「ごちそう様でした」くらい言えんで、どうする!
2013年5月1日 (水曜日)
昨日は予定外の割り込み仕事が発生したため(そもそも仕事は予定外のことばかりだけど)、やっと昼飯を食べられたのが夕方の4時過ぎ。場所は外出先の神田駿河台にある松屋だった。
580円の生姜焼き定食の食券を自販機で買ってカウンター内のおじちゃんにオーダーした。
なかなか愛想のいい、おじちゃんだった。
駿河台は学生街ということもあり、店内の客はほぼ全員が学生だった。
客の滞留時間は短めで、よい回転率だ。僕が生姜焼き定食を食べ終わるまでの間、5人くらいの学生が食事を済ませて出ていった。
で、ここでムカッとした…というか、寂しくなったことがある。
それは、食事を済ませて出ていく学生が誰ひとりとして、「ごちそう様でした」を言わず、無言で店を出て行ってしまったことだ。
食券でのオーダーなので、帰り際に店員との接点がない(お勘定をする必要がない)ことも理由のひとつかもしれない。
が、しかし、である。
せめて、「ごちそう様でした」くらいは、言おうよ。
「客なのだから、そんなこと言う必要ないっしょ」と思う人もいるかもしれない。でも、あなたが店の従業員だったら、どう感じるだろうか。
客に無言で出て行かれるのと、帰り際、「ごちそう様でした~♪」と言われるのとでは、どちらが嬉しいだろうか。
当然、後者なわけで、きっと嬉しくなった従業員(あなた)は、顧客へのサービスに一層の磨きをかけるだろうし、それが店の業績拡大にも繋がるだろう。さらには、それがまた「顧客のメリット」へと繋がっていく。
あなたが店でご飯を食べている客だったとして、「ごちそう様でした~♪」の声が溢れる店の空間には心地よさを感じることができ、ついつい何度も店に足を運んでしまうのではないだろうか。これって、従業員も客も皆がハッピーになれる構図なのだ。
客は客であることにふんぞり返ってはいけない。社会(駿河台という小さな街でもいい)を構成する一員として、「礼儀」や「マナー」や「感謝する気持ち」を大切にし、よりよい社会にしていく(少なくとも殺伐とした社会にしない)ための責任を負っているのだと思う。
・・・と、書いているうちに、なんだか説教臭いオヤジになってしまった(苦笑)。
さて、本日は早朝経営会議。宿題もまだまだたくさん残っている。気がつけば月初だし。
そして、夕方以降は楽しみにしていたアポイントが2件。
教育界の大物に、「職サークル」へのご協力をお願いするのだ。その後、学生と企業から絶大な信頼を得ている某キャリアコンサルタントとの会食。知り合ったのはもう10年も前だけど一緒に食事するのは初めてかも。
天気はイマイチだけど、気持は晴れやかにして行ってきます!