パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

若手社員の三社合同研修だった日

2009年1月31日 (土曜日)

本日は、パートナー企業であるマングローブ社主催の、若手社員の“仕事できる化”研修(正式名称は、『スター社員研修』)の日。

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※上の写真が、この研修のテキスト(教科書)。100頁以上からなる大作だ。でも、イラストや図表がふんだんにあり、とても読みやすい。

 

 

パートナーである就職エージェント社と、パフと、本家のマングローブ社。3社の若手社員(なかには30代社員もいたけど)が、ほぼ全員参加した。

受講者は総勢24名。僕らオブザーバーや事務局を含めると3社30数名の社員たちが、パフのセミナールームで朝9時から夕方6時までの、まるまる9時間を過ごした。

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※5つのグループに分かれての、随所にワークを交えた研修スタイル。 

 

 

この研修は、マングローブの今野社長が、昨年の秋から丹念にプログラムを作り上げてきたものだ。 

新卒で入社した若者が、3年も経たないうちに(力を身につけるまえに)会社を辞めてしまうことが多くなった現状に憂いを感じ、なんとかしたいと立ち上がったのだ。

 

盟友である就職エージェントの下薗社長も、この研修はとても意義あるものだと、構想当初から協力を表明していた。そして、まずは我々自身の会社の若手社員に、この研修を受講してもらおう!ということになったのだ。

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 ※グループ内でプレゼンテーション。3社の社員がほどよく混ざったチーム編成。

 

 研修は、本日(31日・土曜日)と来週の日曜日(8日)の二日間。

この二日間の研修を経て、3社の若手社員24名全員が、真のスターとして世の中に誕生していくことを祈るとしよう。 

 

Photo_5※「社名」が自グループの名前。写真は、「株式会社こなちゃん」(?) 

 

 

 

Photo_6※写真中央は、プロの真髄を見せてくれた講師の今野社長。右は、若造りの下薗社長。左は緊張感のない(笑)釘さん社長。

赤鬼に悩みを打ち明けた日

2009年1月30日 (金曜日)

まずは写真を見ていただこう。

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『鬼が皆さんの人生相談にのります』

というプラカードを持って、不敵な笑みを浮かべているのは、紛れもなく赤鬼である。

そして、その鬼の前で、頭を抱え込んでいるのが僕である。

そりゃあ、頭も抱えたくなるだろう。

だって、ここは神聖なる、パフの就職イベントの会場なのだから(笑)。

午後1時半から、100名の学生と23名の人事担当者(つまりはお客様)を集めたイベントのオープニングに、この赤鬼が乱入してきたのだった。

テーブルに置いてあるのは、なんと「柿の種」。

この赤鬼は、オープニングのステージで学生に対して吼えた後、この柿の種を、総勢100名を超える学生と人事担当者に向けて、投げつけ始めた。ちょっと早い節分のつもりなのであろう。でも、本来なら節分の豆は、我々人間が鬼に向かって投げつけるはずなのに、この鬼はいったい何を考えているんだろうか。

柿の種を投げつけたあと、いったん会場から立ち去ったかに見えた鬼だったのだが、性懲りもなく休憩時間に再度出没。こともあろうに、写真のごとく、「人生相談」の立て札を持って、テーブルに居座ってしまった。

しょうがないので、僕がまず最初に相談を投げかけてみた。

「あ、あのー。夫婦円満の秘訣は?」

鬼は、 「うーん難しい。あきらめろ。以上っ」 と、早々に相談を切り上げた。

「おい、おまえちゃんと答えろよ!」と僕が声を荒げると、 「相談は聞くけど、解決するとは言ってません」と口答えする。この野郎。

次に相談に訪れたのが、協賛企業M社のIさん。

Iさんの相談⇒ 「あのー、仕事が忙しすぎて大変なんですが、どうすればいいでしょうか?」

鬼の答え⇒ 「もっと働きなさい」

お客様に対して何たる物言い。鬼に、 「おまえもっと他に言いようはないのか!」というと、鬼は 「だって鬼なんだから、鬼のような物言い しかできないでしょ」と居直るではないか。しかし、「鬼なんだから…」という理由には筋が通っているような気もする(苦笑)。

