パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

自身の就職活動を振り返る

2016年6月15日 (水曜日)

やってきました、第20回かほログ!

なんともう20回なんですね、このブログ。
思えばもうすぐこのリレー形式のブログを初めて一年が経ちますね。

ブログの内容決めは苦戦するので長いですが(笑)、期間としてはあっというまでした。

さて、本日は自身が就職活動をしていた時代(2年前)のことをふと思い出したので書いてみたいと思います。

6月も中盤に入り、学生からは「この会社で働くことを決めました!」という声「まわりまわってどの企業が自分に合うのかわからなくなりました」という声を聞きます。

私も学生時代、就活の期間が長すぎたこともあり、途中、自分が何を探しているのかわからなくなりました。
※12月に就活開始、1月に内定をいただくも考え、考え、考えすぎ、結局6月まで就職を続けていました。
 4月以降は社会勉強をしようと思っていろんな会社を見学していたのですが、そこで出会ってコロッと気持ちが変わって入社したのがパフでした。

そんな迷走時代、いかに情報を整理するか自分の気持ちを整理するかということが課題でした。

私が通っていた大学はかなり就活支援に力を入れていたので、立派な就活手帳が配布されていたのですが、使わず……。(もったいないですね)

エクセルで就活企業の進捗管理表と企業比較表を作っていました。
エクセルの使い方をわかっていなかったのでクオリティはかなり低いのですが、ふと思い出して今見てみたら面白かったです。

進捗管理表の方は「気になる度合い」「業界」で分類分けをし、「情報を得た日」「説明会日程」「ES締切日」「自身の状況」「その会社で気になるポイント」を一覧化していました。
不合格になった企業、辞退した企業ははグレーアウト。

企業比較表の方は最終選考段階の企業、内定をいただいた企業を並べて企業の基本情報から説明会で聞いた内容、自身が気になるポイントを一覧化していました。
たしかこの表を持ちながら家族会議を開催し、自身の決断を両親に説明した気がします。

基本情報がメインなので自身が持った感想が多く書かれているわけではないのですが、自身が設けた項目や一言コメントを見ていると、当時はこんなこと気にしてたな、親からこんなこと言われてたな、と当時のことを思い出しました。

形式は人それぞれ合うものが違うと思うので、いろんな情報管理方法があっていいのかなと思います。
企業比較表は本当にクオリティが低かったのですが、今思えば決断時に必要不可欠なものであったなと思います。

比較表にまとめていくことで、どの点に引っかかって入社を決められないのか、何に惹かれてその会社を見ているのかといったことが自分の中で見えやすくなるのと、決断した後の自信につながったためです。
※ちなみにこの比較表、パフが一番細かく書いてありました。

今就活を継続している学生の皆さんにも、ぜひ自分なりの方法で構わないので、悔いのない決断をしてほしいなと思います。

お次のブログ担当は佐伯さんです。
お楽しみに!

テレビは時間を浪費する

2016年6月13日 (月曜日)

皆さま。お世話になっております。

海外好き、ぶんしょーです。

自分が海外好きだと思われていることにビックリしました。

海外の話なんてしたことあったかな…笑

 

ところで週末、気になったことを少しばかり。

「盗んだバイクで走り出す…」というフレーズがある名曲、

皆さんもご存じかと思います。

現在、この名曲はあるファッション会社のCMで使用されています。

そのCMの内容は、この名曲をBGMに女優3名がキックベースで走っている。

という見るも爽快なCMです。ただし、このCM。

ある一部の方から、BPOに抗議の問い合わせが来るほどの内容だとか。

 

抗議内容は、「犯罪を助長する」とのこと。

 

 

開いた口が塞がらないとは正にこのことです。

様々な考え方があるのは素晴らしいことですが、

あまりに稚拙だと感じざるを得ませんでした。

確かに、必要・不必要にかかわらず、情報は毎日多量に流れてきます。

その多量に流れてくる情報を、子供はきちんと精査して整理できない。

と大人が不安になる気持ちも、、

まぁ…ノミ以下くらいの大きさでは分かるつもりです。

しかしながら、ホントに精査して整理できないのか?

