サービスの先にあるもの
2010年4月21日 (水曜日)
2年目になりました。大野です。
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今、私はHRコンサルティンググループに所属し、日々営業活動を行っています。
そして現在、外食のとある会社さんでパフの商品の一つ《新入社員向けSNS》をご利用いただいています。
先日、そのお客様の店にいってみました。
新人(らしき)女性が調理場にいました。
たまたまカウンターの席に座れたので、
食事が出てくる間、その女性ををずっと凝視していました。
そして勝手に、どんな気持ちでいるのか1人妄想を開始しました。
・・・・・
顔はもう必死そのもの、緊張感であふれています。
近くにいる店長らしき方は、
非常に厳しい口調で指示を出されています。
怖いです。雰囲気が物凄く怖いです。
調理器具の場所が分からないようでオロオロしています。
やらなきゃいけないことがどんどんたまります。
・・・
しばらく見ていて
まだこの仕事に就いたばかりなんだろうなというのが
よく分かりました。
それでも、
自分の仕事に一生懸命取り組んでいることが
その表情からひしひしと伝わってきました。
きっと今は、慣れない環境に、仕事に、日々の生活に
とまどっているんだろうな。
辛くなっていないかな・・・
この時期って同期や人事の存在は大きいだろうな
1人で抱え込まないといいなぁ
そんなことを思いながら、ふとあることを考えました。
「あぁ、これって自分の提供している商品の出番だ!」
「あれはこの目の前の新人(らしき方)に役立つためにあるものなんだ!」」
今、人事ご担当者様に会う機会は多いのですが
実際に使っている学生と直接話すことは多くはありません。
この目の前の新人(らしき)方にとって
イキイキと働くことを実現するためには
どう運用をすればいいだろうか、
1人で抱え込まないためには
どうすれば役立てるだろうか
正解はないのかもしれないのでが
今回、実際に(一方的に)お会いしたことで
商品の存在意義や自分の為すべきことが
これまで以上に明確になりました。
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どんな企業にも商品はあります。
その会社の商品があることで、
・どんな人の役に立ち
・誰から感謝されるのか
・だれが幸せになるのか
イメージしながら
(時には現場も見に行ったりして)
商品の先にあるものや商品のもつ可能性を考えながら
就職活動や仕事ができると、
わくわくしますし、自分自身もイキイキと働けるのだなと感じました。
今後もこっそり新人(らしき方)に会いにいくことを継続しようと思います。
次は、私が勝手にイマジネーション力があると思っている木村です!
人と会うこと
2010年4月20日 (火曜日)
こんにちは。気づいてみると持ち物にはなぜかキャラクターものが多い岩崎です。
机にあるプーさんは会社宛にいただいた電報についていたものです。
先日、めずらしく大学時代の友人から「飲みに行くんだけど来る?」と
突然のお誘いがありました。
なかなか終わり時間が見えない仕事の仕方をしてしまっている私ですが、
これまためずらしく、「行く!!遅くなるかもしれないけど」と答えて、
参加宣言をしました。
そして、当日。
なるべく早く会社を出られるようにと仕事を進めていたのですが、
どう頑張ってもお店のラストオーダーはおろか、閉店時間にすら間に合わない
状態になってしまいました。
一度は友人と会うことを諦めて、「ごめん、今日は無理だ」と連絡をしたのですが、
その後、なぜかとっても気分が落ち込んでしまったのです。
自分で認識しているよりも深く、友人との再会を楽しみにしていたのだと、
その時になって初めて気付きました。
普段だったら、迷惑がかかるのでそんなことは絶対しないのですが、
電車を待っている間に再度友人に「23時頃に横浜に着くんだけど、それでも会える?」と
再度連絡。
すると、「お店終わっちゃうからお酒は飲めないけど、会うだけでもいいよ~」と
嬉しい言葉。すぐさま電車に飛び乗り、たった20分でしたが、
友人の相談にのったり、励ましたり、何でもない話をして帰宅しました。
当たり前ですが、普段は会社関係のコミュニティでほとんどを過ごしている私。
ときどき学生時代の友人と会うと、今の自分が置かれている環境や、
人から見られる自分自身、元々の自分の性格を客観的に見ることができます。
4月に入り、皆さんの就職活動も色々な局面を迎えていると思います。
既に入社を決めた友人がいたり、まだまだ就職活動を続けている友人がいたり、
就職活動について、自分自身について、なかなか話せない時期が今かもしれません。
