変わっていくこと
2011年7月6日 (水曜日)
こんにちは。大野です。
最近、つくづく思うことがあります。
それは自分って変わったなぁ、ということ。
思えば、入社する前は環境が変わっても、
【自分らしさ】は守りたいと強く思っていました。
社会人になること=スーパーマンになること
だったので、どこか不安だったのかもしれませんね。
今日はつらつらと振り返ってみたいと思います。
○。。。。。○0。。。。。。○0。。。。。。○0。。。。。。○0。
入社1年目。
変わっていく自分が嫌で必死に抵抗していました。
「自分らしさ」を強く強く意識していないと、めまぐるしい
環境にやられてロボットのような働き方になってしまうと
感じていましたし、今、大切にしているものを守れなくなるとさえ
思っていました。
入社2年目。
「自分らしさ」を優先するよりも、成果を出すためには
変わらないといけないという危機感を、強く感じた年でした。
「自分らしさ」なんて守ろうとするから辛いんだと気がつき
変わっちゃえば楽じゃん、と開き直った年でもありました。
入社3年目。
たくさんの変化があったなぁと、自分で認められるようになりました。
それまでの「自分らしさ」を守ることよりも、どんどん壊して
新しい自分を手に入れたほうが良いのかなと思うようになりました。
正直、これを[成長]と思う日もあれば、[諦め]と思う日もあります。
日々悩むことだらけです。
ただ分かっているのは、
「自分らしさ」を意地張って守っていたころよりも肩の力が抜けて、
新しい自分に出会うことも面白いと感じるようになったことです。
これは、苦しい苦しいとひぃひぃしていた1年目の頃からすれば、
驚きです。
一方で、変わってきたからこそ、
本当に大事にしたいものがシンプルになってきました。
それに(・・・・話はかなり大きくなりますが)
生きている以上、環境が変わらないなんてことは絶対ありえないわけですから、
どんなときでも「変わる自分」を楽しめる自分であれば、最強だなと思う今日この頃です。
「これでいいのだ!!」 BYバカボン
次は、入社前のイメージと大きく変わった大橋です。
フットワーク軽く。
2011年7月5日 (火曜日)
そんな吉川の日記を読んで、ちょっぴりウルっときた岩崎です。
実は涙もろく、もらい泣きしやすい私です。
もちろん自分の経験で泣いたこともたくさんあります。
私も幸せに働いてきた証拠ですね。
働き始めると、「あぁ、自分ってこういう人間だったんだな」と改めて
気付くことは多々あるのですが、私が一番強く認識したことは、
突発的な出来事に対しての適応力と受容力が極端に低いこと。
自分が組み立てた予定から外れると、モヤモヤとしてしまいます。
不機嫌になったり、プチパニックになる時すらあります。
かなり面倒くさいですよね・・・(苦笑)
でもそのクセを自覚しているから、想定内のことであれば、
これでもか!と事前準備を徹底するようにしていますし、
想定外なことがあったら、なるべくその場で予定を立て直す力もついた気がします。
そんな私なのですが、最近は少しでもフットワーク軽く、
お誘いいただいたことや興味あることには、応えるようにしています。
特にお誘いいただくのって、その場の雰囲気というものがあって、
今、そのタイミングでないとということがよくあるんですよね。
その結果、先週は同期の木村と3日連続で飲みに行きました(笑)
その結果、先週末は素敵な結婚式二次会に参加してきました☆
その結果、今週末はゆずのライブ本公演に続き、追加公演に参戦してきます♪
アンテナは常に高く!フットワークはできる限り軽く!
