つらいときこそ根っこが伸びるのです
2011年3月8日 (火曜日)
みなさま、こんにちは。
最近、木村と商談の場を共にしまして、受注の2文字がちらついた瞬間、
彼女の目がおそろしくキラキラするのを目の当たりにして、
その営業魂に感心した杉平です。
いやー、たのもしい。
さて、今日は弊社社内にある鉢植え、
ペンタスくんのビフォーアフターを写真でご紹介しましょう。
左は週末の2日間お水をもらえずに瀕死の重傷になっている月曜朝の状態。
右はお水をあげたほんの数時間後の状態です。
3連休とか、年末年始休暇なんてことになると、
これよりもさらにひどくて、あーあ、枯らしちゃった、と思うほど。
でも、お水をあげるとそのたびにあっという間に復活して、小さく可愛い
花まで咲かせてくれるのです。
花言葉は「希望は実現する」「鮮やかな行動」だそうで、
このたくましさを目の当たりにするたびに、希望も行動も、どんな状態に
なってもあきらめちゃいけないんだ!ということを教えてくれているかの
ようです。
植物の種類にもよると思いますが、
お水はいつも豊富にあげるより、カラカラになるくらいになってから
あげたほうがいいという話も聞いたことがあります。
水が足りなくなると、なんとか摂取しようと、根を深く広く張ろうとして
丈夫な根が育つのだそうです。
そうそう、だから、就職活動って短い期間でぐぐっと学生のみなさんが
成長するのですよね。
そんな皆さんの姿を、心の中でがんばれよって、
愛おしく、そして頼もしい気持ちで見つめているご家族や人事の方々。
皆さんを応援している大人たちって、
皆さんが思っているよりもずっとたくさんいるのです。
たとえつらいことがあっても、
ペンタスくんみたいに、あきらめず何度でも立ち上がってくださいね。
さて次は、日照時間が増えて元気になってきた高田の登場です!
苦手意識も変わるもの
2011年3月7日 (月曜日)
こんにちは。木村です。
大橋が格闘した仕事により、新たなチャレンジができそうです
(大橋ありがとう!)
いま、私は「まだ会ったこともない、見知らぬお客様」と
電話で会話をすることが多くあります。
(いわゆる、テレアポというやつです。)
パフという名前を聞いたことがない方や、
採用活動でとっても忙しい方に向けて電話をするため、
冷たい反応をされたり、お断りされることも多いです。
入社してから(いや、正確に言うと入社する前から)
「テレアポ」をし続けているため、慣れたかと思いきや、
毎回気合を入れて電話をしています
とくに、会ったことのない方向けに電話をする際は、
自分の声の調子や、そのときの心情がそのまま相手に伝わるため、
自分の気持ちがないままに会話すると断られてしまうことが多いです。
だから、以前すでにお会いしたことがある方だ、とか、
今日の新聞に広告が載っていたから何かのご縁がある方だ、とか、
「お会いしてみたい!」と、心から思っていると、
意外とその思いが伝わることが多いです。
声のトーンが勝手に上がり、話す内容にも気持ちが入っているのでしょう
私は、学生時代、ずっと電話が苦手でした……。
相手の表情がわからないし、何を話したらよいのかわからない。
だから、社会人になっても、電話に対する苦手意識がありました。
でも、今では電話で話すことが、以前ほど苦手ではなくなりました。
働く上では電話は必須アイテム
メールよりも早く相手とコミュニケーションが取れるし、
どんな思いでいるのか、その時々で聞いたり、伝えたりできる。
慣れが一番なのでしょうが、
一生懸命話した内容で新しい出会いが生まれたり、
「木村さんとやるよ」といった、お取引の嬉しいご連絡をいただいたり。
電話から生まれる「嬉しかったこと」がたくさんあったから、
苦手意識が薄くなったのだと思います。
電話が「好き」とまでは言えませんが、お客様との会話を
(たまに大きな声で笑いながら)楽しんでいる自分が、
今ではちょっとすごいなと思ったりします。
もちろん、会話の行き違いや表現が足りずに、電話で痛い思いを
したこともあります。だから、電話は慎重にならなくては、と
常にドキドキしながら、相手との会話に気持ちを集中させています。
就活をしているみなさんは、自分の得意なこと・苦手なこと、
好きなこと・嫌いなこと、きっといろいろ考えているのではないでしょうか。
働くと、苦手なことや嫌いなことにきっとぶつかるし、
挑戦しなければいけない場面が大小関わらず出てくると思います。
むしろ、就活でもたくさんあるかもしれませんね。
「苦手」や「嫌い」には、きっと「自分の可能性」や「成長」が隠れているはず。
自分がどう向き合うかで、その結果も変わってくると思います。
就活を通じての成長、そして社会に出ての成長、
自分の成長をぜひ楽しみにしていてくださいね。
お次は、最近一緒に過ごす時間が多かった(これからも多くありたい)杉平です!
