パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

臥薪嘗胆

2010年1月7日 (木曜日)

年が開け、気合が入っている土田です。
先日、今年の目標とテーマを決定しましたので、このブログでも
発表したいと思います。就職活動生の皆さん、社会人の意気込みの
一例として、参考にしてみてください。

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テーマ:臥薪嘗胆
目標 :人がやらないことしかやらない
    自分の「ルール」をつくり粛々と実践する
ゴール:お客様の方から、何でもご相談いただけるようになる

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テーマは、私の大好きなおなじみ故事成語です。

▼語源などはこちら
http://kanbun.info/koji/gashin.html

毎日、薪に臥せ、胆を嘗めます。

昨年のふがいない自分の姿を戒めとし、
常に成長のため行動をとめません。

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目標に関しては、お客様に
「土田ニュースレター(仮)」を発行します。

売込みではなく、お役に立つ事例のご紹介や、
学生の声、私の顧客企業様の声を掲載したり、
面白い豆知識を発信していきます!

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ゴールに関しては、常にお客様の「近くにいる」
と思っていただくことで、

「何かあったらこいつに相談しよう」と
いう「使える奴」になります。

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そして、最後に、ウラ目標。

「話を簡潔にする」

先日、同期にいい指摘をもらいました。

「お前は、欧米的な話し方(結論⇒理由)を心がけているけど、
 日本人は結論をきくと、後はもうきかなくてもいいや、
 と思ってしまう」

「逆に、日本人は結論を最後まで言わないのになれているから
 だらだらとしゃべっても、結論を最後まで言わなければ
 聞く人も最後まで聞いてくれる」

ナルホド。
ただ欧米のマネをすればいいというわけでもないのね、と。

というわけで、今年は
もっとコンパクトに、分かりやすい話し方を心がけます。
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次は、「『猛烈』のプロになる」と新年の宣言をした、長崎です。

散髪と年末のお別れ

2010年1月6日 (水曜日)

こんにちは。田代です。
年末、私はそれほど長くない髪を切りに行きました。            
なぜならば、その日に切りに行かなければならない理由があったからです。
行く年、来る年があるように、
行く人、来る人がいる。
そう。美容院の担当の方が12月いっぱいで離れるということで
ラスト散髪をしてきたわけですー。実に悲しい。
やっぱり別れって悲しいものだな、と。

人の異動は世の常ですが、
担当の美容師さんは、ちょっと自分の中でも特例の人。
なぜなら、私が初めて専属担当として指名した方だったから。
今日は、ちょっとしたショートストーリーです。

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これは、自分のこだわりとして守ってきたことなんですが、
私は美容院を選ぶとき、
お店に全幅の信頼を置けるかどうかで見ているので
正直カットする人を指名するなんて誰でもいいと思っていました。
むしろ、あの人じゃなきゃ嫌!だなんて、
そんなワガママは店に対して失礼だ、と。
強い組織は、属人的になりすぎない。
人が入れ替わっても愛せる風土や志がないと、
担当が変わって、取引停止!なんてことは仕事でもあるわけです。

ということで、
ご指名の専属担当の美容師さんは付けずにいたのですが、
私が行くたびに、たままた同じ人がカットしてくれるのです。
「あ、今日もですね。よろしくお願いしまーす」みたいな感じで。
これが、あまりに続くので、
自分、返ってここで指名しないのも悪いのかも~という思いと、
この方であれば安心して切っていただけるだろう、という思いが重なり
ついに、人生初のご指名制度を活用するようになりました。

春夏秋冬、私の公私の変動ぶり、
疲れで増える白髪と抜けていく髪の毛の変化(笑)。
色々とお世話になった方なので何だかとっても感慨深い。
最後に自分、お手紙を一筆し、お礼として渡しました。
非常に喜んでいただいたので嬉しかったですね。
いや~担当が変わるって、本当寂しいもんでございます。
私も自分が温めてふ化したお客様は、できるだけ担当を変えずに
付き合おうと心に決めた日でした。
人付き合いは、長い目で見ないと駄目ですね。

次は、新年になって気合が入っている土田です。

読書年間100冊!!

