学生も馬鹿正直じゃやってられない時代なのか
2010年3月24日 (水曜日)
土田です。
先日、岡崎塾の卒塾式に出席した。
(※岡崎塾は土田が学生時代から御世話になっている
学生と社会人があつまり勉強会を行っているコミュニティーです)
2010年度からあらたな生活をスタートさせる8名(学部4年・修士1年)の皆さんが
卒塾生として、先輩社会人と現役大学3年生から祝福を受けた。
その後の懇親会で気になる話題が出たので
ここで取り上げることにしたい。
それは、「就職活動が営業活動化」しているのでは
ということであった。
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卒塾生の一人にK君という学生がいる。
国公立大院に通い、体育会系出身、地元の小学生サッカーチームのコーチを務め、
子供たちからの信頼も厚い。
容姿もさわやか、元気で性格もまっすぐ、人間くささも持ち合わせる人だ。
就職活動をする前には、パフでインターンとして社員とほぼ同じように営業活動にいそしんでいた。
私が就職活動をした09年度採用だと、どこからでも内定が出たような学生だと思う。
しかし、彼は結局1社からも内定が出ず、教員採用試験を受けるために大学院に残るという決断をした。
先日の卒塾式では「(内定が出なかったのは)あらためてなんでなんだろうね?」
という話になった。
そこででたのが、
「第一志望ではない会社には、第一志望だというウソはつかなかった」
「会社はどこでも一緒だから、素の自分をさらけ出して、評価してもらった会社に入って
目の前の仕事を一生懸命やりたい、と面接官に言っていた」
ということだった。
K君の同期の女子学生・Oさん(彼女も経営者の勉強会に参加したり、ベンチャー企業で週5日インターンをして社長に実務能力を評価されたという、本当にツチダなんかよりもよっぽど優秀な学生です)も、5月のGW明けまでは、上記のスタンスで臨んでいたところ、最終面接まで行くが、内定が出ない
というケースが相次いだという。
そこで、夏以降の面接では、妥協案として
「この会社に入りたい、入ったらこんなことがしてみたい」
ということを事前に考え、面接で言うようにしたところ、すんなり内定が出たという。
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私が就職活動していた09年度だと、
私の周りにもK君のようなスタンスでも内定をもらう学生はいた。
商社・メーカー・コンサル・金融と引っ張りだこ状態の学生もいた。
「俺はこういう人間です。どこの会社に入ってもがんばります。
必要だと思ってもらえるなら内定をください。」
という、どこの企業にも同じことを言う・正直で、迎合しないスタンスが通用した時代だった。
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いまや、状況は変わり、上記のようなスタンスは評価をしない会社が
増えてしまったようだ。
企業も厳選採用で内定者数が減る中、
内定辞退や、早期離職のリスクを重く見るようになったのであろう。
辞退しそうな人をわざわざ引っ張り込むところに労力をかけたくないという声も聞く。
「たしかに、人間的には魅力のある学生だけど、
どこでも会社は一緒、といっているし、内定辞退するかもな・・・
入社してからも、すぐやめちゃうんじゃないか」
そんな状況の中「内定を出してもどうせ他社に行くだろうな」
というようなK君のスタンスは敬遠されがちになってしまったのだ。
他方で、割り切って要領よく企業ごとに志望理由を
うまくアピールしていた学生がすんなり内定をもらっていた印象がある。
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しかし、個人的にはK君のようなスタンスの方が健全だと思うし、
自分も就職活動ではそうしてきた。
勿論、志望動機は伝えたが、企業に迎合したことは一切言わなかったし、
それが評価をされていた。
「働く」ことにおいては「どの会社に入るか」が本質ではなく、
そこで「自分がどう働くのか」が大事なんだ、という意味では、会社なんてどこでも一緒だし、A社に入ったから幸せな未来が待っていて、
B社に入ったらお先真っ暗、なんてことはありえないと今でも思う。
