パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

成功体験の呪縛

2016年6月20日 (月曜日)

前回のブログで、何となくキャッチーなタイトルをつけると見てもらえるんだ、というブロガーが15年前に気づいてたことに44歳にして始めて気付いて、今回も内容考えずにタイトルだけ決めてました大岡です。

と言いながらつけてしまったからには全く関係ない内容にするわけにもいかず(うちの劇団の作家の大根健一はチラシを印刷する時点でだいたい一文字も台本がないため、チラシについてるタイトルは大抵内容とリンクしませんがw)、元々オチにしようと思ってたいい話は突然振られた金曜の朝礼挨拶で使っちゃったので、無理矢理ひねり出そうとしています。飲みながら。

 

私の人生における成功体験はと言えば、やはり高校の文化祭。

進学校のくせに3年の秋にクラス対抗演劇をやらせる気の狂れた彦根東高校で、同級生でクラスの委員長だった細野豪志に押し付けられる形で文化祭責任者になり、あれよあれよと言う間にやったこともない作、演出、さらには悪のボスで出演。

負けず嫌いなため、優勝するために選んだテーマは天安門事件。

主役は人民解放軍にいながら、体制に疑問をもつ兵士。

ラストは客席に仕込んだクラスメイトが客の横で革命の歌を合唱するという文化祭ならではの離れ業。

はい、完全に点取りに行きました。

ラストシーンで磔にされた革命家が泣きながら訴える演説がある漫画のセリフ丸パクリなのはここだけの秘密www

第二体育館を満員に埋めた観客は拍手喝采、学年で一番美人だった倉塚綾さんに泣きながら握手を求められ、結果発表はダントツの優勝。

※ここまででお気づきだと思いますが、本人の許可無く、極力伏字無しでお送りしております。

 

これで気持ちよくなっちゃったんですねー。

大学は関西国立志望だったのに、「東京の私立の方が劇団がたくさんありそう」という軽薄な理由で親の負担を顧みずに上京。

大学の4年間では飽き足らず、就活は「芝居が続けられる会社」。

その会社も四年目に飽きてきただけなのに「芝居に打ち込んでみたい」と、もっともらしい理由をつけて退職。

フリーターと派遣社員を2年やるも、特に芝居で挑戦するわけでもなく、元上司に誘われるがままに前職に復帰。

ダラダラ続けて演劇歴もすでに20年を超えるが、特に残した功績は無し。

・・・。

 

何が言いたいかというとですね。

要は、成功体験ってもう一度体験したいと思うのが人情で、でも再現しようとすると途中経過をなぞりがちだけど、なぞるものではなく、再度追い求めるものだよなと。
毎回過程が違うことを面倒くさがらず、恐れずに楽しめるか。

倉塚さんの涙の握手をもう一度もらえるかどうかは、それを目的とせず、自分は出来た→出来る!という自信を糧に成功した時と同じように頑張れるか。それにかかっているのだと。

 

芝居人生で例えられても何の説得力もないでしょうけど、仕事における成功体験でも結構当てはまるんじゃないかと思います。

早いところパフで成功体験せねば^^;

 

明日はきっとその笑顔が成功を呼びよせている吉川安由ちゃんです。

 

世界記録から感じたこと

2016年6月17日 (金曜日)

梅雨真っ只中、ジメジメして嫌な季節ですね。
その一方で、沖縄は梅雨明けしました。
毎年この時期に一足先に梅雨明けする沖縄を、
羨ましく思う沖縄出身と100%間違えられるオリハラです。
(東京生まれ東京育ちです)

このジメジメした時期に、スカッとした明るいニュースが届きました!
イチロー選手の累計安打数の世界記録です。
日米通算ではありますが、努力の賜物以外何物でもありません。
数字を見れば誰しもがこのとてつもない偉業を理解できますが、
私は達成するまでの長きにわたるプロセスにも凄さを感じてます。

