パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

「成長」と「苦しみ」

2012年4月24日 (火曜日)

こんにちは、奈良です。

前回のブログに続いて、「成長」の話題です。

「苦しみは人を成長させる」という言葉をよく聞きますが、その使われ方が気になっています。

「苦しみは人を成長させる」ということが、「苦しめば成長する」、さらに、「苦しまなければ成長しない」という意味になっていることが、多々あるような気がしたからです。

実際、私はそう捉えていましたし、毎日とても苦しく過ごしていたように思えます。

だから、「成長」という言葉が大嫌いだったのかもしれません。

けれど、最近は成長すること、より良くなろうとすることは、そんなに息苦しいことではなく、素敵なことだと感じるようになりました。

今、「成長のためには苦しみが必要だ」「成長のためには苦しまなければ」というようなメッセージを見る度、ちょっとした違和感を覚えます。

もちろんそういう部分もあって、間違っているということではないけれど、日常的に使うにはあまりに重く、素敵な言葉だとは思えないのです。

苦しみには程度や種類があり、人それぞれ感じ方も違うので、こんな風にひとまとめにして話すのは間違っているとは思いますが、「成長」と「苦しみ」をセットにしすぎたり、あんまり近くに置きすぎたりすると、成長することが楽しそうに見えなくて、なんだか勿体ないなと感じてしまうのです。

 

次は、平原です。

グローバル化って何だろう?

2012年4月23日 (月曜日)

こんにちは、並木です。

最近、新聞を開くとグローバル化という言葉がよく目に飛び込んできます。記事によると、グローバル化を進めるために「社員を海外に派遣します」「外国人を採用します」と、とにかく海外でスムーズにビジネスを進められる環境を整えようとする動きが活発なようです。
ただ、気を付けておきたい点が一つ。グローバル化の本質は、考え方や働き方等の多様性を認めつつ成果を出すこと、マネジメント力の向上のことであって、決して外国で商売することや外国語を話せるようになることそのものではないはずです。
「グローバル化」の事例を見ていると、日本式の仕事の進め方を外国や外国人相手に無理やり押しつけているだけの事例があるようですが、これではグローバル化として方向がずれているのではないでしょうか。
社員の経歴や能力も含めて、多様性を生かして成果を出せるマネジメント能力が日本企業に現在あるのか。それを確認するところ、向上させるところから始める必要があるのではと思います。

次回は奈良さんです。

The Saga Begins

2012年4月19日 (木曜日)

こんにちは、土田です。

今回はちょっと変化球ですが、”Weird Al” Yankovicという人のThe Saga Begins という曲です。
Weird Alは、私が最も尊敬するアーティストの一人で、パロディ(替え歌)の第一人者です。
(詳細はwikipediaを参照)
日本でいうと、嘉門達夫のような人です。

 

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The Saga Beginsという曲は、Don McLeanのAmerican Pieを原曲としたパロディ。
先日3D版が公開された『STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス』
ストーリーをそのまま替え歌にしており、PVではWeird Alがオビ・ワン・ケノービに扮しています。

 

私が感銘を受けるのは、徹底的なこだわりです。
・原曲の歌い方、曲調は極力そのままで、完全に別世界を構築。
・原曲の韻の踏み方を外さずに映画のストーリーを正確に描写。
・皮肉とユーモアたっぷりの言葉選び。
・映像も映画ファンがニヤリとするこだわり満載。
・普通に歌もうまい。
ただのパロディと断ずるのは難しく、これを形容するためには、
何か全く新しい言葉を作り出さないといけないと思える程の芸術センスです。

 

彼の歌からは、おふざけ、遊び心にも「一流」が存在し、
アイディアを考えるときは、中途半端ではなく、
徹底的にこだわり抜いたうえで振り切るということが伝わってきます。

 

また、スタートは「マネ」でも、徹底的に磨きぬくことで、
オリジナルを超えるだけの価値が得られるということを証明してくれているのではないかと思います。

 

実際、以下の”White & Nerdy”という曲は原曲を超える話題を呼んだ曲です。
(原曲はChamillionaireのridin’)

私自身も、どちらかというとゼロからイチを生み出すのは得意ではないのですが、

すでにあるものを加減乗除して、今までとは少し違うものにしていくのが好きなので、
Weird Alのような人にはめちゃめちゃ憧れます。(モノマネも好きです)

