上海で必要なことは“勇気”なのであった(2)
2010年9月28日 (火曜日)
上海の話の前に、ちょっとだけ本日(もう昨日か)の日記を書こう。
昨日は一年に一度の定時株主総会。第14期定時株主総会だった。途中変則決算があったため、創業以来もう14回も株主総会をやっている。これだけたくさんの回数をやっていても、やはり株主総会の日は緊張するものだ。おまけに激動の上海から帰ったばかりで(時差は一時間しかないので)時差ボケではないもののカラダは結構疲れていた。
でも、上海帰りで疲れているなんて言っている場合じゃない。株主の皆さんに、どんな質問をされても毅然と回答できるようにと、ひとりで想定問答などをギリギリまで考えていた。
株主総会は午後4時の開始。詳しくは書かないが、拍子抜けするくらい平穏無事に、そして和やかに、社外役員のみなさんと社会問題を語っているうちに、終了した。
いつも株主総会の時期になると、創業時から温かく支援していただいている株主の皆さんに、心から喜んでいただけるような業績を残せる会社に早くしなければと思うのだ。早く、早くと思いながら、すでに13年の年月が過ぎてしまったのだが……。厳しい環境下ではあるが、とにかく焦らず慌てず、でもしっかりと歩みを進めて行きたい。
さて、では上海の話をしよう。
9月23日。
湯布院を午前9時過ぎに出発する高速バスに乗って、福岡国際空港に向かった。
12時に、オゴウさんとダイサクと待ち合わせをしていた。
ところがダイサクの野郎、寝坊して遅れるという連絡が途中で入った。今回の珍道中は、ダイサクがすべて旅行会社への手続きをしてくれていたので、チケットは奴がすべて持っている。あいつが来ないことには搭乗手続きも何もできない。
僕とオゴウさんは、しょうがないのでビールを飲みながらダイサクの到着を待つことにした。
待つこと約40分。やっとダイサクは現れた。なんでも前夜、宴会が盛り上がりすぎて寝坊したとのことだが、あと30分到着が遅ければチェックインできないところだった。やれやれ。
チェックインを済ませて、いざ機内へ。
小さな飛行機なのに座席はやたらと密集しており、しかも満席。乗客の大半は中国人と思われた。すでに中国の雰囲気満点である。
飛行時間は90分(福岡~東京の所要時間と同じ)なのに、しっかりとした機内食がすぐに出てきた。おまけに食後にはビールまで。いや、すごいな。そして食事が終わると間もなく、飛行機は着陸態勢に入った。
本当にあっという間に上海に着いてしまうのだ。しかも時差が1時間なので、出発時刻は午後2時30分だったにもかかわらず、到着時刻は午後3時ちょうど。なんと30分で着いたことになるのである。すごくお得な気分になった。
さあ、いよいよ上海上陸である。(つづく)
・・・ホントはもう少し書きたいのだが、たったいま、睡魔が急激に襲ってきてしまったので、続きはまた明日書くことにする。おやすみなさい!!