責任と権限
2011年3月4日 (金曜日)
大橋です。
次回、大野のリクエストにこたえて挑戦してみたいと思います。
最近、新しい仕事が一段落つきました。
この仕事を通じて感じたことを書きたいと思います。
はじめて取り組む仕事、不安もありましたがなんとかやれるとも思っていました。
目標と目的は明確。あとはタスクを洗い出して、スケジュールを引いて、実行していくだけだろうと。
ところが、なかなかうまくいきませんでした。
タスクの抜け漏れはあるわ、スケジュール通りに進まないわで、
社内外に迷惑をかけ最終的に納期も守れませんでした。
わからないことを曖昧のまま進めてしまったことと、
早くヘルプをあげることができなかったのが原因として大きかったです。
できない自分を直視することができませんでした。
仕事が止まっていることを周囲に開示することができませんでした。
とても反省しています。
責任と権限を与えられたこの仕事、
正直に書いてしまうと「やばい」と思うことが他の仕事以上に多かったです。
権限を持つことは責任を持つこと、思った以上に大変でした。
悩んで落ち込んで、多くの人に助けられながらの仕事でした。
この仕事を通じて、いろいろな“気付き”を得ることができました。
しかし、まだ“学んだ”といえるレベルではないと思います。
出来ない自分を隠さずに、だからといってそれに甘えずに、
仕事と向き合い、成長し、さらなる責任と権限のある仕事にチャレンジし、
大きな価値を生み出せる人材になっていきたいと思います。
まとまりのない、ただの“日記”になってしまいましたが、
就職活動生の方には“働くこと”の一端を感じてもらえたらと思います。
次は、お客様の新しいご要望に次々とチャレンジしている木村です!
社会人3年目間近の【○○とは?】
2011年3月3日 (木曜日)
最寄の守谷駅で、音楽を奏でている正体不明の叔父さんが最近の好きな歌手です。
レパートリーが豊富で、改札をくぐるのが楽しみになっている大野です。
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さて、私も入社してから2年と11ヶ月が過ぎました。
3年目を迎えるにあたって、ふと、学生時代と変わったことが色々あるなぁと気がつきました。そこで、吉川の日記のタイトルと似た形式で(偶然テーマが一緒!)7つの項目ごとに今と昔の違いを、つらつらと考えてみました。
「世の中にの若手社員のうちの1人はこんな風に考えているのか、へぇ・・・・そう。」と何かしら感想を持っていただけたら嬉しいです。
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会社とは?
【昔(学生時代)】利益を追求する組織=どこか冷たいイメージ
【今】無味乾燥なものではなく、感情を持った生き物。
生き物だからめちゃくちゃにもなるし、とても面白くもなる。
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同期とは?
【昔】友人のようなもの、お昼休みは恋愛トークで盛り上がる(というイメージ。ドラマの影響です。笑)
【今】友人でも家族でもない、何ともいえない、微妙な存在。(土田ごめん笑)よい言葉が見つからない程、初めて経験する関係。ただ、時間からすると友人より、家族より、恋人より近くにいる人。分かり合えているような気がするが、時々、敵。
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上司とは?
【昔】命令する人
【今】自分の意志を飛び越えて自分をつくる人。
「働く」ことの意味を後輩に毎日背中で語る人。
幼児が親を見て真似るように、真っ白な状態の新人に色をつける人。
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社長とは?
【昔】えらい人、お金のことを考える人。
【今】いつもは遠い人。でも実は一番社員を見ている人。
会社の中で最も大人で、最もやんちゃな人。
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お客様とは?
【昔】仕事上の相手。
【今】自分自身。
自分がした発言、行動がそっくりそのままお客様に伝わる。
お客様の目が今の自分を示す。そんな存在。
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利益とは?
【昔】あまり興味がないもの。「儲ける」という考え=少しいけないもの。
【今】その存在があるだけで手放しで喜ばれるもの。自身の存在価値や会社の存在価値と一致するもの。
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仕事とは?