プロ野球の平均年齢は27歳〜30歳と言われています。
そんな世界の中、42歳でこの世界記録を樹立するとは凄まじい努力だと思います。

イチロー選手語録で好きな言葉があります。
『4000安打を打つには、8000回以上悔しい思いをしてきた』

イチロー選手ならではの数々の名言がありますが、
この言葉には特に感銘を受けています。

高いパフォーマンスを出し続けた結果が世界記録につながり、
そのパフォーマンスを衰えさせないための地道なトレーニングを続けていることが彼の凄さであり、
トレーニングを片時も怠らないのは、その8000回以上の悔しさから来ているのだと思います。

思い通りにいかず、悔しい思いになることは多々あります。
自分自身の至らなさや努力不足で思うこともあれば、
それを周りの環境や他人のせいにすることもできると思います。
ただ、それはその『悔しさを』を次につなげるかどうか、
はたまたそれ以上にはならず、そこで終わってしまうか。
前者と後者では、その後の自身の成長が大きく変わってくると思います。

イチロー選手も相手があっての世界記録です。
相手がどうだとか、こうだったとか思うときもあったのかもしれません。
(このクラスだと、恐らく無い、と思いますが(笑))

『自分で無意識にやっていることを、もっと意識しなくてはいけない』という名言もあります。

己を知り尽くしているからこそ、心身ともにしっかりとコントロールすることができて、
だからこそ数々の記録も出し、記憶にも残る人物なんだと改めて感じました。

話を戻します!
イチロー選手の世界記録のニュースを聞き、自分に置き換えてみました。
きっと、私は8000回では足りないくらいの失敗をすることでしょう。いや、既にしているでしょう。
しかし、そのときの「悔しさ」の原因を冷静に分析し、自分自身を見つめ直すことができるよう
これからも心がけていきたいと思っています・・・

まずは!週末の試合で、自身のバッティングについて、冷静に分析することにします!

それでは、次回はいろいろと分析してそうな大岡さんです。

 

 

 

ゴリラ的読書日記之15

2016年6月16日 (木曜日)

こんにちは。遂に節目の15回。

「真田丸」では何と15回目は『秀吉』。小日向さん..蠢く狂気を感ずる名演技。臨終の間際の演技が今から楽しみです。

東海道新幹線の15番目の駅(←東京駅を1番目とすると)は「米原駅」、関ケ原に近いですね。大谷吉継と石田三成..二人が最後にどのようなやり取りを交わすのか..

「五郎丸」の背番号は15、関係ないですね。物真似の訓練はしているのですが、披露する場に恵まれません。一部の方からは、捉えている、と評判です。

ということで、節目の海ゴリDiaryを始めたいと思います。

■加藤久和(2016)『高校生からの統計入門』ちくまプリマ―新書。

■動機:

ビジネスパーソンの必須スキルとして「英語」と同列で語られる「統計」。私も幾度も学ぶ機会(だけ)には恵まれましたが、如何せん、センスが皆無。

その度に人間とは不平等だな、と思うのですが是非に及ばず。定期的に学びの機会を設け、見えない背中を追いかけ続けている次第です。

執筆者の加藤先生はとある機会にお会いし、ご専門とされている領域が私の興味関心領域に非常に近く、Amaz●nで検索するとまあ沢山。

一番素早く読めそうで、且つ私の統計ルーチンも開始のゴングが鳴っていたために購入を決めました。

(白状すると、タイトルに惹かれたことも事実です。..無論、変な意味ではございません)

■所感:

先のBlogで弊社保坂が数字の大切さを述べていたよう、数字に強い、すなわち世界共通の言語である「数字」を正しく読解するためには統計は最早マストであると改めて感じます。

そして仮にExcelや著名な統計ソフトの使い方を知っていたとしても、背後にある理論、その数値がどのように導き出されているかを理解することも重要であると思います。

でないと数字に対し過信し、誤った意思決定をすることに繋がる…神様の領域(攪乱項)に近付くことは出来ても、到達することは不可能なためです。

統計学は真に謙虚な学問です。それを改めて感じさせてくれた非常に優れた入門書でした。

私の経験則から、ビジネスパーソンが統計を学ぶことのメリットは以下の3点であると考えます。(かなりのバイアスがかかった持論ですので、参考にはなりませんw)

・文脈間の視えない隙間を繋ぐ因果関係(ロジック)への意識が芽生える

・「万が一」を事前に想定する癖がつく(勿論、臆病さ故でなく、「絶対」など世の中に殆ど存在しないことを知れるためです)

