タシロのメルマガへのコメントが熱かった日
2010年10月14日 (木曜日)
パフでは創業当初から学生向けにメルマガを発行している。
定期発行し始めたのは1998年の年末くらいからだったと記憶している。
以降、2004年くらいまでは僕が執筆していた。
発行当初から、一人ひとりの学生がすぐ目の前にいることをイメージしながら書いていた。自分で言うのもなんだが、他の就職情報会社が発行するメルマガとは違い、人間らしい「顔の見える」メルマガだったと自負している。
学生のドタキャンなどの無礼な行為に対して、激しく叱り飛ばしたこともあった。連動している掲示板が紛糾して1日に数千件のアクセスを数えたこともあった。
プロ野球オールスター戦のファン投票で、それまで3位だった(脳腫瘍を患っていた)某選手をメルマガで宣伝したことにより(そのことだけが原因ではないと思うが)1位に押し上げて、プロ野球人生最後の花道を飾って差し上げたこともあった。
求人情報が少なくなってネタに窮したときに始めた「パフの創業物語」や「パフの自転車操業物語」の連載コラムは、予想外の反響をいただき、いまでもそのバックナンバーは読み継がれている。
そんな好評を博したメルマガだったが、「毎週執筆」というのは相当な重労働で、寄る年波に勝てなかった僕は執筆を他の社員に譲ることにした。
しばらくは、ちょっと無機質になってしまったメルマガを眺めながら、うーん…と、複雑な心境に陥ったものだが、その状況を一変させたのが、当時入社3年目のタシロだった。
タシロは、2007年からメルマガ編集長となって以来、毎週毎週、学生に対して愛のこもった文章を送り続けた。
学生と同じ目の高さで、学生の気持ちを十分に理解し、ユーモアもほどよく交じった文章。学生のみならず社会人たちの胸にも響いていた。
僕は、ただただ「すごい」と感心しまくりだった。僕が書いていたころのメルマガのクオリティを遥かに上回っていた。
そのタシロのメルマガの最終回が一昨日発行された(タシロは今後、リニューアルされる「職学校Web」というパフの学生向けサイトの編集長を務めることになっている)。
最終回のタシロメルマガ ⇒ http://puff.weblogs.jp/message04/2010/10/vol54.html
この最終回のメルマガへの反響がすごかった。
学生からの反響もすごかったのだが、社会人からのコメントが熱かった。そのなかでも、パフの創業時からのパートナー(キャリアコンサルタント)のポンタさん(本田勝裕さん)が寄せてくれたコメントには心打たれた。
そのポンタさんから寄せられたコメントを、以下コピペしておこうと思う。それにしても、こんなに熱いコメントをたくさんもらえるタシロは幸せもんだよなあ…。
なんにしてもタシロ、長い間お疲れさまでした。これからも、さらにガンバレ!
—-
田代君、ほんまにお疲れ様。
書いている時の君を見たことがあるけれど、苦しそうに、そして楽しそうに書いてた。まっすぐキーボードや画面に向かいながら。
さてアリはなぜ働くのだろうか。
「生きるため」やろね。
でも僕らはアリではない。
「生きるだけ」ではないね~。
「楽しく生きるため」「自分らしく生きるため」「誰かを守るために生きるため」……。
つまり「なぜ働くのか」という問いに、
「生きるため」ではなく、
「○○○生きるため」という○○○があるだろうね。
就職活動は、その哲学の道。
未知の自分の将来をつくるために、○○○を探し考え、行動を通じて学んだり、思い出したり、発見する哲学の道。
なー田代君、君はなんのために働いているのかな?
なぜそんなに苦しい顔して、なぜそんなに楽しい顔して働いているのかな?
そしてこれを読むすべての田代ファンに問う。
君はなぜ働くのかな?
すぐに出せる答えなんて求めてないよ。
それは、これからぼちぼち発見していくもんやから。
僕の場合シンプル。
生を苦しんでるだけじゃなくて、生を楽しんでいたいから。
苦しいけど楽しめる場として、仕事は最適なんやから。
ほな、ぼちぼち僕も講演に向かおう。
そこにある苦しみと楽しさを満喫しにいくわ~。
なんせ家にいては気づけないトコロなんやから。
田代君、おつかれさま。
田代君、ありがとう。
読者諸君、ぼちぼちいこか~♪
ポンタより。
これまでに頂いたコメント
1件コメントがあります
- 筆者の田代さん
釘崎さん、ありがとうございます!
次の職学校webでも、執筆はあるので頑張りますっ。
本当、学生や社会人の皆様に感謝ですね☆