いいお話を聴かせていただいた日
2014年5月21日 (水曜日)
昨日は、某社の会社説明会のお手伝いが終わった後、大手町に急いで移動。
日本の人事部さんが昨日より大手町サンケイプラザで開催している「HRカンファレンス2014」。そこで行なわれている講演や対談を聴かせていただくためだ。
イチバンのお目当ては、国際教養大学の理事長・学長でらっしゃる鈴木典比古先生と、かのシゴトノヲトでもご協力いただいた藤原和博さんとの対談。
実は他の講演にも申し込んでいたのだが、「同業ですので参加はご遠慮ください」と断られてしまったのだった。そういえば、お断りのメールが来ていたような。あーあ(-_-;)。
でも、鈴木先生と藤原さんとの対談には(国際教養大学とパフは今のところ競合関係でもないのでw)無事、潜り込むことができた。
さすが、いま企業からもっとも注目されている大学のTOPと、教育界のさだまさしとしても有名(?)な、藤原さんとの対談。会場はほぼ満員。500人くらいは入っていたのではないかな。
対談(実際には鈴木先生の単独講演と藤原さんの単独講演…というかミニワークショップが三分の一ずつ。残り三分の一が、藤原さんから鈴木先生への突っ込み)は、期待通り、とても楽しく勉強になる内容だった。
タイトルは、『企業内人材教育改革~新しい人材育成のあり方について考える~』という、抽象的で分かりにくいものだったのだが、実際の内容はとても分かりやすい。
鈴木先生の講演内容(これからの人材教育に求められることを分かりやすく説明しておられた)は、「職サークルアカデミー」のコンセプトとも共通する内容が多く 嬉しかったり。
そして、やっぱりすごかったのは藤原和博さん。ミニワークショップと鈴木先生への突っ込みと機転の利いたテンポの速いトーク。人生の大先輩(藤原さんより10歳くらい年上なのかな?)の鈴木先生に対して、「あのさー、鈴木先生さー、それってスゴイよねー。なんでなの?」みたいなタメグチなのだが、嫌味がまったくない。また最初は難しい顔をしていた企業の人事担当者たちを(短時間のワークショップを通じて)いっぺんに純粋で素直な子供のようにしてしまった。さすが教育改革実践家。その巧みな話術には思わず舌を巻いてしまった。
鈴木先生も、藤原さんも共通して唱えていることは、日本の教育(人材育成)を、「教える」から「学習(修)する」にシフトさせなければならないということ。情報処理力(正解を求めること)から情報編集力(納得解を導き出すこと)にシフトさせなければならないとうこと。そのためにも個々人が「教養」(リベラルアーツ)を幅広く身につけることが必須である、ということだった。
本や映画をたくさん読んで観て、自国の歴史をしっかりと学んで、様々な人たちと(外国人も含めて)たくさん会いに行って、よのなかの多様な価値観に触れて、相手のことをしっかりと理解しながらも、自分の考えをきちんと主張できるようになる…っていうことが大事なのだと、僕は理解した。
いまパフで準備を進めている職サークルアカデミーでは、「学ぶ力」「思考する力」「行動する力」「協働する力」と4つの力で定義しているが、やはりこれらが、これからの社会人にとって必要な力であることは間違いなさそうだ。
そうそう、鈴木先生が講演の中で、「(教育とは)機会、希望、自由を与えるものです」と仰っていたのも印象深かったなあ。
やっぱり、一流の方々の話を聴いて刺激を受けることは大事ですね(^_-)-☆。
さて、本日は早朝会議の後、外の会議室で何人かの面談を実施する。良い出会いがありますように。
では、朝食後、早目に行ってきます(雨だから早目に出てタクシーを捕まえよう!)。
すごいコーチたちとつくる職サークルアカデミー
2014年5月20日 (火曜日)
いよいよ、職サークルアカデミーが始動する。
昨日は、このアカデミーのクラス(4つのホームルームで編成する)を運営してもらう担任の先生(コーチと呼ぶ)に集合してもらい打ち合わせを行なった。
集まったコーチは全4名。全員、日ごろから若者たちと真剣勝負で向き合っている熱いコーチ陣だ。
春日部高校の応援団長だったり、灘中灘高の出身者だったり、TOEIC満点のネイティブスピーカーだったり……。
