「○○とは?」
2011年3月1日 (火曜日)
みなさん、こんにちは。
難しいことを簡単に、簡単なことを面白く伝えられる人物に憧れる吉川です。
先週末は、私の父の誕生日でした。
最近知った父の携帯アドレスに「おめでとう」と送ったら、
「ありがとう。今日で64歳になった」と返ってきて、
改めて父親も歳をとったな~と感慨深い気持ちになりました。
父はまさに団塊の世代。高度成長期に働きざかりだった父は、
ものすごく働いていましたし、ものすごくお酒を飲んでいました。
古き良き昭和の時代の象徴のような人です。
私がまだ学生だった頃、父はお酒を飲んで帰ってくるといつも、
寝ている私を叩き起こして、こんなことを聞いてきました。
「おい、アユ。人生とはなんだ?」
「仕事っていうのはな~」
「おまえは、なぜ勉強しなきゃいけないのか」
答えのない議題をバシバシぶつけてきては、長々と説教をされていました。
私はこの「○○とは?」という難題をぶつけられるのが、大嫌いでした。
なんでそんなこと考えなきゃいけないの?父の説教を聞いても答えがわかるわけでもないし。
私にそんな話をする父の意図がまったくわかりませんでした。
でも30代になった今、少しだけ父が伝えたかったことがわかる気がします。
社会とは、用意された正解がない世界。
仕事のほとんどは、目標だけ決められていて、それを達成するためのプロセスは、
自分で考えてやってみて・・・、日々試行錯誤しながら目標が達成するよう努力する
ということの繰り返しです。
答えのないことを追いかけているうちに、そのプロセスを遂行することだけに集中してしまい、
時々、本来の目標や目的、何のために今この仕事をやっているのかを見失ってしまうことがあります。
そんな時、「○○とは」と、その仕事の本来の目的や意味、意義を改めて考えると
本当に大切なことが何なのかが見えてきて、正しい方向に進める、という経験がこれまで多くありました。
いや、仕事って難しい・・・。
でもだからこそ、楽しいんですが・・・。
中堅の出版社に新卒で入った父は、数年後には、先輩と一緒に会社を辞め、
小さな出版社を自分たちで創りました。
経営者として、私が想像を絶する大きな壁にぶち当たることが多々あったのだと思います。
そんな時、父はいつも「会社とは、仕事とは、はたまた人生とは」を原点に返って考えていたんじゃないかな。
今は、そんなおおらかな気持ちで、当時をそう思い返しています。
就職活動とは
働くとは
人生とは
内定とは
企業とは
学生とは
社会人とは
いろんな切り口で、皆さんが今取り組んでいることの意味、意義、目的はなんなのかを考えることは、とても大切なことです。
ぜひ改めて考えてほしいです。
「お父さん。人生とは、なんですか?」
半世紀以上生きた父は今、なんて答えるのだろう?今度、聞いてみようと思います♪
明日は、先週あたりから花粉症で相当辛そうにしている岩崎です。
ONとOFF
2011年2月25日 (金曜日)
こんにちは。春巻き好きの平原です。
「最近」春巻きが好きなわけではなく、昔から春巻き大好きな人間ですが、
最近はパフの近くにあるお弁当や「goo」の春巻きにハマっています。
こんな小さな情報までキャッチしている長崎さん、さすがです。
さて、先日ある企業様の選考を受けている学生さん対象に、「働く」を考える
イベントを実施しました。
非常に魅力的で考えの深い学生さんばかりで、とっても良い場になりました。
その中で、学生さんたちが言っていた「ONとOFFのメリハリをつける」と
いう言葉が、実は心に引っ掛かりました。
というか、仕事人間な(?)私含むパフ社員は、あまりONとOFFの意識が
ありません。仕事が溢れてしまえば土日に出社してしまうし、24時間365日
フルコミット!なんて言っているメンバーも(あれ、最近聞かないな)います。
そういう働き方もいいじゃん、って思っていたのですが、そのイベントで学生
のみなさんが「ONとOFFが大事」と言っているのを聞いて、冷静に考えて
みました。。。。
うん、OFFって大事かも。
私は土日仕事を持ち帰ってしまっていますし、平日は100%仕事だし、
「ONとOFFなんて関係ない」って思ってきたのですが、実はこの3年間
ほどはバレーボールを中心に、仕事とは全く関係ない「遊び」や「趣味」や
「仲間」との時間をたくさん持っている事に気が付きました。
平日の苦しい仕事より、さらに疲れる休日のアクティブな活動。
これが私の精神的な安定、余裕、日々の充実感に大きな影響を与えてくれて
いることを、ここ最近ひしひしと感じています。
もしこれらがなかったら、ちょっと味気ない日々なのかもしれません。
上手にこなせるほど器用ではないので、ONもOFFも全力で、パンパンに
なっている状態だけれど、OFFの時間をしっかり充実させることって、
自分が元気でいることに対してとても重要なことなのかもしれません。
入社6年目(もうすぐ7年目)にして、学生さんの言葉に自分を振り返り
気付きをもらった一日でした!