だから、A社にもB社にも同じ志望動機を言い・同じ自己PRをしていた。
このまま、「就職活動が営業活動化」してしまうと、どうなるのだろう。
ますます「ノウハウ」系の話題がフォーカスされてしまい、
「内定もらうためだから、しょうがない」と割り切る学生が増えるのではないだろうか。
勿論そういう強かさが社会に出てから必要なのは
営業をやっていて身にしみて感じている。
でも、学生のときから、自分の就職先を決める場で
「駆け引き」みたいな事を意識するのって、何か気持ち悪い。
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私の考えが甘いだけなのかもしれないが、
もっと学生と企業が真正面からガチンコで臨めたらいいんじゃないか。
「僕はこういう人間です。こんな長所もありますが、実はこんな欠点もあります。
御社の役に立ちますか?役に立つなら採用してください」
「うちはこういう会社です。こんないいところもありますが、実は課題も山積しています。
いっしょによりよい会社にしていきませんか。もし興味あるなら入社してください」
こんな、きれいごとみたいなことが実現するといいんじゃないか
と思う今日この頃である。
———–
以上、長文失礼致しました。
分不相応なことを申し、かつまとまりのない駄文で恐縮ですが、
ぜひ学生の皆様や、企業の人事担当者様のご意見をいただけますと幸いです。
次は、平原です。
パリーグ、人材業界、僕たちの未来
2010年3月23日 (火曜日)
こんにちは。パフの田代です。
球春到来 ――。
今週末、私の大好きなプロ野球のパリーグが開幕しました。
スポーツ好きな人間にとっては、待ちに待った季節です。
早速、パリーグ開幕戦の「埼玉西武 VS 千葉ロッテ」の試合を
パフの一部スタッフ同士で見に行ってきましたが、
やっぱり球場の雰囲気、人のざわめき、出店の匂い…いいな、って思います。
でも…皆さんは知っていますか。
今でこそ、パリーグは盛り上がっていますが、
私の幼少期の頃は、まったくお客さんが入らない時期がありました。
それは、人気のセリーグ、実力のパリーグ、なんて言葉もあるぐらい。
テレビ中継も多チャンネル化してなかった時代は、
巨人戦が中心でしたから、みんなセリーグばかり注目しますし、
パリーグは、プロ野球ニュースでほんの少し放送されるぐらいでした。
とにかく地味だったのです。
それが今のパリーグは…
・どの球団も若い選手が大活躍し、セリーグよりもフレッシュさがある
・地元への地域密着化を進めることで、地元に愛着が生まれた
・ファンサービスを意識するようになり、球場に行くのが楽しくなった
・もはや群雄割拠。どの球団が優勝するか読めないのが、また面白い
ということで、
チーム個々の力が重なり合うことで…
リーグを盛り上げようと全チーム意識することで…
結果的に、パリーグ全体の人気に繋がったのだと一人のファンとして感じています。
実は、この考え方。
ビジネスシーンでも全く同じことが言えるような気がします。
1つの企業が独占したり
数社の寡占状態が続いていたり、
一方で業界内で対立して喧嘩ばかりしている業界は、
いずれはしぼんでいくなぁ、と実感しています。
かの松下幸之助は、こんな言葉を残しています。
「対立は大切です。
言うべきことを言わないというのは、
対立すらもないということですな。
つまり、ものが生まれないということなんですね。
でも、対立して喧嘩ばかりしている業界は、
過当競争でみな損してしまうんです。
対立して、調和しているところは、
お互いに勉強して、正当な競争をして、業界を発展させていきますね。」
最近、弊社の釘崎社長ブログで、
我々パフの同業である「リクルート社に物申す!」記事があり
多くの方から感想をいただいたようですが、
現場にいるイチ社員として、意見を言うならば、
リクルート社は、業界の先駆者であり、敬意を表する大企業です。
だからこそ、どこよりも大志を持っていて欲しいし、
そんなリクルート社を見て、私たちも負けじと頑張りたいと思っています。
でも、これは同社に限ったことではなく、
私は人材業界すべての企業とともに頑張りたい。
今、世の中は、まだまだ不景気で
人材に対して「=コスト」という見方が非常に強くなっています。