・(特にですが)新聞に惑わされずに俯瞰して読むことができるようになる

弊社でも「チョ待てよ。棄却できねぇ!」「チョ待てよ。絶望的な説明力..」といったキムタクな独り言が生まれれば..より愉しくなりそうです。

■おススメ本:

谷岡一郎(2000)『「社会調査」のウソ』文藝春秋。

小島寛之(2013)『数学的決断の技術』朝日新聞出版。

西内啓(2014)『一億人のための統計解析』日経BP社。

 

自身の就職活動を振り返る

2016年6月15日 (水曜日)

やってきました、第20回かほログ!

なんともう20回なんですね、このブログ。
思えばもうすぐこのリレー形式のブログを初めて一年が経ちますね。

ブログの内容決めは苦戦するので長いですが(笑)、期間としてはあっというまでした。

さて、本日は自身が就職活動をしていた時代(2年前)のことをふと思い出したので書いてみたいと思います。

6月も中盤に入り、学生からは「この会社で働くことを決めました!」という声「まわりまわってどの企業が自分に合うのかわからなくなりました」という声を聞きます。

私も学生時代、就活の期間が長すぎたこともあり、途中、自分が何を探しているのかわからなくなりました。
※12月に就活開始、1月に内定をいただくも考え、考え、考えすぎ、結局6月まで就職を続けていました。
 4月以降は社会勉強をしようと思っていろんな会社を見学していたのですが、そこで出会ってコロッと気持ちが変わって入社したのがパフでした。

そんな迷走時代、いかに情報を整理するか自分の気持ちを整理するかということが課題でした。

私が通っていた大学はかなり就活支援に力を入れていたので、立派な就活手帳が配布されていたのですが、使わず……。(もったいないですね)

エクセルで就活企業の進捗管理表と企業比較表を作っていました。
エクセルの使い方をわかっていなかったのでクオリティはかなり低いのですが、ふと思い出して今見てみたら面白かったです。

進捗管理表の方は「気になる度合い」「業界」で分類分けをし、「情報を得た日」「説明会日程」「ES締切日」「自身の状況」「その会社で気になるポイント」を一覧化していました。
不合格になった企業、辞退した企業ははグレーアウト。

企業比較表の方は最終選考段階の企業、内定をいただいた企業を並べて企業の基本情報から説明会で聞いた内容、自身が気になるポイントを一覧化していました。
たしかこの表を持ちながら家族会議を開催し、自身の決断を両親に説明した気がします。

基本情報がメインなので自身が持った感想が多く書かれているわけではないのですが、自身が設けた項目や一言コメントを見ていると、当時はこんなこと気にしてたな、親からこんなこと言われてたな、と当時のことを思い出しました。

形式は人それぞれ合うものが違うと思うので、いろんな情報管理方法があっていいのかなと思います。
企業比較表は本当にクオリティが低かったのですが、今思えば決断時に必要不可欠なものであったなと思います。

比較表にまとめていくことで、どの点に引っかかって入社を決められないのか、何に惹かれてその会社を見ているのかといったことが自分の中で見えやすくなるのと、決断した後の自信につながったためです。
※ちなみにこの比較表、パフが一番細かく書いてありました。

今就活を継続している学生の皆さんにも、ぜひ自分なりの方法で構わないので、悔いのない決断をしてほしいなと思います。

お次のブログ担当は佐伯さんです。
お楽しみに!

テレビは時間を浪費する

2016年6月13日 (月曜日)

皆さま。お世話になっております。

海外好き、ぶんしょーです。

自分が海外好きだと思われていることにビックリしました。

海外の話なんてしたことあったかな…笑

 

ところで週末、気になったことを少しばかり。

「盗んだバイクで走り出す…」というフレーズがある名曲、

皆さんもご存じかと思います。

現在、この名曲はあるファッション会社のCMで使用されています。

そのCMの内容は、この名曲をBGMに女優3名がキックベースで走っている。

という見るも爽快なCMです。ただし、このCM。

ある一部の方から、BPOに抗議の問い合わせが来るほどの内容だとか。

 

抗議内容は、「犯罪を助長する」とのこと。

 

 

開いた口が塞がらないとは正にこのことです。

様々な考え方があるのは素晴らしいことですが、

あまりに稚拙だと感じざるを得ませんでした。

確かに、必要・不必要にかかわらず、情報は毎日多量に流れてきます。

その多量に流れてくる情報を、子供はきちんと精査して整理できない。

と大人が不安になる気持ちも、、

まぁ…ノミ以下くらいの大きさでは分かるつもりです。

しかしながら、ホントに精査して整理できないのか?

