本棚を組み立てた日
2008年4月6日 (日曜日)
僕の月島の自宅の部屋は、ものの見事に狭い部屋だ。四畳半もない洋室に、机と本棚とタンスと布団とがぎっしり詰め込まれている。
本棚には、僕の本以外にも、娘の小学生時代からの(捨てると怒られてしまう)ポケモンを始めとする漫画本もギッシリ詰め込まれている。さらに、DVDやCDも、ここ数年で溜まりにたまってきた。もはや、この狭い部屋のキャパシティの限界を迎えつつある。
そこで、本日一念発起。豊洲のホームセンターに出かけ、組み立て式の本棚を買うことにした。いまある本棚の上には空間がまだ余っているので、ここに積み重ねようと企んだ。
あったあった。幅1.5メートル、高さ1メートル程度の、比較的大きな組み立て式の本棚。これなら書籍、雑誌、DVD、CD、小物の数々まで収納できそうだ。しかも、値段は大特価で4,500円ぽっきり。こりゃ買わない手はない。即決で買って、タクシーに積み込んで帰った。
それからが、さあたいへん。
店で見たときは、立派な本棚だったのだが、目の前にあるのは、無味乾燥な材木とベニヤ板とネジの山。説明書とドライバーとトンカチとボンドを片手に、悪戦苦闘が始まった。
取り掛かってから3時間。やあぁぁぁぁっと完成した。思ったより時間がかかってしまった。途中、順番を間違えたり、取り付けの方向を間違えたりで、相当に困難を極めたが、それでも、どうにかこうにか、満足できる仕上がりとなった。
しかし、そこからも、たいへんだった。
部屋を片付け、いまある本棚の上に新しい本棚を載せ、地震対策のために釘を打ち付け、本を引越しさせ、掃除機をかけ、雑巾がけの総仕上げ。すべてが落ち着いたのは、すでに夜の9時過ぎ。おかげで大河ドラマの篤姫を見損ねてしまった(苦笑)。
でも、いまこうやって完成した本棚と、(前に比べれば)すっきりした我が部屋を眺めていると、なんともいえぬ充実感がある。
たまには、こういう肉体労働もいいものですね。