「親にとっての就職活動」の講演内容
2010年6月20日 (日曜日)
昨日はお昼から、神戸芸術工科大学(アート&デザイン系の大学)で、学生の親御さん向けの講演を行った。
お願いされたのは、一ヶ月ほど前(足の指を骨折する直前!)に訪問したとき。縁も恩もあるこの大学からの依頼なので、二つ返事で引き受けた。
引き受けたまでは良かったのだが、さて、親御さんに対してどんな話をしたら良いものか…と、直前(前々日かな)になっていろいろと考えこんだ(もっと早くから考えろよ!と、自分突っ込み)。
まずは子供がどのように親のことを考えているのかを、僕も親御さんも知る必要がある。ということで、パフと関わりを持ちながら就職活動を行った学生(元学生も含む)に聞いてみたのだった。
これが良かった。30名の若者たちが詳しく、丁寧かつ具体的に答えてくれた。心が洗われるような内容だった。
「親から我が子への愛情と信頼」「子供から親への感謝の気持ち」といったものが、よく伝わって来た。
冒頭で、「あなたの就職活動において、あなたの親は・・・」
1.協力的だった
2.とくに協力してもらったという記憶はない
3.陰ながら協力してくれていたのだと思う
4.無関心だった
5.むしろ妨害されたという感じがする
という質問をしたのだが、なんと90%の若者が、協力的だったor陰ながら協力、という回答をしてくれた。しかも、「陰ながら協力」というのが圧倒的に多かったのだ。
それを裏付ける具体的エピソードの記述がまた良かった。ほろりと来るようなコメントがたくさんあった。
ああだこうだ口出しせずに、子供が困っているとき・悩んでいるときにだけ、すっと(恩着せがましいところのないような)手を差し伸べている。我が子の成長をじっと見守りつつ、我が子を信頼し、我が子の選択と決断を尊重している父親像・母親像が、くっきりと浮かんできていた。
僕はこのアンケートの回答内容が嬉しくなって、大学の講演会に来てくださった親御さん全員に、印刷して配ることにした。僕の講演よりも数倍価値のある内容だったんじゃないかな。
で、肝心の講演内容。
前半では、現在の就職と採用の歪な現状をしっかりとお伝えした。若者を一方的にバッシングする世の無責任な風潮を批判し、「効率」を言い訳にした安易な採用を行っている企業の採用スタンスや就職情報業界の無能さ(自己批判も含めて)などをお話しした。さらには、若者を本当に欲している(無名だけれども将来への可能性のある)中小企業に、もっと目を向ける必要性をお話しした。
中盤では、「若者を社会共通の財産」ととらえ、「すべての社会人が、当たり前のように、若者たちを見守り、育てていく世の中」を実現させる取り組である「職サークル」の話を、絵本の朗読を交えてさせてもらった。
そして後半では、僕が「うまれよ塾」で話している内容を親御さん向けにご紹介した。
1.レンガ積み職人の話
2.職業に貴賎なし
3.「はたらく」の意味
4.キャリアの80%は偶然によって決まる
5.偶然を活かしてキャリアを成功させるための5つのスタンス
といった内容だ。
締めは、おきまり、「うまれよ」(うそをつくな、まけるな、れいぎただしく、よのためひとのため)である。
いつもは、学生や企業の人事担当者を対象に話をすることの多い僕なのだが、こうやって親御さんに対して直接訴えかけることも大切だと改めて感じた。
そういえば講演後、ひとりの親御さんが僕のところに来てくださったのだが、なんと某大手組織の人事労務の課長さんだった。仕事に悩む多くの社員たちに、本日の話を聞かせ、「職サークルの絵本」を配ってあげたいということだった。嬉しいことではないか。
あらためて講演の機会を与えてくださった、神戸芸術工科大学(とくにキャリアセンターの日比さん)に感謝!なのである。
日比さん、ホントにどうもありがとうございました。
足を引きずりながらの関西出張
2010年6月19日 (土曜日)
金曜日の昼過ぎの新幹線に乗って、大阪に向かった。
会社を出る直前、左足の包帯を取り去り、医者からもらったテープで、親指、人差し指(折った指なんだけど、足も人差し指っていうんだろうか)、中指の3本をぐるぐる巻きにした。そして靴下をはく。それから革靴を履いた。靴下はもちろんのこと革靴を履くのは3週間ぶり。
おそるおそる歩いてみる。
痛い!
