一枚目
2012年2月22日 (水曜日)
プロと言われて、ドキっとした保坂です。
自分自身は何がアウトプットできるか、それだけを考えて目の前の仕事に向き合っています。
それがプロの仕事と認められるまで、精進するしかないですね。
・・・
さて、今日はそんな重たい話ではなく、
「いつでも、その場を明るく照らすような、そんな人に憧れる」という話をします。
少し前のパフ社内で「一枚目!」の話で盛り上がった話があります。
歌舞伎の世界では、
一座を構成する配役の番付の上で、思慮分別をわきまえた貫禄のある役を務める立役の看板
役者を「一枚目」というらしいですが。
ビジネスの世界にも
太陽のように、朗らかに、周りの人を包み込み、照らし、ひっぱるような存在の「一枚目」
だといえる方々がいらっしゃいます。
社内のスタッフと、そんな「一枚目!」の方々の名前をあげて、
みんなで共有して盛り上がったことがあるのです。
実は、ここのところ、忙殺されるような日々を過ごしていて、
なかなか元気になれないときがあるのですが、
そんなときに「一枚目さん」にお会いしたり、Facebookやブログから、ただただ元気をもらいます。
一枚目さんから、何を感じるからなのでしょうか。
前向きな姿勢とか、他者への愛情や、意思の強さとか、そういったものに感じます。
私は主役ではなく脇役タイプなので、一枚目にはなれないですが、
一枚目さんのように、周りの人へよい影響を、よいパワーを与えることができる人間には
なりたい、そんなことを思った夜でした。
そのためにはまず笑顔でいなくっちゃ。
・・・
次は、一枚目・二枚目・三枚目の中ならば、一枚目かなと思うときもあれば、やっぱ三枚目かなと思うときも多い 吉川です。
プロになる
2012年2月21日 (火曜日)
こんにちは。何でも出来そうなんて、とんでもない。
弱火ができず、いつも料理を焦がしてしまう平原です。
最近、私の友人の一人がキャリアアップを目的に、転職活動を始めました。
初めて書いた職務経歴書を見てほしいと相談され、 友人の書いた書類に目を通しました。
これまで何度もその友人が仕事でやってきたプロジェクトの話や、苦労や、成功を聞いて
いたので、この書類ではもったいない!と思うところがたくさん。
もっとこういうことを伝えないの?これだと分野の違う人には伝わらないよ。
採用する側から見たら、聞きたいのはこういうことじゃないの?
と、恥ずかしながら、しゃしゃり出でいろいろなアドバイスをしてしまいました。
もちろん私が言うとおりに書けば受かる、というわけではないですが、私が知っている
友人の素敵なところが、しっかり伝わらないのはもったいない!と思ったのです。
そして、気付いたのですが、どうやったらその素敵なところが伝わるか、
私には見えているし、具体的なアドバイスができるのです。
また、その友人が書類選考を通過し、適性検査を受け「あれって何を見ているの?」
と聞かれれば、適性検査のしくみと着眼点を複数伝えることができるのです。
私もこの採用の仕事に携わって早丸7年。
しっかりプロになっていたのだと気がつきました。
もちろん、採用をお仕事にしているのですから当たり前のことなのです。
当たり前のことなのですが、人事の方でもない、「採用からはなれた人」と会話
することで、あらためて自分はプロなんだと感じることができました。
そう思えばこそ、もっともっと勉強をしなければいけないし、自分の頭で考えて
解決策を生み出せるプロにならなくてはいけないと思いました。
そして、平原さんにお願いしてよかった!とたくさんのお客様からいっていただ
けるようなサービスを提供していきたいと思いました。
今年は三十路突入の節目の年!