2010年1月5日 (火曜日)

明けましておめでとうございます。
今年こそ本気のダイエットを目指している高田です。

さて、「一年の計は元旦にあり」なんて言葉もありますが、
皆さん、今年の目標は立てましたか?

高田の目標は、
体重を65キロに落とすとか、ダイエットするとか、減量するとか。。。。。

いやいや、体重以外のことでも目標があります。

それは、年間100冊の読書をすることです!!

唯一の趣味といっていいほどの読書。(意外ですか?)
どうせだったら、数の目標を持って読書してみようと思っています。

今まではビジネス関係の本ばっかりを読んでいたので、
昔は趣味であった小説と大学時代に勉強をしていた哲学の本も
月に一冊ずつは読もうと思います。

うーん、なんか目標を決めるってワクワクしますね。

あの本も読みたい、この本も読みたいなんて、アマゾンで調べていたら、
あっという間に時間が過ぎてしまいました。

ちなみに、私のアマゾンの欲しいものリストには、現在40冊近い本があり、
家には読もうと思っている本が、30冊ほどあります。。。
これらの本を読むだけで、ほぼ一年が終わってしまいます。。

話を戻します。
色々調べていたら、どうやら今年は「国民読書年」らしいですね。
※国会で2008年に国会で採択されたそうですよ。

高田、ノリマス。「国民読書年」に便乗します。
国が率先して盛り上げてくれるなら、思い切り便乗します。

宣言します。

高田は、「国民読書年」を一人で勝手に盛り上げていきます。
自分の読書体験を通じて、本の面白さをPRしていきます。

ですので、皆さん。

もしおススメの本があったら、ぜひ教えてください。

人に本を薦めてもらったら、
絶対に読むということを決めているので(もしかしたら時間がかかるかもしれませんが)、
ぜひ、教えてください。

2010年は本を読み、読書の面白さを伝える年にしていきます!

最後になりましたが、皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。
もしよろしければ、一緒に国民読書年を盛り上げていきましょう(笑)。

次は、年末は秩父と福島に行っていた田代さんです。

 

みなさま、あけましておめでとうございます!!
2010年の築地2丁目ブログ、光栄にもトップバッターにあたった杉平です。

寒波の影響でとても冷え込みましたが、
お空は連日真っ青に晴れ渡っていた年末年始・・・特に元旦の夜はちょうど満月!
みなさまご覧になりましたでしょうか。

我が家のご近所から撮影♪ (埼玉県北部)

091231_190238 

朝方の部分月食はうっかり見逃してしまいましたが
空気が澄んでいたせいもあってか、びっくりするくらい綺麗な月でした。

月が地球に与える引力を
環境、社会、経済、市場なんていうものに例えるならば、
今年はさらにそんな引力が強大に働くかもしれないなーとか。
引力はどうやったって避けられないにしても、
強い想いを持って、ちゃーんと地球を自分達の手で自転させなきゃいけないのだよねー
などと考えてみたり。

そうこうしているうちに、
突然今年のテーマが月から降りてまいりました。
清水寺が年末に発表する 「今年の漢字」 じゃありませんが、漢字一文字♪

「試」 です!

今年は自分にとってもパフにとっても色々な意味で 「試練」 の年であること。
そんな大変なときこそ、自分の本質が 「試される」 ということ。
そして大変なときだからこそ、色々なことを 「試す」 = チャレンジ する時期でもあるということ。

というわけで、新年からパフの若手たちに負けじと、モチベーション高くスタートを切りたいと思います!!
(といっても、もう○十歳ですから迂闊なダッシュは控えつつ。 笑)

2010年も株式会社パフを、
そしてこの築地2丁目ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。

みなさまにとって幸多き1年でありますように

・・・さて次は、今年も懲りずにダイエットを目指す (のかな?) 高田の登場です!

