独眼竜の居城
2016年9月26日 (月曜日)
みなさんこんにちは!
ぜ~んぜん怖くない清水です(笑)
確かに学生時代から(特に女子から)、
「まりちゃんは怖いと思った…(>_<)」と言われていた気がします。。
知らないおばあちゃんやお子さんには電車の中でさえ話かけられるのに…(笑)
同年代に怖がられる理由、どなたか教えてくださいw
さて、私はこの連休に、仙台に行って参りました!
誕生日ということもあって、わがまま!気まま!な旅で
気になっていた場所に行き、たくさん食べてたくさん呑んできました。。
色々と訪れた中でも大感動だったのが、青葉(仙台)城です。
かの有名な戦国時代後期の大名、伊達政宗が築城。
徳川家康の警戒を避け、あえて天守閣を持たないお城ですが
段丘と渓谷の崖を利用した天然要塞は圧巻で、
一度も戦火の被害に遭わなかったことも納得でした。
残念ながら第二次大戦の仙台空襲でほぼ焼失してしまったために
現在はその跡しかありませんが、そこからは仙台の街が一望でき
これなら天守閣がなくても十分だなーと感じるほど
素晴らしい景色が広がっていました。
そんな青葉城、私の一番の感動ポイントは『石垣』でした。
2011年3月11日の東日本大震災によって大きな被害を受けましたが
4年の歳月をかけ、現在は「落ちない城」に相応しい壮大な石垣が復元されています。
驚くべきは、復旧の仕方。
・崩れ落ちた約6600石すべてを崩れる前の写真と見比べ、元の場所を特定
・石工さん2~3名で、手作業で積みなおし
・原則として江戸時代の工法で修復!
江戸時代の工法を使ったのは、文化財としての価値を守るためだそうです。
新しく造ったのでは?と思うほど見事な石垣に、
てっきり最新技術を用いたのだと勘違いしていた私は、
本当に驚いて、写真を山ほど撮りました(笑)。
皆さまご出張等で仙台へ行かれた際はぜひ、
今一度、青葉城の見事な石垣をご覧くださいませ!!
さて次回は、
連休中はどこにお出かけしたのでしょう?
ぶんしょーさんです!
お疲れ様会
2016年9月23日 (金曜日)
こんにちは!溝渕です。
就職について特に反対はされませんでしたが、未だに心配は常に
されています。この前もこのブログで学生時代のバイトの話をし
たら「あんた未だにバイトしよんな!?」と母親から電話がかかっ
てきましたw
さて、水曜日は社内の飲み会がありました。サービス納品チーム
の打ち上げです。主に17採用のアウトソーシング業務について、
ハイシーズンを乗り切って、今年もお疲れ様ということでお互い
の労をねぎらう会です。
今は日中キーカンパニー社にいることが多い折原や、契約社員の
奥様方と十数名での飲み会です。普段このメンバーで飲みに行く
機会は滅多にないので、僕としては新鮮な気持ちで、とても楽し
い時間を過ごしました。
そして、現在産休中の岩崎の弟で、契約社員として約6年間パフ
を支えてくれたシンヤくんが、正社員としての就職先が決まり、
みんなでお祝いしたのでした。
社歴も年齢も少し上で、僕にとっては近所のお兄さん的な存在の
シンヤくんですが、なんと丁度その日が正式な入社日とのことで、
これ以上ないタイミングでの吉報でした。さすが、持ってますね!
当日一番の話題は、一緒に仕事をしていて一番こわい人w
社内で長い時間一緒に仕事をしているといろいろなコミュニケー
ションが発生しますが、それぞれ思うところはたくさんあり、大
いに盛り上がりました。シンヤくん、また飲みに行きましょう!
さて次回は、実は一番こわいかも?清水です。お楽しみに♪
就活に対する親の不安を解消するには
2016年9月21日 (水曜日)
やってきました、第26回かほログ!
