パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

こんにちは。プロの域にはまだまだ程遠いと思っている岩崎です。

さて、ひたすらインドアな生活が好きな私ですが、
実は大のサッカー好き(観戦専門)でもあります。
先日はついに2010年サッカーワールドカップへの出場を決めましたね!
日本では夜中の試合でしたが、近くのライブハウスでサポーターたちと
一緒にハラハラしつつ、喜びを分け合いました。
決して安心して見ていられる試合内容ではありませんでしたが、
「よし!これからが本番。応援し続けよう!」と思ったのを覚えています。

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そんな中、週明けのとある新聞を読んでいると、
社説に私としては信じられない記事が載っていました。

詳しく書くことは避けますが、要約すると、
「サッカーの流行りってもう終わったよねー」
「今はサッカーより野球の方が人気だよねー」
「WBCは優勝だったけど、ワールドカップはどうかねぇ・・・」
「まぁ、せいぜい頑張ってもらいたいね」

というような内容でした。

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野球とサッカーってとかく人気の比較をされがちです。
しかし、それは人の好き嫌いの問題であって、
パスタが好きか?ハンバーグが好きか?と聞いているのと同じではないでしょうか。
確かに以前に比べてサッカーの盛り上がりは欠けていたかもしれません。
世界のレベルに達しているとはきっと思えないでしょう。
それでも、日本のサッカーを応援しようと思っている人たちは、
日本中に山ほどいるのです。

その記事には確かに事実しか書いていなかったのですが、
違う意見を持った人たちが読んだらどう思うだろう?という
目線が明らかに欠けていたように感じました。
新聞という公の場で、主観的な意見が強く印象に残ってしまいました。

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自分の意見を持つことはとても大切です。
それを人に伝えることももちろん大切です。
でも、独りよがりになっていては意味がありません。
人は自分とは違います。
人の価値観や意見もしっかりと受け止められうような視野を持つことが、
コミュニケーションの第一歩なのだと改めて感じました。

また、世の中に溢れている情報も、元をたどればきっと誰かの
「主観」が入った情報になります。
何か一番大切なのか、その根幹にあるものを探ったり、
情報を鵜呑みにせず、時には疑って見ることも大切なのだと、
今回の1件を通じて実感したのでした。

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次は、学生時代に剣道をやっていたという大野さんです。

努力と工夫

2009年6月17日 (水曜日)

こんにちは。伊藤です。

新入社員時代のこと。お客様にこう言われました。

伊藤「これから頑張ります!」

お客様「いや、頑張らなくていいから、結果を出しなさい」

真顔で即答されて印象深かったためか、または、いまだにパフを支えてくださるお客様だからか、いずれにせよ、10年近く経った今も忘れることがありません。

同じく新人時代。パートナー企業である某社長にこう言われました。

伊藤「パフでトップになります!」

某社社長「新人がそんな小さいことを言うな。(この業界のトップを走る)リクルートの社員を混ぜても1位になるつもりで結果を出せ」

これも忘れられません。

・・・・・・

“若手”と言われている頃(と言っても、パフを離れて社会全体を見渡せば、まだ“若手”かもしれませんが)、ありがたいことに、いろいろな人に、様々な意見をいただきました。共通していたのは「結果を出しなさい」ということ。「頑張りなさい」「努力しなさい」と言われた記憶がありません。

以来、プロである人々を見ていても確かに「私は努力しています!」という主張をする人を見たことがありません。

プロの人たちは何をしているか。

「努力」は当たり前。「工夫」しているかが結果を出せるか否かの分かれ目。

最近、そんなふうに思います。

「努力」は当然として、「工夫」によって「結果」を出し続けられる「プロのビジネスマン」にもっともっと近づきたいと思う最近です。

明日は、サービス履行の部署において、プロの風格が出てきた岩崎さんです。

もうすぐ公開日。

2009年6月16日 (火曜日)

大学3年生、修士1年生向け「職学校Web」プレサイトオープンに向け、
日々、制作を進めている、吉田です。
※並行し、パフのコーポレートサイトの制作も進めていますがこちらの公開予定は7月上旬です。

