カントリーロードを聴き比べた日
2008年9月19日 (金曜日)
ジョン・デンバー(John Denver)という歌手をご存知だろうか。
1970年代を代表するアメリカのフォークシンガーである。僕が中学生のころは、よく日本のテレビにも登場していた。
軽やかであり、爽やかであり、かつ情緒的な歌声は、日本のフォークとは一線を画しており、「やっぱりフォークの元祖はアメリカだよなあ」なんて思ったものである。
#余談だが、パフの社名でもあるPuff(the magic dragon)も、1960年代に流行したアメリカのフォークソングである。さらにとても皮肉な話だが、僕がパフを設立する決心をした日(1997年10月12日)に、ジョン・デンバーは飛行機事故でその若い生涯に幕を下ろしている。
ジョン・デンバーを世界的に有名にしたヒット曲が「 Take me home,Country loads(故郷に帰りたい)」である。
来週の土曜日(9月27日)、ふるさと就職応援ネットワークのイベントを行なうのであるが、そのイベントのテーマソングを、この曲にしようと思っている。
この曲は、ジョン・デンバー以外にも、何人かの歌手がカバーしている。日本人にとっていちばん有名なのは、オリビア・ニュートン=ジョンであろう。
というよりも、オリビアが「カントリーロード」という曲名で出したおかげで、日本人に広くこの歌が浸透したのかもしれない。
スタジオジブリのアニメ「耳を澄ませば」でも、オリビアの「カントリーロード」が使われていたので、いまの若い世代にも、この歌は馴染みがあるのではないだろうか。
ということで、本日はこの二つの「 Take me home,Country loads 」を聞き比べてみた。
オリビアの透き通るような歌声もいい。ジョン・デンバーの素朴な歌声もいい。
イベント当日は、どちらを使おうかなあ……。迷うなあ……。
いっそのこと、僕がギターで弾き語りをするという選択肢もある(笑)。