただ「理想」を常に考えて、それを発信していきたいとは考えています。
時には、お客様には、無茶を言っているな、とも思います。
でも「やります!」と言ってくださるお客様がいると、本当に嬉しくなります。
時には、自分でも、ツラいな、とも思います。
でも「ありがとう!」と言ってくださるお客様や先輩・後輩がいると、本当に嬉しくなります。
そういう中で仕事をさせていただいて、本当に幸せです。
今日のブログは、そんなところで終えたいホサカです。
・・・・・・・・
さて、新入社員研修の話題をヨシカワさんがしていらっしゃり、
私も仕事の基本について考えてみました。
「ホウレンソウ」
報告・連絡・相談ですね。
最近、ちょっとこれ、順番が違うんじゃないかな、と思うことがありました。
良いことなら「報告」で、良いのですが。
悪いことが起こったときは「報告」だと正直遅い・・・。
いや、悪いことが起こってしまったなら速やかに「報告」なのはもちろん大切です。
でも、悪い結果が起こらないように
良い結果を生み出すために、適宜「相談」が重要。
なんて、上司目線で思ってしまうのです。
・・・・・・・・
そして反省するのです。
一番大切なのは、
相談しやすい雰囲気を上司が作るってこと。
自らのタスクにばかりに集中するではなく、
周りに目配せして、声をかける。
また、自分だけでなく、誰にでも相談できる雰囲気を
チーム全体に作ること。
まずは明日から、理想に向けて、まずはMTGで明るい激励。
ひとりひとりに1日1回声がけを徹底すると宣言します!
新入社員研修とあわせて
(マネジメント研修ではなく)上司研修、(リーダー研修ではなくて)先輩社員研修も
検討しなきゃならないですね。ヨシカワさん。
・・・・・・・・
明日のブログは、久しぶりに社内にいたのに、声かけずにごめんね。タシロさん。
次社内にいたら、声がけします!
仕事に理不尽さは必要か
2018年3月5日 (月曜日)
ドタドタ歩くので、自分的には余裕でも周りからは忙しそうに見えてしまいがちな吉川です。いかんですね。心を亡くさないようにせねば!です。
2018年は本当に過ぎるのが早いです。もう3月とはビックリです。
3月は採用シーズンスタートでもありますが、4月の新人受け入れまでカウントダウンが始まる月でもあります。
パフに新入社員が2年連続で入ってくるのは、実に9年ぶりのことです。
中小企業は、相当なマンパワーと相当な工夫をしないとなかなかよい人は採用できない。
中小企業は、業績が安定しないとなかなか新人を受け入れることはできない。
リーマンショック後の厳しい戦いの中でそれを実感する10年を乗り越えて、今年も2名もの新入社員を受け入れられることは、本当に嬉しいです。
で、新人研修、どーしましょーかね。
今、様々な本を読んだり様々な人にヒアリングしたりしながら、今年のプログラムをウンウン言いながらつくっています。
(あ、今ごろそんなこと考えてるのがバレてしまった。阿久根、石河、ゴメンよ)
先日のカカの日記であった「成長に理不尽は必要」という話。
その場に私も居たのですが、その後「本当に大切なのか」ということをさらに考えていました。
プログラム設計のために最近読んでいる書籍「成人発達理論による能力の成長」にもこんなことが書いてありました。
(以下、吉川意訳)
既存の研修など、能力開発には以下の3つの問題点がある。
●単純な作業を延々とさせられるなど、その仕事の意義を見出せないもの。
●研修やトレーニングが、実際の現場とどのようなつながりをもっているか分からないもの。
●取組む本人が自分の性格や能力に合わせた様々なプロセスで課題を達成することを制限されているもの。
この3つが育成される人間のモチベーションダウンにつながり、教育効果が薄れるというのです。
学生が言っていた「理不尽」という言葉を分解した3つのことかな?と興味深く読んでいました。
育成側としてはこの理不尽さをつくらないよう能力開発を設計する必要がある!と学んだ一方で、さらなる疑問が生まれました。
仮に育成される側が、どんな状況に置かれてもこの3つを乗り越えることができれば、それはそれはスゴイ成長するのかな?と。
イベント当日にある学生が言いました。
「『理不尽さが必要』とは、その理不尽さを乗り越えた人にしかいえない」
なぜか頭にずっと残っていた言葉。
きっと彼は、理不尽な状況におかしいと思いながらも、目の前の状況に自分なりの意義を感じ、この経験を次の現場でどう活かそうか考え抜き、与えられた制限ある環境の中でも自分らしいやり方を模索したことで「今後同じようなことが起きても乗り越えらえる」という自信を持てたのかなと思いました。
上で紹介した書籍には、こうも書いてありました。
「成長の本質は、問いに答えるというよりもむしろ、問いを立て続けていくことにあるのだと思います」
さて、「成長には理不尽さが必要か」の答え。
考えれば考えるほどモヤモヤして答えには辿りつきません。
ただ、それをキッカケにいろんなことを考えていくことは、自分や周りの成長につながるのかもしれないとも思えてきました。
とにかく、
今年のパフの新入社員には、早く綺麗な答えが出せる人ではなく、
常に問いを持ち続けられる人になってほしい!
さあ、ゴールは見えました。
理不尽さを自力で乗り越えられる人材になるプログラム。
つくれますかねぇ。頑張ります!
明日は、お客様にも自分にも、常に問いを投げかけているホサカです。