 

そんな訳ありません。。

私から言わせれば、このCMは犯罪を助長する!!?と

「きちんと」判断された大人がいることの方が、私は不安です。

子供の心配より、貴方が情報を正しく精査して整理しましょう。

とお伝えしたいものです。

 

 

週末のボヤキを一瞬で吹き飛ばし、私は私の価値を高めよう!

と自省した時間でした。

 

明日は、牧野さんです。

お楽しみに!

今日も早く帰って運転したい

2016年6月10日 (金曜日)

こんにちは!「旅=車」がセットになっている?溝渕です。
「別にそうでもないかな」と一瞬思いましたが、よくよく考えて
みると「そうかもしれないな」と思いました。木村さん、ありが
とうございます!

ただでさえ“車の運転”って楽しいものですが、初めての土地、
初めての道を走る楽しみときたら、また格別です。「旅先の現地
で車を借りて運転」という意味では、北は北海道から南は熊本ま
で経験がありますが、「自分の愛車で現地まで行く」という意味
では、北は青森から南は香川ぐらいです。いつか愛車で日本一周
してみたいなぁ・・・それにまだ海外での運転は経験がないので、
次に海外旅行に行く時には現地で運転してみたいですね。国際免
許って意外と簡単に発行できるみたいだし。

いったい何がそんなに楽しいのか、自分でも不思議に思うほどで
すが、一つは「刺激的で新鮮な経験」であるからだと思います。
仕事にも同じことが言えるかもしれません。だからイベントは比
較的好きなのかなと思ってみたり・・・。ただ、(そう感じやす
い仕事と、そう感じにくい仕事があることは事実だと思いますが)
どんなにルーティーンに見える仕事も、それを「刺激的で新鮮」
な仕事に自分の中で変えていくことはできると思うので、そこは
修行ですね。

最近、1日1日は一瞬で過ぎていくのに、1週間前の記憶が遥か
昔の出来事のように感じます。

「もう1日が終わってしまうのか」
「まだ1週間しか経っていないのか」

矛盾した感覚のようですが、前者は忙しさや集中、熱中からくる
感覚、後者は「歳をとるごとに時間の経過が早く感じるのは、毎
日の生活に新鮮味がなくなってくるからだ」という説の裏返しか
らくるものだと自分では解釈しています。

願わくば、いくつになっても刺激的で新鮮な経験を夢中で積み重
ねて、振り返ってみたときにびっくりするぐらいの実力と経験値
を身につけていられるような大人になりたいものです。

さて次回は、「海外好き」という意味では木村さんにも負けない
であろうブンショーこと渡邉です。お楽しみに♪

慣れるということ

2016年6月9日 (木曜日)

こんにちは。旅好き女子(?)の木村です。

国内の温泉めぐり、海外の遺跡めぐり、好きです。
そこにしかない場所に行く、そこでしか見れない景色を見る、
というのはもちろん、その時に起きた出来事・出会いが、
なによりも思い出深いですよね。

田代さんほどのオモシロネタは無いかも。いや、あるかも?
とりあえず「旅運」は良い方ではないか、と思います。
(もともと、運自体良いと思ってますが!)

