パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

昨日は、8月最後の月曜日。そして本日で8月もおしまい。

あっという間の8月だった。

全国の小学生、中学生諸君は、夏休みの宿題に追われていることだろう。

多くの学校では、明日から二学期が始まる。

昔、久々に友だちと会える二学期の一日目は嬉しいものだった。

いまの小学生や中学生は、どうなんだろうな。

それにしても、8月も終わりだというのに、この猛暑はまだ収まりそうもない。

「いい加減にしてくれよ!」と、誰に言ってもはじまらないのだが、ついつい文句を言いたくなる。

政治を見ても、経済を見ても、身近な社内を見まわしても、「8月も終わりだというのに、いい加減にしてくれよ!」と、ついついボヤきたくなることが多い。

スカッとした爽快な気分で9月を迎えたいのだが、まだしばらくは猛暑と、政治・経済の混迷は続きそうだ。

せめて身近な社内だけは、スカッといきたいものだ。

仕事が、パッパッパッと、次から次へと軽快なテンポでクリアされていく姿を、たまにはニコニコしながら眺めてみたいものなのだが……。

おっと、いかんいかん。またついついボヤきそうになってしまった(苦笑)。

日曜日の龍馬伝の新しい観かたを発見した。

龍馬伝はNHK総合で夜8時から放映されているのは皆さんご存じのとおりだが、それ以外にも、NHKBSハイビジョンで夕方6時からと、BS2で夜10時からも放映されている。ファンのなかには、3回ともご覧になっている方も多いと聞く。

僕はいつもはオーソドックスに夕食後の夜8時から観ているわけであるが、本日はBSハイビジョンで夕方6時から観た。場所はいつも通っているジムのランニングマシンの上だ。

自宅のテレビは「24時間テレビ」に一生懸命な娘たちに占領されるのが目に見えていたため、予防策をとったわけだ(結果的に大正解だった)。

ジムのランニングマシンには小型のテレビが据え付けられており、イヤホンを持参すれば地上波、BSともに視聴することができる。

それにしても、龍馬伝を観ながらのランニングがこれほど気持ちが良いものだったとは。しかも本日は薩長同盟である。かなりエキサイティングしながら走った。45分間のランニングがとても短く、そしてまったく苦にならずに終わった。

これは来週からも病みつきになりそうだ。来週は、かの寺田屋騒動だし。お龍さんと一緒に走ることにしよう。

 

さて、本日は、先週公開した50歳記念ライブでの演奏曲の続きを発表しよう。

本日は1970年~1975年までの6年間の間にリリースされた曲。僕にとっての思い出の曲ばかりだ。

1970年といえば、大阪万博の年。行きたくて行きたくて、でも行けなくて、とても悔しい思いをした年である。

1975年は、僕が中学3年生の年。とても多感だったあの頃。70年代フォークソング(ユーミンの登場で、ニューミュージックとも言われた)の全盛期でもあった。

僕にとっての第一青春期である70年代前半から中盤の時代。歌いたい曲が山ほどあって選曲に苦労したが、選びに選び抜いた曲が以下である。

戦争を知らない子供たち(ジローズ)
翼をください(赤い鳥)
出発の歌(上条恒彦+六文銭)
虹と雪のバラード(トワ・エ・モア)
さよならをするために(ビリー・バンバン)
太陽がくれた季節(青い三角定規)
東へ西へ(井上陽水)
学生街の喫茶店(ガロ)
旅の宿(吉田拓郎)
心の旅(チューリップ)
神田川(かぐや姫)
僕の胸でおやすみ(かぐや姫)
ひこうき雲(荒井由実)
五番街のマリーへ(ペドロ&カプリシャス)
さらば青春(小椋佳)
岬めぐり(山本コウタローとウィークエンド)
青春の影(チューリップ)
ふれあい(中村雅俊)
22才の別れ(風)
サボテンの花(チューリップ)
俺たちの旅(中村雅俊)
いつか街で会ったなら(中村雅俊)
風の街(山田パンダ)
「いちご白書」をもう一度(バンバン)
なごり雪(イルカ)
時代(中島みゆき)
僕がつくった愛の歌(チューリップ)

御同輩のみなさん、どうです? 懐かしいでしょ?

