パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

夏が来た?

2014年5月30日 (金曜日)

いやームシ暑いな。朝だって言うのに20度をすでに超えている。本日の最高気温は28度まで上がるらしい。全国的にみると30度を超える地域もある。まさに夏だ。まだ梅雨もきてないっていうのに……。

夏が来れば思い出す。

♪はるかな尾瀬……ではない(笑)。

創業時の営業活動のことを思い出すのだ。

昔から、新卒採用関連事業の営業最盛期は、夏。6月頃から始まり、9月頃に決着する。この夏の数か月の間に行う商談で1年間の売上のほとんどが決まってくる。

創業から数年間の営業対象はほとんどが新規企業。あたりまえだ。起業時は取引顧客ゼロだったわけだから。

ギラギラと照り付ける太陽の下、僕も多数の企業に営業訪問していた。

当時のおんぼろ事務所のクーラーは壊れていて、夜も汗をかきながら資料を作っていた。

でも暑いなんて泣き言を言っている場合じゃない。

銀行の預金残高は底をついており、このまま放っておくと雇っていたスタッフへの給料が払えない。

仕入先への支払もできない。

自分は無給でもしょうがないが、他者への支払は闇金から調達してでも期日通りに行わければならない。

そうしなければ、出来たばかりの会社の信用なんていっぺんに吹っ飛ぶ。

だから、来る日も来る日も汗をダラダラかきながら、必死こいて営業していた。

それが僕にとってのいまでも思い出す創業期の夏だ。

当時、僕はまだ30代の若造だった。

今年も、ある意味で創業時を思い出す夏になるかもしれない。

いろんなことをリセットして、組織や商品・サービスをイチから見直す。

僕も汗をかきながら(恥をかきながら?)ド新規営業をやってみようと思っている。

50代のオヤジになってしまったが、まだまだ若い者には負けない。

たぶん(苦笑)。

本格的な夏が来るまでに、まずは暑さに負けない体力をつけなきゃね。

さて、本日は早くも金曜日。そして5月の最終営業日。

夜は真面目な打ち合わせを焼き鳥屋で行なうことになっている。レバーを食べて体力をつけることにしよう(笑)。

では、朝食&花子後、行ってきます!

 

道義を重んじる

2014年5月29日 (木曜日)

長く商売や経営をやっていると、お客様やパートナー、あるいは従業員との間にトラブルが発生することがある。

そのとき僕が大事にしているのが、『道義』という二文字だ。

発生したトラブルを「道義」という視点から冷静に眺めてみる。そうすると、そのトラブルの原因が、当事者(もちろん自分たちも含めて)の「自己保身」であったり、「責任逃れ」であったり、「目先の損得」であったり、うまくやってやろうという「狡猾さ」であったり、「虚栄心」であったり、「嫉妬」であったり、単なる「わがまま」であったり、(優越的立場による)「よわいものいじめ」だったりすることが、よく見えてくる。

相手が道義に反することを要求する場合は、断固として突き返すことを旨とする。短期的な利益を失ったとしても、そこは譲れない。大人げない、頑固だ、と言われても、そこは筋を通さなければならない。

商売は最終的には人と人との営みなので、いろんな事情や感情が入り組んでくることもある。スパッと判断できないことも多いと思う。しかし、だからこそ社員たちには、自分の判断に迷ったとき、悩んだ時には、『道義を重んじる』ということを第一に考えてほしい。

てなことを、あらためて伝えたいと思った朝なのでした。

さて、今朝はゆとりがあるな。新聞をきちんと読んで、朝食&花子後、行ってきます!

 

ESも志望動機も使いよう?

2014年5月28日 (水曜日)

昨日は、ES&志望動機撲滅同盟の決起集会あらため、人事向けセミナー『エントリーシートはホントに必要か?~みんなで語りあおう!これからの新卒採用に必要なこと~』を行なった。

人材研究所の曽和利光さんブラック企業アナリストの新田龍さんi4の伊藤篤志さんといっしょに開催したこのセミナー。有料セミナーだったにもかかわらず、約20社の企業人事の皆様にご参加いただいた。エントリーシートを使っている会社も使ってない会社もいらっしゃった。

セミナーの流れはこんな感じ。

まずは僕からのご挨拶。今回のセミナーをなぜやろうと思ったか、そのキッカケや理由などをご説明した。

そして曽和さんの講演は『エントリーシートをやめれば採用力があがる』。エントリーシートの話だけではなく、効果的・効率的な採用選考を行うための実践的なヒントを多数いただいた。

