社会への巣立ち。もっと自由に、かろやかに、楽しめないのか
2011年12月2日 (金曜日)
12月1日。企業の2013年採用に向けての広報活動解禁の日。あわせて就職ナビが一斉にオープン。
ナビの広告が見開きぶち抜きで新聞に掲載されたり、合同説明会の模様がニュースでも大々的に報道されたり、各社のナビがアクセスの集中で一斉にダウンしたり、説明会の予約ができない学生がパソコンの前で固まったり、その様子がまたニュースになったり……。なんというか、まあ、一種のお祭り騒ぎのような日であった。
学生にとっては、社会に巣立つための、はじめの一歩の日なのに。
思うことは、もっと自由に、かろやかに、楽しめるような就職活動にできないか、ということ。企業も大学も就職情報会社も経済団体もマスコミも、日本人として、大人として、親として、社会共通の財産である若者たちのことを真剣に考えた仕組みやルールや行動規範を作れないか、ということ。
まあ、いろいろと言いたいことはあるが、ちょっと後日まとめてメルマガのコラムにでも書いてみようかな。
なにしろいま必要なことは、学生と企業のあいだに横たわる溝を埋め、お互いが信頼できる関係を作りだすことだ。
職サークルでも、各種イベントが1月まで目白押し。
特に12月20日のイベント(築地の朝日ホールで開催)には、学生諸君も、企業の皆さんも、ぜひ来場してほしいな。本質的な就職活動、採用活動のあり方を考えるきっかけになるはずだ。
良くも悪くも、賽は投げられた。
お互いが信頼しあえる関係を作りだすために、これから皆で頑張って行こう。
さてさて、今日も寒いなあ。
あ、今夜は企業の人事担当者の皆さんに、あらためて「人事とはなんぞや?」を真剣に考えてもらうためのセミナーを開催するのだ。自分でいうのもなんだが、これは凄い内容になるぞ、きっと。
では、今夕を楽しみにしながら行って来ます!