【昔】やりがいがあって楽しいもの。(完璧に、これもドラマの影響です。笑)
【今】まだ正直よくわからないもの。今の私が分かっていることは、「とにかく大変」なものということと、稀に生きる意味を感じる瞬間を噛締めることがあり、その一瞬の「感動のため」に続けているということ。
以上が、社会人3年目間近のとある若手社員の状況です。きっと所属しているチームや組織や仕事内容によって全く違う回答が返ってくると思います。そこにはきっとありきたりな答えではなく、価値観やリアルな声が含まれているはず。是非聞いてみてください。
次は、この7つの項目をそのままそっくり質問をしてみたい大橋です。
好きなものは好き。
2011年3月2日 (水曜日)
今年の花粉は威力がスゴイと聞いて、1月末に早々と病院に行って、
薬をもらってきた岩崎です。薬さえ飲んでいればくしゃみ・鼻水は抑えられます!
実は小学校の頃から通っている耳鼻科で、「去年と同じでいいよね~」で済んでしまう
診察です(笑)
突然ですが、私はかれこれ10年以上、自他ともに認めるゆずファンです。
アルバムは全部購入するし、ライブは毎回行くし、高校の頃はギターを抱えて、
友人とコピーをしていたほど。
そんなゆずは最近、Newアルバムが発売になったので、プロモーションとして、
よくテレビに出ていました。こんなにテレビ番組に出演するなんて、
過去最多だったのではないでしょうか。
そんな日々の中、母からこんなメールがたびたび届きました。
「今日、ゆずが○○に出るから録画しといたよ!」
リアルタイムで番組を見られることが、ほとんど皆無な私。
テレビを見なくなってからは、新聞のテレビ欄さえ目を通さなくなってしまったので、
これは本当にありがたいことでした。
(仕事中にメールが届くので、受信するたびに吹き出していましたが(笑))
おかげで出演していたテレビ番組は、週末に楽しく見ることができて、
「やっぱりゆずはいいなぁ~」とこのブログを書きながらアルバムを聴いています
今回、なぜこの話をしようと思ったかというと、
『自分が好きなこと、興味があること、楽しみなこと』をきちんと周囲に示すことで、
思っている以上の情報やその成果が得られると実感したからです。
多少無理やりかもしれませんが、これって就職活動にも当てはまるのではないかな、と。
例えば、自分が興味を持っている会社があるとします。
もちろん自身で企業研究をすることは大切です。
でも、それを周囲の人たちにも協力してもらえるとしたら?
もっとたくさんの情報が集まるし、色々な視点から物事を見ることができますよね。
自分では見つけることができなかった情報や、
気付けなかったポイントを知ることができるかもしれません。
就職活動をしていると、不安や焦りから『周りはみんなライバルだ!』と
感じてしまうこともあると思います。
でも、就職活動って自分がこれから働く場所を探す活動なので、
誰かと競うものでも、比べるものでもないのだと私は考えています。
これから選考が本格的に始まって、心を閉ざしてしまいがちかもしれませんが、
オープンマインドで接すると、それだけで道が拓けることも多いと思いますよ!
明日は、大野です。そういえば大野が好きなアーティスト(歌手)って誰~?