そうそう、きょうのイベントは、 「就活ひらけゴマ」 というイベント。その昔は、「キミは就職できるか?」という名前で、コントや寸劇など、馬鹿げたことばかりをやって「マニュアルだらけの就職活動」を笑い飛ばしていた、パフの伝統的なイベントである。

まあ、昔に比べれば、鬼の乱入など、まだまだ可愛いものかもしれないな。

半年に一度の評価会議だった日

2009年1月29日 (木曜日)

きょうの午後は、パフのグループ長たちと僕の4人で、まるまる4時間半のロングミーティング。

何をやっていたかというと、この半年間の全社員の仕事や成果を振り返る、半期に一度の評価会議を行っていたのだ。

もちろん僕らが一方的に評価を決めるわけではない。本人が期初に立てた目標をもとにして、まずは自己評価を行ってもらっている。本日の会議に先立って、グループ長と本人が面談を行い(必要があれば)その評価を修正している。そしてその評価結果を本日の会議に持ち込んで、グループ長同士でその妥当性について討議を重ねるのである。

同じグレードの社員であっても、立てた目標の難易度や仕事ボリウムの違いがあるので、全体のバランスを保つためには、全体のすり合わせが欠かせないのだ。本人の自己評価どおりになる場合もあれば、大幅に違ってくることもある。でも、それは決して恣意的なものではなく、きわめて公平性、透明性、納得性の高いものになっている。

以前の日記で、 「タカタの給料を下げる!」なんて冗談で書いたことがあるが、いくら僕が社長であったとしても、そんなことは勝手にできないような仕組みになっているのだ(よかったな、タカタ)。

昨夜は、この評価会議を終えたあと、パフの新人事制度構築にあたって尽力してくれた盟友、M社のI社長のところに伺い、この制度の運用に関して、さらなるブラッシュアップをはかるべくミーティングを行った。このミーティングのおかげで、今回の評価で(実はちょっとだけ)しっくりきてなかった部分も無事クリアになった。

これでやっと、半期に一度の昇給額を決定することができる。でも、そのまえに社員たちへのフィードバックをきちんとやらねばならない。評価の目的は、昇給額を決めることにあるのではなく、社員の成長を促進させることにあるわけだから。

人が人を評価するのはとても難しいことなのだが、きちんとやればやるほど、「良い会社」に脱皮している実感がある。あとは、きちんと業績をあげるのみだ。

昇給について考えた日

2009年1月28日 (水曜日)

パフは1年に2回、昇給のタイミングがある。パフの決算は6月末なので、7月~12月が上期、1月~6月が下期ということになるのだが、上期、下期、それぞれが終了したところで、その直前の半期の会社業績や、グループの成果や、個人の働きぶりによって(自分たちで決めた目標と照らし合わせることで)昇給額を決定している。

大企業の経営者はどうだか知らないが、中小企業の経営者、特に社員たちと苦楽をともにしながら会社を立ち上げてきた創業経営者は(例外もあるだろうが)、社員たちに少しでも高い給料を払ってあげたいと思っているはずだ。

僕など、20代の独身のころはずいぶんと安い給料しかもらっておらず、光熱費や電話代を滞納したり、給料日前には食費に窮することもしばしばだった。幸い仕事が猛烈に忙しかったこともあり、遊ぶための小遣いなどは必要としていなかったのだが、それでも財布にお金が入っていない状態は、結構みじめなものだった。

うちの社員たちには、そんな思いは絶対させたくないと思っている(一方で、若いうちは贅沢や無駄遣いもしてほしくないんだけど)。

できれば、世間相場並み、というよりは、世間相場のなかでも上位の給与水準の会社にしたいと思っている。

さて、現在のパフの給与水準はというと、月額で考えれば、まあなかなかいい線いっているのではないかと思うのだが、皆の頑張りや苦労や成果を、相応に反映できているかといえば、まだまだ改善の余地があると思っている。賞与を含んだ年収ベースで考えると、まだまだ(業績のよい)大企業には及ばない。