やっぱりまだ痛い。でも、いまさら包帯を巻く気にもなれないし、新幹線の時間が迫っていたので、「なるようになれ!」という感じでそのまま外に飛び出したのだった。
でもやっぱり思うように歩けない。左足はつま先が地面につかないように、踵だけで歩くようにした。なんともヘンな歩き方だった。
ともかくも足をひきずりながら新幹線に飛び乗る。
大阪ではHRプロさんのセミナーに参加。東京ではタイミングを逸して参加できなかったコーチ21の桜井社長の講演を聴かせてもらった。
その後、某社の関西支社長と待ち合わせして飲む約束になっていたのだが、多少待ち合わせまで時間があったので、先に京橋のホテルにチェックインを済ませた。
待ち合わせは京橋から環状線で2つめの天満駅。ホテルから京橋駅まではたいした距離ではないのだが、足が足なので、予想外に時間がかかってしまった。待ち合わせの時間まで余裕のはずだったのだが、そうでもなくなった。
京橋駅に着くと、ちょうど電車がホームに入って来たところだった。
ラッキー♪ とばかりに、足を引きずりながら電車に飛び乗った。
しかし、なかなか電車が動かない。どうやら前の駅で何かトラブルがあったらしい。
「まぁそのうち動き出すだろう」と思って待つのだが10分経っても動く気配がない。いよいよ待ち合わせの時間になってしまった。
すると構内放送が。
「人身事故のため復旧まで最低でも一時間ほどかかります」
なにー!!
乗客がどっと電車から降りはじめた。帰宅ラッシュの時間でもあり、ちょっとしたパニックである。僕も人波に押されるように電車を降りた。
某社の関西支社長に携帯で連絡を取り、事情を説明し、待ち合わせ場所を変更することになった。
変更場所は、天神橋五丁目のアーケードの入り口。京橋からタクシーで向かうことになった。
いやー、それにしてもたいへんだった。もうすっごい人ごみで。怒りだす乗客もいた。「新幹線の予約をどないしてくれるんや!え!!」と駅員に激しく詰め寄る乗客もいた。駅員もたいへんなシゴトである。
約束の時間を大幅に遅れたものの、目的の地にようやく到着。某社支社長は、雨の中ずっと僕の乗ったタクシーの到着を待っていてくれた。悪いことをしてしまったな。
その後、支社長と天神橋の飲み屋へ。「ザ・おおさか」とも言うべき、とっても味のある飲み屋だった。
実はこの支社長とは、いろんな縁があって、この日一献交えることになったのだが、いやー、楽しかったな。この会社の採用責任者の方(僕と同い年の女性管理職)もご一緒してくださり、3人での熱い議論が延々4時間繰り広げられた。
ちなみに飲んだ店の写真。大阪は大雨だったのだが、この店はそんなの関係なしに大賑わいだった。
足の痛みも環状線の電車事故のこともすっかり忘れて、美味しい料理と酒で、すっかりいい気分になった大阪の夜だった。
さて、翌土曜日は、神戸の大学での講演。
この講演も意義深いものとなったのだが、長くなったので、そのことはまた明日の日記で書くことにしよう。
ギプスをはずした日
2010年6月18日 (金曜日)
足の指の骨を折ってから3週間が過ぎた。
以来、ずっとギプスをはめて、包帯でぐるぐる巻きにされて、外を歩くときは「サンダル履き」という生活が続いている。
お客様とお会いする時など、しょうがないこととはいえ、サンダル履きというのはどうも気が引ける。
早く、普通に革靴を履きたいと思っていた。
実は明日の午後から関西に出張の予定がある。
明日はセミナーに参加した後、大阪のお客様に会う。あさっては(昨日の日記でも書いたが)某大学での講演だ。
新幹線にも乗らなきゃならない。
先日、医者にそのことを伝え、ギプスをはずしても構わないかどうか相談してみた。
「うーん、まあ、大丈夫かな。じゃ出張の前日にはずしますか」
という回答を得た。
やったー!!