OFF、充実してますか? 保坂さん!!
気概が必要だね、気概が
2011年2月24日 (木曜日)
こんにちは。先日「出ますよ~これから出ますよ~!」という杉を見て
更に今年の花粉量に対し、恐れおののいている長崎です。
就職活動も本格化してきました。
就職活動と一括りに言いますが、面接を受けないとスタートラインに
立てたとは言えませんね。セミナーや説明会に参加するだけでは、
(最初のゴールである)内定に、(最終的なゴールである)社会人の
スタートラインにたったとは言えません。
足を運ぶだけ、PCを見ているだけで、「就活してる!」と満足しない
方がよいんじゃないかな?と過去の経験から思っております。
この時期になると、どうしても就職活動生にお伝えしたい「3つの
気概」で花粉同様むずむずします。
昨年、平原がまとめてくれているので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
⇒ http://puff.weblogs.jp/t2js_diary/2010/04/hirahara100413.html
精神論で申し訳ないなと思うのですが、最終的には「就職したい!」と
強く願いながら、粘り強く活動した人が強いものです。
ぜひ社会に対して、バランスよく気概を感じながら、就職活動進めて
くださいね。
お次は、最近春巻がお好きな平原です。
想像せよ
2011年2月23日 (水曜日)
こんにちは。土田です。
突然ですが、この年になっても私はよくアニメを見ます。
アニメと馬鹿にする勿れ。昔からアニメには世の中への問題提起など
示唆に富んだものが多いのです。
活字が苦手な私は、小説よりアニメを見ます。
最近は『鉄のラインバレル』というアニメを見ました。
http://www.linebarrels.jp/
—
簡単に言うと、こんな感じです。
「高度にシステム化された世界が存在し、支配者が全体最適をはかっている。
人間は全て半機械化され、支配者の意図に従って行動している。
個人の感情・個性という不安定な変動性のある要素は排除されている」
そんなパラレルワールドが存在し、そこから
私たちの住んでいる「地球」への侵略部隊(尖兵)が送られてくる。
主人公は、その侵略者と戦う、そんな話です。
—
この作品で強く打ち出されているのが、
「想像せよ」という言葉です。
思考を停止し、ただ流され、知らず知らず支配される人生を
送るのではなく、想像をめぐらせ、自分の頭で考えろ、ということです。
今の仕事をしていても思うのですが、やはり「想像」は大事です。
—
・(一部の)学生は、まるで就職活動に、定められた絶対のルールがあるかのように
行動している。目立たないように、レールからはみ出ないように行動している。
・採用をしている(一部の)企業は、学生の主体性を求めながらも、
画一的な情報の打ち出し方を行い、それ以外の方法が許されていないかのように、
説明会→テスト→面接という選考手法を続けている。
・私たち就職情報会社も、学生の就職活動、企業の採用活動に
なんら画期的な変化を提案・発信できていないでいる。
—
おそらく、これは既存のレールからはみ出るリスクが大きすぎるのと、
はみ出たとして、何をすればいいのか代替案が分からないからなのだと思います。
みんながレールの上に乗っかっていれば、ハッピーになれるのであれば
自分の頭で考えなくても良いのかもしれませんが、
現状は誰も得をしていません。
こんな時こそ、我々は「想像する」必要があります。
そのためには、私たちを縛る既成概念を捨てる勇気が必要です。
2013年度の採用活動に向けて、
本当に学生も企業もハッピーになれる就職と採用の形を
私ももっともっと想像しなければいけません。
例えば「面接をしない選考」や「採用直結のインターン(就業体験)」
など…具体的にはまだまだぜんぜん考えられていませんが、
どんどん仕掛けて行きたいものですね。
次は、長崎です!
