パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

会社の壁が崩落した日

2009年8月31日 (月曜日)

毎週月曜日は、朝8時から全社会議。各グループからの報告事項を中心とした情報共有を行っている。時間は40分程度だが、全社員が顔を合わせる週一回の貴重な時間である。

きょうもこの全社会議を終えて、自分の席に戻り、メールのチェックをしているときだった。

ガラガラガラガラ、ズド・ズド・ズドドーン、バリバリバリバリ、ゴロゴロゴロ、ガッシャーン!!!!

という、ケタタマシイ音がパフの事務所のすぐ外側で鳴り響いた。

何事だ!?

一瞬何が起きたか分からなかったが、何かとてつもなく大きなものが落下したような音だった。

非常口から外を見降ろした。

パフの事務所は、晴海通りに面した9F建てのビルの最上階(9F)にある。

遥か下の道路を見てビックリ。

外壁と思われる瓦礫が散乱していたのだ。

パフの事務所の外側の壁が崩れて、直下の道路に落下したらしい。

幸い怪我人はいなかった。

万一、頭上に落ちたら、まず間違いなく即死だったろう。誰もビルの下にいなくて、本当によかった。

聞くところによると、壁を固定しているネジが、今朝の台風の風雨で緩んでしまったのではないか、ということだった。

ああ、怖い怖い。

こんなことで命を落としたくはない。

たとえば大きな地震がきたら、こういう危険が都会には至るところにあるわけだ。

これから外を歩くときには、出来る限りビルから離れて歩くことにしよう。でも、ビルから離れて車道に飛び出さないようにしなきゃな。それでクルマに轢かれちゃったら、シャレにもならないもんね。

「イモトが完走」という唐突なタイトル。日本テレビの24時間テレビで、126.585キロという無謀な距離のマラソンにチャレンジした、タレントのイモトアヤコのことである。

夕食後テレビを観ていたら、新橋から銀座方面に向かって、イモトが走っている姿が映し出されていた。

ゴールは、東京ビッグサイトだという。ということは、晴海通りを通って勝鬨橋を渡って有明方面に向かうはずだ。

ってえことは、我が家のすぐそばを走るということ。

ということを話していたら、娘が(イモトのファンなものだから)、「応援しに行く!」と言いだした。わりとミーハーな僕はついていくことにした。

晴海通りに出ると、すでにヤジ馬がたくさんいた。

待つこと約10分で、勝鬨橋を渡るイモトが見えてきた。真剣な顔だ。懸命に走っている。トレードマークの太いまゆ毛は、雨でほとんど消えていた。「珍獣ハンター」なんて言われているが、そこにいるイモトは、きゃしゃな体の、ごく普通の少女である。なんだかジーンときてしまった。

そしてイモトは、僕と娘のすぐ目の前を走りすぎていった。「がんばれー!」と遠慮がちなこえで応援した。写真を撮るのは、さすがに自粛した。

家に戻って引き続きテレビを観ていたが、放送時間内でのゴールは残念ながら叶わなかったようだ。しかしその後の番組(選挙速報)で、イモト完走の瞬間のVTRが放送された。いやあよかったよかった。

126.585キロもの距離を、丸一日以上かけて走ることの(走らせることの)意味が、僕には正直いってよくわからない。でも、意味は分からないながらも、一生懸命ゴールを目指して走っているイモトの姿には感動させられた。イモト、ご苦労さんでした。

 

そして本日のメインイベントはやっぱり選挙。

予想通りではあるのだが、自民党の大敗。民主党の大勝というより、「自民党の大敗」という表現のほうがしっくりくる。

国民は、民主党を選んだのではなく、自民党にNOを突き付けたのである。民主党は、ゆめゆめ勘違いしてはならない。謙虚に真摯な政治を行ってもらいたい。

それにしても大物政治家たちが、ことごとく落選してしまった。代わりに、能力が未知数である民主党の若手新人議員たちが当選した。

議員経験の浅い連中ばかり(しかも閣僚経験者もごくわずか)で、ホントに政権運営は大丈夫なのか?いままで以上に、官僚に頼った政治になりゃしないか?