素敵な一言・素敵な出会い

2009年12月28日 (月曜日)

こんにちは、今年最後の築地2丁目ブログをを担当します今です。
年末になると、何もなくてもなんだかそわそわしてしまいます。

先日、平原の担当企業であるW社に、面談の学生役として訪問した時のことです。
久し振りの面談で緊張していたのですが、学生時代に打ち込んだアルバイトの話をさせていただき、楽しく面談を終えることが出来ました。

帰りがけに面談担当者様がエレベーターの前まで見送りに来てくれたのですが、そのときに

「とても楽しく面談が出来ました、今さんに来てもらえてよかった」

という一言をいただいて本当に嬉しくなりました。

自分の気持ちを相手にストレートに伝える。

素敵な一言を自然に言えるようになる。

これってとても素晴らしいことで、実は当たり前の事なのかもしれませんが、少なくとも私にとっては衝撃でした。
大人になるにつれて忘れていってしまったことを思い出させてもらったような気になりました。

これから選考を受ける就職活動生の皆さんは、「面談って自分は上手く話せるだろうか」とか「社会人を目の前にして緊張しないだろうか」というような不安を抱えている人も多いと思います。
しかし、面談担当者との出会いは、こんなに素晴しい言葉をもらえたり、その後の人生に大きく影響する素晴らしい出会いの場でもあります。

面談担当者も自分と同じ人間です。学生の皆さんと同じように緊張もするし、不安にもなります。

お互いにとって、私が体験したような素敵な一言や素晴らしい出会いを待っているのです。

自分の不安にばかり気を取られてしまうのは損なことです。
不安になったら「相手も同じ人間なんだ」ということを思い出してください。

きっと素敵な一言、素晴らしい出会いが待っていますよ。

次は2010年のトップバッター、杉平さんです。

こんにちは。冬は毎日タートルネックを着ている木村です。
冷え性の私にとって、この季節に首をさらけ出すなんて、よほどのことがない限り考えられません!!
(といっても首のまわりの締め付け具合が苦手なのですが…)

先日、エコプロダクツ2009に行ってきました。

エコプロダクツ2009とは、環境にかかわる展示会で、今年は12月10日~12日まで開催されていました。
↓詳細はこちら
http://eco-pro.com/eco2009/

初めて行ったのですが、規模の大きさと人の多さにビックリ!
出展者も見学者も多く、終了時間にもかなりたくさんの人であふれかえっていました。

出展者は民間企業だけかと思いきや、NPOや大学なども出展していて、それぞれの特色ある展示がされていました。

エコツアーの紹介、エネルギー開発の専門技術紹介、リサイクル製品の紹介、途上国支援の紹介・・・・など。
展示に関するクイズに答えるとお土産がもらえるブースや、エコを体験できるブースもあり、家族連れでとても賑わって
いました。

「こんな技術や工夫があるんだ!」「この企業でこんな取り組みをしているとは!」といった気づきが多く、とても勉強になりました。

パフのお客様も多数出展されていたのですが、理解を深めることができ、ますます就職活動をしているみなさんに「顔見世」したくなってしまいました

いま就職活動をしているのみなさんは、「就職イベント」に参加するのが当たり前だと思っていませんか?
もちろん、そこでは「就職」に関することは多く知ることができますが、私は「一般向けのイベント」に参加することをオススメしたいです!

