パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

会社での白熱した会議が行われていたとき(夜の9時過ぎ)、僕の携帯に一通のメールが届いていた。

なーんと。ドイツに嫁いでいった由布院小学校&湯布院中学校時代の同窓生(エミさん)が故郷の湯布院に帰省しており、急きょの同窓会が有志たちで開催されていたのだ。携帯へのメールは、そのことを知らせるメールだったのだ。

その同窓生エミさんと僕とは仲が良かった(小学生時代は、大柄で勉強も運動も出来たエミさんに、運動オンチの僕はイジメられていたような気もするが)。

でも高校も別々だったし、海外に嫁いでしまったこともあり、中学卒業以来一度も会えていなかったのだ。

会議が終わって、このメールが届いていることに気がついたのだが、すでに時間は夜の11時を回っていた。「うわー、しくじった!」と思った。田舎の湯布院にとって、夜の11時っていう時間は、もう深夜なのである。

ダメもとでメールをくれた同窓生のひとりに電話してみた。

すると電話に出たのは、まさにエミさんその人だった。まだ同窓会は続いていたのだ。

「うわーっ、なっつかしいなー! なにしよったん? いまどげえしよんの? いつまで日本におるん?」

思わず中学生時代にもどって方言丸出しで喋りだした。

そしてエミさんとひとしきり喋った後、同窓会に参加していた懐かしい旧友たちと代わる代わる(5人くらいかな?)会話した。「待っちょるけん、これからすぐ湯布院に戻ってこい!!」という無茶なことを言う奴もいた。

15分くらいずっと喋っていただろうか。

懐かしかったし、嬉しかったし、楽しかった。

故郷、湯布院を離れて35年。

いまだに旧友たちは、僕のことを「パンダ、パンダ」(僕の中学時代のあだ名)と親しみを込めて呼んでくれる。35年の歳月をまったく感じさせない。

きょうは(先週からの昼夜休みない)仕事で疲れまくっていたのだが、その疲れもふっとんだ。

朋あり遠方より(携帯電話だけど)来る。亦楽しからずや。

15歳の、純粋だったあの頃に戻った気分だ。

徹夜になりそうな仕事の中での息抜き感動日記でした。