ゴリラ的読書日記之4
2015年11月20日 (金曜日)
こんにちは。いつも味気なく開始してしまうので、最近よく観るドラマの話を..
『下町ロケット』
原作を読んでいないので感想を述べる立場ではないのですが、一言に、いい。
こんなこと…実際には無いよね…と斜に構えて観てしまう自分もいるのですが、観終わった時はいつも非合理的な意思決定の威力について考えさせられます。恐らく、プライドにも大別して2種類あり、滅多にお目にかかれない高尚なもの、そして多くの場合の卑猥なもの。自分自身をも否定してしまいかねないのですが、卑猥なプライドを隠すために合理的な思考を働かせている可能性もあります。敢えて非合理を選択する勇気、そして背後に隠し持つ高尚なプライド。人を内発的に動かすにはこの力が求められるのかもしれないと思う、今日この頃です。
ではいつものように…
■橘木俊詔(2015)『日本人と経済 労働・生活の視点から』東洋経済新報社。
■動機:単純に私自身が橘木先生のファンであるためです。帯には「橘木経済学の集大成!」と書いてあり、これを買わな何を買う…と思い即決。ご存知の方も多いかと思うのですが、橘木先生は労働経済学の大家であり、1998年に世に出た『日本の経済格差』(岩波新書)は高度経済成長を終え、日本国民皆が「豊か」になったという幻想を見事に看破し、後の政策に対し強い影響を与えた、最早古典とも云うべき名著です。私自身も同書を拝読し、労働経済の世界に対し強い関心を抱くきっかけとなりました。
■所感:集大成と謳われているだけあって、背景に格差、雇用、そして教育に対する問題意識が一貫して流れていますが、基本は多角的。戦前に始まり、戦後、高度成長期、バブル期、失われた20年、と順を追って日本経済の姿をありありと描写しています。自分がその中でも一番印象的だったのが、先生が提唱している「定常社会」の姿について。人口減少社会に入り、日本の労働者の総数がマイナスに転じる中で、成長率○○%を目指すという主張は、外圧の結果そのように云わされているだけであり、恐らく達成は困難である。であるならば0%成長を目指す。すなわち定常化した社会を目指すために経済がすべきことは何かを皆が真剣に考える時期にきているとの主張でした(当然、移民受け入れや一層の女性、もしくは高齢者労働力の活用、更には国民の総体での生産性を向上させるための教育格差の是正、イノベーションの促進などといった意見も考慮に入れた上で、それでも尚、の話です)。自分に置き換えてみて、確かにマイナス成長は自身の所得の減少、生活水準の低下に繋がる事態であり、それを受け入れることには中々覚悟のいることだと思います。間違いなく、殆どの国民もそれを受け入れることには拒絶反応を示すでしょうし、それを国が強制し始めたら……話しが別の方向にズレてしまいそうなのでここで止めますが、現実的ではないことは明確です。であるならば、水準を下げずに、現状維持を受け入れる。そのためのやるべきことをやる。仮に時間が余る人は充実した余暇の過ごし方を模索し、実践する。各々にとってのステレオタイプでない新しい形の幸福の姿を定義付ける作業が我々には求められているのかもしれません。…でもこのままだと増え続けていく(国の)借金はどうするの??お先真っ暗に視える社会保障は??などといった意見に対しても橘木先生は明瞭に解を示しています。関心が有る方は是非!!
■推薦書:
・橘木俊詔(1998)『日本の経済格差 所得と資産から考える』岩波新書。
・橘木俊詔他(2009)『教育と格差 なぜ人はブランド校を目指すのか』日本評論社。
・橘木俊詔(2013)『「幸せ」の経済学』岩波現代全書。
次回はPuffの男衆の支柱、折原兄貴の初登場です。自分も楽しみです。
迷い
2015年11月19日 (木曜日)
やってきました、第九回かほログ!
