残念にしない日
2010年6月30日 (水曜日)
サッカーワールドカップは、残念な結果となってしまった。延長戦になっても勝負がつかず、最後のPK戦で惜しくも敗れてしまった。
ホントに惜しかった。
でも負けは負け。悔しがっても始まらない。選手たちはどんなに「惜しかったね。がんばったね」と慰められても諦めきれないだろう。
さて、我がパフも本日が14期の最終日。でも、まだ勝負がついていない。しかも、サッカーとは違って、我々には延長戦がない。明日になれば、あらたな15期が始まってしまうのだ。
泣いても笑っても、あと10数時間。残念な結果に終わらない一日にしたいと思う。
新卒者採用が、若者を騙したり、若者の将来を失望させたりするものであってはならない
2010年6月29日 (火曜日)
きょうの日記のタイトルは、僕が先日、twitterでつぶやいた言葉、そのまんまだ。
きょう夜遅く、残業している社員の隣の席で息抜きをしていた。
社員の席には、某ナビサイトのシステム機能を詳しく解説した冊子が置かれていた。
何気なくパラパラと目を通していた。
へー、こりゃすごいや。隔世の感がある。
僕が15年前に、就職ナビのはしりとなったWebを立ち上げたころと比べると、その機能の充実ぶり、進化ぶりには、目を見張るものがある。恐れ入りました、という感じだ。
便利になったというよりも、効率的になった。いや、功利的になった。いや、ずる賢くなった。いや、狡猾になった。
おっとっと……。これ以上言うと、またあらぬ方面からクレームが来そうなので、このくらいにしておくか(苦笑)。
「昔っから、就職情報業界ってこうだったんですか?」
と、純粋な若手社員が聞いてくるので、
「うん、そうだよ。昔はもっと露骨だったよ」
と、僕が27年前、紙の分厚い就職情報誌を営業していたころを思い浮かべて答えた。
昔の就職情報誌は、キレイに大学のランク(偏差値)別に、本の種類と掲載企業が分かれており、自分はどの企業から求められており、どの企業からは求められていないというのが、はっきりしていた。
ただ、昔はたしかに露骨だったけど、多くの学生はそんなこと分かっていたから、(悔しさはあっても)別に騒ぎもしないし、問題にもならなかった。自分のことを必要としてくれる会社は、(重厚長大の大企業ではないかもしれないが)ちゃんとあるわけで、そこで思う存分頑張ればいいと思っていた。
そんなわけで、人気企業といっても、いまみたいに無駄に多くの学生が殺到したわけでもなかったので、それなりに平和な就職と採用のシステムだったのだ。
ところがいまは、就職情報会社も、(特に有名大手の)企業も、世間が騒ぐのを怖がって、厳選採用やターゲット採用の仕組みを公言しようとしない。
でも、この仕組みを後で知った若者は、どう思うんだろうね。なにより、使う(作る・売る・買う)大人側は、胸が痛まないのかな。
誤解のないように言っておくが、僕はこのような(Webで学生を選別&排除する)仕組みやシステムがすべて悪いと言っているわけではない。ナビは、まだなんだかんだ言って、採用のツールとして欠かせない道具なので、効率よく学生を選別できる機能というのは必要なときもある。
でも、そのことをコソコソとやる必要はないだろうと思うのだ。コソコソとやるから、ずる賢いとか狡猾だとか言われるわけで、堂々とやればいいのだ。
正当な理由や、それなりの根拠があって使っているわけなのだから、罪の意識など感じる必要はない。
隠すから罪なのだ。隠すから、若者が失望するのだ。隠すから、若者は騙されたと思うのだ。
隠すから(学生は騙されてしまうから)、少数の大手企業に、ターゲットではない大量の学生が応募するのだ。
その結果、無残な落とされ方をする学生が量産されるのだ。
挙句の果てには、「自分は社会から必要とされない人間なんだ」と多くの学生が被害妄想に陥り、やる気を失い、社会に羽ばたく前に、その翼を閉じてしまう。
ここに、我々は大いなる罪の意識を感じなければならない。・・・だよね?