本日は変則的に横山がブログ担当です。
さて、最近実家に帰ると、必ず父が私に聞いてくることがあります。
「○○(妹)はどこに就職するんだ?」と。
父の方が妹と暮らしているはずなのに(笑)そして今妹は三年生なのですが、本格的に就活が始まっていません。
考えていることを何でも言ってしまう私とは対照的に、考えを外に発しない所謂現代っ子な妹。
父の問いかけは、就活を始めているのかという行動面よりも、妹がきちんと将来を考えているのかわからないという不安なのだと思います。
私にとっては父がそれを気にしていることが衝撃的でした。これまで私たちの進路も将来も、何も口出ししてこなかった父なので。
きっと相当不安なのでしょう。
話は少し逸れますが、採用を担当されている方のお話からも、ちらほら「親御さんの反対で内定辞退」という声を耳にします。
中には断り文句もあるかと思いますが、多くはその学生がその会社に入社を決めたとしても、親を納得させるほどの理由を話せなかったのではないかと思います。
親御さんの一言はやはり大きいです。その一言で選択が左右されることもあります。
そこで企業側ができることは何なのでしょうか。
考えを発することがなかなかない学生が多いからこそ、自身の将来をどう考え、その企業をどう捉え、なぜそこに決めたのかを親御さんに話せるレベルまでに一緒に整理してあげることなのではないかと思います。
もちろんご本人の意思が大事なので、誘導ではなく本人の想いを引き出すスタイルで。
お次のブログ担当は溝渕さんです。
お楽しみに!
変化を感じる9月
2016年9月20日 (火曜日)
おはようございます。3連休は外出続きの田代です。
9月は異動の季節。
ここ最近、私の身の回りでも転勤をする友人・知人、お客様が増えています。
先日、プライベートで活動するソフトボールチームのメンバーが
一時的に海外へ行くということで、壮行会を行いました。
そこで感じたことは、
定期的な変化の大切さ、振り返る機会を設けることの重要性です。
人間という動物は非常に飽き性なので、
良いことをしていても定期的にモデルチェンジをしていかないと退屈してしまいます。
仕事もプライベートもしかり、夫婦や友人などの人間関係もしかり。
一方で、新しいことをするのは、不安ですし面倒臭いものですが、意外と楽しかったりします。
弊社が主催する毎年の就職イベントも、毎年見直しを行い、内容を変えています。
イベントのネーミングを毎年変えすぎて、
お客様から良くも悪くも毎年変えすぎ~と感心されたことがあります笑。
また、よく学生の皆さんと就職活動の話をしている際に、
転勤など、勤務地を変えることに抵抗を持たれる方も多く見かけることがありますが、
これも、一度経験をしてしまえば、意外と楽しいということを理解されるかと思います。
私は現在の会社に10年以上勤務をしていますが、勤務地の異動はありません。
10年以上、同じメンバーと同じ環境にいるということは、仕事やメンバーのことが何だかんだで好きでないと
とてもではないですが長く勤められないです。異動と言っても、席替えぐらいですからね。
だからこそ、自分で新しい仕事を取ったり、ゼロから企画をしたり、
お客様の社内に入り込んだプロジェクトに関わったり、関東圏以外の仕事にも積極的に参加したりして
自分の中で変化をするよう意識しています。飽きちゃうので。
また、変化のタイミングでは、日頃の振り返りができます。
人間関係であれば、これまでの感謝を伝えることができますよね。
人間というのは悲しいかな、当たり前の存在が当たり前でなくならないと気付かないことばかり。
一緒にjoinしてくた仲間の壮行会、思い出話が盛り上がるのも納得です。
これからも変化を意識して頑張ろうと思う今日この頃でした。
次は、変則的に順番を変えまして、横山さんです!
いい響き
2016年9月16日 (金曜日)
私はどうしたいかというと、
お客様や仲間の課題に一緒に向き合って、
うんうん唸りながら試行錯誤して少しでも課題解決していくことを楽しみつつ
その楽しさがわかる仲間たちとともに会社を成長させていくことです!
