パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

由布岳がんばって!

2016年5月31日 (火曜日)

このたびの熊本地震。最近ではニュースになることも少なくなったが(まだ1か月ちょっとしか経ってないのにね)、被災地の方々のご苦労はずっと続いている。

僕が小中学校時代を過ごした湯布院も苦難の日々が続いている。家屋の倒壊や損傷という直接の被害以上に深刻なのが、観光客が激減してしまっているということ。経済的に大きな打撃を受けているそうなのだ。

でも実際には、ほとんどの旅館や店舗が通常通りの営業を再開している(由布院温泉観光協会の情報によります)。現在では余震も少なくなってきているので、たくさんの方々に、安心して出かけてもらえたらと思う。

 

ところで湯布院といえば由布岳。

現在の僕のFacebookページのカバー写真にしている(ちょっと前までは富士山の写真だったのだが、地震後、湯布院を応援する気持ちを込めて由布岳に差し替えた)。

これです(6年ほど前の帰省の際、実家の近くから撮った写真です)。

 

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ところが、この由布岳が現在、崩落の危機を迎えているのだそうだ。登山禁止になったらしい。

地元の友人が昨夜、下の写真を送ってきてくれた。

 

20160531yufudake_io

 

 

見た目はあいかわらず美しい由布岳なのだが山肌に異変があるらしい。登山できなくなってしまっているというのは残念だ。

10年ほど前、パフが発行するメルマガのコラムで由布岳のことを綴ったことがある。その文章を転載しつつ由布岳のことを応援したいと思う。

 

 

30年ぶりの同窓会は1月2日の夕方から開かれることになっていた。

僕は1月1日のお昼前の飛行機に乗った。大分空港に着いたのは、午後1時半。 空港からは、湯布院行きのバスが飛行機の時間に合わせて運行されている。昔は別府を経由してバスを乗り継いだものだが、直行の高速バスができて、とて も便利になった。

バスは高速道路を快適に飛ばす。約1時間後、懐かしい山並みが眼前に広がっ てきた。そして、緩やかなカーブをまがりきったとき、湯布院のシンボル由布岳が目の前に現れた。「お帰り~」と由布岳が僕に語りかけてくれているよう だった。

僕は小学校1年生から中学校3年生までの約9年間、この小さな町、湯布院で 少年時代の毎日を過ごした。辛いときも楽しいときも、いつもこの由布岳に見守られながら暮らしていた

— 2006年1月16日発行のコラムより抜粋 —

 

 

いろんなことが落ち着いたら、湯布院に戻って旧友たちと一献傾けたくなってきたな(´・_・`)。

地元、大事です。由布岳がんばれ!

あ、「おまえが頑張れ!」という声が聞こえた気がする(笑)。

では頑張って、ウォーキングで行ってきます!

 

「採用学」とともに。

2016年5月30日 (月曜日)

先週末、書籍をご恵贈いただいた。

これだ。

 

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著者は、横浜国立大学の服部泰宏准教授。採用の仕事に携わる人なら知らない人はいないくらい、(この本のタイトルにもなっている)【採用学】という実践的な研究を確立させようとしている方だ。

僕とのお付き合いが始まったのは2年ほど前。職サークルの「100×10チャレンジ」を、スタートさせたばかりのころだ。

学生の変化・成長や企業の採用に対して、この100×10チャレンジがどのような影響を及ぼしたのかを検証していただいている。今年で3年目なのだが、今年からはさらに踏み込んだことをお願いしている。

前回のブログでちらっと書いてしまったのだが、詳しくはまた今度。

学生、大学、企業それぞれに活用していただける(就職・採用のあり方、職業指導のあり方等にも大きな影響を与えうる)ツールを開発したいと思っている。

服部先生はこの著書の前書きで、次のように書いている。

 

「いま日本の採用活動は大きく変わろうとしている。そして、今後もますます大きく変わっていくだろう。企業としては、そうした流れに絶対に乗り遅れてはならないわけだが、そのためには自社の採用を足元から見つめ直し、変革する必要がある。そして幸運なことに、そうした変革のための考え方やガイドラインは、すでに科学的手法によって用意されている」

 

そうなのだ。

我々パフも、変革のための手法を「採用学」とともに生み出していきたいと考えている。

いまは生みの苦しみの毎日なのだけれど(苦笑)。

あ、そうそう。この著書のあとがきでは、ご丁寧に僕の名前も書いていただいている(下の写真の右端ですねw)。

 

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採用の歴史に名を残すであろう書籍に名前を載せていただきたいへん光栄である。服部先生、ありがとうございました(^^)/。

では、気をよくしたところで行ってきます!

