パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

面白い組み合わせだった日

2010年7月30日 (金曜日)

昨日は、朝から来客、面談、打ち合わせ、面談、面談と続き、気がつけば夕刻。あっというまに日中の時間が過ぎてしまった。

17時半過ぎに池袋に向かう。

某一部上場企業B社の社長と、そのグループ子会社R社の社長との会食である。

R社は最近パフと取引を開始してくださったお客様。B社とは現在はまだ取引がない。が、B社の社長は古くから(27年前から)の付き合いだということもあり、一緒に食事をすることになった。

R社の社長は社長とはいえ、B社の社長からみると部下なのである。B社の社長からいろいろと突っ込まれている。そして僕はB社の社長に対しては基本タメ口なのである。でも、僕にとってR社の社長は、お客様企業の社長なのでタメ口というわけにはいかない。基本敬語なのである。

この関係がなんとも面白かったのだ。

話の内容もなかなか興味深いもので、我々が日ごろ消費者として接している業界の裏側の話がふんだんに飛び出してきた。「へぇー、そうなんだ!」 「なあるほどねぇー……」という感じ。

そして終盤、パフの若手社員をB社に対して期間限定で(教育の一環で)出向させてみようか、なんていう案も飛び出したり。これは実は結構、現実味があったりする。

ぜんぜん詳しい話が書けなくて申し訳ないのだが、ともかくも面白い組み合わせの会食だったということで……。

さて、きょうは金曜日。そして7月の最終営業日でもある。いやー、早いなー。

と、本日のスケジュールを確認してみると、あれれ、朝8時から面談が入っている。そして一日ぎっしり予定が詰まってしまっている。

やばい!! そろそろ出かける準備をしなければ。

ではそういうことで、行って来ます。

愉快なパートナーとの宴の日

2010年7月29日 (木曜日)

パフがガイアックス社(G社)との事業提携を開始してから、早2年3カ月が過ぎた。以来、内定者フォローや内定者コミュニティシステムの事業領域においては、他社の追随を許さない不動の地位を築いている(って、ちょっと言い過ぎ?)。

昨夜は、そのG社との大宴会。

2011年入社予定者向けの内定者コミュニティシステム(パフのブランド名ではPNCS)が目標の導入件数を超え、納品や運用支援も順調である。

そのことをお互いに感謝し合うための懇親の場でもあった。

いやー、楽しかったし、うるさかった(笑)。

個人的には、11月13日のライブに向けてのバイオリン演奏者(実はガイアックス社の社員)との出会いがあったりして嬉しかった。

いろいろ書きたいんだけど、それはまた次の機会に譲るとして、写真だけ数点アップしておきましょう。

P社の納品の女王から、G社の知恵袋に杯の授与

Sakazuki 

G社お兄ちゃんの意味不明なガッツポーズ。

Ueda_ani

 

P社ヒラハラによるG社開発チーフへのお仕置き(?)。

Ijime

目にもとまらぬG社お兄ちゃんの早業と見失うP社ヨシカワ

Ani_ayu

このくらいしか写真を撮れていないのが残念だが、他にも名場面、珍場面がたくさんあったのだ。

それにしてもG社は、史上最強&最面白の頼もしきパートナー企業である。

お兄ちゃん、さべさんをはじめG社のみなさん、これからもよろしくお願いしますね♪

社長の幸せとは?

2010年7月28日 (水曜日)

徒歩通勤の途中、コンビニでミネラルウォーターを買ってゴクゴク飲むのが、このところの日課である。夜も、まずは一杯の生ビールをジョッキで飲み干すのが習慣となっている。

