アジア進出と富士登山
2013年1月31日 (木曜日)
昨夜は同業社長のTさんと、今後の事業展開について意見交換。今年50歳の節目を迎えるTさんが今後やろうとしているビジネスの構想を聞き、その志の高さに思わず「すごい!」と感心させられた。
で、ここでTさんに約束させられた(?)のが、アジア(国は決めていない)にいっしょに行くということと、富士登山をするということ。
Tさんはこう語る。
アジア進出なんていうと突拍子もないことのように聞こえるが、この時代、日本から(たとえば)インドに行くことなんて、我々が子供の頃、東京から九州や北海道に行くことよりもハードルが低い。国内とか国外とか意識することなく仕事をする時代がもうすぐそこまで来ている。
なるほどね、たしかにそうかも…。
そして富士登山。
やっぱり日本人として生まれたからには、日本一の山に一回は登らなきゃ。
なるほどね、たしかにそうかも…。
アジアは飛行機に乗りさえすれば、いつでも誰でも行けるんだけど、富士山はちょっとハードルが高いかなあ。
ともあれマラソンの練習をしながら足腰を鍛え、来るべき日に備えるとしよう。英語も少しは勉強しないといかんかな。
さて、では朝食をとって、本日はウォーキングで行ってきます!
離職率の高い会社はブラック企業か?
2013年1月30日 (水曜日)
と、タイトルを書いたいま、さて何を書いたらいいやら…と、困っている。
別に、社会問題を論じたいと思って書き始めたわけではなく、
ただ単に、
「うちの会社(パフ)って、やっぱりブラック企業なのかな?」
「いや、んなわけないでしょ」
「でも離職率は高いし、皆、夜遅くまで働いているでしょ?」
「そういえばそうだよな…」
という、朝起きた瞬間の自問自答があって、
「よし、きょうの日記のタイトルはこれだ」
と思いついたに過ぎない。
「んな重いこと、朝っぱらから自問自答すんなよ!」
という、自分自身への突っ込みも入れたいのだが、まあそれが中小企業の経営者というものかもしれない(笑)。
ところでパフの離職率。手元に正確な数字こそないが、高いのは紛れもない事実だ。
この15年間でトータルしてみると、正社員として入社した人間のうち半数以上は会社を辞めている。
だからといって、パフはブラック企業か?
経営者としての自惚れかもしれないが、そんな自覚はない。
会社を辞めた理由はひとそれぞれだが、多くの元社員たちとの交流は退職後も長く続いているし、皆それぞれの道で活躍している。
離職率だけではない。パフは労働時間も非常に長い。
当局がチェックしているかもしれないので(笑)あまり詳らかにはできないが、まあ一般の企業に比べたら、社員たちはとても長い時間働いている。
だからといって、パフはブラック企業か?
経営者が鈍感なだけかもしれないが、やっぱりそうは思えない。
長時間労働はたしかに褒められたことではないし、減らしていかなければならないのだけれど、逆に労働時間が短い会社がホントに優良企業なんだろうか。
しがみつかざるをえない社員を多く抱えている会社や、残業する必要のない(あるいは残業させられない)社員を多く抱える「安定優良企業」の方が、実は(将来的には)危いんじゃないかと思ったりもする。
最近は、「ブラック企業」という言葉だけが独り歩きしているような気がする。
ブラック企業か否かなんて、表面的な労働条件だけで決められるものではない。労働条件だけでいえば、僕を始めとする中小企業の経営者は、そのほとんどがブラックな労働条件で働いているわけだし(苦笑)。
特に就職活動を行う学生諸君は、自分の目で確かめたうえで(そして、できれば現場の社員たちの声をきちんと聞いて、自分の肌で感じ取ったうえで)その会社が、ヤバイ会社なのかどうなのか、自分にとって働く価値のある(働きがいのある)会社なのかどうなのか、ということを判断してほしい。
あ、そういえば昨日このニュースを見たのが、今日の記事を書こうと思ったきっかけだな、きっと。
「追い出し部屋」パナなど5社を実態調査 厚労省(朝日新聞デジタル 1月29日(火)5時58分配信)
ああ、朝っぱらから物議を醸しそうなことを書いてしまった。
ま、こんな日があってもいいかな。
ということで、本日は批判を恐れながら行ってきます!