でも、一人で考えていたって答えは出ないこともあります。
人に話すことで気づくこともあります。
こんな時だからこそ、人と会うことを忘れないでいてほしいと思います。
明日はいよいよ「先輩」になった大野です。
PDCAを回そう
2010年4月19日 (月曜日)
こんにちは。伊藤です。
企業から合否が届き、日々、喜んだり悔しがったりの繰り返しでしょうか。
この時期はまだ「全然うまくいかない……」という方が圧倒的多数だと思います。
以下、私なりのアドバイスです。
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●そもそも
日本には400万社超の法人があり、1万社程度が就職ナビ等に企業情報を掲載し、
そのうち皆さんが知っている(社名を聞いたことがある等)のは、せいぜい
300~500社程度。いわゆる「人気企業ランキング」に入る企業です。
これらの企業に応募が殺到するため、「全然うまくいかない……」人が圧倒的
多数になり、「そりゃそうだ」ということになります。
少し視野を拡げると、学生には知名度がない「超・優良企業」や「これから伸
び盛りの企業」「自分の能力とやる気を最大限に引き出してくれる企業」がた
くさんあります。
●企業が採用する人
企業が採用するのは「自社で仕事ができそう(活躍しそう)な人」です。
面接では、過去の経験を聞きながら、入社後の姿を想像し「自社で活躍できそ
うか」を類推して、合否を決めます。
●仕事ができる、とは
基本的には【能力×やる気】です。
経済産業省/社会人基礎力では【能力】を
1)前に踏み出す力
2)考え抜く力
3)チームで働く力 の3つに分けています。
一方の【やる気】は、社風や風土、志向性とのマッチングです。
つまり、面接官は、過去の経験を聞きながら「こういう【能力】が優れている
(のだろう)な」とか「自社の雰囲気に合っている(かもしれない)な」など
と考えているのです。
但し、【能力】については、上記はあくまで一般論。企業によって異なります。
たとえば接客の仕事であれば、第一印象の評価比重がとても高いかもしれません。
また、社風とのマッチング、なんて、面接官の「主観」です。
●PDCAサイクルを回そう
さて、皆さんが仕事をし始めると必ず習うことに「PDCAサイクル」があり
ます。Plan → Do → Check → Action (→Plan …) です。
もし今うまくいっていないのであれば、このタイミングで「Check」してみて
はどうですか。
Check ポイントは
□過去の経験は整理できているか
□過去の経験をもとに、自分の「能力」を自分で理解しているか
□その「能力」は面接官に伝わっていたか
□伝え方にさらに工夫はできないか
□「やる気」を継続できると思う企業を受けていたか
□相手が納得できるその根拠を伝えられていたか
などでしょうか。
就活のしんどさのひとつは「落ちた企業からフィードバックがない」ことです
が、こうしてひとつひとつチェックしてみると「伝え方」に問題があったのか
「そもそも自分が活躍できない企業を受けていたのか」くらいは見えてくるか
もしれません。
そして、こういった作業で大事なのは、他者からの視点。
できれば、友人と一緒に「就活現状 check ミーティング」ができると良いで
すね。
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4月も中旬なのに寒暖があり過ごしづらい日々ですが
明るい未来に向かってがんばってください。
明日は、机に「くまのプーさん」が置いてある岩崎です。
ひと呼吸。
2010年4月16日 (金曜日)
先々週、花見に行ってきました。
中央線をはさんで北側にある「善福寺川公園」と
南側にある「善福寺川緑地公園」を間違えてしまった吉田です。
おいしい日本酒も飲めたし、桜もきれいだっだし、
久々に新入社員時代の同僚とも会えたので、大満足でした。
さて、社会人10年目の私ですが、家事もして子育てもして
働くって厳しいなーと思うことがあります。
なんでもっとうまく時間管理ができないかな。
なんで未然に防いでいるはずなのに風邪をひいてしまうかな。
ほかにもいろいろと頭を悩ませるものの、働いているのは厳しくもあり楽しいから。
都度工夫して試行錯誤です。そしてひと呼吸。
皆さん、各社選考スケジュールと自身のスケジュールの間で、
慌しくしているのではないかと思います。
ひと呼吸して、体調に気をつけて選考に臨んでください。
次は、伊藤です。
親父の背中
2010年4月15日 (木曜日)
みなさん、こんにちは。入社10年目の貫禄がほしい吉川です。
先日、ある会社さんの新入社員研修をお手伝いしてきました。
そのお疲れ様会で人事の方からこんな話を聞きました。