詳しくは近日中に、明らかにしたいと思うが、なにしろ個性的な連中、あ、いや、コーチたちなのだ。
職サークルアカデミーは、1クラス30名、4クラスで全120名の定員。入学希望者向けに、6月~7月にかけて全7~8回のガイダンスを開催する。
「職サークルアカデミー」といっても分かりづらいので、「ウルトラインターンシップ社会人100人訪問プロジェクト“100×10チャレンジ”」という、アカデミーの背骨となるプログラム名で告知を開始した。
「100×10チャレンジ」とあるのは、「100人の社会人に10の質問を考えてぶつけてみよう!」という意味だ。
もちろん、学生の受講費は全額無料。運営費は、職サークルに協賛してくださる企業のスポンサー費で賄う。このアカデミーを通じて、社会人としての能力を開花させる若者が生み出されていくことを協賛企業も望んでいる。そのための先行投資なのだ。
第一期生で募集する学生は全120名。今年の夏を熱く過ごしたい若者たちの応募を待っている。
6月のガイダンスの日程は、
6月17日(火)17:30~19:00
6月19日(木)17:30~19:00
6月20日(金)17:30~19:00
6月21日(土)13:30~15:00
の4日程。
7月にも、何回かのガイダンスが予定されている。
「どんな内容なんだろう?」と、少しでも興味を持ったなら、ぜひ参加してみてほしい(下のバナーをクリックしてください)。
↓
あ、そして大学の方々(とくにキャリアセンター職員のみなさん)や、企業の方々(とくに人事のみなさん)でこの企画に興味を持った方には、6月6日(金)のHRサミットのなか(時間は16時10分~17時10分)で行なわれるこのセミナーにご参加いただきたい。
⇒ 新卒採用のあり方を変える、全く新しいインターンシップ~「社会人100人訪問プロジェクト」体験が学生を変える~
「職サークルアカデミー」の意図するところ。その社会的意義などについて、お話ししたいと思う。
いやー、自画自賛だけど、この「職サークルアカデミー」、すごいですよ。よのなかに新しい風を巻き起こすこと間違いなし!(^_-)-☆
さて、本日は終日外出。2015年卒業の学生向けの説明会だ。まだまだ頑張ってる学生はたくさんいるし、欲している企業もたくさんいる。
では、朝食&花子後、速攻で行ってきます!
一ヶ月ぶりの完全休日
2014年5月19日 (月曜日)
昨日は久々に完全な休日だった。本当は「第二回皇居駅伝大会」のはずだったのだが、諸般の事情で中止となったため転がり込んできた貴重な休日だ。
この1か月、出張・会議などの仕事や引っ越しやマラソン大会(?)などで完全な休日がなかったのだが、昨日は家族との約束も何もないまったくのフリー。
これはなかなか嬉しいものだ。
何をやったかというと靴磨き(笑)。
そろそろ磨かなきゃなー、と、ずっと気になっていたのだが、昨日やっと磨くことができた。
僕はめんどくさがり屋である一方、なかなかの凝り性で、やるときはやる。日ごろ履いている3足の靴を1時間以上かけて丹念に磨きあげた。
そしてその後は読書。Amazonで買ったっきりにしていた本や定期購読していて溜まってしまった日経ビジネスなどを、だーっと一気読み。LIXILの藤森さんの「経営教室」を読んで、自社の目標設定の低さを反省したり。
夕方からは、久々のジムへ。やっぱり一か月ぶりくらいだったかな。
次回マラソン(10月12日の新潟マラソン)までに、ゆるゆるタッポンタッポンの腹囲をなんとかしようと思っている。と同時に体幹を鍛えようと思っている。
そのためには、そのときどきの状態をキチンと数字で把握していくことが大事。
と思って計測したのがこれ。
あら~。こりゃアカン。先週の仙台マラソンで惨敗するわけだ(+o+)。
これから毎週末、ジムで計測を続けることにしよう。そしてFacebookで数字を公開して恥を世の中にさらすのだ(‘◇’)ゞ
ジムから帰宅したあとは夕食。そして焼酎を飲みながら、『軍師官兵衛』と『ルーズヴェルト・ゲーム』を観る。
こんな感じで、なんとも贅沢でゆったりとした休日を過ごしたのでした。
さて、リフレッシュ後の新しい週。本日は大詰となった職サークルアカデミー講師陣との打ち合わせがメインイベントだな。
では、磨いたばかりの靴を履いて行ってきます!