誤字
2013年1月29日 (火曜日)
昨日kindleで、とある就職本を買ってみた。大手人気企業の人事担当者12名が、「新卒採用に関するホンネ」を語る、というもの。
内容はまあ、こんなものかな、という感じ。
「なんだこりゃ?」という発言もあれば、「なるほどねー」というまっとうな発言も収録してあった。それはそれでよい。大手人気企業の人事担当者の考え方の一部を表したものであるのだろうから。
しかし、許せないことがひとつある。
それは「誤字」だ。
30分程度で読み終わる、とても短い本なのに、誤字が5~6個所見つかった。まともな校正や推敲をやっていないことが明らかだ。
この本はkindle版のみで、出版社を通さずに販売しているようだ。著者が「若手人事の会」となっているのだけれど、その名の通りであるとすれば、若い人事担当者が編集しているのかな?
とすれば、嘆かわしいこと。
学生のエントリーシートや応募書類を読み、選考をする立場にいらっしゃるであろう方々。ぜひともその責任の重さを自覚してほしい。誤字のある文章を(しかも有料で)学生に読ませちゃいけない。
と偉そうなことを言いつつ、僕のこの「釘さん日記」にもたまに誤字があって、あとで慌てて修正することもあったりする。
たとえ、へなちょこなブログであっても、一般に公開している以上、誤字には気をつけなきゃいけませんね。
ではそんなわけで、自分の文章を校正&推敲しながら行ってきます!
今季最後のライブだった日
2013年1月25日 (金曜日)
ライブと言っても音楽のライブではない。職サークル主催のイベントのことだ。昨日で今シーズンの(職サークルにとっての)大型イベントは終了した。
昨日のイベントは、シェア活LIVEというイベント。職サークル協賛企業である、カカクコム、兼松、コーセーの3社が、自社にエントリーしている学生に参加を呼び掛けて開催した(会場の広さの都合で抽選になってしまいました。参加できなかった学生の皆さん、ごめんなさい)。ひとりでも多くの学生に会いたいということでダブルヘッダーで行なったのだが、準備時間を入れると合計6時間の長時間イベントとなった。
業界も求める人材像も全然ちがう3社。なぜ合同で開催することになったのか。そこには、「なるほどーっ」と思わせる深謀遠慮がある。ここではあえて説明しないが、その深謀遠慮こそが「シェア活」のイチバンの特徴でありメリットなのだ。
学生のアンケートをざーっと見渡したところ、満足度もとても高かった。僕のドジ(なんとパネルディスカッションの終了時間を間違えちゃった、汗)はあったものの、主催者側としても有終の美を飾れたんじゃないかと思う。これは来シーズン、売れ筋の企画になること間違いなしだ。
ライブはパワーを使うし、準備も大変で疲れるんだけど、そのぶん得られる充実感も大きい。やっぱり止められないですね。
そうそう、職サークルのライブは昨日で終わったのだけれど、音楽のライブが2月18日に開催されることに急きょ決まった。お馴染み(?)のメンバーが登場となるわけだが、いまのところ非公開なので、これはまたあらためて。
さて、本日はすでに金曜日。でも今週中にやらねばならぬことが、まだまだたくさんある。
では、そろそろ行ってきます!
ヨシカワさんの婚活が終了した日
2013年1月24日 (木曜日)
昨日の午後6時ころ。Facebookに以下の速報を投稿した。
直後から、この投稿に対する「いいね!」やコメントの嵐がすさまじかった。僕の携帯(iPhone)へのPush通知が鳴りっぱなし。その後の業務に支障をきたしてしまうくらいだった(笑)。
Facebookを使っていない方々もいると思うので、本日の日記でも再掲しておこうと思う。
ヨシカワさん、あらためておめでとう!よかったね^^。
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※その後、本人から以下の正式コメントが発表されたのであわせて転載しておきます。
皆さま。ご報告が遅くなりましたが、本日、入籍しました!ご心配&お世話になった皆さまにこんなデジタル&電撃発表になり恐縮です。これからもバリキャリ女子として、ガッツリ仕事していきますので、どうぞよろしくお願い致します~。
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さて、本日はちょっと慌ただしいぞ。
このあとすぐに経営会議(新婚バリキャリのヨシカワさんも出席だね)、取材対応(新商品を発表するのだ)、今季ラストの職サークルイベント、夜はちょっとした会合。
ということで、本日はタクシー拾って行ってきます!