まあ、根本的な改善策は、利益を毎年きちんと出せる会社にしていくことなんですけどね(じゃないと人件費倒産しちゃいますからね)。

現在の評価制度や給与の考え方はきちんとしているので、まずは運用をもっともっと考えて、皆が納得できるような給与にしていきたいと思う。

パフが世代を超えたと実感した日

2009年1月27日 (火曜日)

最近、パフのイベントに来てくれる学生に、「なぜパフに登録したの? どこでパフのことを知ったの?」と聞くと、「お父さんに勧められてきました」とか、「お母さんに勧められてきました」とか、「兄(姉)に勧められてきました」とか、「社会人になっているOBに勧められてきました」という答えが、ものすごく多くなってきたように感じる。

やはり、11年間も同じコンセプトで仕事をやり続けていると、広がるものなんだなぁと実感する。

きょうも「うまれよ塾」に参加してくれた学生のなかに、「就職活動を始めた時、『パフには絶対登録しておきなさい』と父から言われていたんです」という女子学生がいた。

いちばん最初の自己紹介で、(Tさんというちょっと珍しい)名前を聞いた時から、「あれ?ひょっとしたらTさんの娘さんではないだろうか…」と思っていた。

塾が終了したときに、失礼ながら、 「あのー。Tさんのお父さんって、ひょっとしたら○○銀行に勤めていませんでしたか?」と聞いてみた。そして僕の推測は、上の会話の如く、ズバリ当たっていたというわけだ。

いやあ、嬉しかった。

Tさんというのは、いまから11年前、パフが創業したばかりの頃、とてもお世話になっていた某メガバンクの支店長を務めていた方なのだ。

メガバンクの支店長が、創業したての明日にでも潰れそうな会社(パフのことです)に関心を示すこと自体珍しいことなのだが、このTさんは、わざわざオンボロ事務所に来訪してくださったり、銀行との付き合い方を素人経営者の僕に教えてくださったり、パフの取引先になりそうな会社を紹介してくださったり、経営者同士の交流会に招いてくださったり……と、何かにつけて親切にしてくださった。当時の(貸し剥がしが横行していた)一般的な銀行とは、正反対の姿勢にびっくりしたものだ。

ただ、Tさんとお付き合いがあったのは1年間のみで、その後、Tさんは、グループの経済研究所に異動してしまった。

本日、世代を超えて、そのTさんの娘さんが、Tさんの勧めでパフに会員登録し、「うまれよ塾」にも参加してくれたのだ。もうこれは感動ものである。

お父さんに、くれぐれもよろしく伝えてくださいね。それと、この小冊子と僕の名刺もお父さんに渡してくださいね」と、Tさんにお願いした。

 

いやあ……。長い間、仕事をしてきて本当に良かったなと、つくづく思う。

実は、パフの社員たちが日替わりで執筆しているブログ(築地2丁目・職学校の日々)でも、ヨシカワが、同様のことを「仕事の誇り」というタイトルで書いており、僕はそれを本日のお昼に読んで感銘を受けたばかりだった。

こういうことって続くものなんだな。ほんと(自画自賛で申し訳ないんですが)我々は、いい仕事をさせてもらっていると思う。

これからも、世代を超えて大事にされ、語り継がれるパフであり続けたい。

今夜は1ヵ月以上前から計画されていた“お見合い”の実行日。仲人は、この僕である。

ふたりとも、僕の古くからの友人。ひとりは、26年前からの付き合い。ひとりは、10年前からの付き合い。

・・・ということは、ふたりとも随分と熟年。そう。ひとりは、今年50歳。ひとりは、今年40歳。まあ、年齢差だけでみると、ちょうどいいバランスかもしれないな。

50歳のほうはMさん。40歳のほうはUさんという名前。

都内の人目につかない小さなお店(しかも三畳もない狭い座敷)で、このお見合いは実行された。

二人が会うのはもちろん初めてなのだが、UさんはMさんのことを以前から知っており、憧れていたという。なので、最初はたいそう緊張していた。Mさんのほうも、Uさんの存在を知っており、Uさんに会うのを楽しみにしていた。

実はMさんから、「Uさんに一度会ってみたいんだけど…」とお願いされたことで、本日のお見合いを、僕が段取りすることになったのである。

Uさんは、憧れのMさんを目の前にして、最初こそ緊張していたものの、少しずつ本領発揮。熱いメッセージがたくさん飛び出してきた。そのメッセージを聞いて、Mさんも大喜び。