大人とコミュニケーションをとることの重要性
2011年2月21日 (月曜日)
皆さん、こんにちは。パフの高田です。
社長室の皆さんには常に後ろめたい気持ち(あの書類だしたっけなぁとか)があるので、
腰がひけてしまいます。。。。
ただ、社長室というネーミングにも問題があるかと思います。「社長」というのがマズイですね。
「ニコニコフレンドリー室」とか「花畑室」とか「わんことにゃんこの相談室」とか
そういうのに変えていただけると嬉しいです。
さて、今日は少しだけ真面目な話です。
結論からお伝えすると、就職活動において、「就職活動以外の場で大人とたくさんコミュニケーションをとること」を勧めたいのです。
なぜかというと、働いている大人と就職活動以外の場でたくさんコミュニケーションをとることは、
以下の理由で就職活動の役に立つからです。
1)面接対策として効果がある
2)業界、会社、働くことについて、理解するためにとても適している
3)意外に皆やっていない
就職活動対策として様々な情報があふれています。
私もこういう職業なので、学生さんに質問や相談をいただくことがあります。
正直に言うと、そういう質問をいただく度に、
僕はあまり学生さんに言えることはないし、言えるような人間でもないなぁとも思います。
ただ、なんとかアドバイスしてあげたいというのも事実なので、いつも3つだけ伝えています。
1.働くのは「基本的に楽しい」ので、就職したほうがよい
2.大企業に行けなくても、「人生が終わったり」しないから安心してほしい
3.就職活動では、「たくさんの大人とコミュニケーション」をとってほしい
今日は、3の「たくさんの大人とコミュニケーション」を取ってほしいのかについて、
もう少し書いてみたいと思います。
まず、一つ目です。
1)面接対策として効果があるので
面接というのは、「大人とコミュニケーションをとる」場所です。
しかし、そこに登場する面接官と言うのは、皆さんが普段どこで何をして、
どんなことを考えているかは、基本的には分かっていません。
当たり前ですが、採用担当以外の普通の人は、
大学生とコミュニケーションをとることなんて、あまりないのです。
そういう人たちが面接官である場で、皆さんが自分のことを伝えるときには、
理想的には、彼らに分かりやすいように、自分自身を伝えてあげたり、会話をしたりする必要があります。
つまり、大人のレベルに合わせるのです。
面接官側が、違和感なくコミュニケーションが取れるようであれば、
面接での話も弾むでしょうし、皆さんのこともよく伝わると思います。
ただ、このようになるには、積み上げられた知識や、そもそものセンスが重要だったりするので、一長一短にはいきません。
(僕だって、大企業の社長と同じ視点で気持ち良くコミュニケーション取れるかと言ったら、そんなことはないと思います。異なる立場の人と話をするのは、普通は、すこし大変なのです。)
なので、そこまでいかなくても、最低限、「社会人って普通の大人なんだ」と思えることが重要です。
面接で見る社員というのは、とってもすごいように見えます。
そうすると、面接では、緊張で自分を出せなくて、うまくしゃべれないことや、
普段と違う自分を出してしまい、相手に誤解されてしまうなんてこともあると思います。
「社会人って普通の大人なんだ」と思えるには、経験と慣れがあれば大丈夫です。
就職活動以外の場で、大人とたくさん話をして、
「社会人って、自分と共通点もあるし、普通の人間なんだな」と腹落ちして考えられるようになるのが重要なんです。
そうすると、普段の素の自分が出せるようになり、皆さんのことをしっかりと伝えられるようになりますよ。
2)業界、会社、働くことについて、理解するためにとても適しているので
よく言われていることですが、就職ナビでエントリーしたりセミナーに出ただけで、就職活動をした気になってはだめです。
基本的には、それらは広告であるし、会社の代表として行っていることですので、どうしても、建前も含まれてしまいます。
(もちろん、本音でしゃべっている部分もありますが)
本当に業界、会社、働くことについて理解をしたり、イメージをつけたかったら、
採用担当やリクルーター以外の社会人と、「1対1」でしゃべることです。
日本人と言うのは、とても素直なので、1対1で若者に物事を聞かれると、
本音を言ってしまう生き物なのです。
また、大人数の場では、言わないこと、言えないことが、たくさん聞けます。
そうすると、いわゆる「働くイメージ」というのが、なんとなく分かってきます。
その社会人の方に聞いた話が面白そうだったら、その業界をもっと調べてみればいいし、
レベルが高くて自分にはできなそうであれば、応募対象にするのかは考えたほうがいいですよね。
とにかく、普通の社会人としゃべることが重要です。
現場が全てとは思いませんが、就職情報と結合することで、世の中のことがしっかり見えてくると思いますよ。
3)意外に皆やっていないので
これは不思議なんですね。とても重要なのに、就職活動生は、意外と大人とコミュニケーションをあまりとりませんね。