 

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今回のブログでは”White & Nerdy”を紹介しようと思ったのですが、
さすがにマニアックすぎるだろう、と思って泣く泣く自粛しました。

 

が、一番好きなのはこの曲なので・・・探して一度きいてもらえたらと思います。

 

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次は、坪内です。

 

近しい人が繋がるご縁

2012年4月18日 (水曜日)

こんにちは。田代です。

今日は、類は友を呼ぶものだ、というお話です。

先日、会社説明会の支援をしていたときのこと。
学生の皆さんが来た順番で、前から詰めて座ってもらうよう誘導係をしていた時に面白いことがありました。

マスクをしている人が固まったり…
メガネ男子が横一列に並んでいたり…
体系、髪型がすごく似ている者同士が並んだり…

 

来た順番なのに、この偶然。
あまりに横並びなので「そんな馬鹿な…」と驚きました。

これは偶然なのでしょうか。
いや「たまたま隣に座ったご縁」によって運命は決まっていくように思います。

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この前、私が参加をした講演会。

たまたま隣の席に座った人たち。
アイスブレーキングで「お仕事何されているんですか?」と話をしたところ。

・ギター教室の先生がいたり(→これ、ちょうど、お話を聞きたかったタイミング!)
・銀座のバーテンダーさんがいたり(→ 銀座のバー開拓したかったタイミング!)
・素敵なライフプランナーに出会えたり(→ 30歳を契機に人生設計したかったタイミング!)

どれも私が求めていた事のプロフェッショナルな方々でした。
磁石みたいなもので、引き寄せられたのかと思うぐらい。
講演会が目的だったのに、そのひょんな出会いはその後も繋がっています。

類は友を呼ぶ。

それは見た目なのか、心意気なのか、分からない。
でも、お互いの持っている「気」が化学反応を起こして、引き寄せられる。

私も、皆様に求められる存在として、パワーを与え続ける人になりたい。

出会いとは、自分が与えて、与えて、与え続けて、
知らないうちに引き寄せるものなんだと思ったのでした。

 

次は、土田です。

「楽しく」仕事をする

2012年4月17日 (火曜日)

こんにちは、高田です。

今日は、僕が仕事をするうえで、意識していることを書いてみようと思います。

いきなりあれですが、本音を言えば、こういうことってあまり書きたくないですし、「自分の心の中にしまっておきたい」のですよね。でも、初々しい新入社員を電車で見ていると、何かメッセージを伝えたくなりますよね。
うーん、春ですね。

で、僕が仕事をするうえで、意識していることは、「楽しく」ということです。ただ仕事をするのではなく、「楽しく」やるということです。
でも、「憂鬱じゃなければ、仕事じゃない」ではないですが、別に仕事で、楽しいことってあんまりありません。
むしろ、計画したことを実行しようとすると、もう胃が痙攣しそうなことばかりです。(ちょっと言い過ぎた)

なので、「楽しく」というのは、「楽しい仕事をやる」という意味ではありません。
じゃあ、どうなのかというと、

・楽しさを入れる
・楽しくやる
・すり減るものには近づかない

この3つを意識しています。

「楽しさを入れる」というのは、仕事をするなかで、自分が楽しいと思える部分をちょっと加えたり、それに注目してみたりすることです。
たとえば、僕、資料作成とかってあんまり好きではないありません。なんか、投資対効果が低い気がして、なかなかやる気が起きません。
なので、僕が資料を作成するときには、ちょっとだけデザインに凝ります。あんまりやりすぎるとあれなのですが、見た目をきれいにすることで、自分のモチベーションをアップさせて、資料作成をします。
こういう風にどうでもいいことだけれど、ちょっとだけ自分の気分を上げることを仕事に入れることで、つまらないと思ってしまう仕事を楽しく仕事をすることができるのだと思います。

次に、「楽しくやる」というのは、どういうことかというとですね。大体、どんな仕事も人と関わりながら仕事をします。なので、その人たちといかに「楽しく」仕事をするかというのが、すごい重要になります。
日々のコミュニケーションの中で、お互いが気持ちよくやれるようにっていうのが重要なのだと思います。同じ仕事をやるにしても、時にはくだらないこととかも言いながら仕事をすることは、実は全体の生産性を上げるのだろうと思っています。

