さらりと言われた「No.1」でないと意味がない・・・
2012年3月30日 (金曜日)
いつもお世話になっております!坪内です。
昨日、海外MBAから帰ってきて今飛躍的に成長しているIT企業G社に転職した親戚が、いろいろと情報交換しようということで、ぷちビジネスMTGをしに彼のところを訪問しました。
まずは海外どうでしたか?という話からスタート。
授業も楽しかったけど、やはりケーススタディや現実課題を対象にしたビジネスプランプロジェクトをチームで取り組むのが一番楽しかったと。彼の行っていたMBAは、36カ国から140名の生徒が来ているヨーロッパのビジネススクールだったんですが、プロジェクトもまさしくダイバシティチームになります。
彼曰く、コミュニケーションのスタンスが全然違うとのこと。アジアから来ている人(中国、韓国、日本人、台湾人、ベトナム人など)はとりあえず最初、「見」から入るというか、様子を見てグループ討議に参加している。
欧米人は自分が最初に起点にならないと気がすまないというか、基本的にコミュニケーションは自分から始めるということが当たり前の感覚。彼らからすると、最初に様子見をしているアジア人に対してコミュニケーションの違和感を感じるのだと。自分の言いたいことをまずぶつけないで、どうやってコミュニケーションをしていくの?というような感じだとのこと。
日本ではがんがん話す人って多少チームの調和ができないとか、協調性がないように言われることもあるけど、そんなスタンスでいたら会話に参加していない「×印」を押されて、また何考えているか分からないから、こいつはもういいやとなってしまうとのだと。
ダイバーシティチームは様々な個性を持っている人たちが、ある目的達成のために、多面的な切り口やアプローチからアイデアをぶつけあい、最終的に同じ価値観や考え方をしている集団では出せない高品質なoutputを出していくことに醍醐味がある。
当たり前のことですが、世の中の問題がどんどん複雑化しているから、今後ますますダイバーシティチームで取り組むプロジェクト型の課題が多くなる。こういうMBAの学習方法は有用だなと改めて感じました。
その後に、話は新しく転職したG社の話に。
3つ程度選択肢(医療コンサル、薬品メーカー、IT)があったみたいなんですが、最終的に決めたのはそのITの会社のサービスがまだアーリーステージにあり、これを世界に展開していく企画をやることが魅力でG社に入社したとのこと。
様々なビジネスアイデアを交換しあい、今後G社で何をしていきたいのかを聞いている中で、さらりと言われたのがこんなことやっていきたいけど、「No1」でないと意味がない・・・。自分が開発すべき商品・サービスのレベル感は、世界でNO.1を取るレベルとで考えている。No.1でないと意味がないし、生き残れない。ITは特に競争が激しい業界であり、そこの競争はサービスレベルとスピードで決まる。
No1でないと意味がない。もちろんセグメントはかなりシャープに絞り込むとは思うが・・・、たった1才上の親戚のお兄さんにさらりと世界No1のサービスを開発するためにG社に入社した、と言われて強い刺激を受けました。実際には開発はチームで行うものであり、ひとりの力でサービスが完成することなどないが、JOINする最低限度のレベルとして、このコミットメントを全メンバーが当たり前のように持っているのだなと感じて、新規事業を立ち上げていく上での、スタンスセットのレベルを感じた次第でした。
マジックドラゴンも今後様々な新規事業を立ち上げていくと思います。
その中で、どんな分野であろうとその分野のNo.1になれるかどうかという点を大きな視点として、全社員で事業企画を磨いていくことが重要だと感じた1日でした。例え、それがかなりニッチで細分化されたターゲットであろうと、その分野で日本No.1、世界No.1になるような商品・サービスをマジックドラゴンのメンバー全員で作って行きたいです。
次は並木です。
ピッチャーと、就職と、選択と
2012年3月28日 (水曜日)
こんにちは。田代です。
今日は野球と就職活動をからめた話をします。
マウンドの中心で何を叫ぶ?