つまり、人材に対して、全体的に企業が投資をしなくなっている。
投資=本気度。責任を背負う、と考えると、
世の中全体の人に対する本気度がしぼんでいくのではないかと
すごい危惧する今日この頃です。
価格競争、これ大事。
でも、価格の先にある、もっと本質の部分を全体で考えないと
自分自身の首を絞めることにつながるな、と。
業界全体が、盛り上がっている状態にしたい。
私たち人材業界は、今、岐路に立たされているような気がします。
私は、この業界を今のパリーグみたいにしなければいけないと
強く思っています。
不景気なんかに絶対、負けるな、人材業界。
業界自体が、元気がなくなるなんて…私、嫌っすね。だから頑張るのだ。
全ての同業他社に敬意を持って切磋琢磨しながら。
次は、日々格闘の土田です。
フグを最初に食べた人
2010年3月19日 (金曜日)
こんにちは、高田です。
フグ。
トラフグ、マフグなどが高級魚として有名であるが、
その身や内臓には、テトロドトキシンという非常に強い毒素を持っている。
テトロドトキシンは、300度以上で加熱をしても分解されず、
青酸カリの850倍の毒性を持つほどの強い毒素である。
その毒を持っている部位を除くように調理することで、
ふぐ刺し、白子、から揚げ、フグ鍋などとして食され、
高級料理として、食通の間で好まれている。
また、毒をもっている内臓も、糠漬けなど特殊な料理法を用いることで、
毒素を除くことが出来、珍味として非常に有名である。
フグは、種類によって、毒のある部分が違い、全身に毒を持つ種類もいれば、一部だけの種類もいるそう。
現在のようにフグを安全に調理できる方法が確立されるまでには、
多数の犠牲が出たのだと思う。
私は、フグを食べ始めた人たちを尊敬する。
「旨いものを食べたい」という自分の思いを実現させるために、
文字通り、人生をかけて行動した人を尊敬する。
おそらく、当時、周りの人間からは、馬鹿にされていたのだと思う。
「そこまでして、旨いものを食いたいのかよ」と。
そんな偉大なバカヤローを、心から尊敬している。
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ホリエモン。
本名、堀江 貴文。いわずと知れた、日本の実業家であり、ライブドアの元社長である。
ITの寵児として、また、プロ野球の球団買収、ニッポン放送買収、総選挙立候補と
日本を騒がせた人物だ。
結局、証券取引法違反で逮捕され、
その一連のニュースが、ワイドショーなどで騒がれたのは、記憶に新しい。
先日、旧ライブドアHDとの和解が成立し、堀江氏のほぼすべての資産にあたる
約209億円を引き渡すことが決まったそうだ。
この和解により、堀江氏は、無一文同然になったそう。
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フグを最初に食べた人とホリエモン。
どちらも偉大なバカヤローだ。
周りから何を言われても、わが道を進む。
道半ばで倒れることが明らかに多い道を敢えて進む。
そんな、彼らを私はとても尊敬している。
一度しかない人生、倒れることを覚悟しても、
自分の思いを実現させたいと思っている。
きっと、フグを食べ、毒にやられた人は、最後にこう言ったのではないか。
「う、うまい。こんな物を食べられるとは、なんて幸せなんだろう」
倒れるなら、前のめりに倒れたいし、
最後の言葉は、こんな言葉で締めくくりたい。
そういう人生は、私は幸せだと思う。
ちなみに、堀江氏だが、現在は、宇宙開発の事業を行っているそうだ。
その活動はブログやイベントなどで見ることができ、
「人類が定期的に、安価で宇宙に行けるようにする」という目標に向かって、
精力的に動いているよう。
現代のフグを食べる人は、一度毒を食べたくらいでは、倒れないようだ。
これもまた素敵だ。
次は、大宮アルディージャの大ファンであり、Jリーグが開幕してからソワソワしている田代です。
うれしいお呼び出し
2010年3月18日 (木曜日)
みなさま、こんにちは!
採用シーズン真っ盛り、パフの社内も忙しい季節。
普段よりもずっとお疲れモードのはずなのに、
最近、久しぶりに会う方々から口々に 「元気そうだね」 とか 「若返ったね」 と
いわれている杉平です。 (どうしてでしょう???)