・・・と、いまさら心配してもしょうがないな。

我々が選んだ以上は、彼らの政治に責任をもって注目していきたい。まずは4年間の任期を、しっかりと(イモトのように)完走してもらいたい。

1年も経たないうちに政治が迷走し、解散総選挙なんてことにならないようにしてほしいな。

我々の業界も、そろそろ政権交代の時期。やっぱり時代は、破壊と創造なのである。

二本の映画とラーメンの日

2009年8月29日 (土曜日)

午前中、観なければならない映画を六本木まで観に行った。

実はこの映画の監督と10日後にお会いすることになっている。先週の土曜日に封切りになったばかりの映画なので、面談に先立って観ておくというのは礼儀である。

そんなわけで、どちらかというと義務感で観に行った映画だったのだが、これがなかなかどうして。いたく感動してしまったのだ。

東京では4か所、全国でも30か所の映画館でしか上映されていない映画なのだが、もったいないな。

なんの映画かというと、シンガーソングライターの川嶋あい をモデルとした実話。 『8月のシンフォニー』という映画だ。

僕は川嶋あいのことをまったく知らなかったのだが、この映画を観て、いっぺんにファンになってしまった。

特に映画の挿入歌にもなっていた下の唄がいい。ぜひ聴いてみてほしい。

初めてのコンサートを開く前の年に亡くした母親(実は養母なのだが)のためにつくった唄なのだ。

これはいい唄だ。曲も歌声も、とても素朴でいい。詞には母親への思いがたっぷり込められている。汚れた心をきれいにしてくれる唄だ。

 

 

いったん月島に戻り、最近できた小さなラーメン屋で昼ご飯を食べる。

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このラーメン屋がイカシテル。

写真を見てほしいのだが、店の名前がないのだ。“ラーメン”というのれんが出ているだけなのだ。しかも建物は、昭和30年代の建物の風情。味もなかなかだった。これからハマりそうだな。

 

 

ラーメンを食べた後、豊洲へ。

今度はぜひ観たかった映画を観に行った。

そう。きょう封切りの映画、 『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』だ。春先に第一章(DVD)と第二章を観て以来、楽しみにしていたのだ。

ほほう、そうきたか……。と、いうエンディングだった。

ネタばれになるので書けないのだが、僕らと同年代(40代後半から50代前半)の方々には、とってもお勧めの映画だと思う。

ということで、本日は映画&ラーメンDAYだったのだ。

終わりました「破壊と創造の第1回採用会議」。

セミナールームに、いまだかつてないほどの人数の採用担当者の皆さんが集結した。

このセミナーの告知を開始したのが、今月のあたまだった。すると、数日間で当初の定員(30名超)となってしまった。

そこで、急きょ9月7日にも、追加開催を行うことにした。

ところがこちらも、あっというまに定員になってしまった。

これはもったいないということで、ウルトラCの技を繰り出した。

セミナールームの机を取っ払い、他の会議室の椅子もつけたりして、椅子席だけで各日20席ほど増やしたのだった。机のない状態の、いわゆるシアター形式という座席スタイルだ。この形式の座席の設置は、学生向けのセミナーではよくあるのだが、企業向けのセミナーで行うのは初めてだった。ノートをとったりするには不便ではあるのだが、机という障害物がないぶん、講師との距離は近くなる。

それにしても、なぜこれだけの人が集まってきたのか。

やっぱり、 「破壊と創造」というネーミングであろう。

しかもテーマが、

『強い人事担当者への道を探る~2011年度、採用ビックバン元年。人事担当者よ、目を覚ませ!~』

という、尖鋭的なもの。

このテーマで、これだけ申込が殺到したということは、いまの就職や採用のあり方に、強い危機感や問題意識を持った方々がとても多い ということの現れではなかろうか。

セミナーは、前半の1時間が常見陽平氏の講演。軽快なテンポで、バサバサと現状の就職と採用の問題を切り捨てた。

そして後半の1時間が、常見陽平氏と僕とのパネルディスカッション。パフのイトーにコーディネータを任せ、来場の皆さんも巻き込みながらのディスカッションを行った。

あっというまの2時間だった。もっと時間がほしかった。

きっと参加の皆さんも消化不良だったろう。 「だからどうすりゃいいんだ!」と思われた方もいただろう。

しかし、それでいいのだと思う。「だから、こうすればいいんだ!」なんていう具体的な答えがすぐに見つかるほど簡単な問題ではない。

だから、破壊のし甲斐があるし、創造のし甲斐がある。

少なくとも本日のセミナーで、志ある人事・採用担当者のハートに火を点けることはできたはずだ。

新卒者採用を通じて僕たちは、日本を「強くて優しい国」にすることができる。日本のすべての会社の新卒採用に携わる人事担当者や経営者の意識が変わることで、いっぺんに世の中は変わる。

この「破壊と創造の採用会議」で、そんな志ある人事担当者のネットワークを増やしていけたらと思う。

次回は、9月7日(月)。ギュウギュウに詰め込めば、まだ10人くらい入れる。今回都合のつかなかった皆さんには、ぜひご参加いただきたいと思う。

明日は「破壊と創造」の日

2009年8月27日 (木曜日)