そしてきょう、ついにギプスをはずしてもらった。
でも、まだテーピングでぐるぐる巻きの状態。包帯も巻かれたままだ。
実際には、あす新幹線に乗る前に、包帯をとって革靴を履こうと思っている。
3週間ぶりの革靴だけど、ちゃんと歩けるのだろうか。
ちょっと心配だけど、チャレンジなのだ!!
「親にとっての就職活動」を子供に聞いてみた日
2010年6月17日 (木曜日)
今度の土曜日に、関西の某大学で親御さん向けの講演を行うことになっている。
タイトルは「親にとっての就職活動」。
就職に悩んでいるのは学生だけではない。お父さんやお母さんの悩みも深い。
いまの大学生の親の世代は僕とほぼ同年代。いまとはぜんぜん違う時代を生きてきた僕ら世代にとって、子供の就職活動とどう向き合ったらいいのか、確かに悩ましい問題かもしれない。実際に今年は、僕と同世代の親御さんからの相談を引き受けることがとても多かった。
逆に就職活動を行う子供たちにとって、親というのはどんな存在なのか。どんな姿が望ましいのか。
「これは実際に聞いてみるのがイチバン!」
ということで、聞いてみた。
パフが運営する「職学校SNS」には、現在就職活動を行っている(いた)現役学生や、パフを通じて社会に飛び出した若手社会人たちが、300名以上登録してくれている。その若者たちに、以下の質問を投げてみたのだ。
Q1.あなたの就職活動において、あなたの親は?
1.協力的だった
2.とくに協力してもらったという記憶はない
3.陰ながら協力してくれていたのだと思う
4.無関心だった
5.むしろ妨害されたという感じがする
Q2.上記回答内容についての具体的エピソードや、あなたの感想をお聞かせください。
Q3.親からかけられた言葉や、されたことで、嬉しかったことは何ですか?
Q4.逆に嫌だったことは何ですか?
Q5.役立ったことは何ですか?
Q6.いま振り返って、親には「こうあってほしかった」ということをお聞かせください。
Q7.あなたのまだ見ぬ将来の子供には、どのような就職活動をしてほしいですか?
いやー、来る来るわ。まだ質問を投げたばかりなのに、もう10数名の方々からの回答が集まって来た。
親子の絆が弱まったとか、親が子供の就職に余計な口を出し過ぎるとか、世間ではいろいろ言われているが、今回の回答をみる限りでは、そんな印象はまったくうけない。むしろ、羨ましいくらいの親子の信頼関係を感じる。30年前のうちの母親に見せてやりたいくらいだ(苦笑)。
特に、Q7の「あなたのまだ見ぬ将来の子供には、どのような就職活動をしてほしいですか?」の質問に対する回答が良かった。
まだ結婚もしてない若者たちなのだが、将来のまだ見ぬ我が子への、しっかりとした育成の考え方や愛情を持っている。
うん。彼らならきっと立派な親になってくれる。子供も立派な大人に育つだろう。この国の将来に、とても明るい希望の光が見えてきたぞ。講演もがんばろっと。
すっごく長いお誘いのメールを、たくさんの人に送った日
2010年6月16日 (水曜日)
来る7月9日(金)。創業以来もっとも大きな企業向けのセミナーを開催する。午前11時から(懇親会も含めると)午後8時過ぎまで。「まるまる一日パフの日」なのだ。
そして、ちょっと先になるが、11月13日(土)。僕の50歳記念ライブを、なんと遠く新潟で開催する。泊まり込みなのだ。
この2つは、今年の(現在決まっているなかでは)最大級のイベントなのである。前者は200名の来場、後者は100名の来場を見込んでいる。当然、僕の力も入っている。たくさんの方々に、ぜひともご来場いただきたい。
ということで以下のメールを、僕がこのところご無沙汰している方々や、懇意にしていながらもこのイベントのことをお伝えできていない方々にお送りした。
会社のPCを新しくした際、アドレス帳のバックアップに失敗したため、メールの宛先に漏れや間違いがあるかもしれない。
念のため、メールの全文を以下コピペするので、メールが届いていない方は、ぜひ下の内容をご確認いただいたうえでお申込みいただけたらと思う。
皆さんのお越しを心よりお待ちしております!!
