二本の映画とラーメンの日
2009年8月29日 (土曜日)
午前中、観なければならない映画を六本木まで観に行った。
実はこの映画の監督と10日後にお会いすることになっている。先週の土曜日に封切りになったばかりの映画なので、面談に先立って観ておくというのは礼儀である。
そんなわけで、どちらかというと義務感で観に行った映画だったのだが、これがなかなかどうして。いたく感動してしまったのだ。
東京では4か所、全国でも30か所の映画館でしか上映されていない映画なのだが、もったいないな。
なんの映画かというと、シンガーソングライターの川嶋あい をモデルとした実話。 『8月のシンフォニー』という映画だ。
僕は川嶋あいのことをまったく知らなかったのだが、この映画を観て、いっぺんにファンになってしまった。
特に映画の挿入歌にもなっていた下の唄がいい。ぜひ聴いてみてほしい。
初めてのコンサートを開く前の年に亡くした母親(実は養母なのだが)のためにつくった唄なのだ。
これはいい唄だ。曲も歌声も、とても素朴でいい。詞には母親への思いがたっぷり込められている。汚れた心をきれいにしてくれる唄だ。
いったん月島に戻り、最近できた小さなラーメン屋で昼ご飯を食べる。
このラーメン屋がイカシテル。
写真を見てほしいのだが、店の名前がないのだ。“ラーメン”というのれんが出ているだけなのだ。しかも建物は、昭和30年代の建物の風情。味もなかなかだった。これからハマりそうだな。
ラーメンを食べた後、豊洲へ。
今度はぜひ観たかった映画を観に行った。
そう。きょう封切りの映画、 『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』だ。春先に第一章(DVD)と第二章を観て以来、楽しみにしていたのだ。
ほほう、そうきたか……。と、いうエンディングだった。
ネタばれになるので書けないのだが、僕らと同年代(40代後半から50代前半)の方々には、とってもお勧めの映画だと思う。
ということで、本日は映画&ラーメンDAYだったのだ。