忘れっぽい
2013年1月23日 (水曜日)
年齢のせいか物忘れがひどい。テレビに出てくるタレントの名前が、まず覚えられない。最近やっと、AKB48の前田敦子のことが覚えられたと思ったら、もうAKBを辞めちゃったっていうし、まったく時代についていけてない(苦笑)。
家族とテレビを見ていて、「あれ、この人誰だっけ?」と、タレントの名前を娘に教えてもらうのだが、数日後また同じタレントがテレビに出ていて、「あれ、この人誰だっけ?」と聞くものだから、もう娘にも相手にしてもらえない。
タレントの名前を忘れるくらいならまだ害はないのだが、取引先の方の名前を忘れてしまうことがあるのはさすがにマズイ。何かの会合でお会いした時など、「ああ、どうもどうも、お久しぶりです~」などといって誤魔化しつつ、「おい、あのひと誰だっけ?」と近くの社員にコソコソと聞いたりする。
(うちが主催ではない)人事・採用関係者向けの大きなイベントに参加するときなどはヒヤヒヤものだ。お会いしたことのある(はずの)方々がたくさんいらっしゃるからだ。お顔を覚えているときはまだいい。会釈すればそれで済む。でも、お顔を忘れている場合(でも先方は僕のことをよく覚えている場合)は、結果として無視することになってしまう。これはたいへん失礼なこと。小心者の僕としては、なかなか居心地が悪いものなのだ。
本日も、300人ほどの方々(人材業界関係者)が集まる大きな会合に参加するのだが、また居心地の悪い思いをしなければならない。いっそのこと覆面で参加しようかな……。
あ、そうだ。今夜は8時から、ジョニー・デップ似の某出版社の採用担当者(えっと名前なんだっけ笑)とUST中継があるんだった。ざっくばらんなスタイルで、学生からの質問になんでも答えてくれるらしい。いったん自宅に帰って、軽装に着替えてから来てくれるって言ってたけど、ついでに一升瓶でも下げて来てくれないかな(笑)。
さて、くだらないことを書いている場合ではない。出社前にやらねばならない仕事があるのだ。ささっと片づけて、本日もウォーキングで行ってきます!
新人は考えなきゃね
2013年1月22日 (火曜日)
昨日は夕方から常見陽平さんをゲストに招いての新人向け勉強会。
この4月から正式入社する内定者と昨年入社した新人(合計4名)に対して常見さんが講話をしてくださった。
昨年の秋に常見さんと晩飯を食べていたとき、ひょんなことがきっかけで、「パフの新人たちと勉強会をやりましょう!」ということになっていたのだ。
(常見さん、超多忙な中での手弁当友情講話、ありがとうございました^^)
講話のタイトルは『これからの人材業界ビジネスパーソンに期待すること』というもの。
「ブラックな業界へようこそ」という常見さんらしいコトバで始まった講話。業界特有の問題を鋭く指摘し、その構造を解き明かしてくれた。
新人たちにとっては、日ごろは得られない刺激が得られたのではないだろうか。いや、ひょっとしたら(この業界で仕事をすることに対しての)恐怖心や後悔の念を抱いたかもしれないが(苦笑)。
残念だったのは、新人たちの質問の少なさと薄さ。もっともっと常見さんを困らせたり唸らせたりするくらいの質問を浴びせかけてほしかった。
新人に知識が足りないのはしょうがない。これからどんどん勉強して身につければよいことだ。でも、たとえ知識が足りなくても(いや足りないからこそ)質問をすることはできる。疑問を持つことはできる。
質問が出ない理由は、「自分の頭で考える」ということができていないからなのだ。さらに言うならば、自分自身のあるべき姿や目標を描けておらず(あるいは曖昧で)、そこに向かうための課題設定ができていない、ということにもなる。
これは新人だけの問題ではないし、うちの会社だけの問題でもない。指示されること、与えられることが当たり前だと思っている先輩ビジネスパーソンは意外なほど多い。
ということは、新人にとってはチャンスでもある。
まずは自分のあるべき姿(なりたい姿)を定め、そこに向かうための課題を設定し、がんがんに勉強し、思考し、能動的に行動し、挑戦し、失敗しまくってほしい(ただし同じ失敗は2回まで)。
と、本日はちょっとお説教モードの釘さんでした。
では、僕も本日は思考しながら行ってきます!