今日最後に皆の前で手を挙げて発表した新入社員がいたでしょ。
あの子の父親、実はウチの社員なんですよ。
僕が面接をしたんですけど、入社の動機を聞いたらこんな話
をしてくれたんです。
「子供のころは父親が毎晩遅く帰ってくるのが、とてもイヤ
でした。だから父親がどんなところでどんな仕事をしてい
るか知りたくて、会社説明会に参加したんです。
説明会で御社の事業内容を聞いた時、いたく感動しました。
お父さんは“日本のために仕事していたんだ”って気づ
いたからです。ぜひ御社に入社したいと思います」
いや~、感動しましたね。
父親の立場からしたら、たまらなく嬉しいことですよね。
僕も2年前に息子ができたんですが、仕事で辛い時、ここで
自分が逃げてしまっては、息子が今後の人生でつまずいた時
「がんばれ、逃げるな」っていえなくなっちゃうなと思って
頑張れるんですよね。子供ができるまで、こんな風に考える
なんてこと、想像もできませんでした。
働く親父は誰しも世の中で戦っているんですね。
私も社会人になって初めて親の偉大さに気づきました。
このことを学生時代に気づけると、また違った就職活動になって
いたんじゃないかな?と思います。
就職活動をしている皆さんには改めて、
身近なオトナ、父親・母親・兄弟・姉妹の働く背中をよくよく
見てほしいなと思います。
明日は、花見会場を間違えてしまった吉田です。
文章を書くのが苦手。。。
2010年4月14日 (水曜日)
内定者の大橋を指導するのが最近生きがいの保坂です。
飲み会で絡んだりパワハラはしていないのでご安心ください。
・・・
私はこの2丁目ブログ以外に、
パフの企業関係者の皆さんに毎週送っているメルマガの文頭のご挨拶を
書いています。
学生の皆さん向けのメルマガを担当する田代ほど文才がないもので
この2丁目ブログ以上に、毎週書くことに悩んでいます。
でも、毎週こつこつ書くことは無駄じゃないなって思うことがあります。
それは、ご愛読いただいている一部の方に、メールの感想や温かいメッ
セージをいただくときです。
拙い文章かもしれないですが、私が大切にしていることが1つあります。
それは、会ったことがない人でも、不特定多数の人でも、
「顔をイメージして文章を書くこと」。
ご愛読いただいている一部の方からのメッセージを頂戴したときは、
その顔が一致したようで、すごく嬉しくなります。
(本当はお会いしたことがないので顔はわからないままなのですが)
学生の皆さんも、
まだエントリーシートに悩んでいる方がいるのではないかと思います。
そのエントリーシートは誰に読まれるかわからないからといって、
無機質なものになっていませんか。
そのエントリーシートを読んでくれるだろう人をイメージして、
もう一度書いてみてください。あなたのメッセージが誰かに届くときが
あると思いますよ。
・・・
でも(話の流れは崩れますが)
この時期になったら、エントリーシート(書類選考)がない企業に会いに行く!
ということをオススメします!
自分に会ってくれる、面接で評価してくれる企業もたくさんありますからね。
・・・
次回は、10年目を迎えた吉川です!
就職に必要な3つの気概
2010年4月13日 (火曜日)
こんにちは、湿気で髪が暴れている平原です。
先日、先輩の保坂・長崎と内定者の大橋の4人で飲んでいた時の事。
いい感じにお酒も入り、パフの3強女性陣に囲まれて大変そうな大橋に
向かって、長崎がとっても素敵なことを言っていてとても共感したので、
就職活動中の皆さんにも共有したいと思います。
長崎を知っているかたは、長崎口調でお読みください。
—–
おい、オオハシ。
就職にはね、3つの気概が必要。ね、みっつ!
まずひとつめ。
自分で自分の生計を立てるのだ、経済的に自立するのだという気概!!
当たり前だけれど、働くという事は自分で食いぶちを稼ぐということ。
自分の生活を自分で守るということなの。なぜだかこれを感じない学生が
多すぎる。
親に守られて今まで生きてきた学生諸君にはぜひこの気概をもって
働くということをリアルに考えてもらいたい。
わかるか、オオハシ!!
オオハシ「なるほど~」
ふたつめ。
会社に貢献するんだという気概!!
会社にはいって、お給料をもらうということは、その会社に貢献すると
いうこと。とかく自分のやりたいことかどうか、キャリアビジョンが
どうこう、と考える人が多いけど、自分がどれだけその会社に貢献できる
かということを考えるひとはとっても少ない。
オオハシ、パフに貢献できるか?!
オオハシ「はい、がんばりますっ」
そして、みっつめ!!
世の中を良くするんだという気概!!
働くということは、社会に貢献するということ。自分の仕事で世の中を
良くするのだという志を持ってほしい。
でも、これだけじゃだめ!