なにかすごいこととでも思っているでしょうか。最近は、「自己分析をやっているので、OB訪問できない」っていう話も聞きました。
だからこそ、自分が勇気を出して、実施してみる価値があるのだと思います。
その一歩を踏み出す勇気が出ない君へ。
大人とコミュニケーションを取ることは、そんなに大したことではありません。
もっと言えば、学生さんに仕事のこととか聞かれて、嫌な気分がする社会人っていないと思いますよ。
皆、喜んで教えてくれると思います。人間って、けっこういい奴なんですよね。
こんなところでしょうか。
たくさんの大人とコミュニケーションをとることって、
社会人になっても実施効果は続きますが、大人に簡単には出来ません。
君たちだけができる、とっても貴重な機会です。
もし興味が湧いた方がいらっしゃれば、ぜひ実施してみてください。
次は、田代です。
真珠
2011年2月18日 (金曜日)
みなさま、こんにちは。
木村が担当するC社Cさんとのお仕事で、新たなチャレンジの機会を
いただいた杉平です。
蓄積された過去の成果であるこのチャンス、さらなる積み重ねになるよう、
気合いれます!!
さて、今日は宝石のお話しです。
わたしが一番好きな宝石は、「真珠」です。
実はこれにはキッカケがあります。
パフに転職する前の十数年間、旅行会社で働いていた私、
添乗員として国内・海外を飛び回っていた頃、
ツアーでミキモト真珠島を訪れたことがあります。
そのとき、施設内をご案内してくださったオジサマが、こんな話をしてくれました。
「キズ一つない美しい真珠があるとします。
そしてもうひとつ、輝きでは勝っているけれど、キズのある
真珠があるとします。どちらのほうが価値が高いと思いますか?」
ツアーに参加したお客様のほとんどは、
キズがない真珠のほうが価値が高いだろうと答えたのですが・・・
答えは後者の真珠でした。
「もちろん、キズが少ないことも大事なのですが、
それよりも大切なのは "テリ" と呼ばれる輝き・光沢なんです。
真珠が成長する過程でついたキズはむしろ、本物の証です。
人間と同じですよね。」
最後のヒトコトで私はすっかり真珠のファンになったというわけです。
生体がつくる鉱物ってなんだかとても神秘的です。
真珠は、貝殻成分を分泌する外套膜が貝の体内に偶然に入りこむことで
生成されるのだそうです。
その 【偶然のかけら】 を幾重にも包み込んで出来る稀少な宝石。
その層がたくさんあるほど耐久性があり、光沢にも深みがでるのだそう。
自分の身に起きた 【偶然のかけら】 を、人生の中で積み重ねて、
輝きに変えていく。
わたしもそんな優しくしなやかで強い女性でありたいなと思っています。
就職活動中のみなさーん。
そろそろ選考も進み始めている時期、希望する会社からの残念な連絡
をもらったりして傷つくこともたくさんあるでしょう。
でも、成長過程でついたキズは本物の証。本気でトライしたからこそ。
いつか必ず、それがあなたの輝きになりますよ。
どんなときも腐らず、諦めず、ね。
さて次は、いつも私のいる社長室に来るときは上半身がひけている、
高田の登場です! (わたしと経理のお姉さんが怖いのかなー。笑)
過去と現在はつながっている
2011年2月17日 (木曜日)
こんにちは。木村です。
製薬業界についてもそうですが、今、いろんな分野の勉強を同時並行で
進めています。難しい勉強ではなく、基本的な知識レベルですが……。
学ぶことは楽しいですね
さて。ここ最近感じること。
過去と現在はつながっているということ。
ムダな経験はひとつもないと思っていますが、
最近お会いする方々とのやりとりで、そう感じる機会がとても多くあります。
例えば、1年目の頃から訪問しているA社様。
採用担当者の方は途中で変わっていますが、何度もご訪問させて
いただいているため、お会いする方が変わっても、(当たり前
かもしれませんが)お話する内容が毎年だんだんと深まっています。
例えば、B社のBさん。
丸3年担当をさせていただいていますが、パフとのつながりは、
もう7年ほど前からあります。最近、仕事以外での話も増え、
良い関係を築かせていただいています。
例えば、C社のCさん。
以前採用担当をしていたのですが、今は異動して別の部署にいます。
でも、ひょんなことからご相談をいただき、今度一緒にお仕事をさせて
いただくことになりました。
実は、Cさんが採用担当をしていたのは私が入社する前。
当時お手伝いをしていた吉川・保坂を頼ってご連絡をいただいたことが
キッカケでした。
自分や他の人が過去に築き上げた時間と経験。
もしその場でうまくいかなかったことがあったとしても、
それは必ず自分の身になっています。
過ぎ去った過去、ではなく、過去が蓄積されている現在。
過去を過去として捉えず、現在に生かす。
自分の行動が、前向きに変わるような気がしています
– – – – – – – – – – – – – – – – – –
実はもうひとつ感じていることが。
「継続は力なり」。
続ければ、きっと気づくことがあり、そのタイミングも訪れる。
簡単にあきらめない生き方をしようと思った2月なのでした。
お次は、今C社Cさんとのお仕事を一緒に進めている杉平です!