 

昨夜から、いよいよこの夏からの100×10チャレンジのガイダンス(正式に参加申込みするための説明会)が始まった。

これから7月下旬まで、総計20回程度のガイダンスを開催していく。

昨夜は9名の学生が参加してくれた。まだまだ少人数だが、チラシが完成して告知を正式に開始したのがほんの2週間前だったことを考えると上出来だろう。

100×10チャレンジもこの夏で3年目。今年は模様替えをしてプログラムの全面見直しを行っている。

大きく変わるのが実施期間。いままでは1クール8週間という長期間にわたるプログラムだったのだが、これを1クール2週間に圧縮した。

圧縮したからといって楽になったわけでなく、むしろハードになった。

定員も昨年の半分程度(年間480名から220名)に絞り込んだ。

1クール(2週間)の人数を20名まで減らし、1人ひとりの学生の変化や成長を、我々がしっかりと観察・評価していくためだ。

若者の採用を、彼らの「伸びしろ」「可能性」という観点で、しっかりと実践していこうと考えている企業に対して、この100×10チャレンジから生まれる成果(学生の成長・変化を分析したデータや、伸びしろ・可能性を予測・測定するためのツール)を提供していくつもりだ。

これら成果は、パフの直接の取引企業だけにとどまらず、全国数万社の企業にだって提供していけるものになる。いままでの協賛企業数は100社未満にとどまっていたのだが、これを数千社、数万社に拡大していくことも(理屈の上では)可能になる。

という可能性を秘めたこの夏からの100×10チャレンジ。我々自身の伸びしろを示していきたい。

 

さて、いまは土砂降りだけど、午後には上がるかな? 濡れても平気な靴と服装で、元気よくいつものウォーキングで行ってきます!

内定者のメルマガコラム

2016年5月26日 (木曜日)

先日の日記で、2017年入社の内定者第一号が誕生したことを報告した。

これですね。⇒ 2017内定者第一号が誕生した日

この内定者のサツキアヤ、いま内定者インターン生として日夜、社員以上の大活躍をしている。

メインは広報プロジェクトリーダーとしての仕事。来季(8月以降)の100×10チャレンジの広報を一手に引き受けている。

社長付のプロジェクトなのだが、僕はとても感心している。何の指示もしていないのに、自分の頭で考えてどんどん仕事を進めていってくれるのだ。自分が必要と判断すれば、社外の方々の協力も上手に仰いでいる。

きょうは就活生を集めての座談会を、新聞記者の依頼で開催したりもする。たぶん6月初旬の新聞に掲載されるんじゃないかと思う。

そんなサツキアヤが書いたコラムを本日は日記読者の皆さんにもご紹介します。

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サツキアヤのプロフィール写真。風格あるね(^.^)

 

パフが隔週で企業の人事担当者を始めとする社会人向けに配信している「パフ通信」というメルマガに掲載されたものだ。

昨日の朝、配信されたばかりなのだが、オヤジたちはショックを受けたことだろう。

では、以下そのコラムをどうぞ。手抜きではありません(笑)。

 

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3.職サークル 現場インタビュー
-学生とのキョリを?遠ざける?禁断Talk 3連投-
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8回目は、記念すべき弊社2017年採用・第一号内定者、皐月彩(さつき あや)サンです。
一読すればお気付きいただけるかと思いますが、
物書きのプロであり、将来の目標は「脚本家」とのこと。
何故…Puff?という素朴な疑問はさておき、早速ご登壇いただきます。

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こんにちは、17卒、パフ内定者インターン中・エジプト/ナイル出身の皐月彩です!

今の若い奴らは~!という話をしている大人は、古代エジプトにもいたそうですね。
ヒッタイトから古代エジプトに送られた粘土板に、「今どきの若いものは昔からの文化を大切にしていなくてうんざりだ」という文句が書かれてます。

その事実を見て「昔から文句を言う大人がいたんだな~(笑)」と思うように、昔からこういう大人にうんざりしている若者もいるのではないでしょうか?