「○○とは?」
2011年3月1日 (火曜日)
みなさん、こんにちは。
難しいことを簡単に、簡単なことを面白く伝えられる人物に憧れる吉川です。
先週末は、私の父の誕生日でした。
最近知った父の携帯アドレスに「おめでとう」と送ったら、
「ありがとう。今日で64歳になった」と返ってきて、
改めて父親も歳をとったな~と感慨深い気持ちになりました。
父はまさに団塊の世代。高度成長期に働きざかりだった父は、
ものすごく働いていましたし、ものすごくお酒を飲んでいました。
古き良き昭和の時代の象徴のような人です。
私がまだ学生だった頃、父はお酒を飲んで帰ってくるといつも、
寝ている私を叩き起こして、こんなことを聞いてきました。
「おい、アユ。人生とはなんだ?」
「仕事っていうのはな~」
「おまえは、なぜ勉強しなきゃいけないのか」
答えのない議題をバシバシぶつけてきては、長々と説教をされていました。
私はこの「○○とは?」という難題をぶつけられるのが、大嫌いでした。
なんでそんなこと考えなきゃいけないの?父の説教を聞いても答えがわかるわけでもないし。
私にそんな話をする父の意図がまったくわかりませんでした。
でも30代になった今、少しだけ父が伝えたかったことがわかる気がします。
社会とは、用意された正解がない世界。
仕事のほとんどは、目標だけ決められていて、それを達成するためのプロセスは、
自分で考えてやってみて・・・、日々試行錯誤しながら目標が達成するよう努力する
ということの繰り返しです。
答えのないことを追いかけているうちに、そのプロセスを遂行することだけに集中してしまい、
時々、本来の目標や目的、何のために今この仕事をやっているのかを見失ってしまうことがあります。
そんな時、「○○とは」と、その仕事の本来の目的や意味、意義を改めて考えると
本当に大切なことが何なのかが見えてきて、正しい方向に進める、という経験がこれまで多くありました。
いや、仕事って難しい・・・。
でもだからこそ、楽しいんですが・・・。
中堅の出版社に新卒で入った父は、数年後には、先輩と一緒に会社を辞め、
小さな出版社を自分たちで創りました。
経営者として、私が想像を絶する大きな壁にぶち当たることが多々あったのだと思います。
そんな時、父はいつも「会社とは、仕事とは、はたまた人生とは」を原点に返って考えていたんじゃないかな。
今は、そんなおおらかな気持ちで、当時をそう思い返しています。
就職活動とは
働くとは
人生とは
内定とは
企業とは
学生とは
社会人とは
いろんな切り口で、皆さんが今取り組んでいることの意味、意義、目的はなんなのかを考えることは、とても大切なことです。
ぜひ改めて考えてほしいです。
「お父さん。人生とは、なんですか?」
半世紀以上生きた父は今、なんて答えるのだろう?今度、聞いてみようと思います♪
明日は、先週あたりから花粉症で相当辛そうにしている岩崎です。
ONとOFF
2011年2月25日 (金曜日)
こんにちは。春巻き好きの平原です。
「最近」春巻きが好きなわけではなく、昔から春巻き大好きな人間ですが、
最近はパフの近くにあるお弁当や「goo」の春巻きにハマっています。
こんな小さな情報までキャッチしている長崎さん、さすがです。
さて、先日ある企業様の選考を受けている学生さん対象に、「働く」を考える
イベントを実施しました。
非常に魅力的で考えの深い学生さんばかりで、とっても良い場になりました。
その中で、学生さんたちが言っていた「ONとOFFのメリハリをつける」と
いう言葉が、実は心に引っ掛かりました。
というか、仕事人間な(?)私含むパフ社員は、あまりONとOFFの意識が
ありません。仕事が溢れてしまえば土日に出社してしまうし、24時間365日
フルコミット!なんて言っているメンバーも(あれ、最近聞かないな)います。
そういう働き方もいいじゃん、って思っていたのですが、そのイベントで学生
のみなさんが「ONとOFFが大事」と言っているのを聞いて、冷静に考えて
みました。。。。
うん、OFFって大事かも。
私は土日仕事を持ち帰ってしまっていますし、平日は100%仕事だし、
「ONとOFFなんて関係ない」って思ってきたのですが、実はこの3年間
ほどはバレーボールを中心に、仕事とは全く関係ない「遊び」や「趣味」や
「仲間」との時間をたくさん持っている事に気が付きました。
平日の苦しい仕事より、さらに疲れる休日のアクティブな活動。
これが私の精神的な安定、余裕、日々の充実感に大きな影響を与えてくれて
いることを、ここ最近ひしひしと感じています。
もしこれらがなかったら、ちょっと味気ない日々なのかもしれません。
上手にこなせるほど器用ではないので、ONもOFFも全力で、パンパンに
なっている状態だけれど、OFFの時間をしっかり充実させることって、
自分が元気でいることに対してとても重要なことなのかもしれません。
入社6年目(もうすぐ7年目)にして、学生さんの言葉に自分を振り返り
気付きをもらった一日でした!
OFF、充実してますか? 保坂さん!!