 

そんな訳ありません。。

私から言わせれば、このCMは犯罪を助長する!!?と

「きちんと」判断された大人がいることの方が、私は不安です。

子供の心配より、貴方が情報を正しく精査して整理しましょう。

とお伝えしたいものです。

 

 

週末のボヤキを一瞬で吹き飛ばし、私は私の価値を高めよう!

と自省した時間でした。

 

明日は、牧野さんです。

お楽しみに!

今日も早く帰って運転したい

2016年6月10日 (金曜日)

こんにちは!「旅=車」がセットになっている?溝渕です。
「別にそうでもないかな」と一瞬思いましたが、よくよく考えて
みると「そうかもしれないな」と思いました。木村さん、ありが
とうございます!

ただでさえ“車の運転”って楽しいものですが、初めての土地、
初めての道を走る楽しみときたら、また格別です。「旅先の現地
で車を借りて運転」という意味では、北は北海道から南は熊本ま
で経験がありますが、「自分の愛車で現地まで行く」という意味
では、北は青森から南は香川ぐらいです。いつか愛車で日本一周
してみたいなぁ・・・それにまだ海外での運転は経験がないので、
次に海外旅行に行く時には現地で運転してみたいですね。国際免
許って意外と簡単に発行できるみたいだし。

いったい何がそんなに楽しいのか、自分でも不思議に思うほどで
すが、一つは「刺激的で新鮮な経験」であるからだと思います。
仕事にも同じことが言えるかもしれません。だからイベントは比
較的好きなのかなと思ってみたり・・・。ただ、(そう感じやす
い仕事と、そう感じにくい仕事があることは事実だと思いますが)
どんなにルーティーンに見える仕事も、それを「刺激的で新鮮」
な仕事に自分の中で変えていくことはできると思うので、そこは
修行ですね。

最近、1日1日は一瞬で過ぎていくのに、1週間前の記憶が遥か
昔の出来事のように感じます。

「もう1日が終わってしまうのか」
「まだ1週間しか経っていないのか」

矛盾した感覚のようですが、前者は忙しさや集中、熱中からくる
感覚、後者は「歳をとるごとに時間の経過が早く感じるのは、毎
日の生活に新鮮味がなくなってくるからだ」という説の裏返しか
らくるものだと自分では解釈しています。

願わくば、いくつになっても刺激的で新鮮な経験を夢中で積み重
ねて、振り返ってみたときにびっくりするぐらいの実力と経験値
を身につけていられるような大人になりたいものです。

さて次回は、「海外好き」という意味では木村さんにも負けない
であろうブンショーこと渡邉です。お楽しみに♪

慣れるということ

2016年6月9日 (木曜日)

こんにちは。旅好き女子(?)の木村です。

国内の温泉めぐり、海外の遺跡めぐり、好きです。
そこにしかない場所に行く、そこでしか見れない景色を見る、
というのはもちろん、その時に起きた出来事・出会いが、
なによりも思い出深いですよね。

田代さんほどのオモシロネタは無いかも。いや、あるかも?
とりあえず「旅運」は良い方ではないか、と思います。
(もともと、運自体良いと思ってますが!)

四国の島では、たまたま地元のおじいちゃんが自転車で島を
ぐるっと一緒に回って案内してくれたり、
スリランカのホテルでは、バーテンダーがこっそり店のお酒を
持ちだしてくれて、英語が分からない中で話をして飲んだり、
メキシコでは飛行機が飛ばなくなって2日間遅れて帰国する
ことになり、開き直ってツアーメンバーと自由行動を楽しんだり。

「その場しかない」と思うと、ささいなことが素敵なものに思えるし、
新しい場所に行くと、五感がとっても研ぎ澄まされますよね。

うん。また旅に行こうと思います。

こう書くと、超アグレッシブ・アクティブな人っぽいかも
しれないですが、私は新しいことに「慣れる」のが苦手です。
五感が研ぎ澄まされるのは、良い面もありますが、
逆に緊張しているということでもある。

そのため「慣れてきたかな」と思えることがあればとても嬉しいですし、
お客様との関係も、安定的な(?)信頼関係が築けると喜びを感じます。

でも、その「慣れ」に安住するのは危険だな、と
ここ数年何度も思う時があります。

分かっているつもり、知っているつもり、慣れているつもり、
○○さんだから大丈夫、言わなくてもわかるよね、、、、
という考え方になったら、結構ヤバい、と思うのです。