四国の島では、たまたま地元のおじいちゃんが自転車で島を
ぐるっと一緒に回って案内してくれたり、
スリランカのホテルでは、バーテンダーがこっそり店のお酒を
持ちだしてくれて、英語が分からない中で話をして飲んだり、
メキシコでは飛行機が飛ばなくなって2日間遅れて帰国する
ことになり、開き直ってツアーメンバーと自由行動を楽しんだり。

「その場しかない」と思うと、ささいなことが素敵なものに思えるし、
新しい場所に行くと、五感がとっても研ぎ澄まされますよね。

うん。また旅に行こうと思います。

こう書くと、超アグレッシブ・アクティブな人っぽいかも
しれないですが、私は新しいことに「慣れる」のが苦手です。
五感が研ぎ澄まされるのは、良い面もありますが、
逆に緊張しているということでもある。

そのため「慣れてきたかな」と思えることがあればとても嬉しいですし、
お客様との関係も、安定的な(?)信頼関係が築けると喜びを感じます。

でも、その「慣れ」に安住するのは危険だな、と
ここ数年何度も思う時があります。

分かっているつもり、知っているつもり、慣れているつもり、
○○さんだから大丈夫、言わなくてもわかるよね、、、、
という考え方になったら、結構ヤバい、と思うのです。

慣れてるからいいや、と思ってしまうと、
人も環境も常に変わり続ける、スピード感がある中で、
コミュニケーションすべきところでしなかったり、
分かっているつもり・伝えていたつもりで伝えていなかったりすると、
いつの間にかズレが大きくなっている、ということがありえます。

「慣れ」たとしても、大事なところは外さずに、
五感を研ぎ澄ましながら、過ごしていきたいです。

うん。そのためにも、また旅に行って、刺激を受けてこよう。

お次は、「旅=車」がセットになっていそうなミゾブチくんです

旅をして分かること

2016年6月8日 (水曜日)

こんにちは。田代です。

前述している保坂さんのバトンで「お土産」という話が出て
「何のこっちゃ」だと思いますので
今日は普段あまり話さない自分の話をします。

5月末日。

私は北欧に行く機会がありました。目的は新婚旅行です。

忙しい時期に、お客様や社内の仲間を置いていくことに、
とても申し訳なく、抵抗がありましたが、
休職中の奥様の時間がある今を逃したら一生行けないと思い日本を旅立ちました。

北欧の大自然の素晴らしさをお伝えしても良いのですが、
詳細は「地球の歩き方」を見てもらえれば分かるので、今日は出来事を記載します。

【感心したこと】ご年配の方たちがハンパない

 今回の旅は、旅行会社のツアーで行きました。全26人でしたが、
 若い人は私たち夫婦ぐらいで、ほとんどが50歳以上のシニアの皆様でした。
 80歳以上のおじいちゃん、おばあちゃんもいました。(しかも一人旅)
 
 このツアーは、飛行機10時間、豪華客船で船中泊、登山鉄道、
 ハイキングなどハードワークばかりでしたが
 シニアの皆さんの元気っぷりがすごいのなんの。これには驚かされました。
 高齢化社会と言われて久しい日本ですが、元気過ぎるシニアの皆様を見ると、
 若者も負けられんと強く思いました。

【驚愕したこと】毎日がハプニングだらけ

 <ハプニング1>
  旅の初日。ホテルのチェックインカウンターで
  添乗員さんのキャリーバックがいきなり盗まれました。
  一瞬の隙をついて、プロのスリが取ったのです。
  誰も気付かない一瞬の出来事でした。

 <ハプニング2>
  博物館でガチで警報機がなり、全員外に出されました。
  ノルウェーでは、ムンクの「叫び」でお馴染みの、
  ムンク博物館に行ったのですが、突然、警報機が鳴り出しました。
  ガチです。テロかと思いました。
  どうやら誰かの煙草の煙に反応しただけだったようですが、
  騒然としてドキドキでした。

 <ハプニング3>
  見学予定のデンマークのお城が開場してくれない。
  10時開場の見学予定でしたが、なかなか開かない。
  1時間お城の前で待ち続けました。
  このぐらいは序の口なのでしょうか。
  日本のタイムマネジメントは素晴らしいですよね。

 <ハプニング4>
  トンネル事故で片道通行の大渋滞。トンネル前で2時間立ち往生しました。
  上りと下りの通行を交互に行うため、時間がかかって仕方ない…
  これにはぐったりでした。

 <ハプニング5>
  帰りの飛行機が機長の急病で欠航。日本に帰れないピンチに見舞われる。
  フィンランド空港で、まさかの成田便が欠航。
  同日に名古屋であれば帰れるということで
  北欧から名古屋に帰り、その後、東京に向かい、ようやく家に着きました。
  うん、疲れました。

