企業を卒業して、大学に入ったアオキさん
2011年5月31日 (火曜日)
この「釘さん日記」に、「ナベちゃんの同期」という名前で、たまあに(年に1回くらい?)、コメントを書いてくれる人がいる。
本当の名前は「アオキさん」。ちなみにナベちゃんというのは、僕の中学時代の同級生のワタナベという奴のこと。二人は、リクルートの1984年入社の同期なのだ。
僕がアオキさんと出会ったのは、このワタナベの結婚式のとき。もう26年前になるのかな。アオキさんは、ワタナベの結婚式で司会を務めていた。緊張しながらも流暢に司会をこなしていた姿を、いまでもよく覚えている。
アオキさんとは、ワタナベ以外に、もうひとつ僕との繋がりがあった。実は僕の兄貴のかつての部下であり、中野にあった独身寮の後輩でもあったのだ。さらに、一度目の(?)結婚式の仲人は、うちの兄貴が務めていたのだという。
昨夜は、そのアオキさんの卒業式と入学式を行なった。
アオキさんはリクルートを辞めたあと、某社の人事部長を5年近く務めていたのだが、このたび、無事その会社を卒業し、某大学のキャリアサポートセンター室長(准教授)の職に就くことになったのだ。企業を卒業して大学に入るというのも、普通の流れとは逆で、なかなか趣がある^^。
アオキさんと知り合って四半世紀以上になるのだが、夜一献傾けるのは初めてのことだった。人事部長時代には、パフに仕事を発注してくれていたこともあり、パフの営業担当ヨシカワも途中から合流した。
「これからは学生のキャリア支援を、パフに思いっきり手伝ってもらいたい」とアオキさん。そりゃあもう、存分に手伝わせてもらいまっせ。
人と人の縁というのは本当に面白いし楽しい。
ここだけの話だが、アオキさんは7年ほど前、パフに入社することをマジメに検討してくれていたこともあるのだ。
その時は事情があって断念することになったのではあるが、それでもずっと付き合いが続いている。ナベの結婚式で出会ってから、今年でもう27年目だ。
アオキさん、新天地でのご活躍をお祈りしています。そしてパフへの大きな仕事の発注も期待していますよ。
以下、記念に昨夜の写真を載せておこう(左がアオキさん、右がヨシカワ。僕もどこかに隠れています)。
遅ればせながらMSPチャリティーライブの報告をする日
2011年5月30日 (月曜日)
最近やたらと(時間的にも物理的にも気持ち的にも)忙しくて、すっかり報告を忘れていたのだが、5月14日(土)に開催したMSPの「震災復興支援チャリティーライブ」。
先日、MSPのMこと、マングローブの今野社長が、当日の収益金と募金箱に寄せられた寄付金を、仮設住宅建設を支援しているプロジェクトに手渡した。
その模様が今野社長のブログにアップされているので、「釘さん日記」の読者の皆さんにもぜひご覧いただきたいと思う。⇒ http://www.bc-mgnet.com/blog/detail_2135.html
寄付できたお金は、当日の入場料から食事代などの経費を差し引いた収益金と、当日設置した募金箱に寄せられたお金との合計で約20万円。寄付は金額の多寡ではないとはいえ、よくこれだけのお金が集まったものだと思う。お越しいただいた皆様に、あらためて大感謝なのである。
当日お越しいただいた方々から、「あそこまで本格的とは思わなかったです」とか、「とても楽しかったですよ」というお褒めの言葉を頂戴するたびに恐縮してしまう。なんたって全員(MSP+キーボード+バイオリン)が集まって練習できたのは全部で3回だけ。本番直前まで(いや厳密に言うと本番のステージの上でも)ハモリの練習をしている始末。
とはいえ、(メンバー全員、相当にハードスケジュールだったんだけど)やってよかったなあっていうのが、率直な感想。次回はもう少し練習をきちんとしたうえでステージに上がりたい。
あらためて、当日お越しくださった皆様、本当にありがとうございました!!