先週、花の金曜日にも関わらず残業をしていると携帯に着信が。
表示を見ると、なんとパフに入社する前に働いていた、
某旅行会社T社の海外部署で責任者をしていらしたSさん。
今は彼も某社を退職し、別の旅行会社で役員をしていらっしゃいます。
電話に出ると、
「今、元T社のKと飲んでるから杉平さんもいらっしゃい!」 と。
今からって、今すでに21時半を回っているんですけど・・・
と遠慮するもお構いナシに 「待ってるから!ガチャン」 と切られてしまい
半分仕方なく、でも半分は嬉しい気持ちでお店に向かいました。
結局、Sさん・Kさんと3人で、合計3軒ハシゴで午前3時まで。
懐かしい思い出話などしながら酔った勢いでそれぞれの元同僚や上司に
メールや電話をしたりして。
私がパフに入社したのは丸3年前のおととい、3月16日。
つまり前職を離れて丸3年ということでもあります。
3年経った今でも、こうして私を思い出して、
飲もう!と呼び出してくれる人がいてくれること、
笑ってお酒を飲んでお互いの話しができる人間関係が続いていること
本当に幸せだなぁ、と、しみじみと感じました。
いま、あなたの周りにいる人とは、
3年後、5年後、10年後、たとえ環境や社会や自分自身が変わっても、
共に笑い合えているでしょうか。
忙しく目まぐるしく過ぎていく日々の中、
つい自分のことだけで頭も心も目一杯になってしまいがちですが、
今の自分の周りにいるたくさんの人たちに、
笑顔を向けたり、声をかけたり、耳を傾けたり、
そんなちょっとした時間を惜しまずにいたいものですね。
・・・さて次は、営業に出かける時も帰ってきた時も、
大きな声で社内のみんなに挨拶をしている、パフのムードメーカー・高田です!
問いかけてしまう
2010年3月17日 (水曜日)
こんにちは。まもなく4年目、木村です。
最近、学生の考えや流行がつかみにくくなっているように感じます。
もっと対話していかねば・・・!と思っていますので、学生のみなさん、街角で見かけたら話しかけてください(笑)
さて、いま色々な企業様に訪問していて、採用担当者さんから、
「学生に元気がない」
「本当にうちの会社に来たいと思っているのか、どんな仕事がしたいのか、わからない」
といったようなお話を伺うことがあります。
焦らされるような情報も多いし、3月で説明会や選考に忙しいだろうし、一生懸命活動している時期だと思うので、学生のみなさんも余裕がないのでは・・・と、私は推測しています。
もちろん、そんなことはなく、自分の基準を持って動き、毎日前向きに過ごし、余裕を持ってすごしている方もいらっしゃるでしょう。
でも、なぜ先ほどのように感じる担当者さんがいらっしゃるのでしょう・・・?
いま、私が一番知りたい、そして解決したいことです。
・学生のみなさんの元気がなく、考えが定まっていない状態にある?
・元気はあって、考えが定まっていても、それが相手に伝わっていない?
・企業のみなさんが、学生のみなさんに求めるものが、変わってきている?
・実は思い過ごしである?
・・・・・・などなど。
いろんな要素が重なっていると思いますし、これだ!というものを絞れるものでもないと思います。
でも、「学生に元気がない」、「本当にうちの会社に来たいと思っているのか、どんな仕事がしたいのか、わからない」と言っている担当者さんがいるのは事実。
学生のみなさん(そして企業の皆さん) 、この事実をどのように受け止めますか?
この事実があるということ、自分はどのように考え、行動しますか?
一生懸命活動していながらも、もし上記のような印象を与えてしまっているなら、本当に残念でもったいないと思います
でも同時に、もっともっとこれから良くなっていける、ということですよね
厳しいことを言いたかったわけではないのですが、淡々とした内容になってしまったかもしれません。
でも、いまがんばって活動しているみなさんに、自分をあらためて振り返るキッカケになってもらえたら嬉しいなと思っています。
(もちろん、企業のみなさんにも、自社の採用活動について振り返るキッカケになっていただけたら幸いです。)
日々勉強中、えらそうなことを言える立場ではないのですが、いま懸命に活動されているみなさんの支えに、そしてお役にたちたいな、と感じる今日この頃。
私自身には何ができるのか。この日記を1つのキッカケに、考え・行動していきたいと思います。
お次は、いつも元気で明るいオーラを放っている杉平です!
