パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

僕は、原則(大雨や体調が思わしくないとき以外)は、徒歩通勤をしている。約20分かけて自宅から会社まで歩いて通っている。

何回もこの話題は日記に書いている気がするんだけど、きょうもそうだった。

とっても辛かったのだ。

東京は朝から風が強かったのだが、僕が通勤で渡らざるを得ない、勝鬨橋の上の風は特に強くて冷たい。海からの強風が吹きすさぶ。

やっと橋を渡りきるかというときが、もっとも辛い。橋のたもとに高層ビル(ニチレイビル)が建っているのだが、ここのビル風が凄まじいのだ。

きょうはホントに洒落にならないくらい凄まじく、思わず引き返したくなったくらいだ(涙)。

 

・・・てなことを書いていたら、ふと宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を読みたくなった。

うーん。いい詩だ。素晴らしい!!

転載しちゃおうっと。

————————————————–

「雨ニモマケズ」    作:宮沢賢治

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい

————————————————–

なりたいなぁ、そういうひとに。。。