お正月やお盆に親戚の家に行って、酔っぱらったおじさんに絡まれた思い出、ありませんか?
そう、若者だってなんだかんだ大人に気を使って苦笑いしているわけです。

もし、こういうのを職場でもすることになったら嫌だなあ。
そんな「苦笑い」経験が学生の「内定承諾するかしないか」の基準になっているって、知っていましたか?

■ 【それ、ちょっとズレてますから!と突っ込みたくなる人事トーク3選】

売り手市場と言われる2017年卒採用。
そのせいか、自分たちでもわかるくらいに、気を使われているのがわかります。

そんなとき、よく使われるのが「若者に合わせた話題選び」。
でもそうすることで、実は学生にうんざりされていたら。もったいないですよね。

今回は、説明会や選考中にされた雑談ネタのうち、私が「やめてくれ!」と感じていたテーマを3つ、ピックアップしました。(あえての、爆弾投下!)

1. 今どき恋愛を探る質問「今どきの学生はどうなの?」
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「今の学生は、告白をメールでするの?」
「結婚とか子供とか、今の子は興味ないでしょ? 就職すると意外と変わるよ~」
「めっちゃモテてる学生とか、周りにいないの?」

どの世代にもイメージしやすいといわれる恋愛トーク。
ですが、一方で世代ごとに持っている偏見が表れやすいのがこの話題です。

告白をメールで、なんて都市伝説です!
さすがに今の学生もそんな告白受け入れられません!
結婚・子供への、興味なんて人それぞれ!

価値観が違うからこそ、苦笑いを返すしかなかった恋愛価値観トークは、できれば入社後、親しくなってからにしてほしいなと思った体験でした。

2. それ、いつの時代ですか?「この漫画のセリフがウケるんでしょ?」
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「諦めたらそこで試合終了だよ、と言いますが~」
「ワンピースだと誰が好き?」
「セーラームーン今流行ってるよね~。昔見てた?」

説明会のパワーポイントで漫画のたとえを使っていたり、何気なく懇親会で話題を振られたり、きっと私たちに合わせてくださってるんだろうな~と感じます。

でも、実はちょっとそれ、私たちと世代がずれてるんです……。
それと、流行っていても名前しか聞いたことないよねと話している友達もいました。

オタク気質の私は嬉しかったのですが、なんだかしらーっとしている学生を見てると、いづらい気持ちになったのでこちらもランクイン。

3. 流行の音楽ジャンル「三代目とか四代目とかたくさんいるよね」
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「アイドルもダンスグループも? なんか人が多いよね~」
「昔はバンドとかよく聞いてたんだけど、今の子は三代目でしょ! あ、セカオワ!?」
「紅白に出てる若い人、最近全然わからないんだよねえ」

実は、ラジオ復刻世代と言われている2017年卒。
某番組の影響で、ラジオ聴取者がぐんと伸びていたんです。
だからこそ、音楽ジャンルの好みは多岐にわたり、「派閥」が生まれたほど!

テレビで流行ってるっていわれてる音楽、聞いたことありませんから!と鼻息を荒くしていうのがおしゃれ、なんて子もいるくらい。

私はどちらかというと中森明菜さんやLOVE PSYCHEDELICOさんが好きです。(両親の影響で世代が大幅にずれているのはご愛嬌)

■【本当に知りたいのは、あなたのことです】

私たち就活生は、自分たちのトレンドについて、べつに大人と話したいとは思っていません。

自分たちの世代で、自分たちの好みに近い人同士で、好きなように話して満足しています。
だからこそ、内定承諾をするうえで求めているのは「会社」「社員」の情報のみ。

そのため内定者懇親会で語るべきは、ベタでも自分の入社時の思い出や同期のエピソードなど、自分が働いたらどうなるのかをイメージできる人間関係エピソードをおすすめします。

長い文章を読んでいただき、ありがとうございました!
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オヤジのみなさん、感想はぜひFacebookのコメント欄まで!

では、朝食&とと後、行ってきます(^O^)/

 

意思決定

2016年5月25日 (水曜日)

パフのスタッフブログで何人かの社員が書いていたが「決める」ということはとても大事。

でも、決めるためには強い意志と覚悟が必要だ。

学生が複数の内定先から、受諾する会社を1社だけ決めるというのは相当に迷い、悩むことだと思う。

会社の経営者だって同じ。

経営者の仕事のほとんどは「決める」ということ。小さいことから大きなことまで決める日々だ。

昨日もいろいろ決めた。

間違うこともある。

決めたことを変えるのも経営者の仕事。

「君子豹変す」と言うが、朝令暮改を恐れてはいけない。「え!こないだ、この方針だって言ってたじゃないですか!?」との批判を恐れてはならないのだ。

と、ぶつぶつつぶやいたところで、そろそろ朝食タイムだ。

では、きょうも決めることがいろいろとあるけど、まずは腹ごしらえをして、行ってきます!