社会人、一年生。
2010年3月16日 (火曜日)
大野です。今月で新人が終わります。
来月から2年目が始まります。
今日は1年間を振り返りながら
日記を書いています。
新入社員がどんな気持ちか少しでもお伝えできればと思います。
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春。テレフォンアポイントメント。
電話で敬語をきちんと話すことができず、何度かけても迷惑そうに切られ、
会う約束すら自分はとれないのかと、これが今の自分だと、思い知らされました。
やっとの思いでとった初一人訪問は15分でした。
それでも、こんなに15分を嬉しいと思ったことはありませんでした。
そして突然の初受注。申込書。
先輩社員がもの凄く喜んでくれた姿を見て、嬉しくなったことを覚えています。
ただ、申込書よりも嬉しかったのは、この受注したイベントが終了した後に言われた
「あれは良かったよ。」
と、いう自分よりずっと年上のお客様に言われた言葉でした。
「あぁ、これが仕事か、こんなにたまらないのか。」
と、その日は興奮してなかなか寝付けませんでした。
言葉ではお伝えできませんが、とにかく、想像以上に幸せな経験でした。
私はパフの一員として、まだ重要な役職ではないし、
この仕事が日本に強烈にインパクトを与えた、というわけではありません。
でも、そこには目の前のお客様に喜んでもらえた
という、シンプルですが、とても嬉しい結果がありました。
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社会貢献をしないと存在意義や生きる意味がないんじゃないか、と思ってた学生時代は、
社会貢献が崇高なことで、一部の仕事しかそれが達成されないと思っていましたが
「どんな仕事や、どんな会社でも、社会貢献できない仕事はない。」という言葉を
この頃、お客様から教わりました。入社して1年たった今なら納得できます。
毎日ひどく疲れて電車でぐったりしてるサラリーウーマンも、サラリーマンも、
今、私(俺)がやってることにこの仕事で幸せになる誰かがいる、意味がある、という誇りや、
支えなければいけない存在があるから、傍から見れば格好悪くて、くだらないことでも、
へろへろになるまで戦うのかもしれないなぁ・・・・
と、2年目を目前にして思う今日この頃です。
皆さんは、どう思いますか。
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次は来月から4年目になる木村です。
ポジティブな言葉を使う
2010年3月15日 (月曜日)
いまだ実家でのんびり暮らしているので、親孝行は全然していない岩崎です。
大きな反抗期もなく、父とも母とも仲は良いですが、最近は朝に一瞬顔を合わせるだけ
の生活になってしまっています。皆さんも親御さんは大切に。
最近、町を歩けばリクルートスーツに身を包んだ就職活動生を多く見かけます。
就職活動が本格化しているということは、パフのお客様である企業の採用活動も
本格化しているということ。私の仕事内容柄、今のこの時期が繁忙期です。
社会人3年目ももうすぐ終わりに近づき、昔より知識や技術も身につけて、
前向きに取り組んではいますが、やはり睡眠不足や肩凝りなど物理的な問題には
負けそうになる時もあります
そんな毎日の中、やっと家に着き、ご飯を食べながらテレビを見ていた時のこと。
「ポジティブな言葉を使うと印象が良くなる」という内容がありました。
例えば…
「仕事どう?大変?」と聞かれたら、
「もぅ~ホント大変ですよ~!聞いてくださいよ~」と愚痴るのではなく、
「お陰さまで色々と勉強させてもらっています」と答える。
「あぁ~疲れたぁ」と言うのではなく、「よく働いたぁ!」と言う。
ネガティブな言葉をできるだけポジティブな言葉に変えていくという方法。
たったそれだけのことなのですが、なるほど!と納得してしまいました。
疲れた時や忙しいときなど、ついついネガティブな言葉が出てしまいがちです。
でもネガティブな言動は自分だけでなく、周りにもいい影響を与えないものです。
自分が「辛いなぁ。しんどいなぁ」と思っている時って、
なかなか周りに配慮できない場合も多いですよね。それも仕方ないと思います。
でも、ふと落ち着いてみると、自分より頑張っている人だってたくさんいます。
そんな人たちに元気を与えられるような存在になれたら素敵だなと思うのです。
就職活動もこれからが踏ん張りどき。(もちろん採用活動も同じく踏ん張りどき)
大変なことは承知な上で、みんなでいい影響を与え合えるようになったら、
それはきっと社会人になってからも役に立つものになると思います。
次回は先日研修を受けたばかりの大野です。
会社説明会、名言集。
2010年3月12日 (金曜日)
こんにちは。嫁から通達された門限を既に1度破り、「リーチ」のかかった伊藤です。
皆さん、恋してますか?