その企業がやっていること、持っている技術、その企業らしさ、世の中に貢献していること、などが、一部かもしれないけれど、実感を持って学べるのではないかと思うのです。

民間企業への就職を考えている人は、違う進路が見えてくるかもしれません。
イベントには参加しないような就職先を探したくなるかもしれません。

ぜひ、いろんな角度から世の中を見渡して、視野を広げて、「自分の道」をすこしでも現実的にしてほしいなと思います。

最後になりましたが、メリークリスマス
ステキなクリスマスをお過ごしください♪

お次は、年内最後の更新、今の登場です。

偉大なる日本の親父

2009年12月24日 (木曜日)

こんにちは、今年頂いたお客様の名刺を見ては、
お客様との思い出を振り返り、ニヤニヤしている大野です。

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今年も残りわずかとなりましたね。
先週は、ほぼ毎日忘年会でした。

それも、お客様やパートナーのお兄様・おじ様と
過ごす時間が多かったのです。

―――今回は最大限の尊敬の意味をこめてあえて、ここからは
お兄様・おじ様をあえて「親父」と書かかせていただきます―――

ざっと振り返えると、
〇実家のラーメン屋の関係で祖父・父と知事の激励会へ、平均年齢70歳
〇人生勉強会と称し、矢沢永吉のライブへ、観客平均年齢50歳(8割がリーゼント)
〇研修でとてもお世話になった現・パートナー様の忘年会へ、平均年齢30歳
〇パフ・伊藤さんを中心とした会合「30’S」へ平均年齢35歳

矢沢も、知事会も、パートナー様の忘年会も参加者の9割が男性だったので、
女性社員が7割を占めるパフで働く私にとっては、非常に新鮮な時間となりました。

そこで衝撃を受けたのは、年齢に関わらず持ち備えている親父たちのパワーです。

・もつ空気がパワフル。
・ライブでは「えーちゃーん!!」と大絶叫。
・これぞ日本男子という潔さのある飲みっぷり。
・礼儀作法を見ても、お辞儀はサっとすばやく、
 かつ腹からで声を出しているため挨拶にきれがある。
・酔っ払ってしまえば学生よりよっぽどやんちゃ。

「仕事っていうのは・・・」「新人っていうのは・・・」「俺の新人時代は・・・」で
始まる話は、自分が社会人になり、働いたから今だからこそわかる話が多く、
お酒が入れば入るほど、もっともっと親父の話が聞きたい、と感じていました。

昨年の、今頃は電車で酔いつぶれている親父を見ては
「あんな大人になりたくない」なんて、思っていましたが、
実際は、もっともっと格好良い【働く親父】がそこにはいました。

年末・年始は家族といる時間も増えるかと思います。
父親や周りの親父に「仕事ってどうよ?」とお酒を飲みながら尋ねることも、

とてもとても大事なことじゃないかと感じた大野でした。

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次は、タートルネックが似合う木村さんです。

年賀状は贈り物だと思う。

2009年12月22日 (火曜日)

こんにちは。年内のイベントがすべて終了し、ほっとしている岩崎です。
2011年度向けのイベント担当もそろそろお役御免の時期が近づいています。

さて、今週末はいよいよクリスマスですね!!…といっても、
社会人になると、クリスマスはイブも含めて「ただの平日」になりますが(笑)。
そして、年の瀬も押し迫り、もうすぐ2009年も終わりです。

年の瀬といえば、大掃除!!…もそうですが、皆さん、年賀状の準備はしましたか?
あけましておめでとうメールや電話が主流になり、年賀状を送るという行為自体、
予定にないという人もいるかもしれません。

私も昨年まではそうでした。
0時ぴったりに仲の良い友人におめでとうメールはするけれど、
1月1日の朝には、1枚も年賀状が届かないなんて年もありました。
私からも送っていないのですから、当たり前ですね。

小学生・中学生の頃はそれこそ何十枚という年賀状を書いていたのに、
受験勉強を理由に、忙しさを理由に、少しずつ枚数が減っていき、
ここ2、3年は1枚も書かないという年が続いていました。
当たり前ではあるのですが、やはり寂しいものです。

それが理由なのか、昨年末なぜか急に「年賀状出したい!」という思いが再燃。
お世話になったお客様にはもちろんですが、
高校や大学時代の友人に住所を聞き、インターネットで絵柄を決め、
コメントだけでなく、宛名も一つ一つ手書きで書きました。