私は、ピッチャーと言うポジションにつく度に
いつもそう思いながら一球一球を投げています。
…
どういうことか。要するに
「何をどう言われても、
最後の最後にボールを投げるのは自分だ!」ということです。
例えばです。投げていて、ストライクが入らない状況が続く。
すると、
ベンチの仲間たちからは
「力み過ぎだ。力を抜けー。」と言われる。
私の球を受けるキャッチャーからは
「ストライクなんか気にしないで、思いっきり腕を振れ!」と言われる。
私の背後を守る野手の仲間からは、
「真ん中でいいから、打たせろー!」と言われる。
どうでしょう、皆、言っていることが違う。
どのアドバイスも言いたいことはよく分かるのですが…最後の最後。
結局は、自分の意思で、誰にも言われていないチェンジアップを投げたりする。
「ボールを投げる選択権があるのは、自分だ!」と強く心の中で叫びながら。
こういう状況、ピッチャー経験者は必ずあると思います。
—————————-
仕事柄。
企業の採用活動や、大学生の就職支援をしていますと、
この時期、エントリーシートをはじめ就職相談を受けたりします。
話を聞いていると。
部活やサークルの先輩、社会人、キャリアセンターの意見…etc。
本当…人によって受けているアドバイスは全然違うな、と思うのです。
意見を聞き過ぎて、混乱している学生もいました。
でも、仕方ないです。
絶対的な答えなんてないから。
自分が納得したように、進むしかないです。
ピッチャーマウンドに立っているのは、自分です。
最後の最後、ボールを投げる意思決定権があるのは、他の誰でもない自分です。
自分の思いを信じて、投げれば、抑えようが、打たれようが、満足です。
マウンドに立てる喜びを感じて、自分の意思で投げれば、それでいいのです。
(ピッチャーって、ちょっとわがままなぐらいの方がいい)
なんて、思うのです。
ロジンバッグを触り、深呼吸をして、キャッチャーのミットを見ながら。
さて、何を投げようか。
このドキドキ感がたまらないんだな、ピッチャーは。
次は土田です。
新社会人になる方へ
2012年3月27日 (火曜日)
こんにちは、高田です。
もう4月。春ですね。(私としては、花粉症がひどくて、春は好きではなくなってしまいました。。。)
春は、出会いと別れですね。特に、新社会人になるみなさんには、出会い、別れ、期待と不安が入り混じる状況なのではないでしょうか。
本題ではないのですが、学生のころ卒業式とかってあまり悲しくならなかったのを覚えています。
過ごしたコミュニティが解散するのはもちろんさみしいことですが、そのさみしさよりも新しいコミュニティが始まることへの期待の方が頭の中にあって、あまり悲しい気分にはならなかったように思います。
話は戻りまして、新社会人のみなさんに私からメッセージです。
「仕事はきっとあなたを成長させます。」
仕事は大変です。楽な仕事なんてないし、きっと最初のうちは特に大変でしょう。(でも、それはみんなが経験したことですし、たぶん、そんなに大変なことではないんです)
もっと言えば、仕事をしていると自分の至らなさに直面したり、自分の感覚が通用しないところで、何かアウトプットを出さなければならないこともあると思います。
こういうことはけっこう大変です。大人なのに涙が出そうになることもあります。
でも、その一つ一つと真摯に向き合い、自分で考えて、行動することが大事なのです。
それを行っていると、いつのまにかすごく成長している自分に気づくと思います。
しかもその成長は、スキルとかもそうですが、たぶん、一番成長しているのは「人間性」なのです。
こういう経験は、仕事以外でなかなか得ることができないように思います。
だから、私は仕事が好きですし、若い人たちにも一生懸命仕事をすることを勧めたいのです。
いつか仕事を通じて成長したあなたと会えることを楽しみにしています。
最後に新社会人になるみなさんに一曲だけ紹介します。こういう季節に聞きたくなる曲です。
次は、田代です。
キミに「働きかけ力」はあるか?!
