湯布院中学校の同窓会に参加した日
2010年4月1日 (木曜日)
会社での白熱した会議が行われていたとき(夜の9時過ぎ)、僕の携帯に一通のメールが届いていた。
なーんと。ドイツに嫁いでいった由布院小学校&湯布院中学校時代の同窓生(エミさん)が故郷の湯布院に帰省しており、急きょの同窓会が有志たちで開催されていたのだ。携帯へのメールは、そのことを知らせるメールだったのだ。
その同窓生エミさんと僕とは仲が良かった(小学生時代は、大柄で勉強も運動も出来たエミさんに、運動オンチの僕はイジメられていたような気もするが)。
でも高校も別々だったし、海外に嫁いでしまったこともあり、中学卒業以来一度も会えていなかったのだ。
会議が終わって、このメールが届いていることに気がついたのだが、すでに時間は夜の11時を回っていた。「うわー、しくじった!」と思った。田舎の湯布院にとって、夜の11時っていう時間は、もう深夜なのである。
ダメもとでメールをくれた同窓生のひとりに電話してみた。
すると電話に出たのは、まさにエミさんその人だった。まだ同窓会は続いていたのだ。
「うわーっ、なっつかしいなー! なにしよったん? いまどげえしよんの? いつまで日本におるん?」
思わず中学生時代にもどって方言丸出しで喋りだした。
そしてエミさんとひとしきり喋った後、同窓会に参加していた懐かしい旧友たちと代わる代わる(5人くらいかな?)会話した。「待っちょるけん、これからすぐ湯布院に戻ってこい!!」という無茶なことを言う奴もいた。
15分くらいずっと喋っていただろうか。
懐かしかったし、嬉しかったし、楽しかった。
故郷、湯布院を離れて35年。
いまだに旧友たちは、僕のことを「パンダ、パンダ」(僕の中学時代のあだ名)と親しみを込めて呼んでくれる。35年の歳月をまったく感じさせない。
きょうは(先週からの昼夜休みない)仕事で疲れまくっていたのだが、その疲れもふっとんだ。
朋あり遠方より(携帯電話だけど)来る。亦楽しからずや。
15歳の、純粋だったあの頃に戻った気分だ。
徹夜になりそうな仕事の中での息抜き感動日記でした。