というホサカが本日のブログを担当します。
・・・
最近、あるメンバーとの話し合いの中で「いい!」と思ったワードがあります。
それは「レポーティング文化」。
「そんな言葉あるの?」
と聞いてみると、本人も「そんなワード書いてました?」なんて返し。
おいおい、と思いつつ。
その響きの良さに「いいね!その文化!」と言ってしまう私も私。
・・・
レポートの意はまさに「報告」。
社会人の基本「ホウ・レン・ソウ」の「ホウ」。
重要なのは確かだが、
ただ、なんでもかんでも「報告すりゃー良い」ってものではない。
ある会社では、口頭での報告は禁止。必ず書面にすること、という会社さんもある。
ある会社では、A4・1枚にまとめるのが基本だったり。
ある経営者は、数分で話をしないと、その企画がいくら時間をかけてよく練られているものでもOKはくれないという。
データをいじくりまわして、高度な関数を使って、調査レポートを数十枚用意しても、
相手が知りたい情報じゃなかった・・・ということもよくある。
形式より、相手目線が大切って話。
・・・
レポートって簡単そうで難しい(いや学生時代から難しいか・・・)。
大切なポイントを抑えつつ、
しっかり聴いて(≠読んで)いただけるレポートを社内外に発信するのが当たり前の文化にしていこう。
それが彼と話をしていた「レポーティング文化」。
体験したことや学んだことを、しっかりレポートして、
それを会社の資源として活かしていこう、という話。
会社の資源とは、サービスに活かしていく形もあるし、営業活動にも活かせる。
そして、自身の成長や他者への成長にも働きかけ、財産になる。
その第一歩として、ブログを書いていると思ったら、
ブログが苦手な私も、今日は前向きにブログが書けました!
・・・
レポーティング文化―
ネットで検索しても上位表示はされないので、造語なのでしょうか。
どこかで同じような取り組みをされている事例がありましたらぜひ教えてください。
・・・
3連休明けは、わが社のレポーティング文化をリードしていける文才のある田代さんです!
で、おまえは、どうしたいの?
2016年9月15日 (木曜日)
こんにちは。趣味は食べること、特技は「たくさん・美味しそうに・速く・食べること」のヨシカワです。
先日、私が新入社員の頃からお客様として一緒にお仕事しており、新人の私に熱心に指導をしてくれた仕事上の父のような存在の方に久しぶりにお会いしました。
若手時代は、同業のお客様をたくさん紹介してくれたり、時々息抜きに野球観戦に引っ張り出してくれたり、ふさぎ込んでいる時、いつも自分の心の奥底にある「元気と勇気」を取り戻すキッカケをくれる方です。
61歳(明石家さんま・安倍晋三・西城秀樹と同い年!)のその方は、50歳で大手企業を早期退職し、その後現在まで、シニア向けのキャリアカウンセラーのお仕事をされています。
さすが、キャリアカウンセラー。
久々にお会いしたにもかかわらず、「最近どう?」の一言から、色んな話を引き出してくださって、気づいたら1時間ぐらい、私がしゃべりっぱなしの状態でした。
「今こんなことをお客さんに提案しているんですが、なかなか受け入れてもらえなくて…」
「こんなことを後輩に指導したのに、全然やってくれないんですよぉ…」
「上司は、こんなことばっかり言ってきて…」
と、きっと途中からほぼグチだったと思うのですが、「そうか、そうか」と聞いてもらっていました。
は~、スッキリした!と思ったところで、その方から、こう一言。
「で、吉川アユは、これから、どうしたいの?」
え!ええっ!
空っぽの自分を見透かされたような一言に、何も言えなくなって、なぜか涙が出てきてしまいました。
「今までの話は、『●●が悪い』と『そんな中頑張っている、私は可愛そう』しかなかった」
「別にそう思うことは、すべて悪いわけじゃない。人間そういう気持ちになるもの。
でも実は、その先に『自分はどうしたいのか』があって、それが自分の未来をつくるんだよ」
そのあとは、その方が、50歳でどうして会社を辞めたのか、今はどんな勉強をしているのか、最近は、大手企業で働いている時よりもたくさん勉強しているとか、そんなお話をたくさんしてもらいました。
「もっと自分に矢印をむけなさい」
「今後どうしたいという意思を持てば、自然と前向きに行動するし、勉強もするし、そうしたら周りが自然と応援してくれるようになって、周りが悪いなんて思うことなんてなくなるよ」
そんなことを伝えようとされてるんだろうな、と感じました。
そして…、私、ヨシカワアユは、どうしたいんでしょうか。
「一生懸命に、誰かのために、世の中のために、何かの目標に向かって取り組んでいる人」を
応援・支援することに「ひた向き」に「全力」で「オモシロく」取り組みたい。
そして同じように、誰かのために、世の中のために、「全力」で「オモシロく」頑張る人と一緒に居たい。
今はこれぐらいぼんやりとしたことぐらいしか、わかりません。
でも、もっと自分に矢印を向け続ければ、何か見つかりそうな予感もしています。
で、皆さんは、どうしたいですか?