もう一回、大きな声で言いましょう。
新卒者採用が、若者を騙したり、若者の将来を失望させたりするものであってはならない とね。
怒涛の一週間を終えた日
2010年6月27日 (日曜日)
ただいま土曜日の深夜26時50分(つまり日曜日の午前3時まえですね)。窓の外では雨音がしている。結構降っているようだな。
いやあ、今週は(特に水曜日以降は)怒涛の毎日だった。分刻みでスケジュールも詰まっていた。おかげでこの「釘さん日記」も、かなりの手抜きを繰り返した(苦笑)。
左足の指を折ってから今週で4週間。実は金曜日までに病院に行って、レントゲン写真を撮ったうえで最終的な検査を受けなければならなかったのだが、時間が確保できずブッチ。
それどころか昨日の金曜日は、大切なアポ(大事なお取引先の社長との面談)の時間に遅刻しそうになったものだから走ってしまい、せっかっく治りかけていた足の指にダメージを与えてしまった。客先でジンジンと痺れてしまい、しばし辛い思いをした(これまた苦笑)。特にその後の二件目の会社での打ち合わせは、大得意先の社長を交えた大真面目な報告会(僕はオブザーバー)。約2時間の会議に臨んだわけだが、途中、足が猛烈に痺れてきてしまったのだった。かなり辛かったな。
一方で、足をジンジンさせながら臨んだ昨夜の情報交換会は、実に楽しかった。
パフに入社するはずが、なぜか寸前のところでリクルートに入社してしまったダイサクが、長崎から出張で東京に出てきた。また5年ほど前、某コンサル会社からリクルートに転職してきて、その直後、パフに飛び込み営業したうえに、パフをリクナビに載せてしまった元HRの営業マン・オゴウくんも勉強会で(現在の赴任地である宮崎から)東京にやってきた。さらには、僕といっしょに神田の街でリクルートブックのドブ板営業を27年前にやっていたムライ氏も、南アフリカから戻って来た。
せっかく皆が東京にいるんだったら、まとめて情報交換やっちゃおう!ということで、有楽町の料理屋に集合した。若手とオヤジとが語り合う会となったわけだが、とても有意義な議論で盛り上がった。最後は、皆で上海に行こう!ということになった。僕は、井上陽水の「なぜか上海」をアカペラで歌いだすし(苦笑)。
明けて、本日土曜日午後の、明治学院大学で行った「社会人デビュー講座」も、とても楽しかった。ロの字型に机を並べて、ちょっとしたゼミ形式で3時間の講義を行った。
3時間の講義というと長い時間だと思われがちだが、ワークや発表を取り入れたこともあり、あっというまに時間が過ぎた。参加してくれた明治学院の4年生たちにとっても有意義な時間だったんじゃないかな。とくに本日の学生は、熱く温かいハートを持った連中で、社会的への問題意識も高く、オヤジの僕としては、なんだかとても嬉しくなった。
講義が終わってまっすぐ帰宅。夜は久々に、家族で外食。月島の焼肉屋に行った。久々に食べる焼肉だったせいもあり、至福の時間を過ごした。考えてみたら僕らが子供のころは、肉を食べられること自体、とても贅沢なことだったのだよな。
さて、明日の日曜日は、できるだけ仕事はせずに(絵本の仕事だけはやらなきゃだな…)、インプットに励もうと思っている。できるだけ動き回らずに、治りかけている(骨折した)足の指も回復させなきゃいかんしね。
ということで、そろそろおやすみなさい。来週はいよいよ月末&期末。よい終わり方ができますように。
日本が勝った朝
2010年6月25日 (金曜日)
いま現在、世の中のブログやTwitterには、多くの日本人の歓喜の言葉が溢れている。僕がTwitterでフォローしている人の数は200人程度なのだが、日本が勝った直後の10分程度で、200以上のTLが流れた。すごいなあ。みんな早起きしてるんだな(貫徹?)。
かくいう僕も、2時間しか寝ていない。普段はJリーグの試合も観ないし、選手の顔と名前も分からないような僕なのだが、それでも睡眠時間を削って今朝のデンマーク戦をずっと観戦していた。ゴールが決まった瞬間と、ホイッスルが鳴り勝利が決まった瞬間、思わず声をあげてしまった。
典型的な「にわかファン」なのだが、やはり嬉しいものは嬉しい。