今しかできないことを思う存分やっていきたいな。
そんなことを思う夏の始まりなのでした。
予定を調整するのも能力が試されるよなぁ~と日々感じます。
就職活動中も面接に学校にアルバイトに…とたくさん予定があると思いますが、
今その調整力を磨くことは、きっと社会でも役に立ちますよ。
明日は、調整に四苦八苦している姿を見かける大野です。
泣いた経験
2011年7月4日 (月曜日)
みなさん、こんにちは。
約10年一緒に働いてきた保坂の日記を読んで、一人泣いてしまった吉川です。
先日、久々に以前のパフの事務所の近くを通る機会がありました。
今から7年前に働いていた、月島駅から徒歩5分の「佃」という場所です。
急になつかしくなり、少し寄り道して、当時の事務所のビルの玄関まで足を踏み入れてみました。
狭くて暗いエレベーターホール。
他の人からみたら、古い単なるビルですが、私にとっては、社会人人生がスタートした場所。
特別な空間に感じました。
すると不思議なもんで、急に当時のオフィスの風景と思い出が一気にフラッシュバックしてきたんです。
- 納期に間に合わないかもしれない仕事を終わらせるため、夜10時からパートナー会社さんで打合せ。打合せの終わった深夜0時からオフィスに自転車で戻る帰り道、中央大橋からみた隅田川の夜景がきれいで、なぜか1人号泣した日のこと。
- 初めて1人で営業をして、自分の力でお客様から発注をいただいた日のこと。 ダッシュで帰った会社には、社長の釘崎とパフの古くからのお客様がいて、 二人から「よくやった!」とがっちり握手された手がとっても温かかったこと。
などなどなど・・・。
新入社員時代の私は、常にダッシュをして、常に泣いていました。
先日、地下鉄車内の広告にこんなコメントが載っていました。
仕事で泣ける人は、幸せだ。
そうかもしれない。
私はこの11年間確かに幸せだったな、と確信したキャッチコピーでした。
仕事で泣いた経験をもつ社員がいる会社は、幸せな人が多い会社なのかもしれません。
そして、その社員の方が泣いたエピソード(本気で仕事に向かった経験)に共感できたら、
そこで働くことは幸せにつながると思います。
泣いた経験。
今では恥ずかしい思い出ばかりだけど、少しは誇りに感じられそうです。
明日は、実はもらい泣きしやすい岩崎です。
結びつく瞬間
2011年7月1日 (金曜日)
学生時代、ネットの世界に生きる女だったのですが、
社会人になって、リアルを生きようと思いなおし、
手を出していなかったソーシャルネットワークの世界に
足を踏み入れた保坂です。
なかなか、楽しいです。
・・・
今日、採用アウトソーシングでのお客様である
M社のEさんが異動、ということでご挨拶に伺いました。
Eさんは、私が内定者インターンとして働いていたとき、訪問していた方です。
いまは発注できないと言いながらも
私の拙い説明を真剣に聞いてくださったこと、いまでも覚えています。
営業ではない仕事をするようになった私の代わりに、
先輩・吉川さんが、Eさんを定期的に訪問してくれました。
そして、4年前、M社さんとの取引が始まりました。
その後、私が責任者をしている採用アウトソーシングのお仕事でお声がけをいただき
ご発注いただくことができました。
M社さんのお仕事では、正直、時々ミスをして、
現場の皆さんに御迷惑をおかけすることもあったのですが、
Eさんは、そんな私たちの仕事を暖かく見守ってくださいました。
私が、Eさんと出会ったのは2001年。
丸10年前の出来事です。
Eさんの異動は、非常に残念ですが、
Eさんが10年間繋げてくれた縁を、
これからも繋いでいけるよう精いっぱい仕事をしていきたいと思っています。
Eさん、本当にありがとうございました!
