パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

4月1日に入社した3名の新入社員(オオノ、コン、ツチダ)。先週は社内で研修を行っていたのだが、今週の月曜からは、社外の合宿研修に参加してもらっていた。

バスで2時間以上もかかる人里離れた町で行われる、二泊三日の精神修養(?)的な研修である。

この研修のメインテーマは、(僕が勝手に決めているのだが) 「学生との決別」他人に依存せず、当事者意識を持ち、自分の頭で考え、主体的に素早く動ける「社会人」に変身してもらうことが目的だ。

「ボコボコにしてもらって構いませんから、厳しく指導してください」とは、僕が研修前の打ち合わせ時に、トレーナーを担当するIさんにお願いしたことだ。

話は逸れるが、最近の若者は(いや、僕らの世代もすでにそうだったかも…)、とても甘やかされて育ってきた。他人からこっぴどく叱られた経験に乏しい。体育会出身者であっても、厳しい上下関係を強いられることが少なくなってきたと聞く。親や小中学校の教師たちも軟弱化してしまい、本気で(愛をもって強く厳しく)怒ることや、殴り飛ばすことができなくなってしまった。

そんな環境で育ってきた若者の意識を変えるのは大変である。

しかし、(特にパフのような小さな会社で)成果を出せる有能な社会人になるためには、さまざまな理不尽さや逆境に耐えられる強い心が必要である。不屈の闘志を維持しながら、仲間と一緒に知恵を絞り出し、困難な目標をあきらめずに追求する、逞しい精神力が必要なのである。

たかだか二泊三日の研修で、こういったハイレベルな意識を持たせようなんて虫のいい話ではあるのだが、今回の研修では、そういったことまでをも期待した。

そして今夜。

三日間の研修を終えた新人たちが東京に帰ってきた。

21時過ぎ。東京駅と有楽町駅の中間地点にある鍛冶橋駐車場に、大型バスが到着した。パフの新人を含む5社の新入社員25名が、ぞろぞろと降りてきた。

「お疲れさま!」と出迎える5社の人事担当者や先輩社員たち。

僕も、オオノ、コン、ツチダに、 「おお!生きてたか!!お疲れ!!!」と、それぞれ握手で出迎えた。

三日間のハードプログラム(詳細はマル秘)をこなしてきたわけなので、相当に疲れているかと思いきや、彼らの、目や姿勢はそうではなかった。

ピリッと引き締まった顔つきと目の輝き。「自分たちは社会人になったんだ。もう逃げも隠れもしない。前に進むのみ」という覚悟が、全身に漲っていた(全員の声がガラガラになっていたのには苦笑してしまったが)。

「じゃあ、飯でも食いに行こう!」ということで、有楽町の駅前にある中華料理屋でささやかな慰労会を行った。

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明日から正式に現場に配属となる新人たち。輝かしい成果を出せるスター社員を目指して頑張ってほしい。まずは先輩たちに、キミらが頑張っている姿を見せつけて、先輩たちを大いに刺激してほしい。

これまでに頂いたコメント

1件コメントがあります

  • 総子さん

    お出迎え、おつかれさまでした&ありがとうございました!
    いま、ちょうどこの日記と、3人の写真をみてウルッときていたところに(自分でも気づいてませんでしたが、結構心配していたみたいです。わたし。笑)、
    オフィスのドアが勢いよく開いて、ツチダがびっくりするくらい大きなガラガラ声で「おはようございます!!」と入ってきたので、みんなで笑っていたところです。
    3人のこれから、大期待ですね!