———————————–
From: Puff kugisaki
Sent: Tuesday, June 15, 2010 6:02 PM
To: Puff Kugisaki(Office)
Subject: 【ライブ&イベントのお知らせです】(パフ釘崎)
いつもたいへんお世話になっております。パフの釘崎でございます。
とてもご無沙汰してしまった皆様や、日ごろから懇意にさせていただいている
(と私が一方的に思っている)皆様に、BCCにて本メールをお送りしております。
皆様に、お知らせが2点ございます。
1点は、パフの社長として。
そしてもう1点は、「さすらいのフォークシンガー」として(!)でございます。
☆☆☆
まずは1点め。
いきなりですが、7月9日(金)は「1日まるごとパフの日」です。
午前11時から午後6時まで。パフが人事の仕事(主として採用)に携わる皆様
にご提供できる、ありとあらゆるソリューションをすべてお見せする1日なの
です。
11時からは、私が今年「ルネッサンスだ!」と声をあげている「職サークル」
の取り組みについてご説明する基調講演を行います(これは採用ソリューショ
ンではなく、世の中ソリューションです)。
午後は、私どもパフだけではなく、多くのパートナー企業様にご協力いただい
たうえでの採用ソリューションを、テーマごとに披露させていただきます。
また、創業時よりパフの「職サークル」や「内定者コミュニティシステム」等
の弊社オリジナル企画に、長年にわたって協賛・ご参画いただいている企業様
に、感謝の気持ちをお贈りするといったセレモニーも開催いたします。
そして、それだけではございません。
このメールをお受け取りの方のなかには、現在では人事・採用とは直接関係の
ないお仕事についておられる方も多くいらっしゃいますが、少なからず一度は
パフ(あるいは私個人)を通じて、企業同士の温かな交流を持っていただいた
ことのある方々です。
パフでは、昔はことあるごとに、純粋で真剣な思いを持った大人たちが大勢集
まる「熱い情報交換会」が繰り広げられていたのですが、最近ではとんとご無
沙汰気味でした。
そこで、昔からの人も、最近お付き合いが始まった人も、経営者もペーペーも、
人事担当者も営業担当者も、クライアントもパートナーも憎きライバル会社も。
みんなみんな集まっての大情報交換会を午後6時以降は開催したいと考えてお
ります。
私の下手なギターと歌も飛び出すかもしれません。
飲んで、語って、熱く議論して…の「情報交換会」を、7月9日(金)の夜に
開催したいと思っています。
ぜひともスケジュールをやり繰りのうえ、夜だけでも(否、有給休暇を取って
でも)ご参加いただければ幸いです。
詳細なご案内とお申し込みは、以下の通りです。
───────────────────────────────────
2012採用手法発表セミナー
『採用 コロンブスの卵』~採用活動が変わる、12のヒント~
【日程】 2010年7月9日(金)11:00~18:00
※18:00から人事交流会(参加費2,000円/1名)がございます。
※ご希望の方はぜひご参加ください。
【場所】 アクセス青山フォーラム(港区南青山)
【プログラム】
実施プログラムは下記URLよりご確認ください。
http://puff.weblogs.jp/corp_seminar/2010/05/20100709.html
会場内は、3カテゴリーに分かれて運営いたします。
▼採用手法発表ホール
2012採用に使える各採用手法をブース形式で発表いたします。
▼採用事例講演ルーム
各社様の採用成功事例をもとに、2012採用成功のヒントを
ご提供するコーナーです。
▼採用戦略ワークCafe
弊社スタッフから各フェイズに対するトレンド、小技・裏技を
発表させていただいた後、参加企業各社様同士でグループワークを
実施するコーナーです。
【参加費】 無料
【申込方法】下記URLより、お申し込みください。
http://puff.weblogs.jp/corp_seminar/2010/05/20100709.html
☆☆☆
上記、もちろん直接のご質問やご意見やクレームは、私個人あてにご返信いた
だいてもウェルカムでございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
☆☆☆
さて、もう1点のご案内。
こちらのご案内こそ、クレームものかもしれませんが……。
性懲りもなく、またコンサートライブを開催します。今年で3年連続です。
しかも東京ではなく、新潟県で(!)。
私は偶然と勢いと幸運だけで今日まで生きながらえてきましたが、そんな私も、
今年の11月で、なんと満50歳を迎えることとなりました。
昨年の夏、私の母校(高校も大学も)の先輩である南こうせつ氏が還暦を迎え、
静岡県のつま恋で「サマーピクニックフォーエバー」なる屋外ライブを敢行し
ました。60歳とは思えないほどのパワーと若さが漲るライブコンサートでし
た。
このライブコンサートをテレビで観ながら、自分も来年は50歳。この節目で、
自然を友としたライブコンサートを開きたいなあ……と、ぼんやりと思ってい
ました。
すると…。やっぱり私は運がいいんですね。
それを現実のものとする素晴らしい出会いが、新潟県の「ささかみ」という小
さな村(旧笹神村、現在は阿賀野市)で、この3月に偶然ありました。
有機農法で全国的に有名なこの地域は、五頭山麓に囲まれた大自然のなかに位
置しています。
この地にあるペンションを借り切って、泊まり込みのコンサートを100名規模で
開催することになったのであります。
※細かな経緯は、この日の「釘さん日記」をご覧ください。↓
http://puff.weblogs.jp/kugi/2010/03/sasakami.html
ということで、ぜひ皆様にもご参加いただきたく、謹んでご案内差し上げる次
第でございます。
以下、開催要領をお知らせします。
☆☆☆ 釘さん50歳記念ライブin新潟ささかみ ☆☆☆
●日時:11月13日(土)夕方くらいから夜中まで(途中、食事タイムあり)
●場所:ペンションぽっぽ五頭(新潟県阿賀野市畑江33)
http://business3.plala.or.jp/poppo/index.htm
※JR新潟駅より白新線に乗り換え豊栄駅下車。そこからタクシー
で20分程度。新潟市内から車で45分低度。
⇒ http://business3.plala.or.jp/poppo/access.htm
●参加費:ライブ参加は無料ですが、ペンション宿泊費と食費をご負担いただ
きます。(一泊2食の場合、おひとり1万円程度)
●定 員:100名程度
※ペンションが満室になった場合は近くの旅館をご紹介します。
●お申込:以下のURLからお願いいたします。
https://www.puff.co.jp/application_form/default.htm
※個別に先行予約された方も、たいへん恐縮ですが、再度のお申し
込み手続きをお願いいたします。
●その他:
当日は、アコースティックギターとアコースティックピアノでの弾き語り
が中心となります。
楽曲は、1960年代後半から1980年代前半の日本のフォークソングが中心。
でも、多少は最近の唄を歌うかもしれません。
リクエスト曲などありましたら、ぜひお申込み画面からご記入ください。
「俺にも歌わせろ!」という方は、その旨もご記入ください。でもご希望
に添えない可能性が高いので、あらかじめご了承ください(笑)。
☆☆☆
以上、とても長文のメールになってしまい申し訳ございません。不真面目に思
われるかもしれませんが、本人は、いたって大真面目です。
本年の2大イベント。大勢の皆様にお申込みいただけますことを、心よりお待
ち申しあげております。
<追伸>
特に最初の「7月9日(金)1日まるごとパフの日」は、まだ見ぬ多くの人事
担当者の方々にご参加いただきたいと思っている企画です(定員は200名)。
ぜひ本メールを、お知り合いの人事・経営者の方々に転送いただけますと幸い
です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
今年も押し迫ってまいりました…の日
2010年6月15日 (火曜日)
昨日は、新しい一週間の始まり。6月早くも3週目に突入だ。今月末で決算を迎えるパフにとって、暮も押し迫ってきた…という感覚だ。