先日、とある企業様へ訪問した際のこと。
帰り際、「ありがとうございました!」とご挨拶してからエレベーターに乗り込みました。
なんとなく、行きに乗ったエレベーターとは違う雰囲気。
何が違うのかなーなんて考えながら下へと降りました。
フロアへ着くと、一階であるはずなのにとても狭い空間に出てしまい、出口も見当たりませんでした。
「あれ?この建物って一階が出口ではないのかな?」
「もしくはここは一階ではないのかな?」などと色々考えてみたのですがよくわからず。
ただ、耳を澄ましてみると壁の向こう側は明らかに一階の雰囲気なのです。
(入口の扉の開閉音であったり、警備員さんの声であったり。)
壁には扉がついていたのですが、鍵がかかっており開きませんでした。
すぐそこにゴールがあるのになんて遠いんだろう…と思いました。
不審なくらいウロウロしたのち、たまたま通りかかった方に「この建物の出口はどこですか…?」という間抜けな質問をすることにより脱出することができました。
そして真相は、清掃員の方が使用する業務用エレベーターを使用してしまったために建物の裏通路に出てしまった、というものでした。
というどうでもよい話なのですが…、自身の現状に似た部分があるなと思いまして。
大枠で何を目指していて、そのための今の目標は何で、というところは明確であるはずなのに、
そこまでの間には大きな壁と鍵のかかった扉があって。
まだまだ模索しながらの毎日ですが、模索してばかりもいられず、到達せねば変えられない部分もあり、葛藤です。
とりとめのない文になってしまいました……。
お次のブログ担当は佐伯さんです。
お楽しみに!
知らない怖さ
2015年11月17日 (火曜日)
こんにちは! 溝渕さんだけでなく、他のパフ社員にすら名前を間違われる
渡「邉」こと、ぶんしょーです。笑 まぁ細かいことなんですけどね。。 渡邊ではなく、渡「邉」の方のワタナベです。 改めまして、宜しくお願い致します。笑
今回はサクッと短めにいきます。
最後に人を動かすのは「危機感」だとよく言われます。
このままだとダメだ!
と心から思えて、かつ改善の行動を継続できて初めて、
やっとその人の本領が発揮されるのでしょう。
若輩者ながら私も、特に最近は非常に危機感を感じております。
言うのは易しなので、今後自分が変わっていかなければ、
ただ危機感を口にしただけの阿呆です。
長友佑都の著書「上昇思考」を思い出し、
前向きに歩もう!と気を引き締めなおした今日この頃でした。
全然関係ない話ですが、最近で一番感情を動かされたと言えば、
三谷幸喜監督映画「ギャラクシー街道」。
いつぞやの休日に観に行きましたが、ハッキリ言って
クソみたいな映画でしたね。笑
あまりの退屈さに寝ちゃいましたし。
別に映画評論家でも趣味が映画鑑賞とかでもないので滅多なことは
言えないですが、とりあえず、素晴らしくツマラナカッタです。笑
怖い物みたさで観る分には良いのではないでしょうか。
間違いなくお金を払って観るものではないですね。
ちなみに、長友佑都「上昇思考」はオススメです。
私は好きです。
明日は、
クソみたいな映画でもキチンと批評をしてくれそうな牧野さんです。
百webは一見にしかず
2015年11月16日 (月曜日)
こんにちは。いつでもまっすぐ(笑)溝渕です。
でもドライブコースは九十九折が良いな!
先週末、僕は東京モーターショーに行ってきました。
散々車好きを公言しているくせに、直接足を運ぶのは人生初です。
というのも、今の時代、web上でいくらでも展示車両の写真が見ら
れるので、興味はあったものの、わざわざ人ごみの中に飛び込むよ
うなマネをしようとは思えず、敬遠してきたのです。
ところが先日、くだんTalk Nightの帰り際に、パイオニアのKさん
のおかげで、思いがけずチケットを手に入れてしまった僕・・・。
これはもう、行くしかねぇ!Kさんありがとうございます!!
こちらがそのチケット。パイオニアのKさんがゴニョゴニョして
くださったことは、絶対に内緒なのだ。
さて、当日はマイナビのイベントがあったため、14:30に新宿の
会場を飛び出して、急いで東京ビッグサイトへ。
その日は今年のモーターショーの最終日、しかも天候は雨。
にも関わらず、駅前からすでにものすごい人だかりです。
「すげぇ、やっぱみんな車好きなんだな!」
日本国民の大半が車好きなんだと勘違いしそうになる盛況ぶりです。
やってきましたビッグサイト!テンションMAX!
入口近くのブースはこんな感じ。大盛況!
会場内に入ってからは、まさに夢のような時間でした。あっちを見て
も、こっちを見ても最新車両。写真で見たことはあっても、実車を見
るのはこれが初めてという車ばかりで、終始ニヤニヤしてしまいます。
お目当ての車とご対面した時には、まるで時間が止まってしまったか
のようで、どれだけ周りに大勢の人がいようとも、そこはもう僕と車
だけの世界です。「・・・やっと、会えたね♡」
会場にはパフのお客様も多数出展されていました。
横浜ゴムさんのブース。フォーミュラマシンがかっこいい!
ケーヒンさんのブース。ビジネスマンの姿が特に多かった。
KYBさんのブース。ショックアブソーバの効果を体験できる。
出たあ!パイオニアさんのブースだぁ。Kさ~ん!