2012年3月26日 (月曜日)
みなさま、こんにちは。
社内調整役が、ひとつの大きなミッションとなる社長室という部署にいながら、
適切なタイミングで「働きかけ」をすることが、まだまだ全然足りていないな~
と、島田からの紹介文を読んで反省中の 杉平 です。
人を動かすには、熱意と行動が大切ですね!
今日はこのお話の流れに乗ってみたいと思います。
◆ ◆ ◆
私の趣味は、踊りです。
サルサというラテンダンスに出逢って12・3年になるでしょうか。
そして、その後、偶然知ったウェストコーストスイングという別のジャンルの踊りに
すっかり魅了されて約5年になります。
Salsa は今では日本全国に愛好者がいて、先生も覚えきれないほど大勢いますし、
世界の大会で活躍するようなダンサーも輩出されています。
都内にいたら、毎日どこかで踊れるような恵まれた環境でもあります。
ところが、後者の West Coast Swing というダンス、
米国で昨年映画ができたほど海外の一部ではメジャーなのですが、
日本ではとーってもマイナーでして、専門で教えている人はほんの数名しかいません。
私自身、そのほんの数名の内の一人である先生に習ってきたわけですが、
その方自身もプロフェッショナルというわけではありません。
このダンスをするにあたっての環境・・・
場所、機会、先生、宣伝・告知・アピールなどが圧倒的に不足していることが、
なかなか愛好者が増えない理由のひとつであることは明らかです。
ですが、当然のことながら、
不足しているから仕方ないと諦めたり、嘆いていても状況は変わりません。
そこで自分の先生や仲間にサポートしてもらいながら、
数年前からイベントを企画したり、インストラクターとして活動を開始。
本来なら、インストラクターなんて名乗るのはおこがましい実力だということは
重々承知しているのですが、女性のインストラクターがいなかった、ということもあり
自分がやることで少しでも「やってみようかな」という人が現われてくれるなら、
という気持ちでのスタートでした。
最初は自分でも気恥しいところがあって
「なんちゃってインストラクターです」とお茶を濁していたこともありますが、
ある時、習いに来てくれる人に失礼だな、と思い直しました。
不思議なもので、インストラクターです、と言い切ることで、
その言葉に自分の中身を追いつかせようと、自然と努力や練習、工夫を重ねる習慣が
ついてきたように思います。
そんな自分を応援し協力してくれている友達も集まってきて
おかげさまで、すこーしずつですが、興味を持ってはじめてくれる人も増えてきました。
島田のブログで紹介されていたお友達もそうですが、
いい!と思ったことを、相手の反応を恐れずに気持ちを込めて伝えること。
そして、そのためにとにかく、できることから行動に移すこと。
その大切さを、日々実感している今日この頃です。
経済産業省が定義している「社会人基礎力」の中でも、
「前に踏み出す力」のひとつとして取り上げられている「働きかけ力」。
他人に働きかけ巻き込む、この力が大事なのは、
「仕事」は(もちろん、それ以外も!)決して一人では何もできないから。
失敗を恐れないこと、失敗しても粘り強く取り組む力。
ぜひ、大切にしてください!
◆ ◆ ◆
さて、明日はいつもパワフルかつ楽しいトークでみんなを巻き込む、
高田 の登場です♪
働きかけ
2012年3月23日 (金曜日)
こんにちは、島田です。
先日ブログデビューしたばかりの私ですが、今度はフェイスブックデビューを果たしました!