<追伸>
往年のアイドル歌手、ザ・リリーズ(現在は正式には、Lilies )さんから素敵なお花をいただいていたので、遅ればせながら写真を掲載しておきます^^
くたくたになっている日
2011年5月27日 (金曜日)
「くたくた」というコトバは、なかなか味がある。疲れたり弱ったりしていることを表す形容詞なのだが、悲壮感というよりも、ペーソス(哀愁)と滑稽さが、このコトバには同居している。さしづめバラエティ番組で、芸人が無茶な難行苦行に無理やりトライさせられて、疲れまくっている姿を思い浮かべる。
・・・と、まあ、そんこなことはどうでもいいんだけど、昨日は、ほんとうに「くたくた」になってしまった。
朝早く、出張先の福岡から3時間近くかけて母親の住む湯布院へ。母親が「壊れた!」と騒いでいた携帯電話の設定をやり直して、そのあとすぐにまたバスで2時間近くかけて大分空港へ。
築地のパフに戻ってきたのは午後5時半。この間、バスやタクシーや電車や飛行機に乗っていた時間は、合計で7時間。ふー…である。
事務所に着いて、ひと息つく間もなく、「うまれよ塾」が始まる。3時間の講座で、終わったのが夜9時過ぎ。
その後2時間くらいは、出張中に来ていたメールの整理や返信。翌日の準備。気がつけばもう夜の11時。
いやあ、本当にもう、くたくた。口をきくのもイヤになるくらいだった。
疲れというのは蓄積するらしいので、これ以上溜まらないように気をつけなきゃいかんな。
と言いながら、本日は朝9時から怒涛の来客&打ち合わせラッシュ。隙間がまったくないぞ。難問の解決に向けての動きもこれからが本番だし。
尿管結石と胃腸炎と扁桃炎を併発して寝込まないように気をつけなければ。あ、骨折にも気をつけよう(←マニアックなギャグです)。
ふるさと就職応援ネットワーク幹事会in福岡だったのだ
2011年5月26日 (木曜日)
昨日は、ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の幹事会。今回は、以前より開催地として熱望されていた福岡での開催。
中洲川端に本社事務所のあるネオ倶楽部さんの会議室に、10数名の全国同業の社長たちが集合した。
18時まで情報交換と報告と議論が延々と続く。決して見通しが明るいとはいえないこの市況のなかで、各地の同業はみな善戦している。
うむうむ。負けられないな。
この秋から、全国の500校以上の大学にポスターやチラシを配布することが決まった。パフでも独自のポスターや冊子を、ふるさと就職応援ネットワークの配送に相乗りする。他にも数社相乗りするかも。すごいコストメリットだ。こうやって共同でやれることはどんどんやっていきたい。
陽が西に傾き始めると、なんだか皆、そわそわし始めてきた。
そうなのだ。皆、夜の懇親会を楽しみにしていたのだ。
18時半。福岡は日没が遅いのでまだまだ明るいのだが、場所を、中洲のモツ鍋屋さんに移し、オヤジ連中の楽しい懇親会が始まった。
ネオ倶楽部の若手社員も混じっての懇親会。最後は、長渕剛のそっくりさん(テレビにも多数出演している勇次さん)が経営しているカラオケスナックで、勇次さんと長渕曲の大合唱。いやはや、皆、すごいパワーだったな(笑)。
ところで僕は、これから急きょ実家の湯布院にバスで移動する。2時間半くらいかかるかな。
湯布院に住む母親(ことし88歳!)が、携帯電話をいじり回しているうちに壊してしまったようなのだ。3月に僕が新しい機種を買って届けたばかりだというのに、まったく(苦笑)。
夕方からは東京で「うまれよ塾」があるため、湯布院には1~2時間くらいしかいられない。すぐに空港に戻って飛行機に乗らなければならないのだ。この短時間で携帯電話の修理(といっても設定を初期化すればいいだけなんだろうけど)が出来るのだろうか。ま、無理なら、持って帰ればいいだけか。
本当はもう少し福岡でゆっくりしたかったのだが、そういうわけにもいかなそうだ。
では、まずは湯布院に行って来ます!