恋は(採用担当者の皆さんがクチを揃えて必要な能力だと言う)“コミュニケーション力”を存分に鍛えてくれます。恋せよ乙女、恋せよ男子。
・・・・・・
業界も規模もバラバラな、複数の企業の会社説明会ファシリテート(主に、社員パネルディスカッション時の司会)をしています。今回は「会社説明会でココロに残った、社員の皆さんの名言集」を書いてみます。
・「働くためには覚悟が必要です。私は覚悟をもってこの会社に入り、一生懸命やってきました。4年目が終わる今、改めてこのような(就活生を前にする)場で思うのは、親というのはすごいなということ。何十年間も働いて、私を大学まで卒業させてくれた。
就職する際に、もっとも大切なのは、働く覚悟をもつことと、親への感謝をもつこと。最近はそのように考えています」(入社4年目・女性・営業職・最近結婚された方)
・「仕事で大切にしているのは、AKYです。敢えて、空気を、読まない。仕事で自分の考えを言わず、周りばかり気にしていても、納得する人生にはつながらないと思います。
面倒くさいやつだと思われているかもしれませんが、それでいいと思っています。そしてそんな自分を温かく見守ってくれている上司や会社に感謝しているし、結果を出さないと話にならないと思っています」(入社3年目・男性・CGデデイナー職)
・「仕事はぜんぶ大変です。当たり前です。だって、人様からお金もらうんですから。会社にいると忘れそうになるけど、自分が誰かのために働いて、毎月何十万円ももらうなんてこと、一人だとできないんですよ。それを忘れて、条件がどうのとか、仕事がどうとか会社がどうとか、不満ブーブーのカッコ悪い奴になりたくありません」(入社6年目・男性・営業職)
あえて共通点を見出す必要もないのですが、こうして書いてみると(やっぱり)“感謝”の気持ちを忘れない人たちが、“できる人”になり、会社説明会に登場している、ということが多いようです。
さて、忙しくなったり、辛くなると、感謝の気持ちを忘れがちになりますよね(情けないことに、私は今でもそうなりがちです)。「自分はこんなに頑張っているのに…」「どうして自分のことを分かってくれないんだ…」「自分は…」「自分は…」。
親、友人、恋人、先輩、後輩、先生、キャリアセンター、ココロある就職情報会社……。
皆さんを応援している人はたくさんいます。時勢が時勢なので、無事に就職できるか心配し、企業に内定すれば喜んでくれるに違いありません。でも、それ以上に、本当にあなたを応援している人は、感謝の気持ちを忘れない人間になることを期待しているのではないでしょうか。
感謝の気持ちをもった人は、無理に未来の扉をこじ開けようとしなくても、扉が勝手に開いてくれる。
そんなことを経験則として感じるこのごろです。
明日は、親孝行している印象が強い、岩崎です。
可愛がられる力
2010年3月10日 (水曜日)
こんにちは。吉川です。
最近、人事の方とお話していると、新入社員の受入れ直前という季節柄、
「今年の新入社員に求めること、こうなっていてほしい」という会話を
よくします。
たまたま先週お会いした3名の方から全く同じようなことを言われました。
新入社員に求めることはただひとつ。
先輩社員に「可愛がられる」ようになってほしい。
新入社員はもちろん、誰しも仕事ができない。
ただその後、急激に成長するか否かは、
周りの先輩社員から「この子を一人前に育てるぞ」と
何かとかまってもらえる、教えてもらえる
“可愛がられる力”できまる。
可愛がられれば、どんどん新しいことを教えてもらえる。
間違ったことは注意してもらえる。
また教えたくなるような素直さを持っている人であれば、
その教えを素直に吸収し、ぐんぐん伸びる。
何か分かるようで分からないな、と思い、「可愛がられる力」って
具体的に言うと何ですか?と尋ねてみました。
1.元気な挨拶
2.清潔な身なり
3.名前を呼ばれたら、すぐさま「ハイ!」と返事をして