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引き続いての新田さんの講演は『いつまで茶番劇をやるつもりなのか!?~「志望動機」要求がブラック化を加速させる~』。講演内容もさることながら新田さんのステージ衣装(?)が強烈。全身黒装束、黒サングラス、黒腕時計。ここまでブラックに徹底しているとはさすが(笑)。

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その後は、名ファシリテーター伊藤さんに進行を委ねてのパネルディスカッション。そして参加者全員を巻き込んでの討論会。穏やかながらも熱い意見が多数飛び出してきた。

全体を通して見えてきたことは、エントリーシートも志望動機(を聴くこと)もやり方次第。大切なのは、会社にとって有為な人材を見過ごすことなく、見誤ることなく、採用につなげ、活躍人材へと育てていくこと。そのためには、慣例となっている選考手法を「ホントにこのままでいいの?」と疑って、「もっと本質的で効果的なやり方はないの?」というふうに採用プロセスをゼロベースで見直していくことが求められるのではないだろうか。

我々も、もっともっと「より良い採用と就職のためには?」ということを考えていきたい。

ともあれ、昨日参加してくださった皆様、曽和さん、新田さん、伊藤さん、どうもありがとうございました!

 

さて、本日はパフのキャリア採用の日。先週から多くの方々と面談を続けているが、そろそろ大詰だ。新卒採用は「未来」の会社ために大切だけど、キャリア採用は「今」の会社のために大切なのだ。

ではでは、本日は早朝会議なので花子抜きで行ってきます!

<追記>

新田さんがセミナー後、4人で撮った写真をFacebookにあげていた。記念に無断借用させていただく(^◇^)

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久々の新規営業訪問

2014年5月27日 (火曜日)

昨日は久々に新規の営業訪問を(社員に同行しただけだけど)行なった。

考えてみたら、このところ僕だけでなく会社全体的に「ド新規」の営業が減っている。既存のお客様が増えたことによって新規営業が減っているわけだが、これは(特に若手の営業マンにとっては)あまりよろしいことではない。

ド新規営業……。どぶ板営業、飛び込み訪問、テレアポ千本ノックなどなど言い方はいろいろあるが、昔は新規の営業先を開拓するために、営業マンは地べたを這うような泥臭い活動を行なっていた。会ってもらうための涙ぐましい努力や工夫を、一人ひとりの営業マンが無い知恵を絞りながらやっていたものだ。

そんな苦労の末、やっと会うことができた新規営業訪問先。ちょっとやそっとで撃沈させるわけにはいかない。訪問する際には、入念に先方のことを調べ上げ、こちら側の準備にも余念がない。「30分だけね」と言われて臨む商談。その30分間に全精力を傾けて、自分のこと自社のこと商品のことを語る。そして相手のことを知ろうとする。それでもすぐに成約に結び付くことは滅多にないが、未来の大口取引先を獲得するための最初の一歩であった。

こういう昔ながらのド新規営業活動は「効率が悪い」という理由で今ではあまり人気がない(いや昔から人気はなかったw)のだが、この効率の悪い営業活動から得られたことはたくさんあった。効率が悪いからこそ、少しでも効率をよくするために、考えることをしていた。滅多にないチャンスをものにするために、自分のこと自社のこと自商品のことを、自分の言葉で語れるように、何度も何度も練習していた。そのことによって、新人たちは一人前の営業マンに成長していった。

昔のやり方がすべて良いわけではないが、こういう泥臭いド新規営業を復活させる必要があるように思う。

「採用活動は営業活動に似ている」とも言われるが、インターネットが主流となった昨今の採用も効率重視に偏り過ぎている。面倒な仕事はぜんぶ外部の事業者(アウトソーサー)に委ねている。パフもアウトソーシングを事業にしているので、こんなこと言うと矛盾していると思われるかもしれないが、採用力をつけるためには、すべてをアウトソーサーに任せるのではなく、自分で泥臭い仕事をやってみることも必要だろう。

あ、そういえば昨日は久々に、某大手人材系の(派遣や人材あっせんが中心の)会社からド新規の営業電話がかかってきた。話の内容や態度はまったくもってダメ。ぜんぜん会おうという気がおきない。「次回は、もう少し僕が会いたいと思えるようなテレアポをしてくださいね」と言って電話を切った。ずいぶんと意地悪く嫌味なことを言ってしまったけど、こんな相手の攻撃にもめげずに思考と工夫を重ねながら頑張り続けることが営業マンとしての成長と成功につながるのだ。

 おっと、とりとめなくグダグダ書いていたら時間がなくなってしまった。

では、朝食&花子後、行ってきます!