このようなコミュニケーションツールにはもともと興味がない私。
いままで釘さんからの度重なるフェイスブックへの招待(友達リクエスト)も無視し続けてきました(釘崎社長、申し訳ございません!)。
だからといって、いまさら誰かとコミュニケーションをとりたくなって始めた訳でもありません。
実はさかのぼること3年。
私は厄年(前厄)でした。
しかしそんなことには無頓着な私は、「厄祓いに行こう」とは思っていませんでした。
そんな時、高校時代の友人たちから厄祓い旅行の誘いがあったのです。
しかも場所は京都。
近所の神社に厄祓いに行くことすら考えてなかった私には、わざわざ京都まで出かける計画にあまり乗り気ではありませんでした。
しかし、高校時代というと20年前の昔懐かしい友人たちです。
そんな友人たちが「島田、一緒に行こうぜ!」と一生懸命働きかけてくるものですから、「じゃあ行ってみるか」と思って仕方なく(?)行くことにしました。
全国に散らばる同級生7~8人が京都に集い、神社にお祓いに行きました。
といってもお祓いよりも観光と飲食のほうがメインでしたが(笑)
それ以来、2年前の本厄、1年前の後厄、今年のお礼参りと、毎年7~8人が京都に集まりました。
今年も京都に集まった際、一人の友人の「誰かフェイスブックやってる?」との発言をきっかけにフェイスブックの話題になりました。話してみると、なんと全員フェイスブック未体験だったのです。
そこでその中の一人が率先して始めてみることになり、他の友人たちにも「せっかくだから一緒にやろうぜ!」と働きかけてきました。
フェイスブックに興味のない私は「釘さんの招待も無視してきてしまっている手前、いまさら始めるのもなぁ・・・」と思って適当に聞き流していました。
ところが私が帰京してからも何度もその友人からフェイスブックの誘いが来るのです。
それも、フェイスブックの招待メール機能を使ってではなく、自分のメールアドレスから「島田、やろうぜ!」と直接何度も誘いが来るのです。
あいつがこれだけ熱心に誘ってくるんだから・・・と、とうとう根負けしてフェイスブックを始めることになった、という次第です。
それにしても、働きかけって重要なことだと思います。
厄祓いに行き始めたのも友人の働きかけ。
フェイスブックを始めたのも友人の働きかけ。
今回の一件は完全にプライベートの話ですが、仕事上でも働きかけって重要ですよね。
同僚に働きかけて協力してもらう。
他社に働きかけて仲間に入ってもらう。
お客様に働きかけて商品を買っていただく。
いくらパソコンが普及し、様々なビジネスツールが発達したといっても、ビジネスの現場では人と人との間の働きかけ(コミュニケーション)なしに仕事は成り立たないでしょう。
フェイスブックに誘ってくれた友人は、仕事でもプライベートでもいつも一生懸命。
私も面倒くさがらずにその友人を見習って頑張らなければ!と心を新たにしました。
次は、働きかけ(社内調整業務)が多い、杉平です。
学生生活、充実してますか?
2012年3月22日 (木曜日)
こんにちは。木村です。
お酒に強いとよく言われます。
酔っぱらいますが、比較的楽しく酔うタイプです!
さて、学生のみなさんにとっては就職活動が真っ盛りな時期であり、
卒業式のシーズンでもありますね。(もう終わった学校も多いかもしれません)。
自分の大学生活のことを思い出すと(すでに5年も前という事実にビックリですが)、
本当に充実した時間だったなあと思います。
「高校時代に比べて自由だから、大学生活はたくさんの授業に出て、
興味があるものはなんでもやってみよう!」と意気込みスタートした大学生活。
ライブやイベントを主催するサークルの活動、所属学部の広報誌制作、
学園祭実行委員、短期留学、ボランティア、卒業論文など。
簡単な気持ちでなれるものではないけど、せっかくのチャンスならばと
学んだ教職課程も、いざ教育実習に行ってみたら、心の底から感動して帰ってきました。
おかげで、単位は結構多く取得したと思います。
今振り返ると、「もっと時間を有効活用していたら、もっといろんな事ができたな……」
と反省することもありますが、いくつかアルバイトもし、旅行も各国・各地行きましたが、
学校に関連することだけでも、かなり充実した時間を過ごしたなと思います!
みなさんは、今どのような学生生活を過ごしているのでしょうか。
また、学生生活、楽しんでいますか!?