キャリア採用実施中
2014年5月16日 (金曜日)
パフはいま人材不足。やむを得ぬ事情で、この数年間は社員が減少し続けている。逆に、この数年間の受注は順調。人が減っても売上に影響しない筋肉質な会社になったのはいいのだが、来期(うちは6月決算なので7月からが新しい期)は、このままの体制だと売上も頭打ちになるのは見えている。
ということで現在、即戦力となりうる人材を絶賛募集中。エージェント3社に求人を出して応募者を募っている。
いま毎日のように履歴書やキャリアシートが届いているのだが、なかなか書類だけでは絞り切れない。というか、会ってみないと分からない。エージェント側でもっと絞り込んでくれよとも思うのだが、隠れた逸材を見落とされてしまうよりはマシなので、まあよしとしている。
そんなわけでほとんどの方が書類選考通過。明日から面談を開始することになった。
現在仕事をお持ちの方々ばかりなので、面談できるのは土日と平日の夜間が中心。なかにはお取引先の社員の方もいらっしゃったりなので、最初のうちの面談は僕ひとりで行なうことにした。そのお客様を担当している社員にバレると具合悪いからね。そういう意味では、社員のいない土日と夜間の面談は都合がよいのだ。
あ、そうだ。ということで、この日記を読んだ皆さんの中で、パフに応募してみたいと思われた方は、ぜひ僕まで直接問い合わせしてみてください。メールアドレスをご存じない方は、Facebookのメッセージで送っていただければと。
法人向けの営業か、人事まわりの仕事を1年以上経験している成績優秀な人。昼間ちゃんとしていれば、夜は少しくらい愚か者でも可(笑)。来週中であればまだ間に合いますので、奮ってお問い合わせくださいませ。
さて、きょうはいい天気だ。花子後、いつものウォーキングで行ってきます!
職サークルアカデミーの授業内容が徐々に固まってきた
2014年5月15日 (木曜日)
この夏から始まる「職サークルアカデミー」という“学校”。現在、そのなかで実施される“授業”の内容を関係者と打ち合わせしながら徐々に固めている。
昨日も午後から、経済誌(紙)の元記者の方と打ち合わせしながら、日本の産業構造や「そもそも会社とは何なのか」ということを理解してもらうためのコンテンツを考えた。
そして決まった内容がこれ。全5回シリーズで実施する。
【業界分析編①】人気企業ランキングの虚実
【業界分析編②】スマホを分解すると見えてくる、日本の産業構造
【業界分析編③】こうやって企業を比較する。メガバンク徹底比較
【業界分析編④】「上場企業」とは何か
【業界分析編⑤】企業のブラック&ホワイトの見極め方
学生諸君、興味を持ってもらえるかな?
もちろん、この「業界分析編」というのは、職サークルアカデミー全体の中でみると、ごく一部のコンテンツ。協賛企業の方々にもご協力をお願いしながら、自社が属する業界のビジネスモデルを解説していただいたり、事業の成り立ちや歴史を語っていただいたりするような“授業”を考えている。
多くの信頼できる(経験と実績を積み重ねた)社会人たちが先生役を務める「職サークルアカデミー」。全貌は6月上旬には発表できる予定だ。
とくに学生の皆さん、楽しみに待っててね!
さて、本日もこのアカデミーのコンテンツを固めていくための打ち合わせや、アカデミーで学びたい「生徒」を集めるための打ち合わせが続く。
外は雨ふりだけど、昨夜の黒ホッピーのアルコールを抜くためのウォーキングで行ってきます!