気概が必要だね、気概が
2011年2月24日 (木曜日)
こんにちは。先日「出ますよ~これから出ますよ~!」という杉を見て
更に今年の花粉量に対し、恐れおののいている長崎です。
就職活動も本格化してきました。
就職活動と一括りに言いますが、面接を受けないとスタートラインに
立てたとは言えませんね。セミナーや説明会に参加するだけでは、
(最初のゴールである)内定に、(最終的なゴールである)社会人の
スタートラインにたったとは言えません。
足を運ぶだけ、PCを見ているだけで、「就活してる!」と満足しない
方がよいんじゃないかな?と過去の経験から思っております。
この時期になると、どうしても就職活動生にお伝えしたい「3つの
気概」で花粉同様むずむずします。
昨年、平原がまとめてくれているので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
⇒ http://puff.weblogs.jp/t2js_diary/2010/04/hirahara100413.html
精神論で申し訳ないなと思うのですが、最終的には「就職したい!」と
強く願いながら、粘り強く活動した人が強いものです。
ぜひ社会に対して、バランスよく気概を感じながら、就職活動進めて
くださいね。
お次は、最近春巻がお好きな平原です。
想像せよ
2011年2月23日 (水曜日)
こんにちは。土田です。
突然ですが、この年になっても私はよくアニメを見ます。
アニメと馬鹿にする勿れ。昔からアニメには世の中への問題提起など
示唆に富んだものが多いのです。
活字が苦手な私は、小説よりアニメを見ます。
最近は『鉄のラインバレル』というアニメを見ました。
http://www.linebarrels.jp/
—
簡単に言うと、こんな感じです。
「高度にシステム化された世界が存在し、支配者が全体最適をはかっている。
人間は全て半機械化され、支配者の意図に従って行動している。
個人の感情・個性という不安定な変動性のある要素は排除されている」
そんなパラレルワールドが存在し、そこから
私たちの住んでいる「地球」への侵略部隊(尖兵)が送られてくる。
主人公は、その侵略者と戦う、そんな話です。
—
この作品で強く打ち出されているのが、
「想像せよ」という言葉です。
思考を停止し、ただ流され、知らず知らず支配される人生を
送るのではなく、想像をめぐらせ、自分の頭で考えろ、ということです。
今の仕事をしていても思うのですが、やはり「想像」は大事です。
—
・(一部の)学生は、まるで就職活動に、定められた絶対のルールがあるかのように
行動している。目立たないように、レールからはみ出ないように行動している。
・採用をしている(一部の)企業は、学生の主体性を求めながらも、
画一的な情報の打ち出し方を行い、それ以外の方法が許されていないかのように、
説明会→テスト→面接という選考手法を続けている。
・私たち就職情報会社も、学生の就職活動、企業の採用活動に
なんら画期的な変化を提案・発信できていないでいる。
—
おそらく、これは既存のレールからはみ出るリスクが大きすぎるのと、
はみ出たとして、何をすればいいのか代替案が分からないからなのだと思います。
みんながレールの上に乗っかっていれば、ハッピーになれるのであれば
自分の頭で考えなくても良いのかもしれませんが、
現状は誰も得をしていません。
こんな時こそ、我々は「想像する」必要があります。
そのためには、私たちを縛る既成概念を捨てる勇気が必要です。
2013年度の採用活動に向けて、
本当に学生も企業もハッピーになれる就職と採用の形を
私ももっともっと想像しなければいけません。
例えば「面接をしない選考」や「採用直結のインターン(就業体験)」
など…具体的にはまだまだぜんぜん考えられていませんが、
どんどん仕掛けて行きたいものですね。
次は、長崎です!