慣れてるからいいや、と思ってしまうと、
人も環境も常に変わり続ける、スピード感がある中で、
コミュニケーションすべきところでしなかったり、
分かっているつもり・伝えていたつもりで伝えていなかったりすると、
いつの間にかズレが大きくなっている、ということがありえます。

「慣れ」たとしても、大事なところは外さずに、
五感を研ぎ澄ましながら、過ごしていきたいです。

うん。そのためにも、また旅に行って、刺激を受けてこよう。

お次は、「旅=車」がセットになっていそうなミゾブチくんです

旅をして分かること

2016年6月8日 (水曜日)

こんにちは。田代です。

前述している保坂さんのバトンで「お土産」という話が出て
「何のこっちゃ」だと思いますので
今日は普段あまり話さない自分の話をします。

5月末日。

私は北欧に行く機会がありました。目的は新婚旅行です。

忙しい時期に、お客様や社内の仲間を置いていくことに、
とても申し訳なく、抵抗がありましたが、
休職中の奥様の時間がある今を逃したら一生行けないと思い日本を旅立ちました。

北欧の大自然の素晴らしさをお伝えしても良いのですが、
詳細は「地球の歩き方」を見てもらえれば分かるので、今日は出来事を記載します。

【感心したこと】ご年配の方たちがハンパない

 今回の旅は、旅行会社のツアーで行きました。全26人でしたが、
 若い人は私たち夫婦ぐらいで、ほとんどが50歳以上のシニアの皆様でした。
 80歳以上のおじいちゃん、おばあちゃんもいました。(しかも一人旅)
 
 このツアーは、飛行機10時間、豪華客船で船中泊、登山鉄道、
 ハイキングなどハードワークばかりでしたが
 シニアの皆さんの元気っぷりがすごいのなんの。これには驚かされました。
 高齢化社会と言われて久しい日本ですが、元気過ぎるシニアの皆様を見ると、
 若者も負けられんと強く思いました。

【驚愕したこと】毎日がハプニングだらけ

 <ハプニング1>
  旅の初日。ホテルのチェックインカウンターで
  添乗員さんのキャリーバックがいきなり盗まれました。
  一瞬の隙をついて、プロのスリが取ったのです。
  誰も気付かない一瞬の出来事でした。

 <ハプニング2>
  博物館でガチで警報機がなり、全員外に出されました。
  ノルウェーでは、ムンクの「叫び」でお馴染みの、
  ムンク博物館に行ったのですが、突然、警報機が鳴り出しました。
  ガチです。テロかと思いました。
  どうやら誰かの煙草の煙に反応しただけだったようですが、
  騒然としてドキドキでした。

 <ハプニング3>
  見学予定のデンマークのお城が開場してくれない。
  10時開場の見学予定でしたが、なかなか開かない。
  1時間お城の前で待ち続けました。
  このぐらいは序の口なのでしょうか。
  日本のタイムマネジメントは素晴らしいですよね。

 <ハプニング4>
  トンネル事故で片道通行の大渋滞。トンネル前で2時間立ち往生しました。
  上りと下りの通行を交互に行うため、時間がかかって仕方ない…
  これにはぐったりでした。

 <ハプニング5>
  帰りの飛行機が機長の急病で欠航。日本に帰れないピンチに見舞われる。
  フィンランド空港で、まさかの成田便が欠航。
  同日に名古屋であれば帰れるということで
  北欧から名古屋に帰り、その後、東京に向かい、ようやく家に着きました。
  うん、疲れました。

 
ということで、色々あった旅も終わりました。

奥様と朝から晩まで長い間一緒にいたことがほとんど無いため、
こういう時間も大切だなと感じましたし、
知らない土地に旅立つのは色々な刺激があっていいですね。
時間をくださった社内の皆様にも感謝です。

当たり前の時間や光景も、見る人、感じ方によっていくらでも新鮮になる。
今ある環境が幸せであることも改めて実感する良い時間となりました。

ということで、今日は雑記でした~。

次は、社内随一の旅好き女子・木村さんです!