気合いを入れなおして頑張ります。
さて、次はパフ/マジドラ随一のプロ、保坂です。
できないくせに、やってしまう
2012年2月20日 (月曜日)
こんにちは、奈良です。
先日、長年使っていたパソコンが壊れました。
急に、画面が青と白の千鳥格子柄みたいになって電源が落ちたきり、
うんともすんとも言わなくなってしまったのです。
素直にカスタマーセンターに電話すれば良かったのですが、
そのときの私は何を勘違いしたのか「分解したら直るかも」と考え、
おもむろに解体をはじめたのです。
しかし、パソコンの知識なんてないので、
案の定、分解したきり組み立てられなくなりました。
大失敗です。
結局、パソコンは新しく買うことにしました。
困ったことに、私の人生はこんなことばかりなような気がします。
家の壁紙を張り替えようとした時に、電気の銅線のようなものを切ってしまい、
親にひどく怒られたり、使っていた机を小さくしたいと思って、
のこぎりで机の脚や天板を切って失敗して、結局使えなくしたり。
いったいどうして私はこんなことをしてしまうのかと、
ちょっとうんざりしたのでした。
やってるときは、すごくうきうきするんですけどね。
次は、なんでも器用にできそうな平原です。
普段の仕事
2012年2月17日 (金曜日)
こんにちは、並木です。
仕事の順序を決める手段として、「緊急度と重要度を判断する」というものがあります。
つまり、あらゆる仕事について緊急度と重要度の高低を見極め、緊急度も重要度も高いものから手をつけていくという手段です。
確かにこの方法なら、直近で絶対こなしておかなければならないことを忘れるということは少なくなると思いますが、この方法に頼りすぎると別の問題が発生するのではないかと思います。
それは、「将来的には必要になるけれど現在は大して重要ではないこと」が手付かずのままになることです。
例えば現在、私は会社全体の業務やインフラの見直しを任されていますが、人事・採用関連の知識だけでなく、各種業務についてかなり突っ込んだ知識が求められます。この重要な業務は必要になってから勉強していては間に合うものではなく、普段から社内のいろいろな業務について勉強・調査していたからこそ、できているのだと思います。
「緊急度も重要度も高い業務」はもちろんですが、それ以外にも「将来何が必要になるか、何をしたいか」まで考えて、普段から動いておくことも大事なのではないでしょうか。
次は奈良さんです。
検索エンジンのG社を訪問してみて
2012年2月16日 (木曜日)
いつもお世話になっております、マジックドラゴンの坪内です。先日、ちょっとした仕事の関係で検索エンジンのG社を訪問する機会があり、その際に奇妙なパソコンを発見しました。。。
写真を撮って、ブログでアップしてもも良いとの許可を頂いたので、ブログネタに撮影させていただきました!
キーボードがすごいことになってます・・。さらに周りには他のキーボードもついてます。
コンセプトはキーボード×ドラムとのことです。
なんというか、こういうオフィス空間が、クリエイティブな仕事をする人たちには創造力をますます掻き立てるといいますか、こういうのを考える人がいて、こういうのをオフィスに置く人がいて。
正直、強い感動を覚えました。
新たなサービスを生み出すためには、市場のニーズをびんかんにキャッチした上で、創造力が重要であることは言うまでもありませんが、このような創造力を掻き立てるような仕掛けや環境を整備することも重要だと改めて感じました。
変化が著しい世の中ですが、今後何が起こるのか?何が面白いのか?何がワクワクするのか?何がクールなのか?何がサプライズを起こすのか?何がお客さんをWOWと言わせるのか?世の中にまだないサービスは?そんな気概で優れた商品やサービスを生み出すことが重要なんでしょう。。。
G社のサービスは革新的であり、働いている皆様もクリエーティブな方ばかりですが、そんな方々がより創造力を発揮するような仕掛けを垣間見た瞬間でした!!!
人の可能性を引き出すためにはいろいろなアプローチがあると思いますが、あくまで個人的な意見ですが、最近考えているざっくりとした進んでいきたい方向性は、うちもこんな会社になっていけばよいなということです。
次は並木です。
三国志に学ぶ人生観9 荀彧
2012年2月15日 (水曜日)
こんにちは、土田です。
———
【荀彧(字:文若)】
若くして「王佐の才」とも称揚され、後漢末の動乱期においては、後漢朝の実
権を握った曹操の下で数々の献策を行い、その覇業を補佐した。しかし、曹操
が後漢朝をないがしろにして自身の栄達を望むようになると、後漢が滅ぶを善
しとしなかったため曹操と対立し、晩年は不遇だった。
wikipedia より
———
先日、岩波書店が「新卒の応募には社員または著者の紹介状が必要」という発
表を行い「縁故採用を堂々と宣言するのか」と一部から反論があり、話題にな
った。
今日紹介する荀彧は、名家の出身で、幅広い人脈を生かし、有能な人物を多く
推挙(要は紹介し、縁故採用)した。
主だった人物だけでも、甥(なのに年上)の荀攸をはじめ戯志才、郭嘉、鍾繇、
陳羣、華歆、司馬懿、杜襲、杜畿、辛毘、王朗ら錚々たるメンバー。
(その後、郭嘉が劉曄を、劉曄が満寵を、満寵が呂虔を推挙するという、いわゆる
「芋づる式」の人材囲い込みが行われた)
荀彧による人材基盤構築なしに曹操の勢力拡大はなかったと言っても過言ではない。
いまなら「縁故採用・悪の枢軸」としてマスコミにたたかれ、小宮山厚生労働相か
ら調査が入るだろう(笑)
———
話はそれるのだが、「縁故採用」(岩波書店のケースが「縁故」に当たるのか
はひとまずおいて)は悪いのか?