ボランティア団体に入るんじゃないんだから、この社会貢献だけしか
視野がない人は、やっぱりだめ。
みっつもっていることが大事なの、オオハシッ
オオハシ「なるほど~~」
—-
と、大橋は押されまくっていましたが、保坂・平原は大大大共感。
ぜひ、皆さんにこの3つの視点をもって就職活動に取り組んでほしいと
思います。
お次は、その飲み会で途中意味不明な発言をして大爆笑をとった保坂です。
<続>不合格について考える
2010年4月12日 (月曜日)
こんにちは。1日納豆3パックの長崎です。
この時期に何を書くべきか、迷いに迷った末、昨年の同時期に書いた「不合格について考える」という記事を再度アップすることにします。読んでいただけると嬉しいです。
↓↓
さて、4月に入りました。皆さん、心身ともに元気ですか?
自分自身の就職活動(といっても、もう6年も前のことですが)を振り返ると
4月後半に体力的にがっくりきてしまい、朝起きれない!起きたら面接終了時間!
ということが続いた日々がありました。
慣れないこと、かつ緊張することが連続すると、体が疲弊してしまうんでしょうね。
あんなに食べたのに痩せるという経験をしたのは、後にも先にも就職活動時だけです。
(そういう意味では戻りたい)
せっかくゲットした「面接」という場。
後悔したくなくて、再度時間をとってもらうお願いをして、対応してくれた企業が
1社だけありました。技術系試験の合間に、わざわざ時間を作ってくれたのです。
以下、再現。(人事担当→人と表記します)
人:「あなたは、説明会の時、右前方10列目くらいに座ってましたねぇ」
私:「そうです!あんなに人がいたのに、なんでわかるんですか?」
(心の中の声「あ、これいけるかもー♪」)
人:「目がギラギラしていたので、覚えています」
~中略、普通の面接~
人:「そうですか。あなたはうちの会社には向いていないかもしれないですね」
私:「!!!(衝撃) どうしてですか」
人:「あなたのような人は、うちの会社では物足りなくなるでしょう。
正直、うちの会社は女性を活躍させようという意識がまだ薄い。
そういう意味でまだ古い会社です。あなたを生かす場を提供できる会社
ではない」
私:「いや!でも!!私~~~~(いかに適応できるかアピールが続く…)」
あの時はショックでした。まさか目の前で言われるなんて思わないし、
人事の方の優しさだとは思いつつも、真っ向否定されたみたいで悲しかった。
でも、今ならわかるんですよね。「確かにあの会社と私じゃ真逆の雰囲気だな」
「入ったら苦しんでたんだろうな」って。
だから、あの人事の方にはとても感謝しています。不合格理由がわかる不合格
ってなかなかもらえないですもんね。
就職活動時たくさんもらった不合格たちが、私をパフに導いてくれたんだと
思います。
*********************
不合格。
辛いですね。今まで生きた中でこんなに不合格をたくさんもらうことも
なかったでしょう。これ以降もないかもしれないですね。そういう意味で
稀な活動なんでしょうね、就職活動って。
今はしんどいかもしれませんが、ひとつひとつの不合格が皆さんの将来を
方向づけてくれています。
この企業がダメなら、次の企業。そうやって、足を止めなければ、必ずしや
自分とマッチした企業に出会えます。まだまだ4月。ホント!まだ4月です。
諦めずに、いろいろな角度から企業を見つけてほしいです。
※ただ、「自分のやりたいことを実現する」という軸だけでは難しいですよ。
*********************
不合格。
今年はパフ自身の採用担当も兼務しながら、仕事をしています。
不合格を出すのは実に辛い作業。不合格にしようと鼻から思いながら、面接
する人はいません。できれば合格を出したいものなんです。
でも、現実的に採用人数は決まっている。9割以上(もっとかな?)に不合格
を出さなくては採用活動、企業活動が成り立たないんですよね。
毎回、「この不合格が新しい道を見つける一歩でありますように」と祈りながら
通知を出しています。私が特殊なのではなく、おそらくこの職学校Webに掲載
されている「学生の皆さんの就職活動と成長を支援する企業」の人事の方は
同じ想いを持っている人が多いのではないかな。
学生にとっても、企業にとっても不合格は辛いものなのです。
だからこそ、せっかくもらった不合格。前に進むきっかけにしてほしい。
この考えは採用担当のエゴでしょうか。エゴと言われても仕方ないかもしれませんが
今の私の意見であることは間違いありません。
*********************
不合格に負けないでください。
内定がなかなかもらえないこと、選考に落ちてしまうことは「負け」ではあ
りません。そんな状態の時に、腐ってしまうことが「負け」なんだと思います。
時には休憩しながら、前に進みたくなくなったら、横っちょ見ながら、
自分の道を見つけてほしいです!応援してるぜ、就活生!!