シミュレーターで最新技術を体験できる。僕が到着したときには、
残念ながら予約でいっぱいだった。
日曜日は18:00で閉館してしまうため、僕が会場入りしてからの時間で
はとても時間が足りず、ずっと早歩きでサクサク見て回るしかありませ
んでした。次回はぜひ、朝一から来ようと思います。
よく学生に、「webだけで満足せずに、生の情報をたくさん集めよう」と
言っていますが、「自分こそ全然わかってなかったな」と反省しました。
直接足を運んでみて、初めてわかることがある。五感で感じることの大切
さを改めて感じた週末でした。Kさん、本当にありがとうございました!
余談ですが、興奮冷めやらぬまま帰宅した僕を、セリカはいつものように
出迎えてくれました。改めて思う。やっぱり、俺にはおまえが一番!
セリカ、愛してるよセリカ!
次回は、モーターショーは車よりもコンパニオン!なブンショーこと渡邊です。
お楽しみに♪
自分でツールの道を選んでいないか
2015年11月13日 (金曜日)
こんにちは、秘密は特にないけれど自分のこと聞かれないと話さないまんまの
コバやん@目指せ育パパ です♪(^-’)b
今月はじめに無事こどもが誕生して嬉しさいっぱいです(元気なおとこのこです!)
でも早速ホサカさんから「コバやん、顔がつかれてるね…」と
早々に突っ込まれてしまいました。。
出産はおかあさんにとっても、おとうさんにとっても
かなり体力と気力を使うものと身をもって知りました。
育児の秘訣は誰かに教えてほしいところです。
妻とこどもが関東に戻ってくるのは年明け。
まだまださみしい日が続きますが、今日もブログを更新です@
—
■10月24日放送 NHK総合
【NHKスペシャル】私たちのこれから #雇用激変~あなたの暮らしを守るには~
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586731/index.html
→こちらのサイトで内容を詳しく紹介していました。
http://datazoo.jp/tv/NHK%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB/902990
残念ながら私はリアルタイムで見ておらず
その後のニュースサイトなどの話題でフムフムと内容を読んでいました。
非正規雇用の話を中心に議論がなされていた回だったようでして
ネットでも注目を集めていましたが
カルビー会長・松本晃氏の「全部正社員にしたらいい」発言に
私もおぉ、と声をもらしてしまいました。
ただ松本氏の発言について言えば、私は
「従業員はただのツールではない。
会社はお客さんへの責任があるが
次は従業員とその家族に対して責任がある」
の言葉に考えさせられました。
私は経営者ではないので本当のところは分かりませんが
会社のてっぺんに立つ方たちはちゃんと顧客と社員への責任を
常に胸にしまって会社の業績や経営を見つめているものと思っています。
パフのなかでも待遇や制度について改善が進められていますので
会社が社員のために何かしてくれているという実感もあります。
ただ、今度は「社員」として自分の立場を見直すと
さてどうだろうか、と思ってしまうんですよね。
幸い私はパフで正社員として仕事を任されていますが
ちゃんと会社と他の社員へと還元できているのかと。
平原さんの資生堂ショックのブログでも述べていらっしゃいますが
自分の責任を全うして、初めて企業も社員も
WIN-WINになれるのではないかと私も思います。
自分の価値を自分でつぶして、ただの道具として仕事をしていくには
残念ながら私自身の耐用年数じゃ短いかな(^^;
そんな仕事の仕方では何をするにもつまらなく感じてしまいそうです。
新しい気持ちで自分をリフレッシュ、リファインさせながら
ちゃんと自分が歩いていく道を責任を持って進んでいきたいものです。
—
今週はすこし短めですみませんが
こんなところでコバやんのひとりごと、今日はここまでです@
次回はいつでもまっすぐ!溝渕くんです。
物事がスムーズにいく秘訣
2015年11月12日 (木曜日)
こんにちは、パフの木村です。
バリキャリ女子というイメージは自分で持っていませんが、
周りから見たら、そうなのでしょうか……?
バリキャリ女子ではなく、ユルキャラ女子がいいです!