明日は、パフの企業向けセミナー。今月は、先週に続いて二回目だ(正確に言うと、先週は一日に三回やったので四回目かな)。

明日の日記では、 「いやー、大成功だった!」と自画自賛することになるのか、 「うーん。反省の多いセミナーだった…」と書くことになるのか、ひょっとして、何もなかったことにしてしまうのか…(苦笑)。

何しろ明日のセミナーは、「破壊と創造」なので、壊されるのが嫌な人や保守的な人にとっては、不評なものとなるに違いない。

人事には(一般的にその仕事柄)、保守的な人が多いので、ちょっと心配。

でもまあ、保守的な人は所詮パフのお客様にはならないので、構わないといえば構わないのだが…(これまた苦笑)。

講師を務める常見さんのブログを覗いてみたら、

「明日はいよいよパフさんのセミナー。思ったことを思ったようにズバリ言う。うん、就活・採活ビッグバンが始まるのだ!」

と決意表明の言葉が書かれていた。常見さん、やる気だな。

僕も明日は、 「就職と採用のあるべき姿」を、常見さんや来場の人事のみなさんと一緒に考えてみたいと思っている。セミナーの後半で、常見さんと一緒にパネルディスカッションを行うことになっているのだ。

僕はどっちかというと(いや、まったくといっていいほど)ロジカルな人間ではなく、感覚で生きている人間。あることを説明したり、理解を求めたりする時、自分の中では筋が通っているのだが、相手には、論理的な説明ではなく、 「おまえわかるだろ?わかるよな? え、わかんない? おいおい、わかってくれよなー」というような、強制や脅迫や懇願といった、情に訴える方法をとることが多かったりする。

さて、明日はどんな話の展開になることやら。自分で自分を破壊しちゃったりしてね。

ゆすられた日

2009年8月26日 (水曜日)

たちの悪いヤクザまがいの借金取りや強盗に、ゆすられているわけではない。

心を揺すられたのだ。

パフで営業支援やマーケ、販促の仕事を担当しているナガサキが、社内のメンバー向けに、 『ゆする通信』というメルマガを毎週発行している。彼女は、社内に蓄積された過去のお宝情報を発掘し、このメルマガを通じて社員に知らせてくれる。「心を揺する」情報と、「useful(ユースフル)=役立つ」情報・・・という意味を兼ねたネーミングなのだという(だっけ?)。

今週の『ゆする通信』を、ついさっき読んだ。まんまと心揺すられた。まいった。

パフの新卒一期生であるヨシカワが、若手社会人向けに「歩歩(ふふ)通信」というメルマガを8~7年前に執筆していたのだが、今回の『ゆする通信』では、彼女が入社2年目になったばかりのときに執筆したメルマガが紹介されていた。それがすごい中身なのだ。そんじょそこらのプロのライターの文章より優れていると思う。自分ちの社員を褒めるのもなんだが、7年前の社員なので、まあ勘弁してもらいたい。

ということで、以下、僕が揺すられた、7年前の(当時入社二年目の社員が書いた)メルマガを転載する。

※「釘さん日記」読者の皆さんからも、感想をお寄せいただけると嬉しいです。

——————

Puffの新社会人コミュニティサイト   http://www.puff.co.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2002/5/19 Puff Co.,ltd

パフの新社会人メルマガ「歩歩(ふふ)通信」

            ==第14号==

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※メールアドレスが変更になった方、退会を希望される方

http://www.puff.co.jp/  からお願いいたします。

★.*・¨☆☆¨・*・.★.*・¨☆¨・*・.★.*・¨☆¨・*・.★.*

  『歩歩(ふふ)通信』とは。。。

 これから新しい道を歩んでいく、新社会人のみなさんを応援する

 メンバーメールを将棋の駒である「歩」になぞらえ命名しました。

 「歩」は、一歩ずつしか前に進む事が出来ず、即戦力にはならな

 い弱い駒ですが、「後ろには退かない」強さを持ち、将来「金」

 に成る無限大の可能性を秘めている駒です。

 パフは、未来に向かって一歩ずつ歩き出す、そんな新社会人の皆

 さんを応援します。

★.*・¨☆☆¨・*・.★.*・¨☆¨・*・.★.*・¨☆¨・*・.★.*

みなさん、こんにちは!パフのヨシカワです。

お久しぶりです。時が経つのは早いもので。。。と恒例の‘配信さぼり’

の言い訳の前に今日はまず。。。

 新社会人の皆さん、おめでとうございますっ!!