 

 

 

共通言語

2016年6月7日 (火曜日)

お客様や学生との繋がりは、大切にしたいですね。

社会に出て、より一層、
お互いが何かしらの縁で繋がったからには、いい意味で、
何かを与えあう刺激しあう、そういう仲を続けたいと思うようになっています。

それが社会で生きる意味なのかな、そんな風に思います。

という話で今日のブログを終えたいホサカです、笑。

 

さて、今日はちょっといつもと趣向の違う内容を書こうと思います。

「数字」の話です。

私、算数も数学も苦手。数学は数Ⅰと数Aまでしかやっていません。

でも、仕事をするうえで、
数字という共通言語は便利だな、と思うのです。

言葉でああだ、こうだ、説明するより
「1のファイルを見て」
「3のボタンを押して」
「そのあと、6のファイルにファイリングしてね」
と伝えるだけで、1と3と6は、間違えることはありません。

ビジネスにおいて、数字は重要ということはよく言われることです。
PLもBSも、目標も、統計も。当たり前ながら数字で表現され、
それを押さえることは非常に重要です。

そしてさらによく言われることは、
その数字の意味をしっかり読解することも重要。
数字をどう捉えるか。

当たり前ながら、多角度から数字を読み取ることができ
人によっては捉え方が異なるわけです。

そうすると数字は「1は1」という「共通言語」ではなくなります。

つい、数字で物事を伝えると、
それは自分と同じ理解で相手も捉えてくれるはず。と思いがち。

たとえば、就職活動。

面接で、
「私はゼミで2本の論文を60日かけて和訳したうえで、自分の研究テーマの参考にしています」
と伝えたとします。

ある面接官は「60日もかけたのか」とネガティブに捉えるかもしれませんし。
ある面接官は「1本だけでなく2本も、60日もよく粘り強く取り組んだな」と好意的にとらえてくれるかもしれません。

たとえば、採用活動。

「当社は、売上○億円。10年連続○○という分野ではNO1です」と
 説明したとしましょう。

ある学生の本心を覗くと
「売上○億円のイメージが具体的に持てず、
 業界NO2でもいいので憧れの業界へ行きたい」
なのではないでしょうか・・・。

数字で語れないほうが問題なのですが、
せっかく数字を使ったのに、その数字を共通言語にするための努力がお互いにちょっと足りないと意味がありません。

大切なのは、「数字」というとても正確で便利なものを
しっかり「共通言語」にしていく過程。

面接のケースなら、

面接官側が、
その経験は「大変だった」のか「簡単だったのか」
それは「本人に素養があってのことなのか」「なかったからなのか」
を丁寧にヒアリングしたり。

学生側が、
ほかの人のケースを用いて、もう少しわかりやすく説明したり
する必要もあるかもしれません。

説明会のケースなら、
企業側が、学生がイメージしやすい事例を元に
数字をもっと具体化してあげる必要があると思います。

もちろん、学生ももっとビジネスの数字にアンテナ張ってほしいですけどね。

そのためには
「数字」を嫌がらないこと。
「数字」から逃げないこと。
「数字」と仲良くすること!

さて、私も明日から、そうしたいと思います!

明日のブログは、お土産ありがとう、田代さんです!

答えを言わない

2016年6月6日 (月曜日)

こんにちは、吉川です。
私は、事が起きた時は、すぐに怒りを感じず、15分後、半日後に
「あれ、やっぱり変だよな、おかしい!」と後から怒りが
こみ上げてくる鈍いタイプなので、瞬間沸騰する大岡さんが
うらやましいです。

私が入社2年目の時にお客様だった方で、採用活動をする中で
「もっと日本の若者を自分で考えて決められる人材にするためには
小学生ぐらいからの教育を変えていくべきだ!」と子供向けの
塾事業の運営に転身した方がいます。

今もつながりを持っていて、その方から送られてくるメルマガが
とっても素敵なので、本日はそれを転載します。
*ご本人の許可はいただいています*

———————————————————-
私は、今から10年ほど前に、はじめて塾業界に転身してきました。
それまでは、大手企業で営業、人事をやってきたので、子どもに
勉強を教えるのは、はじめてのこと。