・・・
最近、今回のように
「10年前の自分」と「10年後の現在」が結びつく瞬間を感じることが
よくあります。
10年前、営業担当だったD社のMさんから、パフの取引企業の商品を買いたいと私に相談の電話をくれた。
10年前、営業担当だったS社さんが、いまでは、パフの取引上位顧客になった。
S社さんの元採用担当Nさんが、いまでも一緒に飲もうと言ってくれる
(いまも誘われていて行きたくて仕方ありません>笑)。
10年の間、様々な形で、お客様との関係を継続してきてくれた
パフの先輩・後輩のみんなのおかげでもありますが、
そう感じることができるのは、本当に嬉しく、励みになります。
10年前、がむしゃらにお客様と向き合っていた私。
10年間、がむしゃらに仕事をしてきた私。
そして、いまの私。
過去のある瞬間は、いまの私に
いまのこの瞬間が、未来の私に
必ず繋がっているのだと、そう強く思うようになりました。
いま、何か壁にぶつかっている人、
わけもわからず走っている人、
迷って立ち止まっている人、
いろいろな人がいると思いますが、
いまは未来に繋がっている、そう思って毎日を過ごしたいですね。
・・・
次は、
いまに繋がる1日、1日を、一緒に積み上げてきた吉川です。
未来に繋がる1日、1日を、また一緒に積み上げていきましょう!
2011年6月30日 (木曜日)
こんにちは。夏生まれの夏女、しし座O型の平原です。
誕生日が夏休みだと、小学生時代は微妙に悲しい思いをしました。
さて、本日はfacebookのお話です。
facebook、やっていますか?あれ、面白いですよね。
採用活動に応用したいとおっしゃるお客様も少なくないので、勉強も兼ねて
いろいろ使っているところなのですが、非常に面白いな~と感じています。
なぜ面白いのか。
1)twitterより写真やリンクが多く、見てイメージしやすい。
単純に見た目が華やか。
2)mixiのような「プライベート用コミュニティ」ではなく、
仕事もプライベートもすべてひっくるめた「平原葉子」という
人間をそのままWEBに投影する。
→仕事で会っていた人のプライベートの顔が覗けたり、友人の
仕事の一面を知ることができたり。
その人の知らなかった一面が見えてくる。
3)実名登録なので、古い友人に見つけてもらえる。
実に10年ぶりの友人とつながったりもしました。
海外に移住してしまった友人の近況も手に取るように分かる
ようになりました。
いや~、すごい。
特に2がポイントなのかな、と思うのです。
公私混同。そんなマイナスな表現ではなく、仕事の経歴も含めた
「個人丸々」をWEBに存在させてしまおうというその思いきりのよさ。
公私が、切り分けられないのです、facebookの中では!
もちろんこういうのを嫌がる人もいるので、誰かに強制すべきものでは
ないと感じますが、本人さえよければこれってとても面白い。
それに、使えば使うほどサイトが「育っていく」感じがします。
今後、どんな展開が待っているのだろう。楽しみです。
新しいものに触れるって、価値観が広がるな~と実感しました。
みなさんも新しいものに触れることに躊躇せず、果敢にチャレンジして下さい!
※ちなみに・・・
知らない方からお友達申請を頂いても、いまのところすべて
保留しています。。。ごめんなさい。私はリアルネットワーク
にこだわろうと思っています。丁寧にメッセージをつけてくだ
さる方もいるのですが、申し訳ないです。
もしかしたら面識のある方もいるのかも?
