二人に重役の辞令を交付した日
2009年4月23日 (木曜日)
昨日の日記では、大勢の来客がパフにあったことを書いた。
僕が最後の来客と、別棟の会議室(別称:居酒屋)で打ち合わせを行っているとき、実はダメ押しの来客がもう一組(2名)あったらしい(僕はけさ、その事実を初めて知ったのだが)。
その2名とは、某協賛企業のM社長室長(兼、グループ子会社の社長)と、地方都市に本社を置く某協賛企業のS社長。
東京に出張中のS社長は、仕事が早めに片付いたとのことで、M社長室長を誘い出し、神田のガード下で飲んでいたらしい。
そのうちパフの話題で盛り上がり、「これから襲撃しよう!」ということになったというのだ。
しかし、僕は運よく(い、いや、運悪く…)不在。
遅い時間まで残業していた若い社員たちが、襲撃の標的となってしまった(笑)。
パフの若者たちは(結構な人数だったようだけど)、S社長とM社長室長に、ずいぶんとご馳走になったらしい。さらには、ありがたい説教もたくさんいただいたとのことだ(若者談)。
普通ならありえないことだ。いや、夜遅く襲撃されることではない。ビッグなお客様企業の重役の方々に、こんなに可愛がってもらえることがである。
しかも、M社長室長から本日、次のようなメールをいただいた。
「釘さんさえよければ、Sさんと僕(M)に『パフ非常勤宴会部長』の辞令を出してもらえるとありがたいです」
僕は喜んで、すぐさま以下のような辞令を交付した。
——-
M 殿
貴殿を本日より、パフ非常勤宴会部長に任命する。
最低でも3ヶ月に1回(春、夏、秋、冬それぞれ1回)は
その任を遂行し、社員の幸福に努めることを期待する。
平成二十一年四月二十三日
株式会社パフ
代表取締役社長 釘崎清秀
——-
S 殿
貴殿を本日より、パフ非常勤隠れ営業部長兼、宴会部長補佐に任命する。
営業部長としてのノルマを達成しつつ、宴会部長の精神的支えとなることを期待する。
平成二十一年四月二十三日
株式会社パフ
代表取締役社長 釘崎清秀
——-
こういう洒落を理解できるお客様の存在はありがたい。
そういえば最近、洒落の分かる人、減ってきたよなあ……。
#注釈:
上記MさんとSさんというのは、おやじバンドMSPのMさん、Sさんとは、一切関係のない人物です。最近この日記、MSPの話題に偏っているという指摘を受けておりましたので、念のため補足しておきます。