当時勤めたのは、フランチャイズチェーンの個別指導塾でした。

個別指導塾の売りは、集団の授業ではついていけない子に、個別
にわかりやすく丁寧に教えてあげること。

当初は、はじめに研修で教えてもらったマニュアル通りに、生徒
の疑問に、わかりやすく丁寧に説明することを心がけ、アルバイト
講師にもそういう授業をするように指導していました。

生徒:「先生、ここわかんない。教えて!」
先生:「ここ、こうやって、こうやるでしょ。わかった?」
生徒:「うん、よくわかった!」

今の子ども達は、わからないことがあるとすぐ聞いてきて、答え
をすぐに知りたがります。

「ちょっとどうやるか考えてみて~!」と言っても、

「そんなのどうでもいいから答えだけ教えてよ!」

というような子が、とても多いです。

でも、そういう場面に接していてすごく違和感がありました。

「わからない時に、すぐに教えてもらって、本当にこの子の力が
つくんだろうか?」

なぜ、そう思ったのかと言うと、人事で採用担当者として、大学
生に関わっていた時、あるいは新入社員研修で指導をしていた時
の体験からです。

人から言われたことはできるが、自分から考えて行動しようと
しない人がとても多く、

「おいおい、こんなんでこの先本当に大丈夫なのか?」

と思うことがしばしばでした。

そして、子どものこういう状況を見て、

教えれば教えるほど、自分で考えることをしなくなる。
そして、学生時代にずっとこういう習慣を続けて大人になった時
には、全く自分で考えて行動することができなくなる。

と強い危機感を持つようになりました。

じゃあ、どうすればいいのか?

ひとつのヒントとして、我が家の妻と娘との会話を紹介します。

娘:「あ~、めんどくさい。もう勉強わかんない!」

妻:「めんどくさいよね~。どれどれ。」
  (内容を見て)「あ~、昔やったやった!」
  (と言いながら、実は全くわかっていない(笑))

  「これ、どうやってやるんだっけ?」

娘:「これは、こうやって、こうやって…」

妻:「そうそう!そんな感じだったね。
   ちゃんとわかってるんだね。」

というような、やり取りをいつもしているようです。

実際にうちの妻は、学生時代あまり勉強をしてこなかったので、
娘の聞いてくることはほとんどわからないようです。

だから、実際にやっていることは、

①子どもの気持ちを受けとめる

②聞いてあげられる範囲で、ちゃんと聴く

③質問する

たった、これだけです。

でも、こういうやりとりで、思考習慣をつけていけば、自分で
「考える力」や「問題を解決する力」がついてくるのだと思います。

<一歩塾ブログ>
http://www.ippo-juku.com/blog
———————————————————-

学生さんの就職相談に乗るとき。
お客さまの仕事の課題を聞くとき。
後輩たちに仕事指導をするとき。
自分の今後を考えるとき。

自分の経験で答えられそうなときはどうしても答えをすぐに
伝えてしまいがち。

でも長い目で見たらそれは、最終的に相談してくれている
ご本人のためにならないのかもしれません。
誰でもマネできる小手先のテクニックを教えているだけなのかも。

 ■気持ちを受け止める
 ■話を聞く
 ■質問する

これを続けることで、その人にしかできないオリジナルの答えに
近づくのだと思いました。

仕事を通じて、素敵な皆さんと出会い、関係が続いていることに
感謝しつつ、答えをすぐに出すことをやめようと誓いました。

明日は、たくさんの学生さん、企業さんとの関係が続いているホサカです。

自覚なき瞬間湯沸かし器

2016年6月3日 (金曜日)

Facebookとリンクが切れてひっそりといい話が続いてるブログはここですか?