ふたりの共通点は、もんのすごい“若者思い”ということだ。心から、若者はこの世の中の財産だと思っている。若者が世の中に巣立つことを、一切の邪心を抜きにして願っている。

ふたりの間に僕も入って、熱い語り合いが始まった。7時ちょうどから始まったこのお見合いなのだが、気がつけば、夜の11時を回って、閉店の時間となってしまった。

帰り際、Mさんが僕に耳打ちした。「いやあー、Uさんって、本当にいい人だね」。

Uさんも、「Mさんに会えて本当に嬉しかったです、クギサキさん、ありがとうございました!」と感動してくれた。

二人に喜んでもらえて、仲人役を引き受けた甲斐があったっていうものだ。

今後、この二人の交際が、本格的に始まると嬉しいなと思う。

が、ひとつ問題点が……。このふたり、両方とも男なんだよね。ま、いいか。

本物の役者はスゴイと思った日

2009年1月25日 (日曜日)

僕は、ドラマとか映画とか好んで観るほうだ。平日は時間がないためほとんど観ることができないのだが、日曜日は映画館に行ったり、テレビの前に座っている時間が長い。

しかし、最近の映画やドラマで、「これはいい!」と思えるものは少なくなったように思う。いろいろ原因はあるのだろうが、視聴率や観客動員数を稼ぐために、演技が下手くそなアイドルたちを主役級に抜擢することに原因のひとつがあるように思う。

そんななか、最近のドラマの中で凄い!と思ったことをひとつ。

今年の年末から3年間に渡って放送される予定のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」。ご存じ、司馬遼太郎の小説が原作となっている。

このドラマのなかで、正岡子規を演じている香川照之が凄い。まだ放映になっていないので、ニュースで知っただけなのだが、思わず感動してしまった。

正岡子規は、大学(帝国大学)に入学したころから結核を患い、34歳という若さでこの世を去ることになる。短い生涯のなかで、日本の近代文学に多大なる足跡を残した偉大な俳人である。

晩年は、寝た切りになりながらも(背中に穴があき膿が出るほどだったらしい)、詩や俳句を書き続け、後輩たちの指導を続けたという。体は痩せこけ、ボロボロになりながらも、自分の使命を全うした。

そんな正岡子規の壮絶な晩年を、つい先日、香川照之が演じきった。

香川照之は、この役を演じるために、体重を16Kgも落としたという。

彼は決して太っていたわけではない。花王のヘルシアのCMで見かける彼も、中肉中背で均整のとれた体型である。その彼が16Kgもの減量。死にゆく正岡子規を演じるためには、そこまでの減量が必要だと考えたのだ。共演者の話を聞くと、頬は痩せこけ、背中の骨は浮き出ていたという。まさに命をかけた行為だったのだ。

香川照之は、「少しでも正岡子規に失礼のないように演じたかった」と言っている。

役者魂もここまでくればあっぱれ。そんじょそこらのアイドル俳優には、とても真似のできることではない。

そういえば、このドラマでは、正岡子規の親友で、日露戦争で活躍した日本海軍名参謀である秋山真之を、本木雅弘が演じている。本木雅弘といえば、まさに元アイドル(シブがき隊のモッくん)ではあるのだが、立派な本格俳優に脱皮しているので、アイドル俳優も馬鹿にはできないか……。しかも、本木雅弘が主役を演じている映画「おくりびと」は、なんとアメリカのアカデミー賞にノミネートされているし。

脈絡なく書いてしまったが、何しろ、本物の役者は凄いっていう話だ。僕らに感動を与えてくれる演技を、これからも、ますます見せてほしい。そして、制作者であるテレビ局や映画会社は、目先の視聴率や観客動員数に左右されることのない、本物の作品を生み出すべく努力してほしい。かつての『北の国から』に匹敵するようなドラマは、ここ20数年間、生み出されていないように思う。

先に書いた『坂の上の雲』は、今年の12月下旬から放送が始まる。大河ドラマ以上に力の入ったNHKスペシャルドラマ。どんな仕上がりになるのか。いまからとても楽しみである。