 
ということで、色々あった旅も終わりました。

奥様と朝から晩まで長い間一緒にいたことがほとんど無いため、
こういう時間も大切だなと感じましたし、
知らない土地に旅立つのは色々な刺激があっていいですね。
時間をくださった社内の皆様にも感謝です。

当たり前の時間や光景も、見る人、感じ方によっていくらでも新鮮になる。
今ある環境が幸せであることも改めて実感する良い時間となりました。

ということで、今日は雑記でした~。

次は、社内随一の旅好き女子・木村さんです!

 

 

 

共通言語

2016年6月7日 (火曜日)

お客様や学生との繋がりは、大切にしたいですね。

社会に出て、より一層、
お互いが何かしらの縁で繋がったからには、いい意味で、
何かを与えあう刺激しあう、そういう仲を続けたいと思うようになっています。

それが社会で生きる意味なのかな、そんな風に思います。

という話で今日のブログを終えたいホサカです、笑。

 

さて、今日はちょっといつもと趣向の違う内容を書こうと思います。

「数字」の話です。

私、算数も数学も苦手。数学は数Ⅰと数Aまでしかやっていません。

でも、仕事をするうえで、
数字という共通言語は便利だな、と思うのです。

言葉でああだ、こうだ、説明するより
「1のファイルを見て」
「3のボタンを押して」
「そのあと、6のファイルにファイリングしてね」
と伝えるだけで、1と3と6は、間違えることはありません。

ビジネスにおいて、数字は重要ということはよく言われることです。
PLもBSも、目標も、統計も。当たり前ながら数字で表現され、
それを押さえることは非常に重要です。

そしてさらによく言われることは、
その数字の意味をしっかり読解することも重要。
数字をどう捉えるか。

当たり前ながら、多角度から数字を読み取ることができ
人によっては捉え方が異なるわけです。

そうすると数字は「1は1」という「共通言語」ではなくなります。

つい、数字で物事を伝えると、
それは自分と同じ理解で相手も捉えてくれるはず。と思いがち。

たとえば、就職活動。

面接で、
「私はゼミで2本の論文を60日かけて和訳したうえで、自分の研究テーマの参考にしています」
と伝えたとします。

ある面接官は「60日もかけたのか」とネガティブに捉えるかもしれませんし。
ある面接官は「1本だけでなく2本も、60日もよく粘り強く取り組んだな」と好意的にとらえてくれるかもしれません。

たとえば、採用活動。

「当社は、売上○億円。10年連続○○という分野ではNO1です」と
 説明したとしましょう。

ある学生の本心を覗くと
「売上○億円のイメージが具体的に持てず、
 業界NO2でもいいので憧れの業界へ行きたい」
なのではないでしょうか・・・。

数字で語れないほうが問題なのですが、
せっかく数字を使ったのに、その数字を共通言語にするための努力がお互いにちょっと足りないと意味がありません。

大切なのは、「数字」というとても正確で便利なものを
しっかり「共通言語」にしていく過程。

面接のケースなら、

面接官側が、
その経験は「大変だった」のか「簡単だったのか」
それは「本人に素養があってのことなのか」「なかったからなのか」
を丁寧にヒアリングしたり。

学生側が、
ほかの人のケースを用いて、もう少しわかりやすく説明したり
する必要もあるかもしれません。

説明会のケースなら、
企業側が、学生がイメージしやすい事例を元に
数字をもっと具体化してあげる必要があると思います。

もちろん、学生ももっとビジネスの数字にアンテナ張ってほしいですけどね。

そのためには
「数字」を嫌がらないこと。
「数字」から逃げないこと。
「数字」と仲良くすること!

さて、私も明日から、そうしたいと思います!

明日のブログは、お土産ありがとう、田代さんです!