最後に、「すり減るものには近づかない」です。これは賛否あると思います。でも、やっぱり人間なので、自分の信条やモットーと合わないことや合わない人は存在します。そういうことを一生懸命やっても、すり減るだけで、あまりプラスになることなないので、近づかないようにします。これも重要だと思います。
たとえば、僕は、「仕事は、決められたことを決められた通りにやることが一番重要」と思っている人とは、たぶん、合わないと思います。そういう人と仕事をしても、お互いにとって、アンハッピーになって、きっと成果は出ません。なので、そういう仕事や、そういう人には極力近づかないようにします。(まぁ、そういう人から選んでいただけないってのが、真実なのかもですが。。。。。)
人間は万能ではないので、合わないことを見極めて、それに近づかないようにすることも重要かと思います。
(別のルールの話ですが、合わないものに立ち向かうというのも、すごい重要です。特に若い時は、本当に合わないのかは、あまりわからないと思うので、とにかくチャレンジすることも重要ですので、若い人はお忘れなく。)

このように、僕は「楽しく」ということを仕事をするうえで、意識しています。
今、自分のやっていることがつまらないとか、うまくいかないと思っている人は、ぜひ自分から能動的に楽しい環境を作る、楽しいようにするということを意識するとよいかもですね。
環境は、自分で作る、作れるものですし、どんな環境でも、それを作っているのは、自分なので、いつでも変えることができるのだと思います。

次は、田代です。

Smile, Smile, Smile!

2012年4月16日 (月曜日)

 

みなさま、こんにちは。

 

いやあ、先週金曜の島田のblog、いいお話でした。

当たり前のことを当たり前にやることの大切さ、そして難しさ。

 

金曜朝に通勤路線で発生した人身事故で30分車内に缶詰になり、鉄道会社さんも御苦労の多いお仕事だなーと。 あって当たり前、時間通りで当たり前、がどんなに難しいことか、と、思いを馳せた杉平です。

 

◆ ◆ ◆

 

島田の言うとおり「素敵な言葉」はたくさん持っていると自負しております!

といっても、自分の言葉ではなく、今まで仕事やプライベートで出逢ってきた、素敵な方々から教わった言葉たち。

 

今日はその中から、春らしいものをひとつ。

それがタイトルに書いた、

 

Smile, Smile, Smile!  です。

 

この言葉、毎朝、目覚まし時計代わりの携帯電話アラームが鳴った時に画面に表示されるようにしてあります。

 

そのむかーし遥か20年ほど前、オーストラリアのケアンズにある免税店でアルバイトをしている時に同僚だったサムという青年がいました。 (日本人スタッフには、愛着を込めて「おサム」と呼ばれていましたが。笑)

 

この青年、朝の挨拶、昼に廊下ですれ違う時、帰りの挨拶の時、とにかくありとあらゆるシーンで顔を見るたびに、私の顔を覗き込んで、「Smile, Smile, Smile!」 と、からかうように言うわけです。

 

わたしは、決して仏頂面していたわけではないんですが、かといって笑顔というのでもなく、いたって通常の表情でした。

それがもう、笑うまでしつこいくらい毎日言われるので、ついに彼だけでなく誰にでも挨拶する時は自動的に笑顔になるようになりました。

 

最初は「あーもう、サムしつこい!」と思っていましたが、後からじわじわと、感謝の念が湧いてきて、ほんとに大事なことを教わったな、と。

 

笑顔は人も元気にしますが、何より本人が元気になるんですよね。

エネルギーや運やご縁、あらゆるものを運んでくる、魔法のアクションだと思います。

 

ご存じでしたか?

人間の脳は、作り笑いと本物の笑いを区別できないのだそうで、作り笑いでも脳に対しては同等の効果があるそうです!

 

楽しいことがあるから笑うのではなく、

笑うから楽しくなってくる。

 

出し惜しみせず、じゃんじゃん笑顔ふりまいちゃいましょう!

 

◆ ◆ ◆

 

さて、明日は大橋と同じくマラソン大会に出場した高田です♪  

 

心に残る言葉

2012年4月13日 (金曜日)

 

こんにちは、パフ入社1年目の島田です。

昨年7月にパフグループのスタッフとなりました!