充実度は、何パーセントくらいでしょうか??
今しかない時間を、最高に素敵な時間だ!と思いながら、日々過ごしたいものですね
さて、お次はどのような学生生活を送っていたか気になる島田です。
腹が減っては…
2012年3月21日 (水曜日)
こんにちは、日本酒が好きな大橋です。
昔、日本酒が好きな先輩にその理由をたずねたら、
「手っ取り早いから」と返ってきて妙に納得したことを思い出しました。
***
現在、4月のハーフマラソンに向けて、最後の追い込みをしています。
高校卒業以来ろくに運動していなかった私にとって
その日のコンディションによってランニングのパフォーマンスに
大きな差が出ることが最近わかってきました。
ポイントらしきものをあげると、
【1】十分な睡眠
【2】ウォーミングアップ
【3】適度な食事
といったところです。
書いてみると当たり前のことばかりですね。
睡眠不足の状態で走ると体が全然動かず、ペースをあげることができません。
十分なウォーミングアップをしないと、足に痛みが出てしまいます。
そしてイチバンの盲点だったのが、「食事」です。
ハーフマラソンは距離にして約20km、時間にすると約2時間は走り続けることになります。
本番に向けて、20kmのランニングにもチャレンジしていますが、
きちんと計算したカロリー摂取をしないと、
最後まで走り切ることができないことがわかってきました。
ある日のことです、体力も万全、十分なウォーミングアップもして
足にも痛みはなく順調に走ることができていたのに、
15kmを過ぎたころから急に足に力が入らなくなり、みるみる失速してしまったのです。
食パン半分とゼリータイプの栄養補助飲料は食べていたのですが、
20kmを走ることで消費するカロリーは約1500kcalほどらしく、
全然足りていなかったようなのです。
ついには19km地点で、おなかが減って足が上がらなくなり、
走ることをやめてしまったほどでした。。
***
日々の仕事に目を移してみると、
コンディションに全然気をつけていない自分に気がつきます。
朝食は食べないことも多いし、寝不足でも勢いで何とかなると思っていたり、
業務が重なり入念な準備ができずに仕事に臨んでしまうケースなど、
思い当たることが数多あります。
仕事とランは一緒に語るのは少し違うかもしれません。
でも、真摯に自分と向き合わなければ向上がない点では
非常に共通するところがあると感じています。
ランニングしながら今一度、自分の仕事に対する姿勢を
見つめなおそうと思ったのでした。
***
次は、お酒がめっぽう強いらしい木村です。
原点
2012年3月19日 (月曜日)
こんにちは、期待を超えたい大野です。
先日、年1回実施される母校、剣道部のOB・OG稽古会に参加しました。
16歳から50代まで、総勢40名程度が集まる伝統のある稽古会です。
道場に足を運ぶと、かつての日々が蘇ります。
辛い練習に加え、悔し涙で終わる大会、鬼合宿、女子高生にあるまじき臭いとの戦いなど(笑)、
楽しいことばかりではありませんでしたが、
相手を敬うこと、練習を重ねること、道義を重んじること、など
いい加減な自分を叩き上げてくれた私にとっての「原点」が3年間にギュッと詰まっています。
また、ここへ来ると思い出す言葉があります。
「必死で過ごしたこの3年間に負けないよう、これからを生きよう。」
という言葉なのですが、これは卒業する際に、同じ部の友人がかけてくれたものであり、、
パフへの入社を決断する際にも、私の背中を押してくれた言葉だったりします。
3年間が原点であるならば、原点に立ち返らせてくれるのがこの言葉です。
・・・・・・・・
人それぞれ、その人の「今」を創ってきた「原点」があり、その「原点」は時に背中をそっと押してくれるものです。
3月。卒業された方も、就職活動中の方も、自分の選ぶ、また選んだ道が、見えなくなったり、迷った時は、皆さん自身の「原点」を、是非、思い出してほしいと思います。
次は、日本酒が好きな大橋です。
期待を超える。
2012年3月16日 (金曜日)