きっとまた少し放っておくと「相手に求める星人」になってしまうと思うので、今後、私に会う方は「で、おまえは、どうしたいの?」と声かけてください!(突然泣き出したらスミマセンっ)
明日は、ホサカです。で、ホサカはどうしたいの?
どっしりさつきの奮闘記
2016年9月14日 (水曜日)
こんにちは!
先日初めての野球観戦をして、すっかり阪神ファンになった皐月です。
仕事が早いと大岡さんに昨日のブログでほめていただいたのに
なぜか前夜に焦りつつキーボードをたたいています。
営業インターンに転身し、
職サークル協賛企業を増やすぞ!ということを目標に
ひたすらテレアポ×訪問。
3月に吉川さんに営業同行をさせていただいていたころから
久々の空気に触れているのもあり、毎回緊張しているんですが
なぜか必ず「しっかり、どっしりしている」と言っていただいています。
(もしかしたら体重のことかもしれない)
一方、役に立ちたい!という想いは強くても
まだまだ知識も経験もなく、言いよどむことがしょっちゅう。
そんな時、ああこの会社の仲間になれてよかったと思うのは
パフの社員同士で「こうしたら、ああしたら」と
意見を出し・もらえる機会がたくさんあること。
朝のミーティング!
何気ない昼の会話!
遅くまで相談に乗ってくれる熱い姿勢!
でもこれ、よく考えてみたら、
私に後輩ができても、それより前に、4月に同期が来ても
おなじことをしなきゃいけないのか・・・・。
そう思うと、自分の無力さに
愕然としてしまうわけです。
せめて、12月までには
いじわるな上に、つかえねえ皐月!ではなく
不器用だけど、本気見せてくれよ!皐月!と言ってもらえるようになりたいもの。
少しでも力になるためには、
まず、チャレンジさせたくなる人間にならなきゃなと思いました。
そんな私の今月の目標は
「まず、目の前にいる人に興味・愛情を持って話を聞く」こと!
テレアポ・訪問関係なく、できていなかったらハリセンでばしっと、お願いします。
明日は、
私と同じくらい食事スピードが速い、吉川さんです。
新人OJT
2016年9月13日 (火曜日)
日ハムの結果が気になって毎日仕事が手につかない大岡です。
が、折原を引き継いでブログで野球語りだすときりがなくなるのでやめときます。
パフというのは変わった会社で、今度の4月に入社予定の内定者がこの時期から普通に出社しています。
決してお手伝いレベルではなく、「内定者です」と名乗りつつも新規のテレアポを架けたり、お客様先にもどんどん行きますし、社員と同じようにブログとかも書いてます。
もちろん本人の希望ありきで、バイトとして給料は払ってますけども。
で、その内定者の一人、先月まで職サークルの広報担当だった皐月が今月から営業モードにチェンジしまして、私とコンビを組んでいます。
私の訪問に出来る限り同行させて、営業OJTの毎日なわけですが、新人どころか内定者なのでお客様の反応も不思議そうで楽しいです。おかげで
「内定者を入社前から馬車馬のように使うブラックな会社でして」
と言うのが最近のつかみになってます。
ふと、自分が新人だった頃を思い出すと、一日3件同行するはずが、1件目が終わったところで
「よし、大岡。2時間時間潰してこい」
と言われました。要は2件目は偽アポだったんですね。
「これも営業の醍醐味だ」的な事を言われたのを覚えています。
ご指導ありがとうございました、及川さん。
他にも「お茶飲むか」と言ってからドトールやマックを尻目に20分くらい歩いて区役所の給茶機まで行って
「ここいいだろ。涼しいしお茶タダなんだよ」
と自慢げに語ってくれた菊地さん。
営業研修だからとお客様に依頼された母の日のカーネーションを新人に社内販売させた小林さん。
そして皆があっさり買ってくれたそのカーネーションを
「俺にどういうメリットがあるか説明しろ」
と突っぱねた田中聖さん、などなど、新人の時の思い出はどんどん思い出されますね。
変な思い出ばかりが。
皐月にとって変な思い出にならないように頑張ります。
明日はその皐月です。
仕事早すぎて多分もう明日のブログは書き上げているのでこの話題は踏まえないと思いますがお楽しみに!