答えを言わない

2016年6月6日 (月曜日)

こんにちは、吉川です。
私は、事が起きた時は、すぐに怒りを感じず、15分後、半日後に
「あれ、やっぱり変だよな、おかしい!」と後から怒りが
こみ上げてくる鈍いタイプなので、瞬間沸騰する大岡さんが
うらやましいです。

私が入社2年目の時にお客様だった方で、採用活動をする中で
「もっと日本の若者を自分で考えて決められる人材にするためには
小学生ぐらいからの教育を変えていくべきだ!」と子供向けの
塾事業の運営に転身した方がいます。

今もつながりを持っていて、その方から送られてくるメルマガが
とっても素敵なので、本日はそれを転載します。
*ご本人の許可はいただいています*

———————————————————-
私は、今から10年ほど前に、はじめて塾業界に転身してきました。
それまでは、大手企業で営業、人事をやってきたので、子どもに
勉強を教えるのは、はじめてのこと。

当時勤めたのは、フランチャイズチェーンの個別指導塾でした。

個別指導塾の売りは、集団の授業ではついていけない子に、個別
にわかりやすく丁寧に教えてあげること。

当初は、はじめに研修で教えてもらったマニュアル通りに、生徒
の疑問に、わかりやすく丁寧に説明することを心がけ、アルバイト
講師にもそういう授業をするように指導していました。

生徒:「先生、ここわかんない。教えて!」
先生:「ここ、こうやって、こうやるでしょ。わかった?」
生徒:「うん、よくわかった!」

今の子ども達は、わからないことがあるとすぐ聞いてきて、答え
をすぐに知りたがります。

「ちょっとどうやるか考えてみて~!」と言っても、

「そんなのどうでもいいから答えだけ教えてよ!」

というような子が、とても多いです。

でも、そういう場面に接していてすごく違和感がありました。

「わからない時に、すぐに教えてもらって、本当にこの子の力が
つくんだろうか?」

なぜ、そう思ったのかと言うと、人事で採用担当者として、大学
生に関わっていた時、あるいは新入社員研修で指導をしていた時
の体験からです。

人から言われたことはできるが、自分から考えて行動しようと
しない人がとても多く、

「おいおい、こんなんでこの先本当に大丈夫なのか?」

と思うことがしばしばでした。

そして、子どものこういう状況を見て、

教えれば教えるほど、自分で考えることをしなくなる。
そして、学生時代にずっとこういう習慣を続けて大人になった時
には、全く自分で考えて行動することができなくなる。

と強い危機感を持つようになりました。

じゃあ、どうすればいいのか?

ひとつのヒントとして、我が家の妻と娘との会話を紹介します。

娘:「あ~、めんどくさい。もう勉強わかんない!」

妻:「めんどくさいよね~。どれどれ。」
  (内容を見て)「あ~、昔やったやった!」
  (と言いながら、実は全くわかっていない(笑))

  「これ、どうやってやるんだっけ?」

娘:「これは、こうやって、こうやって…」

妻:「そうそう!そんな感じだったね。
   ちゃんとわかってるんだね。」

というような、やり取りをいつもしているようです。

実際にうちの妻は、学生時代あまり勉強をしてこなかったので、
娘の聞いてくることはほとんどわからないようです。

だから、実際にやっていることは、

①子どもの気持ちを受けとめる

②聞いてあげられる範囲で、ちゃんと聴く

③質問する

たった、これだけです。

でも、こういうやりとりで、思考習慣をつけていけば、自分で
「考える力」や「問題を解決する力」がついてくるのだと思います。

<一歩塾ブログ>
http://www.ippo-juku.com/blog
———————————————————-

学生さんの就職相談に乗るとき。
お客さまの仕事の課題を聞くとき。
後輩たちに仕事指導をするとき。
自分の今後を考えるとき。

自分の経験で答えられそうなときはどうしても答えをすぐに
伝えてしまいがち。

でも長い目で見たらそれは、最終的に相談してくれている
ご本人のためにならないのかもしれません。
誰でもマネできる小手先のテクニックを教えているだけなのかも。

 ■気持ちを受け止める
 ■話を聞く
 ■質問する

これを続けることで、その人にしかできないオリジナルの答えに
近づくのだと思いました。

仕事を通じて、素敵な皆さんと出会い、関係が続いていることに
感謝しつつ、答えをすぐに出すことをやめようと誓いました。

明日は、たくさんの学生さん、企業さんとの関係が続いているホサカです。