今回の猛暑による経済効果は、かなり大きいのではないかと思う。僕なんかでも、少なくとも1日あたり500円を水とビールに投資しているのだから。

昨日も暑くて水が手放せない一日だった。

特に午後は、初めてお会いするお客様のところへの訪問だったので久々にスーツ姿で外出したのだが、もう強烈な暑さだった。

訪問した会社は、パフの入社2年目の若者社員ツチダがお世話になっているS社。

S社には、ツチダが12年度の新卒採用に向けて、とても大きな提案をしていた。

かなり好感触だという。

とはいえ大きな提案なので、お客様は、最終結論を出すための安心材料を求めておられる。

そこでツチダは、僕に白羽の矢を立てたわけだ。

「く、クギサキさん、ぜひ一緒に行っていただけないですか…」と、月曜日の朝、僕が籠っているサーバールームに駆け込んできた。

もちろん喜んで行くに決まっている。そもそも社長なんてものは(社員にとっては)、大きな提案を決めたいときや、大きなトラブルを起こしたときのためにいるようなものなのだ。

S社に訪問すると、採用を担当しておられる3名の方々が丁重に出迎えてくださった。

僕はこれといった商談をするでもなく、日ごろツチダを可愛がっていただいているお礼と、あらためてのパフの成り立ちや事業ポリシーの説明を中心にさせていただいた。8年前に書いた(もうどこの本屋でも売っていない)僕の本もプレゼントさせていただいた。短い時間ではあったが、なんとなくパフという会社の「顔」を、理解していただけたのではないかと思う。

そして夕方。ツチダが帰社した僕のところにやってきた。

片手にはS社の社印が押された申込書のFAXを携えていた。

「く、クギサキさん、いただきました!」

まさか、こんなに早く結論を出していただけるとは思わなかった。僕が訪問する以前から、内々に決めていてくださっていたのだろう。

「えっ?もうもらったのか。すごいなー! いやーよかった。 おめでとう!!」

と、彼と握手を交わした。するとツチダの掌は、汗でぐっしょぐしょ(笑)。

受注できるかどうか相当に心配だったのだろう。昨日も訪問前からずいぶんと緊張していたし。いやあ、よかったよかった。本当によかった。

社長にとって社員は子供のようなもの。その一挙手一投足が気になって仕方がない。特に出来の悪い社員ほど気になる。気になって仕方がないくせに知らんぷりをする。知らんぷりをするくせに、やっぱり心配で心配でしょうがない。まあ、言うなれば昔の頑固親父のようなものだ。

そしてそんな心配だった社員が、やっと一皮むけて、お客様から信頼され、大きな仕事を任されるようになる。

これって、社長にとっていちばん幸せなことなのだ。

一人ひとりの社員が強く元気に育つことで、会社も強く元気に成長し、お客様や世の中に対して、大きな価値を提供できるようになる。それを実感、実現することが、社長にとっての大きな喜びなのだ。

ということでツチダくん、昨日は社長を幸せにしてくれてありがとう! 猛暑なんていっぺんに吹き飛んだよ。

そしてS社のみなさん、本当にありがとうございました。今後ツチダをビシバシと鍛えてやってくださいね。

クマが出た日

2010年7月27日 (火曜日)

言ってもしょうがないことだと思いつつも、思わず言ってしまうコトバがある。

それは、 「暑い!」

である。

いやあ、ほんと暑いなあ…。

そんな猛暑が相変わらず続くなかの一週間のスタート。

朝8時から、ずっと会議や打ち合わせが続いた。

見なきゃいけない書類やら、作らなきゃいけない書類やら、出さなきゃいけない書類(メール含む)やらが山ほどあるのだが、なかなか追いつかず。

追いつかないうちに夜が来た。

そして、クマが来た。

クマ?

そうクマ。人の名前である。

西暦2000年。彼がとある学生団体の代表をやっているころからの付き合いである。いまでは同業のS社で働く、暑苦しいビジネスパースンである。

クマちゃんと呼んでいる。

いろんなことがあって、このたび新しい道を進むことになった。

そこで、昔から世話になった方々へのあいさつ回りをしているとのことで、僕のところにも来てくれたというわけだ。

付き合いは長いものの、二人だけでじっくり話したことはいままでなかった。

今夜は、じっくりと若者のこと、採用のこと、教育のこと、仕事のこと、世の中のことを語り合った。

人生、山あり谷あり。これからも起伏の激しい山や谷や崖や峠がたくさん訪れるだろう。だから人生、面白いってもんだ。

クマちゃんよ、どんな山や谷があろうが、いつまでもキミの持ち味である、その暑苦しさを失わずに頑張ろうな!!