5月になって、いまさら。。。とも思われるかもしれませんが、私から

もお祝いの言葉、言わせてくださいっ。

新しい生活にキラキラと目を輝かせている人も、すでにヘトヘトになっ

ている人も、とにかく、まずは社会人としてスタートを切れたあなたは、

「すばらしい」と思います。

 よっ!立派な大人!!

「社会に自分の足だけで立つのは、思ったよりしんどかったですが、自

分に対する評価や他人のやさしさ・心遣いが直に感じられて、今まで生

きてた中で一番感動に触れられた1年だったなぁ。。。。」

というのが吉川の社会人1年目の感想です。

いっぱい働いて、いっぱい遊んで、いっぱい苦労して、いっぱい感動し

てくださいね。そして、その感動を私にも少し分けてくれれると吉川、

サイコーに嬉しいでス。お便りください。

社会人2年目になって、ちょっぴり先輩気分の吉川でした。

社会人2年目の皆さん、後輩できるってやっぱいーっすよねぇー。

それでは! 今年度も肩の力を抜いていきましょう。

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      パフ2年目社員イッパイイッパイ奮闘記

      〔 第1回  ~頑張ります!~  〕

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  ♪よしかわ、がんば~れ!がんばれ!がんば~れ!♪

これは、よく仕事中に自分を奮い立たせるため唄う、吉川作詞作曲の歌。

9時も過ぎて、まだパフで仕事をしていると、脳みそがとろけてきて、

わけもわからない「つくり歌」を唄ってしまう。。。

ふと我に返ると、私はこの『頑張る』という言葉をよく使っているなぁ

と思う。

「未熟者ですが、精一杯頑張りますので、よろしくお願いします!」

入社1年目の昨年、何度この『頑張ります!』という発言をしたかしれ

ない。ガムシャラにただ頑張ってきた1年を振り返って、ふと思い出し

たことがあった。

—————–

「頑張りますので、よろしくお願いします!」

「頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします!」

言い回しを代えただけで、ほとんど同じ挨拶が永遠に繰り返されていた。

これは、高校時代所属していたハンドボール部の年1回の父母会で、生

徒が父母へ向けて挨拶をしていた時のセリフ。とても退屈な時間だった

のを今でも覚えている。

私は高校時代、都でベスト8に入ったこともある、かなり強いハンドボ

ール部に所属していた。(自分はヘナチョコだったが。。。)