だったらなおさらごめんなさい。
この辺がfacebookの難しい所ですね。
次は、facebookで公私を切り分けようと試みている保坂です。
早くしれ
2011年6月29日 (水曜日)
こんにちは。長崎です。暑いですね。
歌丸風に言うと、「猛暑の年は 夏太る 長崎です」。
このブログをご覧いただいている皆さまの中で、どのくらいの割合の方が
地方出身(もしくは在住)なのでしょうか。そして、その中のどのくらいの
割合の方が、方言を愛用されていらっしゃるのでしょうか。
私は北海道出身ですが、18歳で関東へ上陸。今でこそ北海道弁も素敵だと
思えるようになりましたが、上京したての頃は訛っていることがコンプレックス
で仕方ありませんでした。
時は1999年。
ガングロギャル(もしくはヤマンバギャル)の全盛期で、とにかく皆に同化
するために「超」と「~って感じ」という言葉を、私の中に導入しました。
すると、なんということでしょう。
少しは都会人になった気がするのですよね。皆と一緒である安心感も得ること
ができました。一人前になったような、ちょっとした快感もありました。
しかし、そのうち北海道弁で話そうと思っても、話せなくなっている自分が
いることに気づきます。本当の自分がどこかに消えてしまったような喪失感
を味わうのでした…。
まるで、就職活動準備のために黒いスーツを買いそろえ、自己分析をし、SPI
対策をし、皆と一緒であることに安心したものの、「自分って、本当はこんな
予定調和な人間ではないのに」と思い悩む就職活動生のようです。
しかし、最近、自分の発する言葉が一部おかしいことに気づきます。
「もー!早くしれ!」
と、「早くしれ」を連呼している自分が、そこにいました。
正確には「早くしろ」ですよね。北海道では、「~する」の命令形は「~しれ」
と言うんですね。「早くしれ」の他にも…
「もっと部屋を明るくしれ」(もっと部屋を明るくしてね)
「もっとカレーを辛くしれ」(もっとカレーを辛くしてね)
「その企画、もっとすごくしれ」(その企画、もっとすごいものにしてね)
「君、彼女にはもっと優しくしれ」(君!彼女にはもっと優しくしなさい)
私、日常から「しれ」を連呼していたのです。
私は「超」や「~って感じ」の威力に負けず、この12年間ずっと「~しれ」を
守り続けていたのです!「~しれ」の地味さと、根気強さの勝利!
他にも調べてみたところ、動詞活用に関する方言は守り続けていたようです。
高校卒業したてのころはコンプレックスだった方言も、本当は捨ててはいけない
ものだったのかもしれません。少しでも自分の中に生き続けてくれていた方言
にこんなに喜びを感じるとは思いませんでした。
皆さんが、今隠したい思っているコンプレックスがあるとしても、それは
他の人から見たら「個性的で素敵じゃない」というものかもしれません。
隠したり、捨てたりする必要はないのかもしれません。
私は森三中にシンパシーを感じると同時に、ものすごく尊敬しているのですが
それは、「デブなのに卑屈じゃない」から。
自分の個性を認めてあげましょ!
全ての人に受け入れてもらえるわけじゃないけど、「それもいいんじゃない?」
という人、会社が必ず存在します。そして、受け入れ、認めてくれる場こそ、
あなたの実力が発揮できる場所ではないでしょうか。
夏です。暑い。
「皆と一緒じゃなきゃ」「普通じゃなきゃ」という服を脱ぎ捨てようじゃない
ですか。コンプレックスなんて、ごくごく飲んで、汗にしてしまえ~!!
もっと楽に就職活動ができるようになるかもしれませんよ♪
次は、夏女平原です。
今年もこの季節がやってきた
2011年6月28日 (火曜日)
こんにちは、土田です。
メルマガが説教臭いので、今日も趣味に走ろうと思います。
今年も、この季節がやってきました…
何かというと桜美林大学孔子学院で毎年行われている、
「日中青少年中国語カラオケ大会」 です!
日本人の中国語学習者が、日本の予選でしのぎを削り、
決勝上海大会を目指すという、(一部の人の間では)
毎年恒例の本気勝負(と書いて「ガチバトル」と読む)です。
学生のころから毎年参加しているのですが、
今年は4年連続の上海決勝を目指します。
(決勝でもずっと三等賞どまりなので、上を目指したい!)
今回の選曲はこれ。
天高地厚(信樂團)です。
・おとなしそうな出だしから、激しいサビに移行し、意外性を狙う
・ツインボーカルで差別化を狙う
・キーの高いロックで、独自性を出す(ジャンルのかぶりを避ける)
※毎年、ソロのバラードで出場する方が多いのです
こう考えると、先週の孫子兵法のくだりでも書きましたが、
準備をしているときから、勝負は決まっているのかも知れません。
また、
・相手のかゆいところに手が届くサプライズを用意する
・競合との差別化を図る
・他がまねできない独自性を出す
というのは、ビジネスにも通ずるところがあるかもしれませんね。
今週の土曜日が日本予選です。
自信は満々ですが、足元をすくわれないように準備を進めていきます。
次は、長崎です!