いつもの月曜日は、朝8時の全体ミーティングで始まるのだが、本日は直行で客先(M社)へ。
M社では今シーズン最後の会社説明会が開催されており、そのコーディネーター役を僕が引き受けていたため、地下鉄で都内某所まで向かったのだった。なんとサンダル履きで(!)。
朝の満員電車に乗るのは久しぶりだった。危うくヒールの踵でサンダル履きのつま先をふんづけられそうになる。折れた足の指の上にヒールが乗っかってくることを想像しただけで、電車を降りたくなってしまった(苦笑)。
会社説明会は100名の申込みに対して60名の参加。一見、出席率が悪いようにみえるが、この時期にしてはとても高い出席率。ドタキャンが8割以上にものぼる説明会が他社では相次いでいるのだ。ネットでの説明会申込システムを見直す時期に来ているのかもしれない。
M社の説明会は、とてもいい雰囲気で終了し、その後すぐに帰社。
帰社後、前月までの月次決算のチェック。そして問題も発見。会計事務所とのやりとり。決算の総まとめに向けて数字と睨めっこする時間がこれから増えそうだ。
その後、病院&会議&打ち合わせ。
そして夜はさらにデスクワーク。気がつけば23時を回っていた。
そういえば、サッカーワールドカップのカメルーン戦が始まる時間だ。テレビでの観戦をいったんはあきらめて仕事を続行したものの、ネットのニュースで先制点をあげたことを知り、急きょ帰宅することに。
帰ってすぐにテレビをつけると、後半戦が始まったところ。確かに1対0で勝っている。すごい。
それから約45分、ヒヤヒヤドキドキの時間を過ごす。
結果は皆さんご存じのとおり。いやー、素晴らしい。サッカーファンではないのだが、やっぱり日本好きの僕としては、とても嬉しい。いやー、よかったよかった。
サッカーが終わると急激な睡魔に襲われ、その後バタンキュー。あっという間の一日だった。
さて、今週はいろいろあるぞ。週末は久しぶりの出張だし。それまでになんとかギプスが外れるようにしなきゃな。
充実の期末を迎えたいものだ。
「もしドラ」を読んだ日
2010年6月13日 (日曜日)
まだ自由に歩きまわれない日が続いている。なので、どうしても運動不足だ。自分でも太っていくのがよく分かる。とくにお腹回り。
たかだか足の指の1本を折っただけだというのに、これほどまでに全身に影響を与えるものなのか。いやあ、人間の体というのは、よくできているものだ。
さて、そんな自由に動き回れない日曜日。一冊の本を読んだ。紙の本ではない。iPhoneでダウンロードした電子書籍である。
それは、いま流行りの、「もしドラ」こと、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本だ。
今月のあたまのキックオフ後の懇親会で、若手社員たちから、「あの本はなかなか面白いですよ。iPhone版も出てますよ」と聞いて、早速ダウンロードしていたのだった。
iPhone版は画面が小さいのでページ数がたくさんある。全661ページだ。
昨日まではトイレ(大)でしゃがんでいるときにペラペラめくっていただけなので、全体の三分の一も読めていなかった。
それで、残りを本日一気に読んだ。
いやあ、なかなかじゃあないか。最後は思わず感動してしまった。
作者の岩崎夏海氏は東京芸大卒で、秋元康氏の弟子で、AKB48のプロデュースも手掛けた人だと知って、さらに興味深く思う。主人公のみなみは、AKB48の峯岸みなみをモデルに描いたんだって。へー。
それにしても、かのドラッカー先生と、高校野球と、女子マネージャーと、AKB48とを組み合わせて小説を書くなんて言うのは、もう常人にできることではない。現在59万部が売れ、まだまだ売れ続けているのだという。
ドラッカー先生の権威を借りてはいるものの、この本はまぎれもなく青春小説だ。読んだ後、とても清々しい気持ちになれる。「そもそもドラッカーとは」なんて、眉間にしわを寄せて頭を固くして読むようなものではない。
でも、この本の影響で、ドラッカーの「マネジメント」を読む若い人たちが増えているのだという。それはとてもいいことだな。
この場を借りて白状すると、僕はちょっと前まで「もしドラ」っていうのは、「もし僕がドラえもんだったら」という本だと思っていたのだった(笑)。