といっても新卒入社は1992年。もう20年も前になるのですね・・・(汗)

 

そんな私が新人時代に苦手だったことといえば・・・基本的にすべて苦手だったような気がします。

最初の赴任地はバリバリのノルマ営業現場で、アポ取り電話、飛び込み営業の毎日でしたが、最初はお客様とのコミュニケーションに散々悩んだものです。

 

今回は、そんな時代に出会ったお客様からいただいた言葉にまつわるお話を綴ってみます。

 

 

私は新卒で地方支店の営業課に配属されました。

飛び込み営業でお客様を開拓するのですが、ターゲットは中堅・中小企業の経営者の方が中心でした。

 

折りしもバブル崩壊後の景気低迷期。お客様の本業である会社経営自体も厳しくなっていた時代でした。

顧客開拓は楽ではない時代でしたが、逆にこのような時にお取引をさせていただけたお客様とは結構深いつながりが築け、いろいろなお話も聞けたものでした。

 

 

☆☆☆

 

私が新人営業マン時代に飛び込み営業で開拓したお客様の一人に、とても私をかわいがってくださった中堅企業の社長さんがいました。

その方は地元では業界1、2位を争う優良企業の創業家の二代目でした(ここではAさんと呼びます)。

 

優良企業の二代目というとボンボンのイメージがあるかもしれませんが、Aさんは若い頃に大変ご苦労をされた方でした(ちなみに私が出会ったとき、Aさんは50歳くらいでした)。

 

 

Aさんが大学卒業後間もない頃に、創業者である父親が突然お亡くなりになったそうです。

Aさんはまだ若かったため、急遽、父親の右腕だった方が後任社長に就任し、急場をしのぐことになったのですが、いかんせん父親ほどの経営手腕はなく、会社は徐々に傾いていきます。

 

Aさんは父親が築いた会社を何とか守ろうと、早朝から深夜まで、それこそ寝食を忘れるほどに働いたそうです。

しかし、そんなときに、今度は母親が重い病気で入院してしまうのです。

 

入院先は設備の整った大病院を選んだため遠いところにあり、会社から車で2時間もかかりました。

母親は自力で起き上がることもできないほどの重病だったためAさんは身の回りの世話のためにほぼ毎日病院に通わなければならない状態でした。

 

そうはいっても会社再建のために早朝から深夜まで働いていたので、病院に行けるのは真夜中。

仕事が特に遅くなったときは、会社から病院に直行して母親の身の回りの世話をした後、仮眠も取らずそのまま会社に戻ると既に朝で、そのまま仕事に取り掛かることもあったそうです。

 

そんな状態が数ヶ月間続きました。

 

しかし・・・看病の甲斐なく、母親もこの世を去ってしまったのです。

 

一人取り残されたAさんは、しかし悲しみに暮れる余裕もなく、会社の立て直しに奔走しました。

その結果、会社は何とか窮地を脱し、業界でも有名な優良企業へと発展していきました。

 

☆☆☆

 

 

Aさんが私と大きなお取引をしていただけるようになったある日、そんな私的な昔話をポツリポツリとしてくださいました。

 

この話を聞いた私は、

「それは、大変なご苦労をなさってこられたのですね。身内の不幸と会社の危機が重なって、精神的にも肉体的にもさぞかし辛かったこととお察しします。」

と申し上げました。

 

しかしAさんはこともなげにこうおっしゃるのです。

「周りの人は当時の僕を見て、みんな大変だ、大変だ、と言ってくれたけれど、当の本人にしてみれば、やらなければいけないことをただ当たり前にやっていただけで、全然大変とは思わなかったものだよ。まあ、確かにいろいろなことは起こったけど、働かなければ会社は潰れたし、母親は動けないんだから看病しなければいけないし。忙しかろうが悲しかろうが、やらなければいけないことをやらなければ、何も進まないからね。」

 

『やらなければいけないことをただ当たり前にやっただけ』

 

Aさんがまだ若かりし時に、当時の新入社員の私とあまり年が違わない時代に、こんな逆境に置かれながらすでにそのような考えを持って行動していたことに、当時の私は深い感銘を受けました。