 

やってみるかな。

2016年5月24日 (火曜日)

サラリーマン時代を思い出すことがたまにある。

特に20代後半から30代前半の、自分で商品の企画&開発をやっていたころのことを。

もう20年~30年も昔のことなのだけど、けっこうよく覚えている。

特に30歳のときに企画開発した「人事情報システム」、33歳のときに企画開発した「基礎能力検査」、35歳のときに企画開発した「求人情報システム」(いまでいうところの就職ナビ)は、とても思い出深く愛着のある商品だった。

人事情報システムと求人情報システムは、残念ながらもう市場から姿を消しているのだが、基礎能力検査だけは今でも世の中で利用されている。

Webで検索してみたら、アウトプットのレイアウトも、僕が昔、設計したときのままだ。あれから23年も経っているというのに、なんて息の長い商品なんだろう。

考えてみたら、前の会社に相当な利益をもたらしてることになるんじゃないだろうか。もっと給料をもらっておけばよかった(笑)。

 

パフを立ち上げてからは(とくに社員を雇用し始めてからは)、自分で商品開発することはなくなったのだが、今年は行きがかり上、自分で手を下さざるを得なくなった。

できるかな?

いや、できるだろうけど、世の中に受け入れてもらえるものになるかな?

せっかくなら、20年でも30年でも使い続けてもらえるような商品にしていきたい。

老骨に鞭打ちながら、やってみましょうかね(´・ω・`)。

 

と、ぶつぶつつぶやいたところで、朝食&とと姉ちゃん後、行ってきます!

東大で100×10チャレンジ説明会

2016年5月23日 (月曜日)

昨日は東大駒場キャンパスで開催された「夏キャリ」というインターンシップ合説に参加してきた。

主催は東大工学部丁友会という学生組織。

一か月半ほど前に電話で売り込みがあったそうだ。

以下、電話を受けてくれた社員からの提案。

釘崎さん、平原さん

本日、東大生から営業電話があり、東大で初のインターン学内セミナーを実施するそうです。
100×10チャレンジのページを見て電話してくれたとのこと。工学部の素朴な男子でした。
参画費も●万円とリーズナブルなので、参加してみたらどうだろうと思います。

検討、お願いします。

 

参画費が安かったからというのもあるが、せっかく東大生がパフを見つけて売り込んでくれたんなら断るのももったいないと思い、たいした検討をすることもなく出ることにした。

場所は、東大の駒場キャンパス。

本郷キャンパスには何回かお邪魔したことがあったが、駒場キャンパスは初めて。

井の頭線で渋谷から二つ目。駒場東大前の改札を出て外に出ると、そこはすでに大学の正門だ。

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さすが帝大。なかなか趣のある正門だ。

 

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キャンパスは広い。銀杏並木もなかなか。犬の散歩をする、おじちゃんやおばちゃんもいた。

 

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会場は生協の食堂。20社くらいの企業と80名くらいの学生が参加していた。

 

主催は工学部の学生だが、来場してくれた学生は文・理、様々な学部。学年も1年から修士まで。なぜか熊本大学の学生まで来場してくれた(共同研究でたまたま駒場に来たのでふらっと寄ってみたらしいw)。

僕が直接話をした学生は30名くらい。そのうち100×10チャレンジのガイダンスにその場で申し込んでくれた学生は5名。上出来と言えば上出来(なのかな?)。

それにしても、4時間くらいずっと喋りっぱなしで喉が痛くなってしまった。日頃のボイストレーニングの効果は発揮されなかったみたい(笑)。

僕の他にはオオオカとヨシカワと広報プロジェクトインターン生(学習院大学3年)のシジョウ君が参加して、懸命に学生の呼び込みや参加他社への営業活動(?)をやっていた。

今後どのくらいの成果に結びつくか楽しみだ。

 

さて、本日は月曜日。5月も大詰め。季節は夏に変わりつつある。

では本日も汗をかかない程度のウォーキングで行ってきます!