パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

勝麟太郎が登場した日

2010年4月19日 (月曜日)

朝食後、横浜方面に出かけた。

行き先は、JR関内(かんない)駅から徒歩5分程度のところにある横浜文化体育館。

全日本女子柔道選手権大会の観戦に出かけたのだった。

__ (4)

この大会の試合は、体重別ではない。無差別級のみで行われる。40Kgだろうが120Kgだろうが、皆同じ土俵(って畳だけど)のうえで勝負する。

柔道のだいご味とは本来、『柔よく剛を制する』ところにあった。つまり小さなものが大きなものを投げ飛ばしてこそ本来の柔道なのである。

しかし、国際競技になってしまった柔道は、階級別があたりまえになってしまった。

が、本日の大会は無差別級。

とはいえ、さすがに小さな選手は出ていなかったのだが、それでも70Kgの選手が120Kgの選手を相手に、正々堂々と戦う姿は、観ていて気持ちよかったな。

本日見事に優勝を飾ったのは、塚田真希選手(綜合警備保障)。僕が応援していた選手ではなかったのだが、いやあ、立派だった。敵ながらあっぱれだ。この大会での優勝は9年連続だとのこと。すごいことだ。試合後の優勝インタビューでは、ボロボロに泣いていた。戦いに勝った後の涙って、なんだかとても感動するね。

 

試合終了後、横浜を後にして東京・築地のパフへ。夕方から会議が予定されていたのだ。

日曜日なのに会議。しかも夕方から夜にかけて。

むむむ。どうしよう。

いや、「どうしよう」というのは、会議のことではない。龍馬伝のことだ。本日は待ちに待った、勝鱗太郎(勝海舟)の登場なのだ。

会議が終わったのは夜の8時。すでに龍馬伝は始まっている。

でも大丈夫。

龍馬伝はBS2で、夜10時からも放送されているのだ。

ということで、帰宅後、夜10時からの龍馬伝を観たのだった。

うん。見ごたえあり。

きょうの龍馬伝がいままでのなかでもっともエキサイティングだったかもしれない。テンポがいい。熱さが伝わってくる。

勝鱗太郎を演じている武田鉄矢がさすがだ。武田鉄矢といえば坂本金八先生…ではなくて、坂本龍馬きちがいで有名。なんたって、彼が38年前に結成したフォークバンドを「海援隊」と名付けるくらいなんだから。

武田鉄矢は、龍馬の師匠である勝鱗太郎の役を、晴れの大河ドラマで演ずることになった。彼は、このことをとても意気に感じているという。その気迫が十分に感じられるものだった。

そして一時は相当に心配した福山龍馬も、やっと坂本龍馬として安心して観られるようになってきた。武市半平太のハゲタカぶりも十分な見応えだし。福田靖氏の脚本も冴えわたってきたな。来週からの展開が本当に楽しみなのである。

さて、明日からまた怒涛の一週間が始まる。昼も夜もパンパンパンダだ(このギャグ気にいっているのでしばらく使う)。肝臓に気をつけながら、がんばろっと。

<追:2010/04/20 Wrote>

武田鉄矢の矢の字が「也」になっていました。教えてくれたAOKIさんに感謝!! そして武田鉄矢氏とファンのみなさんにごめんなさい!九州出身の大先輩なのにね。失礼しました。

#気がついてた人はどのくらいいたかなあ……。