ちょうど世間的にも『年賀状を送ろう』という雰囲気が高まっていたこともあって、
(郵政民営化や、mixiでの年賀状も話題になりましたね)
1月1日には数年ぶりに友人たちからも年賀状が届きました。

どれも丁寧なコメントが書いてあって、
実は社会人になって働き始めてからの方が「年賀状仲間」って大事なんじゃないかなぁ
なんて思ってしまいました。
お互い頻繁に会える機会がないし、用もないのにメールは送らないし、
定期的に連絡を取る手段として、年賀状ってとっても有効だと思います。
昔はお世話になっていた先生などにも送っていたのに…。
間が空いてしまうと所在がわからないので、もったいないことしたなぁと思います。

今年はまた年賀状を送るかどうか悩んでいたのですが、
このブログを書いて、やはり今年も年賀状を出したいと思います。
まずはハガキ購入とリストアップから始めます(笑)

就職活動中の皆さんも、セミナーにレポートに忙しい時期かと思いますが、
これからたくさん必要になるであろう手書きの練習にもなるので、
今年はお世話になった人に年賀状を送ってみてはいかがでしょうか。

次は今年初めてお客様に年賀状を出す大野さんです。

こんにちは。伊藤です。

企業セミナーに参加すると、社員の人が複数登場するケースが多いと思います。そこで!

「ステキだな」という人ばかりではなく、「あの人とは馬が合わないだろうなぁ…」と
いう人もいる企業にこそ、就職を考えてみませんか?というご提案です。

今回は、ちょっと長いです。

・・・・・・

企業にはそもそも、創業者がいます(当たり前ですね)。
創業者は優秀です。だって、創業者には「独立心」があり、既存の企業が試みなかったビ
ジネスを生み出すという「発想力」「工夫力」があり、顧客からの信頼・支持を獲得する
「誠実さ」もあって、企業を成長させてきたのですから。

企業が成長すると、人を採用します。
この、企業の黎明期に入社した人たちは「創業者の描くビジョンに懸けてみたかった」とか
「創業者の人柄に惚れた」とか「よくわからないけれど、ワクワクした」とか、そういう
入社理由をクチにします。まだまだ、企業が自分に与えてくれる分かりやすいもの(たと
えば、お金とか休日とか)がしっかりしていない段階で入社しているのですから、それが
本音です。

(稀に「本当は大企業(ある程度、完成された企業)にいきたかったけれど、ダメだった」
という人も、それはそれで「この会社に拾っていただいた」という、強い、“仕事頑張り
動機”になっていくのですが、それはまた別の話として…)

優秀な経営者と、目に見える報酬以外を求めて入社した黎明期社員。

そのメンバーが同じ方向を向き、苦楽を共にしながら、企業としてさらに成長軌道に入る
と「もっと働きやすい会社にしよう」という意見が生まれます。当たり前です。

すると、よく言えば「賢い人」、悪く言えば「この企業って自分にとっておいしそう、と
いう魂胆の人」が入社志望者に増えてきます。そして「賢い人」は面接で「自分の人生に
とって、御社に入社するのがお得だと思ったので、志望します」とは言いません。賢いか
ら。

こうして「黎明期メンバー」と「賢い入社志望者」とのギャップが生まれます。

・・・・・・

私が言っているのは、創業からの年数や、企業規模のことではありません。

創業数年・10人でもそういう問題が出始めている企業もあれば、100年以上の歴史があり、
1,000人を超えてもそういう問題が発生していない企業もあるでしょう。(いま仕事でお付
き合いしている企業の人事マネージャーは「10年前の、社員3,000人だった時代と比べて、
社員4,000人の今、会社に熱っぽさがなくなってきているかもしれない」という課題感をク
チにしています。その方から見れば、3,000人の頃は、熱っぽかったのです)

