焼き魚とニンニクと玉ねぎのニオイに包まれて……。
2011年9月7日 (水曜日)
昨日のお昼前。11時過ぎだった。
臭うのだ。
焼き魚のニオイ。
「誰だ? 早弁なんか食ってるのは!」と思って執務室を見まわしたが、誰も弁当など食べていない。
もっとも執務室から僕の席のサーバールームまでは距離があるから、弁当のニオイがいかに強烈でも、こんなにプンプン僕の席が臭うことはない。
ニオイの発生源が室内ではないとすれば室外だ。
お昼に外に出て、僕が座っている席にもっとも近いビル(パフが入居しているビルの裏側に、隙間が50センチもないくらいに密着して建っている)に回り込んでみた。
なるほど。
すぐ裏のビルの1Fには韓国料理のレストランが入居していたのだ。しかもランチ時。焼き魚や炒めもののメニューが並んでいた。
午後1時過ぎ。来客があった。おやじバンドMSPのMこと、盟友マングローブの今野社長だ。今野さんは、わざわざ移転祝いのお花を持ってきてくれたのだった。
部屋の臭いは、ますます酷くなっていた。
「なんか臭いますよね?」と今野さんが言う。
裏手に韓国レストランがあることを今野さんに伝え、「ちょっと見てみましょうか」と、僕の席の裏側にある非常ドアを開けてみた。
すると……。
うわ!
ぶわーっと焼き魚の煙が部屋の中に吹き込んできたのだ。一瞬、部屋の中が白く霞むくらいだった。
非常ドアを開けたすぐ下が隣のビルの換気扇で、焼き魚の煙がすごい勢いで排出されていたのだった。
泣きそうになった。
肌や服に焼き魚の臭いがべったりとくっついたようだった。部屋中にも染み込んでしまったみたいだ。
今野さん、せっかく来てくれたのに、魚臭くしてしまってゴメンナサイね(苦笑)。
夕方5時半ころ。そろそろ臭いにも慣れてきていた。
今度は僕の兄がやってきた。
「なんか臭うな」と兄は言う。
確かに。
でも昼間の焼き魚のニオイとは違う。
今度は、ニンニクと玉ねぎを炒めたニオイである。
夕飯時。空腹を刺激するといえば刺激するのだが、仕事や打ち合わせをしながら嗅ぐようなニオイではない。
もう恐くて非常ドアは開けられなかった。
いやー、まいったなあ。
ビルの管理会社さんが明日、状況を見たうえで対策を立ててくださるとのことだが、しばらくは、焼き魚とニンニクと玉ねぎの臭いに包まれて、仕事をしなければならないようだ。
昔、ユーミンの唄に『やさしさに包まれて』という名曲(「魔女の宅急便」の主題歌としても使われていたな)があったけど、僕の場合は、『焼き魚に包まれて』なのである(笑…えない)。
ということで、焼き魚とニンニクと玉ねぎの臭いに敢然と立ち向かうべく、本日も行って来ます!
あ、本日は夕方から、第五回目のリレー講座。今回はお楽しみの常見陽平さんの回だ。ある意味、ニンニクや玉ねぎの匂いより刺激的な話が聞けるかも。
来場のみなさん、お楽しみに!!
これまでに頂いたコメント
2件コメントがあります
- イトケンさん
- くぎさんさん
現在10時25分。そろそろランチの仕込みが開始されたのか、次第ににおい始めてきました。。。
イトケンさん、新オフィスに来ればおかずなしで(ニオイを嗅ぎながら)半ライスくらい食べられますよ、きっと(笑)。
そうでしたかあ。
私の予想は「中らずと雖も遠からず」でしたね(笑)。
今度お会いするときは、釘崎社長から美味しそうなニオイがしてくるんでしょうか。