歯磨き粉・ぶちゅーの話
2011年6月27日 (月曜日)
こんにちは。田代です。
今日は皆さんへのメッセージとして、一筆しました。
突然ですが、皆さんは「どうしようもない時に出た一手」の経験は
ありますでしょうか。(よく考えれば、誰しもあるはずです)
私は公私にわたって、沢山経験をしてきました。
今日はそんなお話です。
—————————————-
例えば。私自身の話。
営業職の仕事をしていて、どうにもこうにも結果が出ないとき、
もうどうしようもなく窮地に追い込まれたことが過去に何度もあります。
そんな時、最後に頭をひねって出てきたアイデアは、
「お手製オリジナルチラシ」だったり
「まったく前例のない奇抜で面白いセミナー支援」だったり。
要するに、企画書やサービスカタログにない全くのオリジナルサービスでした。
そしてこのアイデアが反響があって成果につながったことがあります。
そうした会心のアイデアには共通点があります。
それは泥臭さです。
おそらくそういったサービスを考えていた時の私の顔は、
窮地に追い込まれ、悲壮感たっぷりに、髭もそらず、
ものすごーく汚い顔をしていたことでしょう。
私は、こうした経験を「歯磨き粉・ぶちゅーの話」と読んでいます。
—————————————-
歯磨き粉を想像してください。
もう使い終わったかなぁ…という歯磨き粉を思いっきり
ねじり出すと「ぶちゅー」って出てきませんか?
あれです。実は私たちが思う以上に歯磨き粉は中にあって
まだまだ出てくるんですよね。毎回、不思議に思う瞬間です。
私はいつも信じていることがあります。
それは、人間は極限状態の時、火事場の馬鹿力のような
理屈抜きの凄い力を生みだす動物だと言うことです。
困難な状況に立たされ、どうしようもない中、
一つの光を導き出そうとねじり出てきた歯磨き粉たち。
これは、何も特別なものではなくて人間であれば、
誰しもが持っているものだと思います。
・オリジナルがない
・自分には武器がない
本当にそうでしょうか。あなたの中に歯磨き粉は残っています。
この「ぶちゅー」の固形物が、
自分にとってのオリジナルであり武器だと思うんですよね。
ひねり、絞り出せば、必ず出てきます。
むしろ逆境はオリジナルや武器を作るチャンスだと思うべきかもしれません。
まだまだ残っている、歯磨き粉。ぶちゅーって出してみませんか。
オリジナル、個性、武器は、かっこよくもなんともなくて、
すごく泥臭いところから生み出されるのです。歯磨き粉の残りみたいに。
次は土田です。
音楽とIT
2011年6月24日 (金曜日)
こんにちは、高田です。
敢えて言うのだけれど、ロックが、つまらなくなっているかもしれない。
もちろん、素晴らしいバンドやアーティストはたくさんいる。
今でも、僕は、相変わらずのロックリスナーだ。
でも、世の中の激動に比べ、ロックバンドが大人しくなっているのではないかと感じるときがある。
もちろん、僕が年をとっただけかもしれないが。
■ブルースの時代にエレクトリックを手に入れ、ロックは誕生した。
エレクトリックのおかげで、ギターはひずみ、ベースは人々の体を振動させ、ドラムは地面を揺らせるようになった。
そして、ボーカルの声は、何万人に届くようになった。
エレクトリックがあったから、ロックバンドは成立した。
アコースティックでは、ロックにならない。電気が重要だった。
技術は、権威者だけに許されていた特権を一般大衆に移譲する役割がある。
昔、特権階級だけに許されていた観劇は、映写機の発明で映画となり、
人々の手に届くようになった。
また、移動手段の発達により、人々は移動の自由を手に入れた。
参考:岡田斗司夫 (2011) 『評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている』 ダイヤモンド社
エレキ楽器の発明により、自由な表現を何万人に伝えることは、