ということで、1976年以降の曲はまた来週!

今朝はめずらしく涼しい。東京・月島の自宅で迎える朝。窓から気持ちのいい風が入ってきている。それだけで、なんだかとても幸せな気分だ。このままの気持ちよさで一日過ぎればいいんだけど…。

ところで昨日は、福井商工会議所(主催はふくいジョブカフェ)にて、「人財経営実践塾」という、企業経営者や人事担当者を対象とした講座の講師を務めさせていただいた。

僕はもともと、福井県とは縁もゆかりもない人間だったのだが、いまから10年前、たまたまのご縁で学生向けの講演を引き受けたのがきっかけで、以来ずーっと毎年のように福井にお邪魔している。今年はこれで2回目かな。

いつもは学生向けに講演をすることが多いのだが、今回は企業向け。

しかも今回は講演ではなく、少人数の経営者や人事担当者を対象とした「講座」。いわゆる研修みたいなものである。

ということで、「若者の採用を経営的な視点で考えていただくための研修プログラム」を、この講座のために作成した。

参加人数は15名。3名ひと組のチームを5つ作って、チームごとにワークを行ったり、ディスカッションしていただいたりした。

会社も業種も規模もバラバラのみなさん。年齢も(推定)20代~60代までバラバラ。どうなるかなあ…と、少し心配したが、みなさんとても素晴らしいチームワークで、活気あふれるワークや議論が展開された。

・そもそも採用を行う目的って?

・採用がもたらすメリットとデメリットとは?

・採用が、自社以外のところ(世の中)にもたらす効果とは?

こんなことを議論していただいたのだ。

「そもそも論」というのは、日常の仕事の中でやる機会があまりない。こういう場所で、ぜんぜん違う会社同士で語り合うことそのものに価値があると思うのだ。

他にも、ケーススタディを行ったり、データの解説をおこなったりと、結構盛りだくさんだったように思う。盛りだくさん過ぎて最後時間が足らなくなり、用意していたワークを全部やれなかったのは反省であり心残りだった。

僕が最後の方に提示した、「地方の中小企業にとって大事なこと(七カ条)」は、我ながらイケてるのではないかと思う。

ちなみに以下の内容だ。

①メディア(○○ナビなど)だけに頼らない。
②人脈を駆使し足で稼ぐ。とにかく会う。とにかく語る。
③目の前に居る若者を、自社のビジョンをいっしょに達成してくれるかもしれない将来の「仲間」だと考える。
④目の前の若者がたとえ未熟な若者であっても、自社の採用対象になりえないと思っても、態度を変えない。本気で目の前の学生の成長を願ったコミュニケーションをこころがける。
⑤自社を愛す。地元を愛す。人を愛す。
⑥優秀な学生を採るのではなく、自分たちが育てて優秀にしたい学生を採用する。
⑦そんな思いを伝えられるホームページをしっかりと作る。

特に⑥(優秀な学生を採るのではなく、自分たちが育てて優秀にしたい学生を採用する)は、中小企業だけではなく、あらゆる企業にとって大切なことなのではないかと思う。人事だけではできないことだ。現場の社員を最大限巻き込んでいくことが大切なのだ。

採用の目的は、採用することではない。会社を強く逞しくし、長きにわたって存続可能な組織にしていくことなのだ。採用活動は、そのための社運をかけた投資活動なのだ。

後半の講義の場面では、(パフが4年前から2年間かけて取り組んだ)熊本県の某中小企業の経営改革プロジェクトの事例も紹介させていただいた。会社の組織・風土改革を、新卒採用活動を通じて成し遂げた好事例なのである。

150人の会社なのに、新卒採用のために約50名の社員がプロジェクトをつくって精力的に取り組んだ事例だ。優秀な社員が採れただけではない。同時並行で行った人事制度改革や研修との相乗効果もあり、社員全員の意識改革が促進されたのだ。自ら考え自ら動く優秀な人材へと成長していった。そして熊本県下の他の企業や大学から注目を集める会社になっていった。当然業績も、みるみる改善していった。自分たちが採った新人を、社員全員が心から喜んで迎え入れた。

いやあ、懐かしいな。昔話をしていたらついつい話も長くなった。

ともあれ、たまにこういう講座の講師を務めるというのはいいことだ。キチンと勉強するし、自分の考えも再整理される。

参加された15名のみなさん。福井商工会議所(ふくいジョブカフェ)の皆さん。昨日はどうもありがとうございました!!