夏の終わりの・・・
2016年9月12日 (月曜日)
ムシムシした日も少なくなり、ミンミンとセミの鳴き声も小さくなり
夏の終わりのハーモニーに、少し寂しさを感じている今日この頃。
ただ、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋と、秋も大好きな折原です。
パラリンピックが開幕して、夜更かしをしている中で
US OPENまで見てしまうと、ついつい寝ることを忘れてしまいます。
トーナメント形式で戦うテニスは気が抜けませんね。
どんなにいい試合をしても、一度負けたら終わり。その大会にリベンジするのは1年後。
ただ、今回のUS OPENでの錦織圭選手は、準決勝で負けてはしまったものの
壁と言われていたA.マレーにフルセットで勝利したことは、自信が確信に変わった
勝利かとも思いました。
TOP3の選手との差はメンタルとも言われているので、今後がとても楽しみです。
リーグ戦形式で年間を戦うプロ野球では、広島東洋カープが25年ぶり7回目の
リーグ優勝を果たしました。
年間144試合で80勝~90勝が優勝ラインと言われていますので、
55敗前後して良いことになります。
あのV9時代の巨人の9年間の平均勝ち数ですら78勝でした。
ちなみに、1950年松竹が優勝した時は98勝35敗4分。試合総数が現在よりも7試合少ないので、
100勝を越えた可能性もあります。驚異的な勝ち数です。しかしながら、やはり負けはついてきます。
ですから、その「負け方」が非常に重要となります。次につなげられる内容だったのか、
はたまた負けによって見えていなかった課題が得られたのか等々。
負けを失敗と捉えるか、勝つためのヒントと捉えるかで、勝利へ近づく時間がだいぶ異なるとも思います。
広島の優勝については、精神面で牽引していた2名の存在が大きいと言われています。
1人は背中で語るタイプ、1人は後輩からもイジられる距離感のない存在。
優勝の円陣で、その2人、黒田選手と新井選手が抱き合って涙していたシーンには私も涙してしまいました。
前回の優勝が1991年と25年の四半世紀、優勝するのに時間はかかりましたが、
ブラウン監督時代に種をまき、野村監督が水をまいて、今の緒方監督が2年目で刈り取る。
そして、水まき・刈り取りをした監督と現役時代を共にした2名がリーダーとして、チームを精神面から牽引する。
理想的な組織です。
25年前(1991年)の出来事といえば、、、
・東京都庁が新宿に移転し、新東京都庁舎開庁
・ジュリアナ東京オープン
・東京23区の電話番号が10桁に
・横綱・千代の富士が現役引退
・SMAPがCDデビュー
球団・チームの雰囲気も良かったからこそ、ファンも増え「カープ女子」が急増するほどになり、
より一層チーム・ファンの一体感も強くなりました。
これぞ市民球団の鏡ではないでしょうか。
そこには、市民球団でありながら約40年間黒字経営を続けている優良企業という、更に素晴らしい面もあるのです。
テニスは一見「個人スポーツ」として捉えがちですが、実は選手をサポートするためのチームが存在します。
コーチやトレーナー、栄養面をバックアップするスタッフ等々が、選手を組織力でバックアップしているのです。
テニスや野球、オリンピックやパラリンピックの各競技を見ても、選手の後ろにはたくさんのサポートスタッフが存在しています。
自分を信じ、周りの仲間を信じて、勝負に挑む姿は、私たち企業人にも共通するところがあると感じました。
勝負に勝つためには、やはりチーム力や組織力が物を言うということです。
私も、自身が属する「組織」の力を更にパワーアップさせることができるよう、周囲の仲間を信じ邁進していきたいと思います。
注:野球は大好きですが、広島ファンということではありません・・・
明日は、日本ハムファイターズの優勝争いが気が気でない、大岡さんです!
ゴリラ的読書日記之20
2016年9月9日 (金曜日)
こんにちは。いよいよ成人式。20歳を迎えました。
弊社社員の中には既に三十路を迎えた方も多数おられる中で、このようなことを云うとひんしゅくモノかもしれませんが、よくぞ成人式を迎えることが出来たと。少しだけ達成感です。
そんな20。何となく区切りのいい数字ですよね。
人間の手足の指の数を数えたら20本だし。国際番号の20はエジプトだし。原子記号20の元素はカルシウムだし。
意識せずとも積み上げ型の一つの目標値によくなる数字である気がします。
但し、個人的には20という数字には特に何の思い入れもありませんが..(では何故!)