パフには、サービスマネジメントグループに所属する(2009年6月現在)
3名で構成された、Web&systemチームというのが存在します。

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Mさん・・・・パフの契約社員。デザインからコーディングまで一気にこなす、
       クール&おちゃめなスーパーウーマンです。
       ※諸事情で、あとは書きません。          
    
A山さん・・・お客様でもあるシステム関連企業から、
       先月(!)出向でやってきた方。
       就職活動中はパフの就職サイトを活用していたこともあり、
       パフの選考をも受けていたという、色黒の26歳男性。
       社内のシステム回りを担当しています。
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上記、2名なくしては、
鋭意制作中の「職学校Web」プレサイト、
コーポレートサイトの実現はありません。
(3名のうちの1名は私)

さて、このWeb&systemチーム、公開までの限定ではありますが、
毎日「夕礼」を行っています。

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1.当日の進捗状況の確認
2.当日の退社時間の共有
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一部、「?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
この夕礼、とても大事なものとして捉えています。

それぞれに他の業務も担当し、働き方も違うメンバー。
日々の進捗状況の確認が重要であるとともに、良い点があります。

・毎日相互に進捗状況の確認ができること。(毎日と相互がポイント)
・協力を得たいときにすぐに手分けを行うことができること。
・退社時間目標を共有し、相互に意識すること。

※さらに当日個々に感じた懸念事項(不安点)などを、当日中に共有できること

良い点ばかり書き出しましたが、改善点が多々あるとも考えています。

チームとして協力し合える体制が必要なのだと思いつつ、
日々改善しながらコツコツ進めようと思います。

大学3年生、修士1年生向け
就職活動応援サイト
「職学校Web」プレ公開まで、あと10日です!

みなさん6月26日公開です。
ご期待ください。

次は、伊藤です。

約束

2009年6月15日 (月曜日)

近眼コンタクト、アレルギー性結膜炎の吉川です。

13日の土曜、新卒採用を初めて実施する企業の説明会サポートにいきました。

最初は、本社の会議室で10名程度の少人数セミナーを企画していたのですが、
いざ就職サイトで申込みを受け付けると、すぐに満席に!
急遽別会場を借りて、40名規模の説明会を実施することになりました。

さらに申込み枠を広げても、翌日には満席の状態。
当日はさぞかし志望度の高い学生さんたちに会えるかな?と期待していました。

しかしながら・・・
当日参加したのは、1回目も2回目も10名程度。
非常に多くの人からドタキャンされてしまったんです。

社長をはじめとする社員の方々は、来場してくれた学生さんとの出会いに大満足でしたが、
私としてはやっぱりドタキャンした学生さんのことが気になってしまいました。

 ●新たな費用をかけて会議室を借りてでも「学生さんの気持ちに応えたい」と言ってくれた社長の気持ち 
 ●40名もくるなら!と土曜のお休みを返上してお手伝いしてくれた社員の方々の気持ち
 ●受験したくても「満席」でセミナーの申込みができなかった学生さんの気持ち

こういったさまざまな方々の気持ちを想像すると心苦しくなりました。

WEBでセミナーに申込むのはとっても簡単。
でもこれも人と人との「約束」なんだと思うんです・・・。

約束を守れない事情があった人ももちろんいたと思います。
そんな人でももう少し早めに連絡をしてもらえたらな・・・、そう思いました。

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こんなことを思った翌日の私。
友人との待ち合わせに、なんと2時間以上遅れてしまいました!
しかも遅刻の連絡を入れたのは、約束の時間を過ぎてから。

もちろん友人は大激怒。
約束自体もキャンセルされてしまいました・・・。

遅刻してしまった理由をいろいろ考えてみましたが、きっと心の奥に
「遅れても相手はきっと怒らないだろう」という気持ちがあったんだと思います。

普段やさしい友人に怒られて改めて「約束」の大切さを実感。
約束を破ることって、相手の気持ちや期待を裏切ることなんだな、と思いました。

怒られるからやる、怒られないなら手を抜く、っていう基準ではなくて、
約束した相手の期待や気持ちを想像することさえできれば、約束を破ることもなくなるのだろうと思います。