多くの採用担当者の方々が、学生の皆さんから福利厚生や研修制度の質問ばかりを受ける
と辟易する理由はこのあたりにあります。必死に、頑張って「今の状態」を先輩や仲間と
ともに築いてきたのに、見ず知らずの学生から「御社に入ると、私にどんな“おいしいこ
と”がありますか?」と真顔で聞かれている気持ちになるのです。

皆さんだって、「あなたと付き合うと、私にどんな“おいしいこと”がありますか?」と
聞いてくる相手と「仲間になりたい!」とは思いませんよね。

一方、企業説明の際、理念やビジョンから話し始めるのも、そういう理由です。

・・・・・・

「賢い人たち」ばかりを採用した企業は没落への道を辿ります。「創業者や黎明期メンバ
ー(や中興の祖)が描いたビジョンに懸けてみよう!」と思う人たちを採用している企業
は、継続します。歴史が教えてくれます。

「賢い人たち」ばかりを採用すると、均質性が生まれます。いや、「賢い人」が入社する
からというよりは、企業に求めるものが似ているので「働き方(自分とビジョンとの距離
感)」が似るからかもしれません。

「理念やビジョンに懸ける人たち」を採用すると、多様性が生まれます。理念やビジョン
実現のためのアプローチは多様ですから、多様なビジネスパーソンが出現します。

明治維新以来、続いてきた「右肩あがりの時代」が終焉する(した)日本において、「会
社に目に見えるものを求める人たちの均質組織」と「ビジョン実現のために集まってきた
多様なるメンバー組織」のどちらが生き残るか-。後者です。

・・・・・・

就職セミナーに出てくる「先輩社員」は仕事ができる人(あるいは期待されている人)ば
かりです。その人たちの「多様性」こそ注目すべきではないでしょうか。皆さんは「未完
成」ゆえの「感性」という武器があるのですから(オヤジギャグの域だ)、「馬が合わな
そうという社員がいるから志望企業から外す」というのは、まるで逆なんじゃないかな、
と思うのです。いま「安定」していても、近い将来の没落可能性が高い組織に入り
たいのではないですよね?

で、冒頭の【「ステキだな」という人ばかりではなく、「あの人とは馬が合わないだろう
なぁ…」という人もいる企業にこそ、就職を考えてみませんか?というご提案】になりま
す。

提案にしては分かりづらすぎますが、世の中、分かりづらいことだらけ。
自分で自分の考えを整理して、行動し、決断するしかありません。

ちなみに、この話で伝えたかったもうひとつは「本当に入社したい企業であれば、複数の
人と会いましょう」ということでもあります(機会は待つのではなく、自分でつくりましょうね)。

次回は、イベント担当もすっかり板についている岩崎さんです。

「叱る」と「怒る」。

2009年12月18日 (金曜日)

息子に「いいこと」「悪いこと」をしっかり伝えて行くことをやめない吉田です。
でも、一時、気持ちが揺らいだことがありました。
私自身、息子に厳く接しすぎたなと思い、そんな息子を萎縮させたくはないと
「いいんだよー、いいんだよー」と優しく優しくを意識して接していたら、
その後、味をしめたかのうように、我が家の息子は、
一時「僕はなにしてもいい子なんだ」といった状態になりました。

私は私で極端すぎたな。。。と反省。

話を聞いては言って聞かせ、都度向き合っています。

5年ほど前に、本で読んだことがあります。

「叱る」と「怒る」の違い。

「怒る」は、自分の都合で感情で行うこと。
↑相手に向き合っているようで、向き合っていない。

「叱る」は、相手と対話し、愛を持って、向き合って行うこと。
↑相手に向き合っている。

純粋で素直すぎるくらい素直な子どもは、
それまで日常的に接してきたことが顕著に現れるので、驚きます。
一方で子どもは淡々と冷静にそんな親を見ているんですよね。

この子が、どう育ち、どんな大人になるのかは「親」の責任。
母として、しっかりと向き合っていこうと思います。

日々、勉強です。

次は伊藤です。