決断に責任を持つ
2011年2月16日 (水曜日)
大野と同じく、製薬業界について勉強している大橋です。
突然ですが、私は今スマートフォンの購入を検討しています。今、使っている携帯電話は、もう丸4年使っていて、とても古くなってきているためです。(twitterはおろか、mixiも閲覧できないのです…)
これまで、購入を考えていたのは、先週に発売されたばかりのA社のスマートフォンでした。店頭で操作してみた感じや、自分自身の使用用途に照らして、これがベストだと思っていました。
しかし、探せど探せど、どのお店も在庫がない状況で、予約のみの受付となっていました。
予約してもいつ入荷されるかわからないということで、即日受け取りにこだわった私は、在庫を探すため、ある比較サイトを訪れました。
そこには、すでに手にしたユーザーからのレビューが多数、投稿されていました。評価は様々で、正直、私が目にした時点では、辛口なコメントも少なくなかったのです。そこで、私は購入を躊躇してしまいました。
「もう少し吟味が必要じゃないか」
「別の、ユーザー評価の高い製品のほうがいいのではないか」
「もう少し高性能のものが出るまで待ったほうがよくはないか」
あんなに買うと意気込んでいたはずなのに、この先2年間は使うと考えたときに、迷いが生じてきました。
***
ふと、これって、内定承諾を迷っている就職活動生もこんな気持ちなのかなぁと妄想しました。
この先、何十年と働くかもしれない会社、決断に際して不安にならないわけはありません。
そんなときに、他者の声に(誰ともわからないネットの声であっても)ものすごく影響を受けてしまうのは、わからないでもないなぁと感じました。
私たち人材業界の人間や人事担当者の方は、そんなネットの声なんかに振り回されずに、自分自身で決断しなさいと、よく言います。それは、正しいと思います。でも、迷うのも、揺れるのもわかるなぁと。
きっと大切なのは、そこで次のアクションを起こすことなのでしょう。
不安に思っていることを企業の人に率直に聞いてみるとか、信頼のおける人に相談してみるとか、改めて決断のポイントを整理し直してみるとか。
ネットの声だけに反応して、出した結論は、きっと脆いです。
入社後に、想像と違ったこと、辛いこと、大変なことに直面した際に踏ん張れなくなると思うのです。
自分の決断に責任を持つためには、どうすればいいのか、そんなことも考えながら就職活動に取り組んでほしいなと思います。
続いて、同じく製薬業界について勉強していると思われる木村です!
「社会」を愛おしく感じる方法
2011年2月15日 (火曜日)
勉強熱心と紹介されて、いい気持ちになった大野です。
確かに、最近勉強することが楽しくなりました。
おそらく理由は1つです。
社会人2年目も終わりを迎えているのですが、
学生時代までは、全くと言っていい程無知だった企業の情報に毎日触れて
日常生活で、「自分」と「企業」との接点を見つけることが増えたからです。
やっと日経新聞が面白くなりました(笑)
※イメージは、知らない人ばかり出ていたテレビに、少しづつ顔見知りが
増えてきた感じです。(分かりづらいですね、すみません。汗)
例えばこんな場面…………………………………………..