次は、平日も休日もアクティブな平原です。
臥薪嘗胆
2010年4月9日 (金曜日)
土田です。二年目になりました。
頭もよく、人望もある人になりたい24歳です。
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さて、今日は久々の「成語的世界」をお送りします。
今回は、『十八史略』から。
【臥薪嘗胆】
という成語を紹介します。
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【臥薪嘗胆】
復讐の為に耐え忍ぶこと、また、成功するために苦労に耐えるという意味
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この成語は、とても有名ですが、
この成語が、2つのエピソードからなっているというのは
皆様ご存知でしょうか?
【臥薪】
紀元前6世紀末。
呉と越の国は、長年の敵対関係にありました。
(「呉越同舟」の呉越です)
呉の王、闔閭は越軍敗れて、そのときに負った傷がもとで病死した。
後継者の夫差は敵をとることを決意。
毎晩、薪の上で苦痛に耐えながら寝ることでその敗戦の屈辱を忘れないようにした。
また、部下に毎日床に入る際、「お前はあの屈辱を忘れたのか」と言わせるようにした。
まもなく夫差は越に攻め込み、越王勾践の軍を破った。
【嘗胆】
捕虜となった勾践は夫差の馬番にされるなど屈辱に耐え、
許されて越に帰国した。
それ以来、毎日、動物の胆を嘗め、苦味で屈辱を思い起こし、
復讐の念を忘れないようにした。
その間、強大化したことに奢った呉王夫差は国力を疲弊させ、
ついに越の逆襲を受け大敗し、夫差は自決した。
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この2つのエピソードが混ざって、
【臥薪嘗胆】なのです。
私は、この臥薪嘗胆が現代人に残してくれている教訓も
二つあると思っています。
1.失敗しても、悔しさを忘れず、
成功するために毎日強い思いを持ち続ける。
2.成功しても、油断をしてしまってはしっぺ返しを食らう。
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これは、就職活動、仕事・・・なんにでも当てはまるのかもしれませんね。
現在、もう就職活動を終了し、残りの学生生活を満喫している皆さんも。
まだ就職活動を続けている皆さんも。
臥薪嘗胆、うぬぼれてはいけませんし、あきらめて悲観することもありません。
私も、この言葉を肝に銘じて、慢心せず、腐らずがんばります!
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次は、納豆にはまっている長崎です。
4月1日。触れて未来を
2010年4月8日 (木曜日)
こんにちは。パフの田代です。
4月1日…響きがいいですよね。
何かが始まる、新たなスタートの日。そんな感じです。
私たちの会社も、1名の新入社員が入社。
数は少ないけれども、新たな風が入るのはすごくいい。
入社式、そして歓迎会を行い、1日を祝うのでした。
というフレッシュマンの嬉しさは、もちろん、
この日を迎えるにあたって色々な思いが私の中に交錯しました。
ちょっと忘れたくないので、
メモ代わりに、ブログのテーマにしたいと思います。
4月1日、未来に触れてみた感覚。
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当然なんだけれども、
4月1日を迎えるということは年次が上がります。
私は社会人6年目。
小学校で言う最年長学年。早いなぁ。
でも、個人的な思いは、27歳も28歳もたいした変わりもない感じ。
歳とったなぁ、とは思わないんです。
あ、俺…丸5年もこの環境で働いていたんだぁ、
という込み上がる自信はありますし、人からの期待も痛いほど感じている。
でも自分は普通の兄ちゃんであり、まだまだだ!という自覚もすごくある。
気持ち的には、できないことは何もない、どうにかなる!と言えるので、
何が起きても怖がらなくなった気がします。
かかってこいっです。
自分の話は良いとして。
4月1日は、未来に触れたような気になります。
すごい感慨深いのは、
1年目社員が、2年目になるんだぁ、という思い。
彼らは最初から部署も同じで、ずっと近くで見てきたので
もぅ2年目になるんだぁ。昨日、入社した記憶なのに…って本当思います。
その他にも、
今年で10年目になる一期生の先輩社員がいたり、
年次が上がることで、自覚した表情になる後輩たちがいたり。
自分のことよりも、人の成長を見るのが大好きな私は
もうこの日は感無量でたまらなかったです…。
たった1日の出来事なんだけれども、
未来に触れたような気になるのが、4月1日。
新入社員が入って変わるのは、雰囲気、風土ではない。
むしろ先輩社員の意識。
皆、こうやって大人になってゆくのですね。
次は、私なんかより100倍・賢い成長中の2年目・土田です。