小宮山大臣が長をつとめる厚生労働省による「雇用動向調査」には「転職入職
経路の23.4%が『縁故』」だと書いてある。
特に中小企業は、現役従業員から「知り合いでいい人材がいる」という話があ
れば選考を経て採用に至るということが普通にある。
実際、パフグループでも縁故採用をした。マジックドラゴン社の坪内は
当社の社外取締役からの紹介で当社と知り合い、また並木は坪内の元同僚。
(選考上の優遇・ひいきは受けていないが)
中途では、自社に必要な人間を採用する有効な手段として「縁故」は機能している。
どうしてそれが新卒ではいけないのか?
また、現在新卒採用でも、普通に縁故採用はある。
にもかかわらず、あたかも縁故採用がないかのように、
「縁故採用など言語道断!」とウソの平等を謳いつつ、陰で縁故採用を行うよりも、
「ウチは社員の紹介状が必要です」と堂々とオープンにしている方がいいに決まっている。
新卒採用現場の縁故採用とは?
ビッグクライアントの子息令嬢を「人質」として採用する場合もあれば、親会
社の役員の子が、子会社の選考を受けたり(この場合無条件で内定するケース
は最近どんどん減っている)とレベルの違いはある。が、縁故採用は当たり前
に行われている。
教授推薦やリクルーター面談も見方を変えれば縁故採用では?社員の推薦と何
が違うのか?
繰り返しになりますが。
そもそも縁故採用と言うのは「息子を雇ってくれないとお前の会社に発注する
のをやめるぞ」という悪質なものでない限り、企業にとっては「自社に合う」
人材を獲得するのに有効な手段なのだ。(中途・新卒にかかわらず)
自社の従業員や、長年付き合いのある教授・取引先などは「自分の会社
をよく知っている」信頼できる存在である。採用する側としては、「ウチの
こともよく知っているあの人の紹介なら間違いない」という安心感があるの
だ。
立場を濫用したり、権力を笠に着た、悪質なパワハラ系縁故採用と、高い精度
で自社に必要な人材を獲得するための戦略的縁故採用を混同し「縁故採用だ!
キーッ!不平等だ!一律で廃止!」と言う人間の浅はかさには辟易するばかりだ。
———–
荀彧に話を戻す。
曹操勢力の礎を強固にした
荀彧でしたが、後年は曹操に疎まれ、失意のうちに亡くなった。
自殺とも言われる。
「漢王朝を救い、 国家を安定させるために兵を起こした」という荀彧と
「漢王朝から帝位を奪うべく、曹操を魏公として担ぎあげよう」とした
その他大勢の曹操臣下とが対立してしまったのです。
「王佐の才」も、後々トップとビジョンが合わなくなってしまうと、遠ざけら
れ、力を発揮できないまま終わってしまうのですね…
次は、坪内です。
サラリーマン合気道
2012年2月14日 (火曜日)
こんにちは。田代です。
突然ですが、武道の話をします。
皆さんは合気道というスポーツをご存知でしょうか。
合気道というのは
相手の力を利用してより遠くへ投げ飛ばす武道です。
私、箭内道彦さんの「サラリーマン合気道」という言葉が好きです。
これは「自分はこうだ」という個性やこだわりを捨てて、脱力し、
仕事相手の力やその場の空気を自分の力に変えて、実力以上の成果を出す。
というものであります。
先週、私物のi-phoneが完全に調子が悪くなりました。
半年前から画面が割れていたのですが、
むしろ偶然のデザインみたいで愛嬌あっていいかな、なんて思っていましたが、
ボタンを押しても無反応になってしまいました(ぜんぜんスマートじゃないですよね)
ついに、修理しに行くことにしました。
ソフトバンクショップに行ったら「修理は専門店に行ってください」と言われ
専門店に行ったら「全部とっかえるので、バックアップ取ってください」と言われ。
聞く人、行く場所、全部未解決。結局、今日直せなかったのでした。
いやはや、これぞ『たらい回し』。
いや、たらい回しではない。これぞ、サラリーマン合気道の精神。
あっちゃこっちゃ行ってきて、だいぶi-phoneのこと勉強になりました。
分からない時は、相手を信頼し、信頼に乗っかり
どんどんたらい回しにされると、何か楽しくなってくるものです。
困った時は、かっこつけずに、すんなりサラリーマン合気道。