「勝つ」ということはとても尊い。それまでの、すべての苦しみや辛い気持ちを癒してくれる。また、応援している周囲の人たちをも幸せにしてくれる。勇気を与えてくれる。
「負ける」ということはとても悔しい。恥ずかしいことだ。「負けたとしても精一杯頑張ったんだから良しとしよう」というのは嘘だ。慰めだとしても、それは言い訳に過ぎない。応援してくれた人に失望を与える。
スポーツには勝ち負けが付きものだが、ビジネスの世界でもそうだ。
いや、スポーツやビジネスだけではない。人生には、勝負しなければならない瞬間がたくさんある。しかも、そのほとんどが自分自身との対峙だ。自分の弱い心に克てるかどうかなのだ。
いま、パフの社員たちも期末を迎え、それぞれの目標と戦っている。まさか諦めたものはいないと思うが、どこかで言い訳をしているところがないかどうか、いまいちど自分自身と向き合ってほしい。弱い自分がもしいるのなら、日本代表の選手たちを見習って、いますぐ気持ちを改めてほしい。最後まで逃げてはいけない。仮に周囲に逃げている人間がいたとしても影響されてはいけない。自分自身の問題だ。克己(こっき)である。
勝とうとする人間にはチャンスがたくさん訪れる。味方する人間も現れる。
逃げる人間からはチャンスも逃げていく。人も近付かないものだ。
・・・とまあ、サッカー日本代表チームの素晴らしい勝利に感動しつつも、パフチームの勝負の行方がやはり気になる朝なのでした。
始業3分前
2010年6月24日 (木曜日)
きょうは起床直後の朝6時から仕事をしている(苦笑)。
さっき会社に移動。そして3分後には社内の打ち合わせが始まる。
ということで本日は日記を書くのはやめ。昨日は面白いことがいっぱいあったんだけだどなあ…。
また週末にでも書きましょう。
では、そろそろ打ち合わせ開始です。
歩行スピード、現在66%なり
2010年6月23日 (水曜日)
僕は普段は案外、歩くのが速い(かけっこは昔から遅かったんですけどね)。
特に仕事モードのときは、さっさ、さっさと歩くものだから、同行者を小走りにさせることもある。
左足のギプスを取って5日め。指の痛みはまだ残っているが、そろそろ徒歩通勤を再開してみようと思い、今朝は歩いて会社まで向かった。
普段は自宅から会社まで、(僕のふつうの歩きだと)ちょうど20分で到着する。
しかしながら、今朝はなんと30分の時間を費やしてしまった。
やっぱりまだ、つま先で地面を蹴ることができないため、ぎこちない歩きかたになってしまうのだ。
完治までの道のりはまだ長そうだが、骨を折ったばかりのころと比べれば、痛みも歩くスピードも雲泥の差である。確実によくなってきている。
そろそろ自分の足で動き回らないと、まじめに肥満が進行してしまいそうだ。着実に体重と贅肉が増えている。
あー、歩きたい、走りたい。
とはいえ、本日はちょっと歩きすぎたかな。客先にも出かけたので、合計40分くらいは歩いている。指先はテーピングでぐるぐる巻きにしているのだが、ちょっと鈍い痛みが出てきた。やばい。
実はまだ会社にいるんだけど、さすがに帰りはタクシーにするかな。で、明日の朝はまた歩こう。
歩行スピード、現在66%なり。
数字の間違いに気付いた日
2010年6月21日 (月曜日)
社会人、特にビジネスマン、とりわけ経営を担うものは数字に強くなければならない。計算が早いとか簿記が出来るとか、そういうことではない(いや、そういうこともあるにはあるんだけど)。
必要なのは、数字に敏感になること。数字から、その向こう側にある作成者の意図や思想を読み取ること。「ん?これはなにか臭うぞ」と、ちょっとした異変に気づく勘の良さ、嗅覚・感覚を持っていることだ。
かくいう僕も本日、「なにかヘンだぞ」という異変に気が付いたのだが、ちょっと気が付くのが遅すぎたな。もっと早くに気が付いたはずなのに。
うーん。悔しい。どうするか。
うーん。だめだ。なかなか妙案が浮かばない。
うーん。よし。一晩寝てから考えよう。
きょうはずっと頭の中が電卓モードだったので、電池切れを起こしてしまったようだ(苦笑)。