 

大変な目に遭ったり、逆境に置かれたりしたときに、「自分はひどい目に遭っている」「自分は恵まれていない」などと考えてしまっては、思考がマイナスに陥り、心がくじけてしまいがちなものです。

Aさんほどの強い精神力を持った方でも、そのような考えを持ってしまってはあの厳しい逆境を乗り越えることはできなかったかもしれません。

 

どんな大変な目に遭おうが、どんな理不尽な環境に置かれようが、それを当然のものとして受け入れ、「当たり前のことをやっているだけ」と考えることができる思考回路。

大きな仕事を成し遂げられる人にはそういう思考回路が備わっているものだと思います。

 

新人時代の私にそんなことに気づかせていただいた、今でも心に残る言葉です。

 

次は、素敵な言葉をたくさん持っていそうな杉平です。

 

苦手と嫌いは「可能性」

2012年4月12日 (木曜日)

こんにちは。木村です。

最近苦しんでいること……うーん、何でしょう。

2月頃から営業以外の社内仕事もしているのですが、
以前と比べて外出が少ないため、あちこちに余分なお肉が
ついてきたことに加えて、体力が落ちてきたこと、でしょうか。

一日中社内にいることにも慣れてきましたが、
営業的な血が騒ぐのか(?)「動き回りたい衝動」に駆られるので、
お昼休みは外を多少歩いて、日光浴するように心がけています。

 

さて、この4月に入社した新入社員のみなさんは、
ちょうど入社後の研修を受けている頃でしょうか。
どんな気持ちでいらっしゃるのか、とても気になってしまいます。

自分は1年目のとき何が大変だったかな~、と思い返すと、
通勤などのリズムに慣れることをはじめ、色々あったと思いますが、
やっぱり一番に思い浮かぶのは「電話」です。

おそらくどこの企業でも、内定者の頃や新入社員研修などで、
電話対応(受け方、かけ方)について、一度はレクチャーを
受ける機会があるのではないでしょうか。

以前も少し書いたことがあるのですが、
私は本当に電話が大・大・大の苦手でした。
友達でさえ、何を話せばよいのかわからないという状態。

そんな私が入社して、営業としてはじめにやることは、テレアポでした。
ひたすら電話をかけまくっていました。

アポを取らなきゃ、という焦りもありますが、
電話をかけることそのものに対して、緊張しっぱなしの日々でした。

いまでは、お客様と笑いあって会話もできていますが、
電話に慣れてきたかな、と思えたのは3年目の後半くらい。
ふつうの人より、確実に遅いですね。

でも、苦手意識があったことと、それだけ時間がかかったことで、
電話そのものの重要性・大切さを、誰よりも(とまでは言いすぎですが)
身をもって感じているのではないかと思っています。

大・大・大の苦手だった電話も、
いまの自分にとっては比較的好きな方だし、大切にしたいことの1つ。
受話器のむこうにいる相手の方と、心が通い合えるよう、
「笑声(=笑顔の声。エゴエと呼んでいます)」を心がけています。

 

……長くなりましたが、何が言いたいのかというと、
苦手でも何でも、放棄しなければ、経験を重ねていけば、
きっと楽しいと思えるようになるし、
自分の一番の得意分野になるかもしれない、ということ。

苦手とか、嫌いとか、そういったものこそが、
「可能性」を秘めているもの。

後ろ向きな感情が起きたとしても、
ぜひとも、避けずに、負けずに、へこたれずに、
向き合ってほしいなと思います!!

 

さてお次は、苦手だったことはなんでしょうか?島田です!

苦しみの先にあるもの

2012年4月11日 (水曜日)

こんにちは、大橋です。
ハーフマラソン、完走しました!

今日は、その話題です。

・・・・・

初めてのマラソン体験でしたが、マラソンとは不思議なものでした。

スタートの混雑が落ち着いてからはランナーズハイ、
走っていてとてもとても気持ちが良かったです。
足がどんどん前に出て、ぐんぐん走ることができました。

ただ、好調だったのは15kmまででした。
突如、足がつってしまい、その後はもう地獄です。

止まってストレッチしてみても、だましだまし歩いてみても、
ハリと痛みはおさまりません。

その間、何人にも抜かれ、じりじりと気持ちは焦るばかりでした。
ここまで順調に走れてきたのに!