皆さんも時の流れに身を任せるのも、時としてありかもしれません。
次は、土田です。
営業という仕事の話_2
2012年2月13日 (月曜日)
こんにちは、高田です。
前回に続き、営業の仕事について書いていきます。
前回書いたことは以下でした。
・営業の持つ役割は社会に欠かせないものである(あった)
・一方、最近できた会社や伸びている会社では、営業がいらないモデルが増えてきている
・お客様は、常に課題を抱えているし、解決方法を探していることには変わりはない
こんなことは書きました。
今回は、お客様が一体何をしたいのか。つまり、営業に何を求めているのかということから書いていきたいと思います。
お客様が求めていること、それは「安く、安全に、簡単に、確実に、自社の課題を解決したい」に尽きると思います。そして、これにより、自社のミッションを達成したいのです。
前回も書きましたが、「課題がない」という会社はありません。というか、競合企業が進化している中、現状維持をしていることは後退になりますので、どんな企業も常によりよくなっていく必要があります。
だから、自社の課題を発見して、解決していきたいと思っていて、その方法を提供していくために営業が必要なのです。
で、お客様の課題を発見したり、提案を行っていく上で、「営業担当」が行ってきた多くのことは、現在では、インターネットやツールによって代替できるようになっているのだと思っています。だからこそ、営業っていらないのではないかと思っているのです。
もっと言えば、インターネットでできることを人が行っているということは、確実にコストを余計にかけているわけです。つまり、お客様にそのコストを負担いただいているわけです。
これはお客様への背任行為であると思います。
(お客様の担当者がそれを求めていたとしても、お客様に利益を提供する営業としては、やってはいけないことだと思います)
インターネットが代替できることについて、ちょっと例を出してみたいと思います。
お客様に説明やヒアリングをさせていただくときに、お客様の会社に行くためのアポをもらうと思います。で、その時に直近2、3日はお互いの予定が合わないとか、または会議室の予定が合わないとかで、訪問が来週になるというようなことがありました。
この時代にそのスピード感ってどうなのよ。という感じがしています。
これって、skypeをはじめとするビデオチャットツールで行えばいいのではないないでしょうか。
これであれば、お互いがオフィスにいながら実施することができます。
あと、そもそも「それは会って話をしなければいけないことなのか」ということもあります。
型どおりのサービスの説明は、Webサイトや映像で十分なのではないでしょうか。営業担当の説明よりWebサイトがわかりやすいことって十分にあります。営業はトークの練習をするのであれば、Webサイトの情報を更新した方がいいと思います。
また、お客様の情報を聞かせていただき、課題を発見するヒアリングという行為にしてもそうです。
そのヒアリングはわざわざお客様のもとに行って実施しなければいけないのでしょうか。Web上のアンケート等で代替できるのではないでしょうか。
もちろん、お伺いして聞かなければわからないような込み入ったこともあるのも事実です。しかし、その手前のことについては、十分にWebで大体ができると思います。
もっと言えば、込み入った話ですら、必要なのは事実の丹念なヒアリングであり、それは会わなくてもできることなのかもしれません。
提案にしてもそうです。インターネットに勝てる提案を本当にしているのかということにもっと自覚的であるべきと思います。
営業社員の大きな役割に「信頼を得る」という行為があります。
Webサイトに書いてあることは信頼できないと思います。僕だってけっこうそうです。または、その企業のこと、営業が言うこと、新しいサービスで、評価が固まっていないものは信頼できないことがあります。だから、課題なんかは教えてくれないし、提案も受け入れてくれません。