締めくくりは神楽坂だった日
2011年5月25日 (水曜日)
昨日は朝から慌ただしかった。
朝イチで銀行との打ち合わせ。まだ若い担当者だったので、こちらから金融業界の裏側や人材業界の裏側のことを教えてあげた(ありがた迷惑だったかな?)。
その後、パフのIRや法務や経営企画全般の顧問をつとめているSさん(通称、神様)との真剣な打ち合わせ。難しい課題解決のための打ち合わせではあったが、灯りが見える打ち合わせでもあった。
打ち合わせが終わり、外出までの30分間、リプライできていなかった急ぎのメールへの返事。
でも途中で割り込みがいくつも入り、結局3通程度しか書けず、あえなくタイムオーバー。
そしてその後はずっと外出。
まずは、神田にあるパートナー企業F社まで、うまれよ塾の出前講義をしに伺った。
F社で最近働き始めたインターン生2名と若手(でもないかな)の社員たちを対象に、「うまれよ説法」を行なった。2時間限定講座だったけど、為になったかなあ。
その後、飯田橋の某お役所での打ち合わせ。
役所の役人にもいろんなタイプがいるもんだ。最初担当してくれた役人は、絵にかいたような「役人」で、マニュアル通りの受け答え。こちらのイレギュラーな質問になかなか明確な回答をすることができない。
次に現れた役人は、制度(マニュアル)の本来(そもそも)の趣旨を説明のうえ、「こういう趣旨だから、それに沿った対応をしてもらえれば大丈夫ですよ」という現実に即した対応方法を示唆してくれる。
この違いはなんだろうな。やっぱり、さまざまな現場を経験しているか否か、その現場の問題を本気で(役人として)解決したいと思っているかどうかの違いだろうか。
なあんてことを考えながら、パートナー企業のマングローブ社に向かう。今野社長との膝詰め打ち合わせを行なうためだ。今野社長といえば、先日のシンポジウムで行なった寸劇で「お父ちゃん」役を演じてくれた。そのときのことをブログに書いてくれていたので、リンクしておこう(昨日の打ち合わせの内容とは一切関係ないけど、苦笑)。
⇒ 今野誠一のマングローブ的生き方ブログ 「俳優に目覚める?」
そして昨日の締めくくりは、神楽坂のお洒落な某料理屋。
職サークル協賛の有望見込み客(と勝手に決め付けているが、笑)でもあるA社人事責任者Uさん他オヤジ仲間3名との会食。このオヤジ仲間とはビジネスの付き合いを越えて、年に数回、情報交換を兼ねた飲み会を行なっている。
Uさんはいつもお洒落な大人向きの店(といっても決して高級というわけではない隠れ家的な良質のお店)を見つけてくれる。昨夜のお店も会員限定の素敵なお店。日本の食材にこだわった料理とお酒を出してくれる店だった。
食べすぎず、飲みすぎず、ゆったりとした個室での大人の会話。「忙中閑あり」といった趣で、ひとときの安らぎを得た。
これで一日が終了できれば幸せだったのだが、帰宅後(もう夜の11時だったが)に、もうひと仕事。溜まりに溜まったメールへの返信作業である。本日からまた出張なので、落ち着いてメールを書けるのが昨夜しかなかったのだ。
全部で30通くらいは書いたかな。夜中の2時過ぎまでかかってしまった(苦笑)。
さて、本日はこのあとすぐに福岡への出張だ。
福岡へは今年に入ってすでに3回目かな。あ、正月の田舎への帰省を含めると4回目だ。
今回の出張は、ふるさと就職応援ネットワークの幹事会。福岡で開催されるのは初めてである。
夜は懇親会なのだが、果たして良質で静かな「大人飲み」になるかどうか。ま、無理だろうな(苦笑)。
では福岡までひとっ飛び。行って来ます!