渋い店で渋いオヤジたちとの定例会
2014年5月14日 (水曜日)
昨夜は、100年以上の歴史を有する(創業は明治38年らしい)神田の居酒屋「みますや」で、渋いオヤジたちとの定例会を催した。
この定例会が発足して、かれこれ5年ほど。年2回のペースでコンスタントに開催されている。すべてのオヤジとも(所属している会社とは)ビジネス上の繋がりがあるのだが、いつもあんまり商売の話に及ぶこともなく、軽めの話題から高尚な話題まで幅広く語り合っている。
これがなかなか心地いい。互いに遠慮することなく、情報を出し合え、知らなかったことや知らなかった人に対しての理解を深めることができる。
特に僕などは営業の最前線からは距離を置いてしまっているものだから、こういうコミュニティから得られる情報にはスゴイ価値がある。営業の現場では得られないような裏話もたくさんあるし。
ホントは真面目に語り合っている写真を載せたかったのだが、僕のスマホで写真撮影することをすっかり失念。幹事役のW社のKさんのカメラではビシバシ撮っていたので(そしてきっとFacebookで公開してくれるだろうと思うので)、それを楽しみにしておこう。
ということで本日は、連日の飲み会を正当化するだけの日記でした(笑)。
さて、本日のスケジュールを確認すると、今夜もまた渋そうな飲みが予定されている。高尚な話題となるかどうか微妙なところだけど、がんばろっと(何を?)。
では朝食後、アルコールを抜くためのウォーキングで行ってきます!
<追記:5月15日>
W社のKさんが予想通りFacebookに写真を投稿していたので、記念にパクって載せちゃおう(^_-)-☆
拝啓ありがとう、15のあなたに
2014年5月13日 (火曜日)
僕の出身中学校は、湯布院町立湯布院中学校。大分県の山の中にある小さな中学校だ。
昨夜は、この中学の同級生(3年1組だった)4名が集まってのプチ同窓会。クラスの人気者女子だったイオちゃんが休暇をとって東京に来るということで、イオちゃんにかつて好意を寄せていた東京に住む野郎ども3人でお迎えしようということになったのだった。
イオちゃんは現在、湯布院(由布市)で介護支援専門員(ケアマネージャー)の仕事をしている。高齢者だらけの田舎町ということもあり、その仕事は激務。まとまった休みはほとんどとれない。土日も祝日もGWも関係ない。今回は何年ぶりかの貴重な長期休暇だったのだ。
集まった野郎のうち一人は、飛行機の整備士をやっているジュンイチロウ。39年前、下校途中の僕を川土手から突き飛ばし、泥だらけにさせたという許し難い過去を持つ男だが、なぜか憎めない奴だ。
そしてもう一人はナベ。中学を卒業しても(高校、大学、社会人となってからも)、なぜかずーっと僕の周りをウロチョロしている奴だ。リクルート卒業組で、いまは人材スカウト屋。パフの求人も預かってもらっている。
昨夜は一軒目の新橋の居酒屋(魚金4号店)ののち、新富町の「のろ」に向かった。そこでイオちゃんが披露してくれたカラオケが、アンジェラ・アキの『手紙~拝啓十五の君へ~』。まさに我々にとってドンピシャの唄である。
ともに過ごした15歳の頃を思い出しながら、この唄に聴き入った。
みんな今年で54歳を迎える。あのころから39年もの歳月が過ぎてしまったわけだが、この唄で一瞬にして中学3年の教室に舞い戻った気がした。
拝啓ありがとう、15のあなたに伝えたいことがあるのです。それは、「おまえらは39年経っても元気で、そこそこ幸せに暮らしているぞ!」っていうことかな(笑)。
ということで昨夜は、腹心の友と過ごした幸せなひとときなのでした。
さて、本日はこれから茅場町の事務所に行くのだが、朝礼が始まる前にはもう出かけなければならない。ちょっと慌ただしいのだが、朝食後「花子とアン」だけはキチンと観てから行ってきます!