さて、明けた本日(火曜日)も朝から暑い。

きょうは午後、外出も数件入っている。初めて訪問する会社もあるので、スーツを着ていく必要がありそうだな…。

物事に熱中するのは良いことだが、猛暑による熱中症にはならないように気をつけよう。

忘れがたき「ふるさと」の日

2010年7月25日 (日曜日)

金曜日の夜から大阪に来ていた。

土曜日は朝から、「ふるさと就職応援ネットワーク」(略称:Fネット)の年一回の総会が大阪で開催されたのだった。

思えばこのFネットが設立されたのが2年前。その設立のために費やした準備期間を入れると(少なくとも僕が関わった期間だけでも)丸3年間になる。

発足したばかりのころは景気もよく我々の業界にも勢いがあった。

しかし、その直後のリーマンショックを契機とした雇用環境の悪化によって様相は一変。我々の業界は、「三割、四割、五割ダウンはあたりまえ」という自虐的な冗談が出るくらいの苦しい状況に追いやられた。

そんななかにあって、このFネットが存続できたことは価値のあることである。いや、このFネットが価値のあるものだったということだろう。

いまや、一社単独で価値を発揮する時代ではない。同じ志をもった全国レベルの会社が連携し、競争ではなく協奏する道を模索することによって、新たな価値が生まれるのだと思う。

ところで今回の総会では、「お仕事自慢全国大会」という催しが午後から行われた。

加盟各社の社員たちの日ごろの取り組みを自慢し合うのだ。1社10分間のプレゼンテーションを行うのだが、我がパフからは、入社7年目のナガサキが(倍率の激しかった社内予選を勝ち抜いたうえで)出場した。

彼女の「お仕事自慢」は、彼女が新入社員のころに生み出された商品である「パフLive」。

それまで合同企業説明会に対して批判的な立場をとってきたパフが、なぜ「パフLive」という合同説明会を行うことになったのか。普通の合同説明会にしないために、どういうコンセプトでどんな工夫をしたのか。(当時の)新入社員ナガサキは、どのようにこの商品をお客様に提案したのか。その結果、どういう成果や価値を生み出したのか。

・・・といったことを熱くプレゼンしていた。

その結果、なんと我がパフのナガサキが全国優勝!!! (なぜ優勝できたかの裏話はあえて割愛します、笑)

賞金(なんと福沢諭吉のハダカ銭)と、トロフィーを受け取った。

余興で行われた、社長3名の若かりし頃のお仕事自慢も感動的だった。さすが社長たち。様々な武勇伝を持っている。僕までも感動してしまった。

これは、全加盟企業の社員たちにも見せなきゃもったいない。来年以降は、総会やお仕事自慢大会も兼ねての、加盟全社での合同社員旅行を企画してみるのも良いのではないか、という話にも発展した。

Fネットの加盟企業は皆、数十名規模の小さな会社ばかりだが、加盟企業全社が集まると、それなりの規模になる。なかなか楽しい社員旅行になりそうだ。

総会やお仕事自慢大会も無事終わり、夜は、大阪の天満橋付近のお店で大宴会。各社の情報交換に花が咲いた。

Fネットの共同事業も、これから具体的に動き出す。

3年目のFネット、いよいよ飛翔の年となる予感がする。

神田で10年ぶりの再会の日

2010年7月23日 (金曜日)

世の中は本当に狭い。人と人の縁は意外なところでつながって、もとに戻ってくる。

昨夜も、とある方(Kさん)と10年ぶりに再会したのだが、そのきっかけはパフと6年ほどまえより事業提携しているE社の社長Yさんだった。

Kさんは、10年前に大手コンピュータメーカーからIT系ベンチャー企業に転職した人事マン。僕が知り合ったのは、Kさんがベンチャー企業(いまは大企業になってしまったが)に転職されたばかりのころだった。そのときは表敬訪問をしただけで、その後とくに仕事をご一緒することはなかったのだが、なぜか、ふだんは物覚えの悪いはずの僕のアタマに印象深くインプットされていた。