 

以前の日記にも書いたけど、首題のセミナーが明日開催される。

場所は移転したばかりの、キャリぷら東京内のセミナールーム。時間は16時から。

いまの採用のあり方に疑問を持ち、変革を志向しておられる企業人事の皆さんにご参加いただきたいと思っている。

主役は参加者のみなさん。何かを教えてもらうセミナーではない。参加者同士の頭をつなげて、みんなで新しい何かを生み出すセミナーだ。どんな内容になるのか僕にも予想がつかない。予定調和ではない、ということだけは確かだ。

まだ間に合うので、申し込み忘れていた方はぜひ、以下からお申し込みください。

⇒ http://www.puff.co.jp/seminars/20140527/

さて、今朝はちょっと時間がない。手抜きと言われるのを覚悟で日記はこの辺で(^^;

ではでは、雑事&朝食&花子後、行ってきます!

 

仕事とは何か?

2014年5月23日 (金曜日)

昨日は、CSR University という一般社団法人が主催するイベントに参加してきた。

識者たちのパネルディスカッションのあと、学生を交えてグループディスカッションを行なったのだが、そこでのお題が「仕事とは何か?」というもの。

職サークルのイベントでもよくお題にしがちなテーマなのだが、いざ自分がやるとなると、このような抽象的で哲学的なテーマは難しい。

日記読者の皆さんであれば、どのように答えるであろうか。

今朝は時間がないので、皆さんにこの問いを投げかけて終わることにしよう。

 

「仕事とは何か?」

 

さて、何なんでしょうね。

Facebookのコメント欄に投稿していただけると嬉しいな(^_-)-☆

では、ひと仕事済ませてから行ってきます!

いろんなキャリアに触れる

2014年5月22日 (木曜日)

先日の日記で、いまパフではキャリア採用を進めていることを書いた。

昨日も書類選考と面談を(とあるエージェント会社で)行なっていたのだが、様々なキャリアが目の前にあることにあらためて驚く。

今回の採用では全部で20通ほどの職務経歴書に目を通した。よく知っている会社に所属している方もいた。エージェントが間に入っていることもあり、書類に書いてある内容にはソツがない。転職を希望している理由も、基本は前向きなものばかりだ。

とはいえ、それを額面通りに受け取ることもできない。穿った見方かもしれないが、むしろ嘘くさくさえ思えてくる。なので、できる限りお会いして確認するのだが、書類に書いてある内容とはまったく違うキャリアや人柄が見えてくる。

ある応募者の方に聞いた話だが、エージェントのコンサルタントに書類の書き方や面接の指導を受けているとのこと。まるで学生の就活対策みたいだ。「どんな内容の指導なの?」と聞くと、いかにもマニュアルっぽい内容で型にはめられるのだという。「僕の模擬面接はぜんぜんダメで、そんなんじゃどこにも受からないよって言われてしまいました(笑)」と無邪気に教えてくれた。ちなみに、この応募者には次の選考に進んでいただくことにした。指導に従った(型にはまった)会話しかできなかったら落としていただろう(*_*)。

僕らパフの事業は新卒のみで中途採用事業は行っていない。免許だけは持っているのだが紹介事業も行っていない。若い社員が中心なのでキャリアをお持ちの方々の転職支援(場合によっては人生相談)というのは荷が重すぎると思っているからだ。

しかし、こうやってエージェント経由の方々と話をしていると、そんなこともないかと思ったり。僕らが新卒学生と向き合う姿勢や伝えているメッセージは、転職希望の方々にも十分に通じるものだからだ。

ともかく、自社の中途採用を通じて多様なキャリアに触れられるこの機会。せっかくなので勉強を兼ねて、できる限りの面談を行なってみようと思う。

さて、本日は日中予定していた案件がなくなったので自席でコソコソと(?)仕事をする。夕方からは駿河台の某大学でのイベントにゲスト参加するために出かける予定。

では花子後、行ってきます!