さて。
最近、おかげさまで「充実し過ぎる日々」を過ごしています。
営業活動を中心に、あれも、これも、それも……と、
たくさんやりたいことがあるので、しっかり管理しないと!と
自分に言い聞かせて過ごしています。
私が、入社2~3年目のころ。
営業で訪問させていただいたお客様に、
「色々あるタスクやTODOを、どうしたらスムーズに
進められるのでしょうか?」と相談したことがあります。
その方には1~2回お会いしただけの段階でしたが、
お仕事をサクサクこなしているイメージがあったので、
何かヒントが得られないか……と思ったのでしょう。
その方の回答は、
「自分がやりたくない事や、後回しにしたい事こそ、
早い時間に、午前中のうちに手を付ける、かな!」
「やりたくないと思う事はあるし、後回しにしたい事もあるけど、
そういったものこそ、ズルズル引きずってしまうし、早くやって
おけば良かった、と後悔することが多い。
だからこそ、まず先にやってしまうかな。
気が楽になるし、午前中に進めてしまうとスッキリするし、
いろんなことがスムーズに回るようになるよ!」
というものでした。
その方があまりにケロっと「本当にスムーズだよ!」と
お話されているので、その頃、億劫になりがちだった
「新規テレアポ」を、朝から取り組んでみました。
すると、朝から集中できたり、アポイントがすぐ取れたり、
逃げずにやりきった、という達成感があったり……。
「爽快感」があったことを、今でも強く覚えています。
いまだに、タスクの優先順位づけに失敗することもあるし、
後回しにしたいと思ってしまうこともあるのですが、
たいてい物事がスムーズに行くときは、
後回しにしたいことに、率先して取り組めている時だと思います。
(スムーズに行っていない時は、後手になっていることが多いです)
早めに取り組む、集中して取り組む、逃げずにやりきる。
これを繰り返していくことで、気持ちと行動の両輪が
前に回転しはじめ、勢いが出てくるのでしょう。
教えていただいた秘訣を、ことあるごとに思い出している日々ですが、
本日もスムーズに過ごせるように、踏ん張っていきます!
お次は、秘訣も秘密も、たくさんありそうなコバやんさんです。
資生堂ショックから思うこと
2015年11月11日 (水曜日)
こんにちは、下町ロケットはまだ読んだことがない平原です。
もっぱらちはやふるにはまっております。
さて、先日資生堂が時短勤務社員に対しても通常ノルマを課す、という制度改革が資生堂ショックとして話題になりました。この制度の良し悪しはともかくとして、私がこのニュースを聞いて思うことは、どんな制度、働き方で働いていたとしても、もらっている給料に見合った仕事をしなければならないということ。フルタイムではありますが、ほぼ残業なしで働かせてもらっている今の私にとっては、背筋が伸びるニュースでした。
会社が大きければ大きいほど、「給料は自動的に入ってくるもの」と思ってしまいがちですが、まぎれもなく現場が稼いだ分からしかお給料は支払われません。自分が現場にいる社員ならば、その計算はすぐにできるはず。自分の給料+社会保険等の会社負担+オフィスや広告費などの経費一人分 の粗利益を最低自分で稼いでいないと、その時点で自分はお荷物です。私が新入社員の頃は社員ほぼ全員が営業だったため、この計算が常に目の前にあり、入社後半年間新規受注が取れなった同期のタシロは先輩から「給料泥棒」と怒られた、というエピソードがあります。(これは現在制作中のパフの採用HPに掲載する予定のネタですが)。こんなフレーズを聞くとものすごくブラックな会社に聞こえるかもしれませんし、今のパフだったら使わない言葉ですが、当時は全員が20代の社員。せめて自分の給料分は自分で売らないと、その分の負担がほかの社員にかかるのは火を見るよりも明らかでした。
この感覚、すごく大切だなと思っています。今私は営業の最前線ではないため、直接の利益につながらない仕事もしています。その付加価値も含めて、自分は自分の給料以上の仕事ができているのか、常に自己反省をしなければいけないし、きっと足りていないと思います。そのソリューションは「時間外も働く」ということではなく、時間内により付加価値の高い仕事をする、一つひとつの仕事のスピードとクオリティをあげる、利益に直結する仕事を自分で作り出す、ということではないかと思っています。
育児などで限られた時間しか使えない人はたくさんいると思いますが、私も含め何よりも本人が数字にシビアでいるということが、周りでサポートしてくれている人たちへの最低限の礼儀だと思います。
そんなことを思って、書いて、今日も自分で自分の首を絞めてしまった平原でした。
次は(今のところ)バリキャリ女子のキムラさんです。
山の手ロケット
2015年11月10日 (火曜日)
こんにちは。朝が早くても朝ご飯はちゃんと食べている田代です。
最近、何かと話題の「下町ロケット」を題材に
今日は一筆したいと思います。
言わずもがなですが、
この物語は、精密機械製造業の中小企業・佃製作所を中心に動く
中小企業サクセスストーリーとして、小説やテレビドラマを通じて
多くのサラリーマンに夢と希望を与えています。
(仕事をしていましても、話題に出てきますね)
この物語は、大企業・帝国重工との対決という構図で描かれ、
巨大権力に負けない勧善懲悪の内容になっていますが
今回は、池上彰さん的発想(物事を両面で考える)で捉えてみたいと思います。
それは、帝国重工もすごい企業じゃないか、ということです。
そもそも、宇宙航空関連事業「スターダスト計画」を掲げられるのは
帝国重工だからこそできることであり、
このようなダイナミックな話が出ていなければ、
佃製作所にスポットライトが当たることは無かったと思います。
また、豊富な資金と社員を活かせるのもスケールの大きい帝国重工ならでは!