このまま大勢の人に抜かれながら歩いてゴールだとか、
もうこれ以上走れないと棄権してしまうのはあまりにも悔しいので、
走ることを決意しました。

痛くても我慢して走っていると意外と走れるもので、
さらに沿道でハイタッチしてくれるスタッフの方の存在がとても励みになりました。

そうしてゴールしたときの達成感や高揚感はなんともいえない心地よいものでした。
後半5kmの苦しみ以上に、ランニングの爽快感とゴールの達成感が、
また走りたい!と思うほどに強烈に残っています。

・・・・・

私が思うに、どうやら仕事にも共通しているところがありそうです。

先月末にあった出来事です。

平たく言うと社員データをとって、分析して、
報告するというプロジェクトがありました。
前日までは非常に順調に進んでいたプロジェクトでした。

ところが前日の夜になって、作成したデータに間違いがあることがわかりました。
エクセルのマクロプログラムのバグが原因だということまでは突き止めましたが、
そのプログラムを修正できるメンバーはもうすでに社内にはいませんでした…。

そこからはもう体力と気力の勝負で、コンピュータにやらせていたことを、
すべて手作業で実施し、なんとか報告の時間に間に合わせることができました。

プレゼンの中身の十分な検討はできませんでしたが、
お客様に新しい視点を投げかけ、理解と納得を得ることができたプロジェクトでした。

もっと余裕をもった安定感のあるプロジェクト管理をしなければと反省したことは
いうまでもありませんが、なんとかやりきった経験は非常に大きなものでした。

・・・・・

この、ピンチになったときの「やるしかない!」という状態と、
終わった後の達成感、次は「こうしよう!」という意欲は、
なんだか共通するように思えました。

苦しみの中で、人はなぜ働くのか、なぜ走るのか、少しだけですが、感じられた気がします。

そして、一向におさまらない足の痛みと、山積みになっている仕事を前に、
苦しみの先にあるのは、さらなる苦しみなのかもしれないなと感じています…。

これを乗り越えた先にあるものを信じて頑張りたいと思います。
そしてまたハーフマラソンに挑戦してみたいと思います。

次は、最近苦しんでいることはなんでしょう?木村です。

 

 入社の決め手は何だったのだろう・・・
内定者の頃が思い出せなくなってきました。
歳をとりました4年目の大野です。こんにちは!

今日は、土田の日記を真似して、
入社1年目の自分にいくつか言葉をかけてみたいと思います。

。。。o○O○。。。o○O○。。。o○O○。。。o○O○

【その1】
失敗は怖い。でも失敗からしか学べないことがたくさんある。
今のうちじゃんじゃんしよう。

【その2】
「自分らしくありたい」と思う気持ちが強いと、この先もずっと、これまでの自分。
変わっていく自分も楽しんでしまったほうが、お得です。

【その3】
「いいからやれ。」にどんなに抵抗を感じても、腹が立っても、
できなくて悔しくてトイレで泣いても、とにかくやってみる。
続けていくと、感動的な瞬間に出会う、必ず。

【その4】
社会は思ったよりも矛盾や曖昧なことだらけ。
でも自分の頭で考えて出した決断は、強い!

【その5】
自分が苦しんでることは、同期も、全国にいるたくさんの同期も、
かつて新人だった先輩たちも経験している。大丈夫。

【その6】
「うわっオトナめ。」と思うことも、ある。
今は卑怯だと感じても、見方を変えれば知恵や戦術だと知る。
自分の中にある正しさの基準が通用すると思わないこと。
でも、これが大事だ!と言えるものがあることも大切。

【その7】
結局は、どんなことも、生きてさえいれば、なんとかなる。

 

。。。o○O○。。。o○O○。。。o○O○。。。o○O○

書き出した言葉を眺めてみると、ほとんどが私が新入社員の頃、
お客様をはじめ、社会人の先輩から頂いたアドバイスです。

たくさん方に日々励まされ、叱咤され、支えられてきたからこそ、
こうして4年目を迎えることができたのだなと、改めて気がつきました。

そろそろ私も、伝えていく側になります。春は気が引き締まりますね。

次は、ハーフマラソンを完走した大橋です。