・・・といいつつ、また9月8日に続編が行われることになっている。

次回は、毎年少人数ながらも欠くことなく新卒採用をやり続け、高い業績を維持しておられる新潟県の某中小企業の採用責任者をゲストにお迎えして、いろんな話を伺うことにしている。実はパフの協賛企業でもある。僕自身、とても楽しみなのである。ガンバろっと。

福井に来ている日

2010年8月26日 (木曜日)

昨夕から福井に来ている。

きのうの日記にも書いたが、本日はこれから福井の中小企業経営者や人事担当者の皆様を対象とした「人財経営実践塾」という講座の講師を担当する。

昨夜は、地元の商工会議所の方と打ち合わせを兼ねた会食。地元企業の状況を、いろいろと聞かせていただいた。

いやー、それにしても暑い。

東京に比べれば多少は涼しいかも、と思っていたが、むしろこちらの方が暑いかもしれない。日本全国、どこにいってもこの猛暑からは逃れられないのかな、今年は。

さて、講座が始まるまでまだ少し時間があるので、もうちょっと内容をブラッシュアップしよう。

本日は、講演ではなく「塾」なので、「伝える」よりも、「考えていただく」ことを中心にしている。個人ワークやグループワークも行う。冒頭ではアイスブレーキングも行う。楽しんで学んでいただこうと考えているわけだが、さて、うまくいくだろうか。

では、この続きはまた明日!

以前、常見陽平さんから教えてもらった「採用を変える組織が変わる」(著者:高岡幸生氏)という書籍をじっくり読んでみた。

著者の高岡さんは北海道で人材ビジネスを立ち上げられた方なのだが、地元への愛と人への熱い思いがひしひしと伝わってくる良書であると思った。

実は僕は明後日、福井県の経営者や人事担当者のみなさん向けに、「人財経営塾」という講座を行うことになっている。

そのため、少しでも知識量を増やそうと思って、地方の人材採用に関する書籍を読みあさっていたのだった。

この本に書かれていることは、僕ら昔ながらの採用業界人から見ればとても原理原則的なこと。でも、自分自身読んでいて気付いたのだが、わかってはいるけど、ついつい疎かにしがちなこともたくさん書いてあった。

そのなかでも、面接の実施方法について書いてある章の「言葉について」のくだりには特に感銘を受けた。

自分自身の備忘のためにも少しだけご紹介しておこう。

※第二章 面接とは▼言葉について(p67,p67)より引用

言葉が持つ力に気づいていない人が多い。世の中には前向きな言葉を発する人と後ろ向きな言葉を発する人とがいる。前向きな言葉で前に進む人は、前向きな結果が出た時さらに前向きになれる。なぜならば思った通りの良い結果が得られることに喜びを感じられるからだ。後ろ向きの言葉を発する人は良い結果が得られても喜びを感じられない。これは良い結果にすら、後ろ向きの感想しか持てないからだ。(中略)人間は自分が持つ言葉からしか発想できない。そして言葉は思想から発せられる。それゆえ言葉の蓄積が思想であり「日々の発言がその人の思想をかたちづくる」といえる。(中略)行動的な人は行動に移れる言葉が常にあり、動けない人は動けない言い訳が常に頭の中にある。面接で使われる言葉には注意したい。出てこない言葉まで類推する必要はない。出てくる言葉がすべてだ。