走ってその人のところまでいく。
4.叱られたときは、納得できなくても一旦、
「申し訳ありません」と素直に受入れる。
5.何かを教えてもらった時は、「ありがとうございます」
と必ず感謝を伝える。
聞いてみれば、すごく当たり前のことばかりですが、
確かに5つのことを実践してくれる後輩はカワイイです。
でも当たり前のことを当たり前に実施することは、意外と
難しいのも確か。
30歳になった私も、出来ていないときは正直あるなぁ、と
思いを巡らせていたとき、あるコンサル会社からこんなチラシが
届きました。
社長が求める「人財」の条件
1.明るく元気な挨拶ができる。
2.言われなくても、自分で考え、行動できる。
3.人がイヤがることでも、進んで取り組める。
4.常に「どうしたらできるか?」を考える。
5.仕事の納期を、きちんと守ることができる。
6.ミスやクレームなどの報告を、すぐにできる。
7.人が見ていなくても、手を抜かずに仕事ができる。
新入社員にかかわらず、社会で求められる「デキる」人という
のは、すごく基本的なことがきちんとできる人なんだということ
を、このチラシを読んで確信しました。
きっと採用面接でも同じこと。
部屋に入った時、まずは明るく元気な挨拶をしてくれるか。
こんな基本的なことで評価の半分は決まってしまうのではないかと思います。
基本行動を忠実に実施する3月にしよう!と決意した月初めでした。
明日は、この職学校WEBの更新に日々邁進している吉田です。
お天気おねえさん
2010年3月9日 (火曜日)
体調管理には非常に気をつけている保坂です。
・・・
実は私、社内でお天気おねえさんを名乗っています。
朝のニュース番組のお天気キャスターのようにきれいでもさわやかでもないですが(笑)。
朝は、必ずテレビや新聞や携帯ニュースで天気をチェックしています。
今日は寒いのか暖かいのか、雨が降るのか。
パフでは、毎朝の朝礼の司会が順番に回ってくるのですが
(この2丁目ブログが掲載される日が担当です、つまり今日は司会です)
朝礼の終わりにいつも
「今日は寒くなるそうですが、風邪をひかないように1日がんばりましょう!」
「今日は雨が降るそうです。折畳傘を持っている人は持って出ましょう!」
「今日は乾燥しているので、社内にいる人も喉を潤して体調管理しっかりしましょう!」
と、天気のことを持ち出していたら、
“お天気おねえさん”と呼ばれるようになりました。
で、調子にのって“自称”するようにしています。
私がなぜ天気をチェックしているかというと、
私自身そんなに暑さ・寒さに強くないし、
置き傘をしておいていつも万全な体制を整えているタイプなわけではないので
朝の天気情報は、1日の非常に重要な情報です。
また、なぜ朝の朝礼でそれを朝の元気付けの挨拶に共有しているかというと。
外回りの人も、内勤の人も
天気ひとつで人の元気やモチベーションは変わるもの。
その日の天気に合わせてしっかり対策をとり、体調を整えて仕事をして、
元気に1日仕事を全員ができるといいな、と思っているから。
もし、私がいま学生として就職活動をしていて、自分自身を自己紹介するなら
このお天気おねえさんのネタってちょうどよいな、って最近思います。
私が毎日何を大切にしていて、それを周りの人に対しても含めて行動にどう移していて
それを周りの人にはどう捉えられているかが、きちんと説明できるエピソードだなと。
就職活動をしている皆さん、
エントリーシートを書いていたり面接で自己PRに悩む人はまだ多いと思います。
大した自己PRには聞こえないかもしれないですが、
あなたのことのことをしっかり表現できる自己紹介やエピソードは、
きっとあるはずです。
周りの人に○○って呼ばれている、そんなことからでも構いません。
少し気楽に自分のことを眺めてみて、エピソード思い出してみてくださいね。
・・・
次回は、ここのところ仕事に気合いが入っている吉川です!