折原の振りに乗る形で今まで属した組織の話を書き始めたんだけど、とても表に出せない文面が出来上がってしまったので出張中の釘崎さんにだけネタで送って、下北でいきつけのしののめで一人飲みながら書き直しです。

パフのみんなは下書きに保存してあるので興味あればどうぞw

 

さて、じゃあ何書くか。

自己紹介その3にしてやろうかと思ったけどこのまま行くと気がついたら1年間くらい自己紹介で終わりそうなのでやめます。

そんな興味深い人間でもないし。

 

自分で言うのもなんですが、攻撃的な見た目に反して基本的に温厚な人間です。

が、許せないことに対して突然ドSな内面が顔を出すことがあります。

 

元々3人兄弟の末っ子、親に「占い師に見てもらったら3人のうち、1人だけ親を喜ばせると言われた。上の2人には泣かされたから」と言われて育った私は人の顔色を見て、人生うまく渡ることに長けていた若い頃、怒ることもなければ本気で喜哀楽を表に出すこともあまりありませんでした。

そんな私の転機は30半ば。30過ぎから6年同棲した5歳年上の女性に、「役者なんだから普段から感情抑えることになれてちゃダメよ。普段心が動かない人間が舞台で心が動くわけがない」と言われ、そうか!とワガママになることにしました。

喜怒哀楽で一番出しやすいのって多分怒ですよね。

ちょっとイラっときた時に抑えずに爆発させる。

普段できなかったことも同棲相手を信用しているからこそできる。

おかげで舞台での感情の起伏の幅は広がった気がします。

結果、彼女は実家に帰りましたけど。

 

それがたまに普段も顔を出すんですよね。

この間、某Mナビの営業に、お客様から受けた相談で、他社事例を調べてくれと伝えたのに一週間経っても連絡がない。

メールで催促して数日経っても返信がない。

業を煮やして電話をしたらその営業、普通に電話に出て、依頼した件どうなったか?と聞いたら、即答で「あ、特にないです」と。

・・・

頭の中でぷちって音がしました。

じゃあ何でそれがわかった時点でそっちから連絡してこなかったのか?

そもそも何も調べずに今適当に答えただけじゃないのか?俺が頼んだ内容言ってみろ。

案の定言えない。

「お前の対応は至極不誠実だ。改善を要求する!」

と伝えて電話を切り、お客様には手立てがないことにあわせて「あの営業替えさせた方がいいです。」と速攻メール。

この間、周りは見えてません。

でも終わった瞬間に通常モードに戻ります。怒りを他に飛び火させたりするようなこともありません。

なのでこの出来事自体忘れてたんですけど6月頭のキックオフで(吉川)安由ちゃんと木村さんに「あの時の大岡さんは怖かった」と言われて、あー聞かれてたのかと。

そういや結構遠くの席にいる釘崎さんや、芳江さんも大岡の声だけ聞こえてくると言っていた。

思いの外広くドSっぷりが知れ渡ってしまったようです。

 

まー人間、我慢は身体に悪いよね。

ということで、こんな感じでやっていきますがみなさん怖がらずにお付き合いください。

ろくでもない営業以外には温厚だと思いますのでf^_^;)

 

明日はこの間お客様と4人で飲んでて、2人で二軒目のバー行ったら妙に佇まいが色っぽくて、何もなかったけど(当たり前)俺がお会計で文句言ってる間に終電飛ばして一緒にタクった安由ちゃんです。

 

 

 

 

晴れた日は、すっかり夏らしくなってきましたね。
夏が待ち遠しい、オリはらです。
 
最近、仕事もプライベートも、今自分には何ができるのか、
何をどのようにしたら自分の糧になるのか、と考える時があります。
 
プライベートについては、シーズンインした草野球でのことがメインになりますが、
やるからには勝ちたい!
だから、自分が打ちたくてしょうがないシーンでもその場の状況を考え、
自分を殺し仲間を活かすことに徹しています。
 
この動き、実は仕事でも通ずるところがあります。組織が活性化するためには、
自分の想いや、やりたいと思っていることを少しだけ
我慢しないといけないこともあると思っています。
 
しっかりとした組織があるから、自分が活かされるわけで、
自分が活かされているから組織も活性化しているわけで、
組織と自分との関係性は、常にwinwinでなくてはいけないと思っています。
その関係性が強固だからこそ、顧客に対しても良いサービスが提供できたり、
ベストパフォーマンスができたり…ということに繋がるわけです。
 
お互いが助け合い、ひとつの目標に向かって進んでいくことでひとつの組織は成り立っていますが、
組織の中のひとりひとりが自覚を持ち、自分の役割を認識し、助け合うことで、
また助けられるということに繋がっていくのだと思います。
 