人前に出ることがとても苦手な岩崎です。(誰も信じてくれませんが)
実は、緊張しすぎて胃が痛くなることも多いです。
いざ本番になると開き直ってしまうんですけどね(笑)
仕事柄、貸し会議室の方とやり取りをすることがあるのですが、
先日、電話にてこんなことがありました。
私:「○月○日のレイアウトの確認でご連絡しました。
スクール形式2名がけで60名着席にしたいのです。」
相手:「承知しました。大丈夫ですよ。」
私:「人数に対して少し広めの会場だと思うのですが、スペースがものすごく
空いてしまったりはしないでしょうか…。」
相手:「机の間隔を少し広く設置するなどすれば、問題ないと思いますよ。
せっかくの機会なので、ゆったり参加してほしいですもんね。」
私:「ありがとうございます。それでは、よろしくお願いします。」
(その2時間後)
相手:「○○会場の△△です」
私:「お世話になっております。(どうしたのかしら??)」
相手:「先ほどの件なんですが、実際にスクール2名がけで
60名設置してみたところ、ばっちりでした。問題ありませんよー」
私:「!!!!!わざわざご丁寧にありがとうございます!
当日もよろしくお願い致します!」
今年初めて利用する会場だし、東京の会場ではないので、
担当者さん(恐らくご年配の男性)とはお会いしたこともないのですが、
その清々しさと丁寧さと親切さにとっても感動した瞬間でした。
仕事の価値は『お客様の期待を超えること』とはよく言われますが、
私もこの方を見習って、周囲の期待を超えることを意識して
仕事に取り組まなくては!と心を新たにしたのでした。
次回は、色んな意味で周囲を超えている大野です。
緊張する
2012年3月15日 (木曜日)
皆さん、こんにちは。あがり症の吉川です。
私は元々、とてつもないあがり症です。就職活動の面接などでは、あまりの緊張に声が震えて、時には泣いてしまうことさえありました。
社会人になって丸11年。今では、企業の人事の方を対象としたセミナーの講師などもしています。学生時代からの友人にそのことを話すと、皆からとても驚かれます。
働くって、誰かのために必死に頑張ることで、自分でも気づかない可能性を少しずつ広げることなのかな?と、最近つくづく思います。
先日、学生向けのイベントで私の尊敬する50代の経営者の方が、こんなことをお話されていました。
——–
「緊張する時ってどんな時だろう?」
実は人間は、自分が手に入らないと分かっているものには、緊張しないんだ。
手に入るか入らないか、ギリギリの状況のとき初めて人は緊張をする。
たとえば、普通の人が、誰かに「100mを9秒で走ってみて」と言われてスタート地点に立っても、実は全く緊張しない。「どうせ絶対できっこない」と思っているから。
でもオリンピック選手だったらどうだろう?とても緊張するんじゃないかな。
皆も就職活動や受験、部活などで緊張する場面って、心の底では「うまくできるかも?」と感じている時じゃなかったかな。
僕は、なるべく毎日緊張する人と会うようにしている。緊張する人と会えば、人は成長することを知っているから。
緊張することだけを追いかけていけば、何も考えなくても成長する。手に入るか入らないかギリギリのことが、できるようになるチャンスをつかめることになる。
緊張することを避けないで、緊張していることを前向きに受け入れるだけで、いろんな出会いが得られる。
緊張とは何かを知っているだけで、人生は大きく変わってくる。
緊張することが人生の成功につながることだと知っていれば、いろんなことにチャレンジするようになる。
そしてそれをやり遂げた後、自分に対する自信にもつながる。
「皆、緊張に向き合おう!」
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「就職活動は成長の機会」といいますが、それは緊張する場面の連続だからなのかもしれません。
緊張することって悪くない。緊張する自分を受け入れて、もっともっと大きな人間になりたいなと思います。
明日は、同じく緊張しやすいタイプの岩崎です。