どうしても部隊の演出上、帝国重工は悪の組織のように穿って見えてしまいますが、
其々の社員が自分のミッションに忠実であり、
仕事にプライドを持っていることは、丁寧に物語を見ていると間違いないと感じました。
願わくばスピンアウト企画で、逆の立場で描かれた物語を見てみたい!
帝国重工にも、苦悩と充実感、それぞれの社員の思いは必ずあるからです。
一方通行の視点ではなく多面的に自分の置かれている立場を考えたい。
自分たちが正しいと思いこまないようにしたい。
そんなことを考えさせられるのでした。
次は、平原さんのブログです。
経済の原点
2015年11月9日 (月曜日)
朝ごはん、めったに作ることがなく、週末は目玉焼きを作ろうかと思う、
予定は未定のホサカです笑
さて、本日の写真はこちら。
職サークルでは、100×10チャレンジのほかに、いくつか講座やイベントを実施しています。プロフェッショナル“出前”講座(ビジネス・経済編)はそのひとつ。
日本経済新聞社の元記者の方が、
経済とビジネスの講義、また記者の視点での「文章を書く」アドバイスをしてくださる講座です。
何度かこの講義を拝見しているのですが、印象に残っていることが2つ。
ひとつは、講義に参加した学生の多く(8割程度)が
「ビジネスとか経済とかによい印象を持っていない」と手を挙げることです。
昔、後輩も言っていました。
なんだか、営業とか、お金をもらうとか、
売りつけているようで、悪いナって思う。と。
もうひとつは、講義の中での「経済の原点」の話。
経済の原点は『物々交換』であり『助け合い』であると。
そして、この話を聞くと、学生たちが
「あ、経済って悪い活動じゃないんだ、そりゃそうだよな」
「世の中に価値を与える活動でなければ、ビジネスは成り立たないんだよね」
とふと気づくのです。
十数年も働いていると、ビジネスの仕組みやお金を稼ぐ(ストレートに言うとですね)ことが、面白く興味深いと思って、私は日々働いていますが、
シンプルに、経済とビジネスの素敵さを思い出させてくれる講座なのです。
日経のMさん、いつもありがとうございます!
さて、お次は、朝早すぎて朝食を食べているのかわからないタシロさんです。
家族の存在
2015年11月6日 (金曜日)
みなさん、こんにちは。ヨシカワです。
我が家では、どんなに遅くに帰ってこようと、どんなに朝早く家を出ない
といけないときでも、必ず夫婦で「朝ごはんを食べる」という暗黙のルール
があります。
(朝ごはんを作るのは当番制で、私は水、木、金、を担当しています)
なぜか私の実家でもそのようなルールがありました。
「どんなに忙しくても、寝坊しても、一口でも朝ごはんを食べること」
聞くと、旦那の家でも同じように毎日朝ごはんを家族全員で食べていたそうです。
1)朝からキリッとして、よい生活リズムがスタートできる
2)朝から重たい仕事にも耐えられる力がつく
3)ご飯を食べながらの何気ない会話で笑顔になると「この人と共に生きているな」と実感する
昔よく両親から「テレビを見て食べない!」「下をむいて食べない!」と叱れましたが
きっと「3」の実感を大切にしてほしいと思っていたからなのかな、と最近よく思います。
先日、社員の田代と「家族とは何か」を話をしていて、
「血のつながりよりご飯を一緒に食べているかどうかだよね」などと話をしていたことも思い出しました。
家族の顔を毎日見ながら「この人たちのために働こう!」と気合を入れている
全国のお父さん・お母さんは多いはず。
こんな気持ちをもっと世の若者に伝えていこう、と改めて思う11月の朝でした。
(※きっとこのブログを毎日チェックしている父からは、
「夜まで仕事してないで、飲んだくれてないで、早く帰って夕飯もつくれ!
主婦なのに朝ご飯も当番制なんてひどい!」と怒られると思いますが、
今日はその件は気にしないことにします)
では本日も、朝ごはんを食べて行ってきます!(釘さん日記風)