今の組織で、自分には何ができるのか。何をやらなければならないのか。
色々な課題が目の前に山積しているものの、シンプルに考えて、
実行していくことが必要!
できないとか、向いてないと考える前に
『自分には何ができるのか』をまず先に考え、実行に移していく。
同じ想いを共有する仲間を増やしていく。
それが組織であり、自らが成長するに必要な場所であると思います。
 
明日は、さまざまな組織を経験されていると思う大岡さんです。
 

ゴリラ的読書日記之14

2016年6月1日 (水曜日)

こんちには。14回目となりました。

常々執筆していて思うのですが、この前座が一番筆の進みが悪く、いつも何を書こうか考えて込んでしまいます。

余りに書くことが思い浮かばず、社員のBlogを閲覧し、模倣してしまおうかとDarksideの誘いを覚えるほどです。のこったのこった。

別に前座…要らなくない?という意見も…のこったのこった。

前座が得意そうな人にネタを拝借することをお願いしてみれば…のこったのこった。

Titleを「ゴリラ的読書日記」から「ちゃんこ的どすこい日記」に替えてみれば…のこったのこった。

週中なのに日本酒を頼んでみたら…のこったのこった。

今日も自堕落な性分との悶着がありましたが、何とか前に進みそうです(笑)

 

■帝国データバンク編(2009)『百年続く企業の条件』朝日新聞出版。

■動機:

企業の持続的競争優位は存在するのか。

誰しもが関心を持ちつつも、何処か捉えどころのない、フワッとした印象を受けるテーマではないでしょうか。

私もまさにフワッとする印象を抱いている第一人者であり、関心が人一倍強いが故に多くの書籍を読み漁りましたが、読めば読むほどフワフワしてきてしまい、大気圏突入直前で読むことを意識して止めた、そんな経緯がございます。

理由は単純で、読んでいて楽、で何となく得た気持ちになる。でも本質を掴まえていない気を片隅で覚え、実践しようという気になれない。結果、無味乾燥な時間が流れる。やめよ、といった按配です。

未だに本質は何処ぞにあるのか皆目見当もつかない次第ですが、直感的にこの本のTitleを目にした時に、そのヒントになると感じ、購入を決めました。

何故ならこの本の中には「事実」しか記載されていないだろうと思ったからです。

■所感:

皆さんは「老舗」と聞くと何を連想しますか。

職人気質。

揺るぎない伝統。

確固たる技術。

究極のニッチャー、などなど。

私はどちらかというと、上述のようなフワッと系の印象を今までは老舗に対し抱いていました。

この本ではそのような解釈からは一線を画し、ゴリゴリに老舗2,000社近くを集め、財務分析をドンとしてしまいました。夢の無い…でも非常に興味深い分析でした。

結論は本書に譲り、印象的な「事実」を一つだけ。

老舗の特徴を一言で表すと…「売上高経常利益率の際立った高さ」にある、とのことです(売上高営業利益率は全業種平均とさほど変わらない)。

すなわち「老舗は保有株式や土地・建物などの蓄積した資産を活用して、本業外で儲けを恒常的に出している」可能性があるとの仮説です。

私(達)は上述したフワッと系の要因が作用して、持続的競争優位を生み、結果的に生き残っていると老舗に対して勝手な印象を抱いてしまいがちです。勿論それは誤りではなく、多分にそれも一部には該当するやもと思いますが、本質は本業における収支が多少グラついたところで、営業外からの恒常的な儲けが充分にカバーしてくれる。だからこそ本業に集中できる。そして今に至る、が「真実」に近しいのではないのでしょうか。

何だかピ●ティが登場してしまいそうな勢いですね。結局はカネかいな、と。

でも冷静に考えてみて、至極当然のことに思えます。幻想を抱くことは個々の自由ですが、現実とは単純な仕組みで構築されているのかもしれません。老舗って、奥深い。

■おススメ本

野村進(2006)『千年、働いてきました-老舗企業大国ニッポン』角川グループパブリッシング。

関満博(2012)『10,000社歩いた到達点 見つけた!最高の経営戦略』日経BP社。

リタ・マグレイス(2014)『競争優位の終焉』日本経済新聞出版社。