さて、そんな節目の今回は以前から勝手に影響を受けたと述べている楠木建教授の最新作です。「好き嫌い」と才能。
titleが示すよう、「好き嫌い」=「才能」であり、「良し悪し」に偏重し、皆が独自に有する才能の枯渇を嘆き、『好きこそものの上手なれ』理論の復権を謳う、そんな一冊でした。
内容は先生の主観的な「好き嫌い」のオンパレード。
対談形式を採用した本なのですが、パートナー選定の基準も完全に「好き嫌い」。
登場する方々も皆、毛色は違えども、「好き嫌い」の基準をハッキリ有する人々ばかり。
とても学者の発言とは思えない(先生自身は自分を「学者」でなく、「論者」としていますが..)、でも筋だけは明確過ぎるほどに強烈な、そんな一冊でした。
ビジネス誌などでは頻繁に登場するキーワード、『意思決定』。
ディシジョンツリーを作成し、最もリスクが少なく、且つ効率的に効用を得られる選択肢を選ぶことを是とする世界。
私も一時期学び、そして実践しましたが、何故か説得力があるのに、満足感がない..なんじゃこりゃ、でした。
読んでいて気付いたことがあります。
「良し悪し」では「らしさ」を引き出すことが出来ない。「らしさ」とは「非合理性」の中で漸く際立つ、ということです。
プロポーザルの場面を想像すると何となく見えてくるのですが、大体が「良し悪し」基準止まりの評価の場合は至って平均的。一方で「良し悪し」を踏まえ、踏み込んで評価対象の「好き嫌い」の軸まで入り込むと評価は乱高下し出す。
つまり評価に対し、非常に影響力の強い変数であるということです。
そして得てして、「Yes or No」はそこで決まる..
■楠木建(2016)『「好き嫌い」と才能』東洋経済新報社。
■動機:
「好き嫌い」で「好き」だからですw
今までのゴリラ日記を読み返してみましたが(ウダウダ申しておりますが)、結局「好き」だから、でしたww
そして自分の「好き」度が高い投稿ほど、文章の流れが、らしい。主観的ですが、面白い。
(陰湿ゴリラが顔を覗きますが)翻って、偽って書かれたであろう投稿ほど、らしくない。主観的ですが、ツマラナイ。
これは私以外にも当てはまりました。
投稿を読む時、この人は「好き」でこの記事を執筆しているのかな、という視点で読むと新しい評価が出来そうです。陰湿..
■所感:
『考えるな、感じろ』をひたすらに地で行く一冊。
一見すると、社会不適合者の集いのような内容ですが、皆、各々が筋を通している。媚びていないし、ブレていない。
だから社会に必要とされているし、その影響度は空を翔る。
特に「好き」だったのが、先生と同じ職場で先輩でもある米倉誠一郎先生との対談。
楠木先生が「好き嫌いKING」と称するよう、米倉先生は自らの「好き嫌い」を貫徹しており、読んでいて本当に心地よい。
人の自慢話やなんちゃって立志伝を耳にすると、正直陰鬱になることの多い自分ではございますが、米倉先生の話は本当に面白い。D(大)好きでした。
私は米倉先生の講演や講義に参加した経験はなく、人から耳にしただけですが、米倉先生は「ザ・ワールド(※)」の持ち主であるとのことです。瞬時に魅了して、巻き込む。「良し悪し」のタガを外して、「好き嫌い」をむき出しにする。
だから議論も白熱するし、多くの気づきを獲ることが出来る。
一級の歴史家であると同時にリーダーシップの論者(Not 学者)でもあることは当然の帰結かもしれません。
※「ザ・ワールド」
http://dic.pixiv.net/a/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89
➡意味を知ると、益々文脈が見えなくなりますが、そこは御愛嬌..感じてください!
■おススメ本
米倉誠一郎(2011)『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』ミシマ社。
楠木建(2013)『経営センスの論理』新潮社。
楠木建(2014)『「好き嫌い」と経営』東洋経済新報社。