怒られることはないセミナーのドタキャン。
でもその向こうにはとても寂しい気持ちをしている人がいるということも想像してほしいと思います。

そして、私もその友人だけでなく、これから約束するすべての人たちの気持ちを裏切っちゃいけないな、
絶対裏切らない!と心に誓った週末でした。

明日は、6月末オープンのプレサイトづくりに全力投球の吉田ママです。

メガネっ子

2009年6月12日 (金曜日)

理想どころか「ただの旦那」すら見つからない、保坂です。

・・・

さて、

ド近眼の私。最近メガネを買いました。

高校入学頃から、コンタクトに移行しまして、それからメガネを新調していません。
常にコンタクト生活だった私は、多少、目が痛くても我慢してしまうタイプです(駄目です)
それが祟って、角膜傷ついてますね。。。と言われ1週間コンタクト厳禁と眼科で言われてしまいました。はー。

ド近眼の私。コンタクトをせずに、仕事などできません。

ということで、メガネを買いました。

あの有名な安価メガネチェーンZ○○○で、メガネを買いました。

おしゃれで安い。

店員さんもおしゃれで若い。

そりゃ、対応が悪かったり、メガネの知識がなかったりしても仕方がないでしょ。

と思いながら、Z○○○に行きました。

適当に、5分くらいで、自分に似合いそうなメガネをチョイスして「これください」と言いました。
お昼ご飯を買うのか?と思うくらい軽く。
たった1週間のために買う、メガネですもの。
よくても悪くてもいいんです。
それくらいのつもりでした。

対応してくれたのは、私よりちょっと若いくらいの、メガネをかけた男性の店員さん。

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メガネを買うのは久しぶりですか?  「はい、記憶にないくらい前です」
いつもコンタクトなんですか?    「はい、コンタクト禁止令が出まして」
なるほどー。では視力を測りますね  「はい、お願いします」

乱視が入っているんですね      「はい。あと0.1以下、かなり度はきついはずです」
なるほどー。

メガネとコンタクトの両用がほんとは一番いいんですけど、普段コンタクトということは・・・。

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そこから本当に丁寧に、メガネ知識の全くない私に、教えてくれた店員さん。

感動ポイントは、
実用として使ったときの見やすさや、
目に負担をかけないような医療的なアドバイスまでくれたこと。

たった1週間しか使わないメガネだと軽視していたり、
楽だからコンタクトをずっと付けていたりする私に対して、
一番重要な「目を大切にする心」を店員さんは持っていて、
それを伝えてくれたこと。

能力だけでもない、知識があるだけでもない、
自分が販売するの商品が、お客様に提供すると、お客様にとって何が起こるのかをおさえ
そのうえで、何が一番大切なのかをしっかりと理解し、軸として持っているということが
大切なのだと気付かされました。

本当に、心地良い、接客でした。

・・・

パフのお客様にも、メガネ販売店のお客様がいらっしゃるのに、
Z○○○で買ってしまってすみませんでした

でも、これでメガネに興味を持ちました!
お昼ごはんを買うわけではないのだから、
次のメガネは、しっかり検討して買いたいと思っています!

・・・

次回は、コンタクトなのかな?裸眼なのかな? メガネ姿を見たことがない吉川さんです。

理想の旦那様

2009年6月11日 (木曜日)

竹を割ったような世話焼きの、という意味がよくわからなかった平原です。

非常に自己主張の強いおせっかい、ということでしょうか。それなら納得してしまいます。。。くすん。

 

最近、理想の旦那様を見つけました!

といっても、もちろん自分の旦那様であるはずがなく、旦那様として理想的な人という表現の方が正しいかもしれません。

私が採用をお手伝いさせていただいているT社の採用担当者さんでいらっしゃる大西さんがその人。現在30歳で、年上の奥様と生後7ヶ月の娘さんがいらっしゃる、とっても明るいジェントルマンです。

 

先日T社にご訪問させていただいた後、そのまま二人でランチをご一緒させていただいたときに、大西さんがプライベートで「男性向けのメルマガ」を書いているということを教えてもらいました。