大人とコミュニケーションをとることの重要性
2011年2月21日 (月曜日)
皆さん、こんにちは。パフの高田です。
社長室の皆さんには常に後ろめたい気持ち(あの書類だしたっけなぁとか)があるので、
腰がひけてしまいます。。。。
ただ、社長室というネーミングにも問題があるかと思います。「社長」というのがマズイですね。
「ニコニコフレンドリー室」とか「花畑室」とか「わんことにゃんこの相談室」とか
そういうのに変えていただけると嬉しいです。
さて、今日は少しだけ真面目な話です。
結論からお伝えすると、就職活動において、「就職活動以外の場で大人とたくさんコミュニケーションをとること」を勧めたいのです。
なぜかというと、働いている大人と就職活動以外の場でたくさんコミュニケーションをとることは、
以下の理由で就職活動の役に立つからです。
1)面接対策として効果がある
2)業界、会社、働くことについて、理解するためにとても適している
3)意外に皆やっていない
就職活動対策として様々な情報があふれています。
私もこういう職業なので、学生さんに質問や相談をいただくことがあります。
正直に言うと、そういう質問をいただく度に、
僕はあまり学生さんに言えることはないし、言えるような人間でもないなぁとも思います。
ただ、なんとかアドバイスしてあげたいというのも事実なので、いつも3つだけ伝えています。
1.働くのは「基本的に楽しい」ので、就職したほうがよい
2.大企業に行けなくても、「人生が終わったり」しないから安心してほしい
3.就職活動では、「たくさんの大人とコミュニケーション」をとってほしい
今日は、3の「たくさんの大人とコミュニケーション」を取ってほしいのかについて、
もう少し書いてみたいと思います。
まず、一つ目です。
1)面接対策として効果があるので
面接というのは、「大人とコミュニケーションをとる」場所です。
しかし、そこに登場する面接官と言うのは、皆さんが普段どこで何をして、
どんなことを考えているかは、基本的には分かっていません。
当たり前ですが、採用担当以外の普通の人は、
大学生とコミュニケーションをとることなんて、あまりないのです。
そういう人たちが面接官である場で、皆さんが自分のことを伝えるときには、
理想的には、彼らに分かりやすいように、自分自身を伝えてあげたり、会話をしたりする必要があります。
つまり、大人のレベルに合わせるのです。
面接官側が、違和感なくコミュニケーションが取れるようであれば、
面接での話も弾むでしょうし、皆さんのこともよく伝わると思います。
ただ、このようになるには、積み上げられた知識や、そもそものセンスが重要だったりするので、一長一短にはいきません。
(僕だって、大企業の社長と同じ視点で気持ち良くコミュニケーション取れるかと言ったら、そんなことはないと思います。異なる立場の人と話をするのは、普通は、すこし大変なのです。)
なので、そこまでいかなくても、最低限、「社会人って普通の大人なんだ」と思えることが重要です。
面接で見る社員というのは、とってもすごいように見えます。
そうすると、面接では、緊張で自分を出せなくて、うまくしゃべれないことや、
普段と違う自分を出してしまい、相手に誤解されてしまうなんてこともあると思います。
「社会人って普通の大人なんだ」と思えるには、経験と慣れがあれば大丈夫です。
就職活動以外の場で、大人とたくさん話をして、
「社会人って、自分と共通点もあるし、普通の人間なんだな」と腹落ちして考えられるようになるのが重要なんです。
そうすると、普段の素の自分が出せるようになり、皆さんのことをしっかりと伝えられるようになりますよ。
2)業界、会社、働くことについて、理解するためにとても適しているので
よく言われていることですが、就職ナビでエントリーしたりセミナーに出ただけで、就職活動をした気になってはだめです。
基本的には、それらは広告であるし、会社の代表として行っていることですので、どうしても、建前も含まれてしまいます。
(もちろん、本音でしゃべっている部分もありますが)
本当に業界、会社、働くことについて理解をしたり、イメージをつけたかったら、
採用担当やリクルーター以外の社会人と、「1対1」でしゃべることです。
日本人と言うのは、とても素直なので、1対1で若者に物事を聞かれると、
本音を言ってしまう生き物なのです。
また、大人数の場では、言わないこと、言えないことが、たくさん聞けます。
そうすると、いわゆる「働くイメージ」というのが、なんとなく分かってきます。
その社会人の方に聞いた話が面白そうだったら、その業界をもっと調べてみればいいし、
レベルが高くて自分にはできなそうであれば、応募対象にするのかは考えたほうがいいですよね。
とにかく、普通の社会人としゃべることが重要です。
現場が全てとは思いませんが、就職情報と結合することで、世の中のことがしっかり見えてくると思いますよ。
3)意外に皆やっていないので
これは不思議なんですね。とても重要なのに、就職活動生は、意外と大人とコミュニケーションをあまりとりませんね。
なにかすごいこととでも思っているでしょうか。最近は、「自己分析をやっているので、OB訪問できない」っていう話も聞きました。
だからこそ、自分が勇気を出して、実施してみる価値があるのだと思います。
その一歩を踏み出す勇気が出ない君へ。
大人とコミュニケーションを取ることは、そんなに大したことではありません。
もっと言えば、学生さんに仕事のこととか聞かれて、嫌な気分がする社会人っていないと思いますよ。
皆、喜んで教えてくれると思います。人間って、けっこういい奴なんですよね。
こんなところでしょうか。
たくさんの大人とコミュニケーションをとることって、
社会人になっても実施効果は続きますが、大人に簡単には出来ません。
君たちだけができる、とっても貴重な機会です。
もし興味が湧いた方がいらっしゃれば、ぜひ実施してみてください。
次は、田代です。