いっぽう、E社の社長Yさんとは6年前からのお付き合いで、しばしば食事をともにしながら情報交換する親しい間柄である。

このYさんとKさんとが、実は飲み友達だったということがつい最近発覚し、「じゃあ一献まいりましょう!」ということになり、昨夜いっしょに会食することになったのだった。

場所は、神田の古びた焼肉屋。昭和30年代の匂いがぷんぷんと漂う店で落ち合った。

会食していてびっくり。共通の知人が、わずか数時間の会話の中で、ぽろぽろぽろぽろと出てくるのだ。

世の中は本当に狭い。とくに我々の業界内は、知り合いの知り合いの知り合いくらいまで辿ると、ほぼ全員が知り合いになるのではないかというくらいに狭い。

我々の業界では、良いうわさも悪いうわさも、あっという間に広がる。とくに最近は(ここ数年、この業界は厳しい状態が続いたことで)道徳をわきまえないような行為を繰り返す同業者の話もよく耳にする。

仕事では(いや仕事だけではないが)、仁、義、信を大切にすることが求められる。

人と人は、どこでどう繋がっているか分からない。だからこそ人生は面白い。10年ぶりでも20年ぶりでも、「おお、また繋がりましたね♪」とニッコリ笑って再会したいものである。

CA養成講座を受講した日

2010年7月22日 (木曜日)

本日より一年間のCA養成講座が始まった。僕はイチ受講生として参加する。

なぬ? CA?

おいおい、おまえさん、その歳でいまさら、“キャビンアテンダント”を目指そうっていうのかい?

いやいや、ちがいます。

CAというのは、“チェンジエージェント”の略で、組織変革をリードする請負人のことなのである。

受講の推奨対象者は、

・人材開発や組織開発の実践スキルやノウハウを得たい方

・意識変革・行動変革へ繋がる研修やワークショップを企画・運営したい方

・人事としてさらなるスキルアップとキャリアアップを目指したい方

と、カタログには書いてある。

僕は何を隠そう、社会人になってから本日まで、研修らしい研修というものを受けたことがない。

研修を主催する側には何度もなっているのだが、自らが受講生になった経験というのは(単発の講座形式のものを除くと)ほぼゼロ。

営業にしろ、マネジメントにしろ、人事にしろ、経営にしろ、ほぼすべてが自己流。そりゃ悪い癖がつくってもんだ(苦笑)。

今回、遅まきながら「40の手習い」ならぬ、50の手習いで、研修を受けてみようと思い立ったのだ。

本日が第一回目で、来年の5月まで続く。といっても、受講するのは2カ月に1度。

受講と受講のあいだ(約2カ月間)は、チームで自発的に適宜集まってワークを行ったり、ネット上で議論したりする。

僕の所属チームは5名で構成されている。人事担当者が3名、技術現場のリーダーが1名、そして僕だ。

この5人で本日は、みっちりとワークを行った。日頃使わない脳みそをたくさん使った。なかなか刺激的であった。

5人ともぜんぜん畑の違う会社であるのも面白い。でも組織やひとにまつわる課題は、結構共通していたりする。

本日もっとも感動したのは、5人がお互いの価値観を発見し合うために行ったワークである。

ひとりひとりが約15分かけて、自分自身のことを他の4人のメンバーにプレゼンする。

それを聴いたメンバーは、そのひとが、「どんな強みをもっているのか」「どのようにチームに貢献しそうか」「どんなことが好きで、どんなことを大切にするひとなのか」ということを、付箋に書いて渡すのだ。

全部がポジティブな表現ばかりなので、日ごろ人から褒められることのない僕などは、とても気恥かしい半面、嬉しかったのだ。

そしてこの5人で、一年間かけてやり遂げる「研究テーマ」も決めた。なかなかイケているテーマだ。すぐに取り組むべき実践課題も決めた。「必ず実践する」と約束してしまった(汗)。

うん。なかなか楽しいぞ。

いくつなっても「学ぶ」「習う」ということはいいことだ。

しかも、なんのしがらみもない社外の方々と一緒に取り組むというのも素敵なことだ。そのことそのものが、学びになる。

また追々、この日記でも経過報告をすることにしよう。