柔道と龍馬の影響
2010年3月9日 (火曜日)
感動的な映画やテレビや小説を観たり読んだりすると、大きな影響を受けるものである。
僕らより少し上の世代には、石原裕次郎にずいぶんと影響を受けて、髪型や歩き方をまねる若者が多かったと聞く。
僕らの世代では、ブルース・リーの影響を受け、「アチョー」と叫びながら学校の廊下を飛び蹴りして走り去る同級生が続出していた。
僕も昔から影響を受けやすい子供で、ウルトラマンや仮面ライダーやタイガーマスクや巨人の星(星飛雄馬)や宇宙戦艦ヤマトには多大なる影響を受けた。
その癖はいまでも直っていないようだ。
現在影響を受けているのは坂本龍馬。
昔も「竜馬が行く」を読んだときには影響を受けていたが、最近のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映で、その熱が再燃してしまった。
もうひとつ影響を受けているのが柔道。
この日記でも最近は龍馬と並ぶくらいの頻度で出てくる話題だ。考えてみれば、パフの事業の目的は柔道修行の目的と合致している。明日配信の(企業向けの)メルマガにも、柔道のことを性懲りもなくまた書いた。
そういえば龍馬伝を観ていて思わず書き留めた台詞がある。
もう2週間以上も前の放送分だったのだが、日記に記録しておくのを忘れてしまった。
ということで、遅ればせながら本日の日記に書いておこう(実はこの台詞を書いておきたくて、きょうはわざと龍馬のことを書いたのでした)。
この世に生まれたからには、おのれの命を使い切らんといかん。使い切って生涯を終えるがじゃ(龍馬の父、坂本八平が龍馬に語った言葉)
ひとは皆、いつか必ず死ぬ。だからこそ死に甲斐のある生き方をせねばならぬ(龍馬が剣術修行を行った千葉道場の千葉定吉が龍馬に語った言葉)
うん。いいね。こういう気概をもった生き方(死に方)をしたいものだ。
学生諸君もテレビや映画を侮るなかれ。50歳のオヤジだって影響を受けるのだ。
業界関係者は、若者の心を揺り動かすような、骨太で良質な映画やテレビドラマをもっともっとたくさん制作してほしいな。そういう意味では最近のNHKは、極めてあっぱれだと思う。