でも、その信頼を得るという行為ですら、インターネット、ソーシャルメディアや口コミを活用することで、代替が可能なのだと思います。というか、一消費者としては、そっちの方がありがたいなって気がしています。その企業の普段の言動や回りからの評価を見れば、信頼って担保できるのではないでしょうか。営業の人柄や説明よりも、その企業が行っている普段の言動や口コミの方がよっぽど信頼を担保するための情報になると思います。
会社は、お客様の信頼を得るために、何度も通うことにコストをかけるのであれば、販売した後のサポートにコストをかけるべきではないかと思います。その方がお客様は幸せになります。
もっとインターネット上に商品に関する情報や自社の評価をどんどん公開して、お客様が判断できることはどんどん判断してもらって、コミュニケーションをとるときも、ネットを通じてコミュニケーションしていけば、今よりもっと効率的に効果的になると思います。
お客様は、別に営業担当としゃべりたいわけでも、会いたいわけでもないと思います。繰り返しになりますが、「安く、安全に、簡単に、確実に、自社の課題を解決したい」のです。
※もちろん、お客様がしゃべりたくなる営業がいるのも事実だし、それはそれですごいことだと思いますが、本質的ではないと思います。
営業は終わったのだと思います。
でも、たぶん数十年の単位で現在的な営業は必要とされると思いますし、生き残ると思います。
ただ、それは最先端ではないし、活躍のフィールドは増えることはないと思います。すごい狭い意味でいうと、営業社員の給料は、下降トレンドになっていくと思います。そして、そういう分野には優秀な人は集まらないので、ますます営業という仕事は役に立たないものになっていくのだと思います。
一方、僕は営業の本質的な役割や機能がいらないと思っているかというと、今まで営業を行ってきた人たちが用なしになるかというと、実は全然そんなことはないと思っています。
また長くなってきたので、続きは次回に。
次は、田代です。
キミに「ありがとう」はあるか?!
2012年2月10日 (金曜日)
みなさま、こんにちは。
最近 “万歩計” を購入し、
毎日7000歩以上必達 (できれば1万歩を目指す) を目標にしている杉平です。
◆ ◆ ◆
さて、今日のタイトルは、 “キミに 「ありがとう」 はあるか?!”
当たり前すぎるほど当たり前のこと・・・ですが!
先日、とあるレストランで隣に座った3歳くらいの女の子と若いお母さん。
お店の方が、お子さん連れのお客様へのサービスとして、
ちょっとしたオモチャを席にもってきたのですが、
お母さん、当たり前かのように表情も変えず店員の顔を見るでもなく、
そして 「ありがとう」 も言わない!!
そして、当然のことながらその女の子も、何も言わずに受け取るだけ。
「おおーい、こらーっ!!お母さんしっかりしなさいっ!」 と
心の中で叫ぶこと数回。
そのお母さんが大人になるまでに、
周りに叱ってくれる大人はいなかったんだろうか。
かくいう私も、注意する勇気はなく黙っているわけで、ある意味同罪?
などと、考えを巡らせたランチタイムでした。
「ありがとう」 の語源は、 「有り難し (ありがたし) 」 だといいます。
本来 「有ること」 が 「難い」 こと = 「滅多にない」 とか 「貴重だ」 という意味。
誰かに何かしてもらった時に言う 「ありがとう」 は
そんな意味がとてもよくマッチします。
でもそれだけじゃなく、
「難」 が 「有ること」 つまり、苦しくツライ時にも 「ありがとう」 と言えるように。
さらに、何でもない日常のものや出来事、自分が生きているっていうことすらも、
「これはとっても奇跡的なことなんだ」 って捉えて、
「ありがとう」 と自然に出てくるような毎日を過ごしたいなと思います。
会社説明会で質問に答えてくれた先輩社員に。
忙しい中、時間を作ってくれたOBOGに。
丁寧に予約確認の電話をくれた社員の方に。
気持ちのよい挨拶で出迎えてくれた受付の方に。
(たとえ不合格になったとしても) 自分を知ろうと面接してくれた人事の方に。
相談に乗ってくれたキャリアセンターの職員さんに。
刺激と情報をくれる就活仲間に。
期待と応援と発破をかけてくれるお父さんに。
毎日の掃除洗濯、ご飯をつくってくれるお母さんに。
ありがとう、言えてますか?