その名も「Bon ダーリン!Bon パパ!!Bon ライフ!!!」

直訳すれば、良き夫、良き父親、良い人生を!というところでしょうか。

大西さんが考える「あるべき夫、父親の姿とそれを実践するための手記」のようなメルマガで、そのスタンスは女性なら誰でも「素敵~~~!」と叫んでしまう、核心を突いたものだと思いました。

▼詳細・バックナンバー・登録はコチラ

http://www.mag2.com/m/0000281642.html

 

大西さんの考え方は、こうです。

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父親の育児参加に関する私の持論。

『子供中心ではなく、母親中心に考える。妻を心から愛し、尊敬しすること。』

子供のためにあ~だこ~だと考えるよりも、パートナーに癒しを与えることに
全精力を傾けることが育児成功の近道です。ほとんどのご家庭で、男性は働き
に出ていると思います。子供と接するのは出社前・帰宅後の限られた時間と休
日、子供の世話のほとんどはパートナー任せになっているはず。パートナーが
気持ちよく、余裕を持って、100%に近い状態で赤ん坊の世話に注力できる環
境を整えること。これが大事です。奥様を大切にするその姿を子供はしっかり
と見ています。
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素敵です。素敵過ぎます。

当たり前のこと、と思うかも知れないですが、女性は母親になっても女性です。

「お母さん扱い」ではなく「恋人扱い」を受け続けたいというのは、単なる理想ではないと思います。少なくとも、私は(現実には難しいのだろうな~と思うからこそ)この考え方に感激してしまいました。

もちろん、大西さんは日々これを実践中。その様子はこのメルマガのバックナンバーを読んでいただければわかります。

 

私が大西さんから改めて教わったこと。

身近にいる人ほど、意識して大切に、敬って、癒していくことが大切だし、難しいしことでもあるということ。それを実践できれば、すばらしく幸福な人間関係を維持できるのだということ。

 

このメルマガは男性向けですが、女性が読んでもとっても勉強になります。

私もメルマガに登録して、身近な人を癒せる人間を目指したいと思います!

 

次は、仕事でほぼ毎日大西さんとやり取りをしていた保坂です。

お節介おばさん

2009年6月10日 (水曜日)

こんにちは。土田さんに「私と同じく気にしぃ」と紹介されました長崎です。「本当は硝子のように繊細な心の持ち主の」とかさぁ、「That’s乙女の」とかさぁ、もう少し紹介の仕方に気を配ってくださいよ、土田さん

さて、「気にしぃ」な私ですが、更に「お節介」でもあります。
我ながら、なぜこんなことまでしてしまうのだろう…と自己嫌悪に陥ることも多々。

たとえば。
帰宅途中の駅にて、どうにもならないくらい酔っぱらってしまったのでしょう。
ぐーすか寝ている人がいます。

皆さんなら、どのような行動をとりますか?
私は、なぜか「私がこの人を助けないと!」という気持ちに駆られ、「もしもーし」「もしもーし」「今なら終電間に合いますよー」と声をかけてしまいます。

酔っ払いだから、何をされるかわからないんですけどね。

たとえば。
ターミナル駅までしか終電がなくて、そこからはタクシーで帰ろうとした時。
どうにもならないくらい酔っぱらってしまったのでしょう。
うつ伏せで寝ている人がいます(最初、人が死んでいるのかと思った)。

皆さんなら、どのような行動をとりますか?
私は、なぜか「私がこの人を助けないと!」という気持ちに駆られ、「もしもーし」「もしもーし」「財布盗まれちゃいますよー」と声をかけてしまいます。

聞けば、俳優の卵で劇団に入っているものの、先輩に怒られすぎてやりきれなくなり、やけ酒してしまったのだとか。タクシー乗り場まで、連れていってあげました。

酔っ払いだから、何をされるかわからないんですけどね。

たとえば。
終電で帰宅途中。電車内で大声で携帯電話通話している人がいました。
しかも、「サラリーマンなんてだせぇよなぁ~」という会話をしている若者です。

車内の大半はサラリーマン。サラリーマンたちがイライラし始めているのが手に取るようにわかります。すると、一人の酔っぱらったサラリーマンが立ち上がり「てめー!ふざけんな!」とその若者に殴りかかるではありませんか!
若者は鼻を殴られ流血(鼻血ブー)!!