ロックバンドの手に渡った。
そこには、技術を取り込んで、表現に変えたアーティストたちがいた。
■IT技術が世の中を変えつつある。
集団狩猟→農耕→印刷→蒸気機関→電気 とその時代を変えた発明があった。
今、技術はさらに発達している。
ITが世の中を変えている。
人々の暮らしだけではなく、表現方法もITによって変わってきている。
すでに拡張現実やソーシャルメディアを使いながら、新しい表現を模索しているアーティストはいる。
早乙女太一☓チームラボ [吉例]新春特別公演「龍と牡丹」-剣舞/影絵-
AR三兄弟 第一話 | ワンダとtwitterと優しい奴ら
ロックはどうだろうか。
CDが売れなかったり、ロックがダイナミズムを失っていたりするのは、
それは新しい技術を取り込んでいないからではないか。
音楽とIT。
関係ないように見えるが、そんなことはない。
もし関係ないように感じるなら、それは今までのものが音楽であり、
バンドだと思っているからだ。
僕は、ロックの精神を信じている。
だが、このままでは、
「ロックというフォーマットがあった」ということになってしまうかもしれない。
エレクトリックを手に入れたロックから、
IT技術を取り込み、この時代の空気を、この時代に生きる人々の感情を表現し、
人々をワクワクさせるロックが誕生してほしいと思っている。
僕が、中学生の時に感じたような気持ちを、
ロックミュージシャンが今の若い子に感じさせてほしい。
次は、田代です。
バードビュー
2011年6月23日 (木曜日)
みなさま、こんにちは。
「日々の気づき」 、 「!」 と思う言葉との出会い・・・
そういったものは全て、忘れないうちにすぐ手帳に書くことにしている杉平です。
ちなみに一番最近書いたのは、以前から大好きで最近ちょっと忘れていたワード
「Tida apa apa (ティダアパアパ) 」。
インドネシア語で、気にしな~い! 問題な~い! だいじょぶだいじょぶ~♪
のような意味で、気持ちや状況に余裕がなくなったときに、
よく自分自身に言い聞かせております (笑) 。
◆ ◆ ◆
さて、今週は月曜日から外部研修に行ってきました。
今回受講したのは 『自律型人材育成研修 / バリューチェーン・バードビュー』
というものです。
簡単にいえば、
バリューチェーン : 価値創造の連鎖
バードビュー : 空を飛ぶ鳥のように物事を捉える広い視野
ということですね。
いずれも、ビジネスパーソンにとって重要なキーワードです。
中でも、改めて大切だな、と実感したのは
「価値の本質を見ているかどうか」 ということでした。
今日 (6月22日) の日経新聞社説 「春秋」 に、
見事世界一に輝いた日本のスーパーコンピューター 「京」 についてこんなふうに
書かれていました。
「大切なのは、どんな立派な機械装置をつくるかではなく、どのように使うかだろう。」
まさにこれ。
「やっていることそのもの」 は、表面的な価値。
もちろん、意味や意義がそこにまったくないわけではないのだけれど、その先にある
「どのように役に立っているか」 が、本質的な価値であるわけです。
勉強も仕事も就職活動も、やること、もしくはやらなければならないことがある、
という視点だけで過ごしていると、
なんとなくそこに 「義務感」 のようなものが生まれてくるように思います。
億劫になったり、とりあえずのやっつけになってしまったり、つまらなかったり。
この勉強をすることで、自分にどんな変化があるのか。
この仕事をすることで、誰にどんな価値を提供できるのか。
この就職活動の先には、どんな 「はたらく」 自分が待っているのか。
なんだか視野が狭くなってきたなーと思ったら、
「バードビュー!」 というキーワードを思い出そうと思います。
みなさんも、いかがですか?
◆ ◆ ◆
さて次は、大量の読書で広い視野をもっていそうな高田の登場です!
(たまには褒めてみる)