実に分かりやすい。経験の浅い面接官でも、これを理解していればずいぶんと精度の高い面接ができるのではないだろうか。

面接を受ける立場の方々(あるいはすでに働いている方々)は、上の文章を読んで「ギクッ」としたのではないだろうか。

「ポジティブシンキング」が大切だという話はよく聞くと思うが、そのまえに、自分が発している言葉が前向きであるかどうか、いまいちど振り返ってみてはどうだろうか。

#高岡さん、名言の数々、ありがとうございました(面識がまだないのに馴れ馴れしくて申し訳ありません)。福井での講義でも著書をご紹介させていただきます。

びっくりした。

芸能レポーターの梨元勝さんがお亡くなりになったというニュースを目にした瞬間、「え!ホント?」と、一瞬信じられなかった。

まだ65歳だったという。残念である。

梨元さんは、僕が高校生くらいのときから芸能レポーターとして活躍を始めた。

いまでこそ芸能ネタに疎い僕なのだが、当時は、山口百恵をはじめとするアイドルが大好きで、梨元さんの芸能ニュースをよく見ていた。

大学生のころ、友人の男女関係に対して容赦なく突っ込む僕を、「まるで梨元さんのようだ」と周囲の友人たちは評してくれていた。

亡くなられて初めて知ったのだが、梨元さんは講談社の雑誌記者としてご自身のキャリアをスタートされたそうなのだ。

僕も創業以来ずっと、講談社にお世話になっていることもあって、そういう部分でも感慨深かったりする。

通常のニュース番組でも梨元さんの訃報は大きく伝えられている。間違いなく、ひとつの時代、ひとつのカタチを創りだした人だったのだ。

最近は芸能ニュースよりも、政局のニュースのほうに関心のある僕なのだが、今夜ばかりは梨元さんに敬意を表して、Yahooの芸能ニュースにでも目を通してみるかな。

偉大なる芸能レポーター、梨元勝さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

この日記でもしばしば取り上げている11月13日開催予定の新潟県ささかみでの50歳記念ライブ。着々と準備が進んでいる。

なんと先週は、密かにプロモーションビデオ(ささかみの観光案内?)とポスターが出来上がって来た。

ささかみポスター(小)

プロモーションビデオは制作してくださった方が視聴用にYoutubeにも上げてくださっている。

 

周囲ではここまでお膳立てが進んでいるのに、肝心の僕はまだ何も手をつけていない。

日ごろの忙しさにかまけて、唄や楽器の練習はおろか、演奏曲すらまだ決めていなかったのだ。

そこで、この週末はちょっと気合いを入れて、演奏曲を一気に決めてしまった。

ライブは2部構成になっており、全部でなんと4時間以上にもおよぶ。

50歳記念ライブなので、僕が育ってきた1960年代~1990年代にかけての唄を中心に選んだ。特に、1970年代前半(小学校高学年)から1980年代前半(大学生のころ)にかけての約10年間の唄の密度が濃い。

曲を選定する際には、Youtubeで確認したり、楽譜を引っ張り出してギターとハーモニカとで実際に弾いて歌ってみたりしながら決めていった。丸2日間。のべ20時間くらいかかったんじゃないかな。

最初、候補曲はなんと200曲以上にものぼったのだが、厳選に厳選を重ねた結果、残ったのが76曲。

76曲ってすごく多いように見えるかもしれないが、一曲一曲、それぞれの思い出のある曲ばかりなのだ。

どんな曲を選んだかは、また追々ご紹介したいと思うのだが、まず本日は、1960年代の曲の中からご紹介することにしよう。

・上を向いて歩こう(坂本九)
・涙くんさよなら(ジャニーズ)
・ヨイトマケの唄(丸山明宏)
・この広い野原いっぱい(森山良子)
・花と小父さん(伊東きよ子)
・イムジン河(ザ・フォーク・クルセダーズ)
・悲しくてやりきれない(同上)
・亜麻色の髪の乙女(ヴィレッジ・シンガーズ)
・長い髪の少女(ザ・ゴールデンカップス)
・小さな日記(フォー・セインツ)
・風(はしだのりひことシューベルツ)
・希望(岸洋子)
・さすらい人の子守唄(はしだのりひことシューベルツ)
・真夜中のギター(千賀かほる)
・どうにかなるさ(かまやつひろし)

僕が3歳のころから9歳のときまでの唄だ。

「ヨイトマケの唄」と「イムジン河」以外は、リアルタイムでよく聴いていた唄だ。グループサウンズやフォークソングの走りの時代。僕の幼稚園から小学校低学年にかけての時代。カラオケでもほとんど歌わない唄ばかりを選んでみた。どちらかというと、僕らよりも少し上の世代の方々が喜んでくださる唄かな。

次回(たぶん来週末)は、1970年代の選定曲を発表したいと思います。どうぞ、お楽しみに!