皆さんなら、どのような行動をとりますか?
私は、なぜか「車内に平穏を取り戻すのは私だ!」という気持ちに駆られ、「暴力はやめろー」と仲裁に入ってみました。

女が止めにかかったことに驚いた酔っ払いのサラリーマンは身を引き、それと同時に私が利用している最寄駅に着きました。携帯電話の若者も同じ駅だったらしく、「なぁ~姉さん、あれはないよなぁ」と声をかけてきます。

「場所と言葉を考えな」と一言残し、鼻血をとめるためのハンカチを渡して、私はその場を去りました。

酔っ払いと若者。何をされるかわからないんですけどね。

※全て酔っ払いが絡んでいるのは、私もおそらくお酒を飲みすぎたときに
 きっと誰かにお世話になっているという感覚が脳の片隅にあるからだと予測されます。

ある観点からいえば、よい行動をしたのかもしれませんが、このご時世、何が起こるかわかりません。正確にジャッジすれば、私の行動はただの「お節介」です。

何かの本で読んだのですが、過度なお節介を焼く人には、「他人から認められたい」「他人から褒められたい」という深層心理があるそうです。咄嗟にお節介な行動をしてしまう私は、おそらく他人に認められたい欲求が強いのだと思います。
我ながら非常にお恥ずかしい限りです。

就職活動をしていると、「自分のやりたいこと」とか「自分らしさ」を見つめなおそうと言われることがありませんか。みなさんが考えたそれには、他人から認められたいという欲求が入っていませんか。

今までお世話になった全ての人がいてこそ、今の自分がある。
そういう意味では、「他人」という観点を大切にすべきですが、他人に欲求をおしつけてはいけませんね。

他人に欲求をおしつけない形での「自分らしさ」を持ちたいと、改めて思っています。

次は、お節介というよりも、竹を割ったような世話焼きの原さんです。

士別三日、即更刮目相待

2009年6月9日 (火曜日)

こんにちは。最近「メガシャキ」を飲みすぎている土田です。

学生時代の、毎日8時間以上寝る生活からすると、
今の生活は、睡眠時間約50%カットという劇的な変化。
いまだに完全適応できていないようです。

さて、前回お二人もコメントを頂きまして、
テンションがあがっております。

またやってまいりました、故事成語的世界。
みとぅお様のリクエストにお答えして今回はお送りします。
悠久の時を経ても変わらぬ不変の真理をお楽しみください。

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【士別れて三日刮目して相待すべし】
出典:「呂蒙伝」 陳寿『三国志』

意味:
「人は成長するものであるから
久しぶりに人に会うときは、目をしっかり開けて
新しい気持ちでその人のことを見なければいけない」

この成語のウラには、
どんなエピソードが隠されているのでしょうか・・・

以下ご覧ください。
—————————————–

時は、土田が大好きな三国時代。

そうです。
「三国演義」の三国時代。
「魏・呉・蜀 天下三分」の三国時代です。

呉に、呂蒙、字を子明という武将がいました。

この呂蒙、
若いころはいわゆる「猪武者」。

武芸一辺倒で、
学問はからきしという有様でした。

しかし、ある日。
主君の孫権に無学をたしなめられた呂蒙は一念発起。

古典、兵書を読み漁り、猛勉強の末、
知友兼備の猛将へと成長したのです。

そんなとき。
魯粛という武将が、呂蒙をたずねてきました。

この魯粛と言う人物。
政治、外交に辣腕をふるう、
孫権軍の大都督(総司令官のようなもの)。

呂蒙昔の姿しか知らない魯粛は、
見違えるほど成長した呂蒙に驚き、
こう言いました。

「呉下の阿蒙に非ず」
(「阿~」とは、中国語で「~ちゃん」という意味で、
子供を呼ぶときなどに使われます。
ここでは、「もうあのときの蒙ちゃんではないな。」
というような意味です。)