強いだけあって、練習もきつい。授業が終わると毎日練習。休みの日も

朝から練習。合宿や遠征もちょくちょくあり、試合の日はまだ暗い時間

から家をでたりしていた。

スポーツとは一見健康に良さそうだが、ここまできつい練習だと、逆に

怪我や疲労が尽きない。また、合宿やウエアなど意外とお金もかかった

りする。

こんな、ある意味追い詰められた(単に私が根性なしなので、追い詰め

られていたという説もあるが。)チームメンバーには、「我が子を支え

る理解ある親」の存在が不可欠なのだ。

そのため、年に一度家族が練習を見学に来てお食事会をする『父母の会』

が存在していた。

が、私はこの父母会が大嫌いだった。

なぜなら、なんだか「来年度の豊富」みたいなものを、大勢の前で表明

しなくてはいけないからだ。

どうせ皆、同じことを言うのだから、言っても言わなくても一緒だと思

っていた。

「頑張ります!」

私たちチームのメンバーは、いつも精一杯の力で、監督の指示に忠実に、

言われるがままに、皆一緒にガムシャラに頑張っていた。

だから、皆同じように、この言葉以外のことが頭に浮かばなかったのか

もしれない。

  ●

ちょうどこの日は、父も参加していた。もちろん挨拶は全員参加だから、

父にも回ってくる。

父が大勢の人の前で話をする姿など生まれて初めてみるので、少しの期

待とたっぷりの不安で見守っていた。

父は自分の順番が回ってくると、とても不機嫌そうな顔で話し始めた。

「今、皆さんが挨拶で言っていた『頑張る』という言葉ですが、私は

 この‘ただ’『頑張る』ということが嫌いです。

 私が会社を起こした時、

 『頑張りますので、よろしくお願いします。』と先輩に話した時、

 『おまえは何を頑張るんだ?』と聞かれ、何も答えられなかった

 ことを憶えています。

 皆さんの挨拶で、『頑張ります』という言葉がたくさんでてきまし

 たが、ただ『頑張る』のではなく、是非‘何を’『頑張る』のかを

 しっかり考えてほしいと思います。」

簡略化しているから、大して悪い印象は受けないが、主婦ばかりが集ま

る和やかな会で、この挨拶は確実に浮いていた。

皆が一斉に「あいつ何?真面目に語って雰囲気壊してんな」的目線を

おくっていたのを今でも憶えている。

————-

その場では、「何でわざわざあんな発言すんのよ!」とぶちキレていた

が家に帰って冷静になった時、「結構イイこと言っているな」と思い返

した記憶がある。

要は、どれだけ一生懸命やるのではなくて、『何をやるか』なんだろう。

今社会人となって、「頑張らなくていいから、結果を残せばいい」とい

う場面によく遭遇する。

とはいうものの、結局「結果」を残すためには、一生懸命頑張るという

「情熱」や「思い入れ」がないと達成なんてできない。

だからこそ、「‘何をどのように’『頑張る』のかを考えることが大事」

ということを、あの時父は言いたかったのだろう。

何も自分を守ってくれない「社会」では、「自分で考える」ことがとっ

ても大事なのだと最近つくづく思う。

部活に夢中の高校生の私は、監督の言う事にいかに忠実に実行するかば

かりを考えて、自分で「何を頑張るか」なんて考えたこともなかった。

この父母会の日から、ただ「頑張る」と言うのをやめようと、誓った記

憶がある。

だけど最近、本当にここまで考えて『頑張る』という言葉を使っている

だろうか。正直不安になった。

父への尊敬の思いと、『頑張る』ことについて少し真剣に考えて帰った

その日。

酔って帰ってきた父が、大声で私を呼びつけた。

「あゆ~、おまえ、頑張れよ!!」

それだけ一言いって、その場にゴロリ。ぐ~すか寝だした。

ちょっと、ちょっと!どう見ても、『頑張る』についてあそこまでこだ

わっていた人の発言とは思えないよ。

急に真剣に『頑張る』ことについて考えていた自分がバカらしくなって

私も部屋に帰って、ぐーすか寝た。

ま~、頑張ってもダメな時もあるし。

でも、どうせやるなら、仕事も遊びも目一杯頑張りたいなぁ。

ぐーすか寝る前に、『頑張る』ってことの奥深さを少しだけ痛感した。。

■吉川ココロの一句

  頑張ります!

   言ってるだけじゃ

    意味が無い

  行動しなけりゃ

   成し得ない

  ダイエットとは

    つらいです

   

  ⇒吉川はGWの11日間で3kg太りました!ちくしょーっ!!

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

2ヶ月のご無沙汰、申し訳ありません。今回は結構長くなってしまい

ましたが、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!

つい一昨日、生まれて初めて野球観戦に行ったのですが、大きな声で

「まつい~!!よしのぶー!!」

とか叫んだら、なんかとってもスッキリして、逃げつづけていたこの

歩歩通信執筆もさら~っと終えてしまいました。

今回「頑張れ」とふんだんに書きましたが、あまり頑張りすぎず、リ

フレッシュも大事ってことですよね。

新しい生活で慣れない日々が続いている人も多いかと思いますが、

お互い元気にがんばりましょー!(って、吉川は何を頑張るんだー!)

よければ、皆さんの思いを ※※※ までお寄せ下さい!

その他、ご意見・ご感想もお待ちしています。

                  2002/05/19   吉川 安由

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今回のメーリングサービスは以上です。

企画・運営 株式会社パフ http://www.puff.co.jp/

メールの転送は自由ですが、編集を施さず必ず原文を転送して下さい。

 ―――――  Copyright (C)2002 Puff Co.,Ltd.  ―――――― ===================================================================

先日の日記で、200名の株主の皆さんに手紙を送ったことを書いた。以来、多くの株主さんからご連絡をいただくことが多くなった。激励のメールや、お手紙や、お電話もたくさん頂戴している。とてもありがたいことだ。

株主さんの中には創業時にお会いして、それっきりになっている人も多い。あるいは、創業からしばらくして投資してくださった方の中でみると、まだお会いできていない方々もかなりいらっしゃる。

今回の手紙がきっかけで、そのような懐かしい方々や初めての方々から、ご連絡をいただいている。

また、わざわざ会社まで訪ねてくださる方もいらっしゃる。昨日も今日もいらっしゃった。明日以降も、予定がびっしりと入っている。

お会いしてびっくりなのが(いや当たり前なのかもしれないが)、皆さんお金持ちだということ。お金持ちだからこそ、好んでパフの株主になってくださっているのだろうが……。

これを機会に、あらたな縁が広がっていくといいのになぁ…と思う。

まずは、自分たちがどんな価値を、株主の皆様にご提供できるのかを、じっくりと考えてみたい。