・訪問先から会社への帰り道
工事現場の前を通りかり、壁にかかった白いボードに記載された会社名を見ると、
長年お取引いただいているA社さんの社名が。
「ご迷惑おかけしますー。」と私に対して声をかけてくださったおじさんに、
こちらも頭を下げたくなる。「いえいえ、こちらこそお世話になっておりますー。」
・家への帰り道
駅のロータリーで停車していたトラックの車体に、またまたお取引いただいている
B社さんの社名を発見。「ここでも遭遇!!!」と、思わず運転していたおじさんに
手を振りたくなる。「いつもおいしく食べてますー。夜勤お疲れ様です。」
またまた工事現場に遭遇。どうやら地盤整備をしている模様。最近訪問したC社さんを
思い出し、自分とのつながりを妄想する。
・帰宅後
今、勉強中の製薬業界。たまたま手にとったマスクに記載されていたのは今日電話したばかりの
D社さんの社名。「あら、こんにちは。」パッケージを熟読する。
・夕飯を食べに近くのショッピングモールへ。
いつも人気のとある中華料理屋。つぶれる店舗が多い中、生き残りの謎を考える。
気になったので運営会社を携帯でチェック。業界でも有名な社名がヒットし、納得する。
・就寝前
父からアミューズメント業界本なるものを借りる。業界ならではの最新情報
(今、最も売れているプリクラ機やスロットマシーンの情報など)に目を通す。
普段何気なく目にしているモノの仕掛けが分かり、思わず読み込んでしまう。
…………………………………………………………
こんな風に、自分が“生かされている”という事実を痛感します。
同時に、今私が知っているサービスや商品に隠された、顔も知らない人の思惑や想いを感じます。
私の場合、パフという会社に所属したことで、社会とのつながりを初めて感じましたが、
学生時代は、社会における自分の無力さに苛立っていましたし、そもそもつながりなんて
一切感じませんでした。
もし、企業人だけしかつながりを体験できない仕組みになっているとすれば、もったいない。
子供も、大人も、企業人も、そうじゃない人も、年配の方も、誰もが等しく、社会とのつながりを
感じることができれば、もっとこの世を愛おしく感じることができるかもしれませんね。
脈絡なく書いてしまいましたが、今日はここまでで終わりです。
次は、大橋です。
生きるちから
2011年2月14日 (月曜日)
実は初めてマラソンの応援に参加した岩崎です。
風のように前を駆け抜けていく先頭集団の速さに驚き、
一生懸命走る先輩たちに感動し、最後まで楽しい時間を過ごすことができました。
先日、同期の木村からとある相談を持ちかけられ、
二人でああでもない、こうでもないと議論をしているうちに、
とある言葉に出会いました。
それは、『ライフスキル』。
1993年にWHO(世界保健機構)が「日常生活の中で出会う様々な問題や課題に、
自分で、創造的でしかも効果ある対処のできる能力」と定義したものだそう。
具体的には次のような能力を含むとのこと。
・自己認識
・共感性
・効果的コミュニケーションスキル
・対人関係スキル
・意志決定スキル
・問題解決スキル
・創造的思考
・批判的思考(クリティカル思考)
・感情対処
・ストレス対処
※詳しくはウィキペディアを参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%8A%80%E8%83%BD
就職活動をしていると『社会人基礎力』という言葉に出会うことがあると思います。
『社会人基礎力』とは2006年から経済産業省が提唱している概念で、
「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つを
社会人基礎力の核としています。
※こちらも詳しくはウィキペディアを参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E5%8A%9B
正直、私この『社会人基礎力』という言葉、そしてその内容に今までピンと
きてはいませんでした・・・。
そんな中、ふとしたきっかけで『ライフスキル』という言葉、そして考え方を知って、
なるほど!と今までのモヤモヤを吹き飛ばすくらいの感動を覚えました。
「社会人」という日本語には、どうしても「会社で働く人」という意味合いが
強く出てしまいます。だから、なぜか「これから新しく身につけなきゃ!」という
意識が働いてしまうように思うのです。
それって面倒くさい、どうせ自分にはできないし…とかネガティブに考えてしまって
いました。
しかし、上に挙げた力はその名の通り、『ライフスキル』。人間として生きていく上で、
どんなことをしていても必要になる力だとハッとさせられたのでした。
だからこそ目を背けて進むことはできないし、今の自分でもできているものもあるはず。
できていないものとも向き合っていかなければならないと。
二つを見比べてみると、きっと内容は同じことを指しているのだと思います。
何をどういう言葉で表現するかというのは、思った以上に影響が大きいことも
あるんですね。
人によって受け取り方はそれぞれ。きちんと受け取ってもらえていなければ、
それは伝わったことにはなりません。これもコミュニケーションですね。
そんな偶然の出会いをくれた同期の木村に感謝です(笑)
次は、最近とても勉強熱心な大野です。