iPadやiPhoneは無情なのだ
2011年5月24日 (火曜日)
昨日は朝から夜までずっと外出。会社には戻れなかった。
先週末は大イベントだったこともあり、多数の方々からメールを頂戴している。
また、いま多くの方々との調整ごとを進めていることがあり、それに関するメールも多数いただいている。
ノートパソコンを持って出て、空き時間に返事をしようと思っていたのだが、なんと鞄のなかに入りきれず、やむをえず薄いiPadを鞄に入れて外出した。
外から入ってくるメールは、iPhoneやiPadからも確認できる。いつもの平日よりも倍以上の分量のメールだ。返事を早めにした方が良いメールだけでも50通以上はある。
空き時間や移動の時間にiPadから返信を試みる。iPadはiPhoneが大きくなったようなもので、画面にタッチして入力するのだが……。
いやー、入力しにくい。しかも入力途中で落ちる。苦労して長文を入力したものが、あっさり消えてしまった(悲)。
iPadって、なんだか最近突然落ちることが多いな。iPad2が出てきたものだから拗ねているのか?やっぱりビジネス向きではないな。所詮、ノートパソコンの代わりにはなり得ないのか……。
くそっと思って、iPhoneからの返信に切り替えたのだが、こちらはさらに小さな画面のため(僕の指が不器用なだけなのだが)入力が遅々として進まない。
ということで昨日はメールの返事をあきらめたのだった。
本日も朝から隙間なく打ち合わせが続く。
メールをいただいている皆さん、遅いレスポンスをどうかお許しください!
日記を書いている時間があるんなら一通でも返事をしろよ!っていう自分突っ込みを入れつつ、では朝食だけは食べて、本日も行って来ます!
シンポジウムも終了し、新たな局面を迎えるのだ
2011年5月23日 (月曜日)
20日(金)の職サークルシンポジウムは、大きなトラブルもなく無事終了した。
果たして成功だったか否かは、これから1ヶ月ちょっとの間で判明する。
我々の主張や思いが届いていれば、職サークルへの参画企業が増え、そうでなければ減る。
ビジネスの社会は、かくも分かりやすい。
それにしても、多くの社外の方々に助けていただいたシンポジウムであったと、つくづく思う。
海老原嗣生さんの講演「なぜ終わらない?新卒採用」は圧巻だったなあ。マスコミや政治家や学者や役人や経済界の重鎮たちが公言していることが、どれほど根拠のない怪しいものであるかということが、海老原さんの話を聞いてよく分かったのではないだろうか。
パネルディスカッションも、パネリストを務めてくれた2社の人事責任者の歯に衣着せぬ発言で、建前だらけの採用に痛烈なパンチをぶちかませたように思う。
そして、なんといっても寸劇。
「寸劇」とは名ばかりで、第一幕から第三幕まで、約40分間の完全な演劇である。
役者は全員で9名。うち8名が、パフ(職サークル)の協賛企業、またはパートナー企業の社員や経営者なのだ。
その役者陣の練習時間は、前日の夜と当日の午前中のみ。
こんな少ない練習時間だったのに、皆さん台詞を覚えるだけでなく、完全に役になりきっていただいた。皆さん、鬼気迫る演技だったのだ。
この寸劇の役者の台詞の中に、僕らが世の中に主張していきたいことが、ちりばめられている。
いちばん最後の、極東電器産業の佐々木社長が、人事の鈴木課長に対して発した台詞もそのひとつだ。
<佐々木社長>
おう、そうだな。若者は社会共通の財産だ。わが社のためだけの採用ではなく、この国の将来を支えてくれる若者たち全員を育てる気概で、採用に取り組んでくれたまえ。
このシンポジウムをきっかけに、企業にとっても学生にとっても社会にとっても、よりよい新卒採用のムーブメントが湧き起こってくれたらと思う。いや、湧き起こすのは、我が職サークルであるのだが。
さあ、本日からパフも新しい局面を迎える。明るい未来をつくるために、がんばろう!