◆ ◆ ◆
さて、お次は4月にハーフマラソン出場予定の高田です♪
人事って不思議!
2012年2月9日 (木曜日)
こんにちは、島田です。
歳を取ったおかげで少々のことには動じず、何事も前向きに考えるようになりましたが、学生時代は小心者でした。いや、今も小心者かもしれませんが・・。
ところで、実のところを白状しますと、私は採用業務にほとんど携わったことがありません。
私の仕事領域が管理部門系(もちろん人事を除く)とはいえ、人材採用を支援する会社のスタッフとしては失格かもしれません・・(汗)
面接で採用される側になったのも1回だけ。
新卒のときだけです。
(転職は何回かしているのですが、すべて「人づて」だったので面接はありませんでした)
実は「人事って不思議!」・・と思っています。
☆ ☆ ☆
私が新卒で就職したのは平成4年(1992年)。
今の学生さんには信じられないことでしょうが、当時はバブルの余韻が残る空前絶後の超売り手市場。面接に行けば交通費は支給されましたし、内定を5社以上もらっている学生はザラでした。
私はあまり就職活動に熱心なほうではなく、面接マニュアル本のようなものも読まず、素のままで面接を受けていました。
また、ココと思った会社だけ受け、あっちこっち受けに行ったりもしないタイプでした。
今のご時世なら就職に苦労するタイプの学生だったかもしれません。
それでも時代に恵まれていたこともあり、3社ほど内定をいただいていました。
就職活動もほぼ終わりを迎えたある日、とあるご縁でそれまで全く興味のなかった業界の会社の面接を受ける機会が現れました。
もう何社か内定をもらっていたものの、交通費も出ることだし、見たことのない業界を見てみるのもいいか、という軽い気持ちで面接会場に向かいました。
一次面接は2名合同。
私の隣の学生はとてもハキハキしていて、話す内容も立派。
私の目にもとても優秀な学生に映りました。
一方の私は、面接対策も何もなく、ホントに素のまま。
当初は全く考えていなかった業界だったこともあり、ろくに業界研究もしていませんでした。
面接官の質問に対して、しどろもどろにしか答えられなかった挙句、「最後に何か聞いておきたいことはありませんか?」との問いに、
「・・・特にありません。」
などと、我ながらトホホな返事。
隣の優秀な学生は、私には考えも及ばないような核心に触れた質問をし、面接官も感心して何度も大きく頷いていました。
こ、これでは自分は絶対に受からない・・・と私は確信しました。
やがて面接も終わり、トボトボと会場を出ようとしたそのとき、面接官の私を呼び止める声がしました。
「島田くん、ちょっと待って。二次面接の予定があるから」
私はあまりにも意外な呼びかけに、ここでも間の抜けた返事。
「は。私がですか?」
一緒に面接を受けた優秀な学生は二次面接に進めず、なぜか私はその後の数回の面接を経て採用となりました。
今でもあの優秀な学生が採用されずに私が採用されたことが、私には不思議でならないのです。
私は結局それまでに内定をいただいていた他の会社に断りを入れ、その会社に入社しました。
就職活動の最終局面で面接を開始し、それまでは考えもしなかった業界の会社とご縁があったことも不思議です。
この経験が「人事って不思議!」なのです。
☆ ☆ ☆
ところで先日、パフ主催のイベントでの海老原嗣生さんの講演で、企業は「優秀な学生」を採用するのではなく、「自社に合う学生」を採用するのだ、というお話を伺いました。
そのお話を伺って、あのときの優秀な学生は、たまたまあの会社に「合わなかった」だけで、私はたまたま「合っていた」ということだったのかもしれないと思いました。
いや、単に、優秀な人間ばかり採用したのでは面白くないので、中には不出来な奴も入れておこう、という人事の方の思惑だったのかもしれませんが・・。
人の縁とは本当に不思議なもの。
あの面接官との出会いがなければ、私の人生は全く違ったものになっていたでしょう。
人の人生を左右する人事担当者。
しかし彼らは学生の適性を見抜き、自社に合う人材なのかどうかを判断できるという、私にとってはとても不思議に思える、素晴らしい才能を持っているのです。
やはり、「人事って不思議!」なのです!
次は、前回のブログで私と同い年であることを公表してしまった杉平です!