それを聞いた呂蒙が言ったのが、
今日の成語。
「士分かれて三日、括目して相対すべし」

呂蒙の毅然とした態度に
魯粛は大いに感動し、
以後呂蒙を二度と子ども扱いすることは無かったそうです。

その後、呂蒙は魯粛亡き後、大都督を勤め上げ、
劉備軍との戦いではあの関羽を捕らえ、討ち取るという
功績を挙げるにいたりました。

—————————————–
入社してからというもの、毎日失敗の繰り返しをしている私。
かなり精神的にアップダウンの激しい毎日です。
正直、気持ちが折れそうになることもあります。

しかし、逃げずにあきらめなければ、
「呉下の阿蒙」から変われるはずです。

呂蒙も、逃げずに猛勉強したからこそ、
後年の姿がある。

私も、合うたびに人を括目させる男になれるよう。
これから、精進していきます。
—————————————-

なんか、決意表明みたいな感じで
無理やりまとめましたが、
今回の「成語的世界」はこれにて終了です。

次回は、私と同じく気にしぃな長崎です。
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ワークとライフ

2009年6月8日 (月曜日)

こんにちは。田代です。

先日、大学時代の仲間たちと飲み会をしていました。

苦しみの社会人1~4年目が終わり、
人生を考え出す5~8年目に突入する我が世代。

まだまだ公私のバランスに、安定を取るのは惜しいと思いますが
仕事やプライベートの話など、
皆の色々な考えを共有できて良かったです。

個人的には、ワークライフバランスなんて、若者が使うのは早い。
ワーク(仕事)もライフ(社会人生活)も、ある程度分かってこそ
初めて使える言葉。どっちも頑張れ、20代!です。

さて、そんな人生を考え出す年代に入るわけですが
結局のところ、

・転職して天職を探す
・白馬の王子様も、お姫様に出会う も現実問題、難しいぜ。

という話になりました。
 
もっと、自分たちの足元・身近なところに
感動が詰まっているから掘り出してみよう、ということ。
 

イーストウッドの話題作「グラン・トリノ」という映画を見ましたが
なぜ良いと言われるのか納得してしまいました。

何が良いかというと…

背伸びしない日常生活が舞台なので、
こんなにも喜怒哀楽できる感動(感情を動かす)があることに
気付かせてくれるからです。

幸せも感動も自分次第。
隣の芝生。相手から見れば、自分の芝も青い。

高望みする前に、もっと身近を見渡せば、
自分に合ったワークとライフがあるような気がする今日この頃です。

次回は、最近「メガシャキ」を飲みすぎている土田です。

新入社員を見て

2009年6月5日 (金曜日)

こんにちは、高田です。

この日々是にも登場していますが、今年の春に3名の新入社員が入社してくれました。

日々、一生懸命に仕事をする彼らを見ていると、
「初心」というものを思い出します。

つい先日、新入社員唯一の女性である大野と同行営業しているとき、こんなことがありました。

  高田:大野は、働くの楽しい?
  大野:楽しいですよ~。
  高田:へぇー。どんなときに「楽しい!」って思うの?
  大野:お客様と話しているときですね~。

同日、新入社員の中で最年長の今と雑談をしているときに、同じことを聞いてみました。

  高田:今、働くのは楽しいか?
  今 :んー、楽しいっすよ。
  高田:そうか。どんなときに「楽しい!」って思うの?
  今 :それは、お客様と話しているときですよ。

そして、さきほど、内定者時代から働いていた土田にも質問をしてみました。

  高田:おい、土田。
  土田:はい、何ですか。
  高田:土田は働くのが楽しいか?
  土田:んー。(5秒沈黙) 半々ですねー。
  高田:楽しいときはどんなときだ。
  土田:素敵な人事さんと話しているときですね。

土田の残りの半分が気になるところではありますが、
新入社員は全員、「お客様と接しているとき」が楽しいようです。

これを聞いて安心したし、とても嬉しくなったし、自分を見つめなおしました。

私は、「働く」ということは「他者の役に立つこと」だと思います。
そして「働く喜び」とは、「他者に感謝されること」だと思います。

新入社員の3人は、お客様と話すことの楽しさを通じて、
他者の役に立つ喜びを実感しているのだと思います。
すごく本質的なことを理解していて、とても嬉しかったです。

そして、反省しました。自分、それを忘れていなかったかと。
新入社員の3人。気づかせてくれて、ありがとう!

次は、そろそろ誕生日の田代さんです。