脚本を書きたくなった
2012年1月30日 (月曜日)
土曜日に、またも『ALWAYS三丁目の夕日'64』を観に行った。
上映開始時間が夜の7時前。
晩飯時である。途中、腹が減って映画に集中できなくなってはたいへんと、途中でコンビニに寄っておにぎりを買った。
飲み物は何にしようかなとドリンクコーナーを眺めていたら、菊正宗の紙パックが置いてある。外見はまるで牛乳の紙パックみたい。180ccカップでストローまで付いている。これなら映画館で飲んでも罪悪感を持たずに済むぞ、と思い、思わず購入。2パックも(笑)。僕は何を隠そう、大衆的な日本酒の銘柄では菊正宗がいちばん好きなのだ。
左手におにぎり、右手には菊正宗のカップ。ストローでちゅうちゅうやりながら観るALWAYSは、最高だった。
酒のせいか、いつもより流れる涙の量は多かったかも。
ただ、観るのが2回目だったこともあり、半分は冷静にSTORYを眺める自分もいた。
自分なら、ここをもっとこういう台詞にするだろうなあ…とか。自分なら、この場面ではこういう演技指導をするだろうなあ…とか。最後の竜之介と淳之介のシーンは、やっぱりこうだろう…とか。きっとそのほうが、観客の感動は大きくなるだろうに…とか。
映画には十分満足しながらも、自分の描きたいALWAYSを妄想していた。
日曜日の夜は、TBSドラマの『運命の人』に入れ込んでいた。こちらはおにぎりと日本酒ではなく、ロールケーキとコーヒーで観ていたのだが(笑)。
このドラマは、なかなかの秀作だ。TVドラマとしては、久々にずっしりくる内容になっている。
本木雅弘の演技力、さすがだ。坂の上の雲よりも、こっちのほうがハマリ役かも。
そして、真木よう子の妖艶さ、儚さ、怖さ。彼女にしかできない演技ではなかろうか。脇を務める役者陣の演技も素晴らしい。贅沢な布陣だ。
こういう映画やドラマを観ていると、自分でも脚本を書いたり、演出や監督をやりたくなってくる。次に生れてくるとしたら、この道を目指すのもありかも、と思えてくる。
まあ、生まれ変わるのは至難の業なので、とりあえずいまの自分にできること。やっぱり寸劇だな^^。
社会派寸劇でも作ってみようかしら。発表は6月のシンポジウムか、15周年記念イベントか、はたまた、5年後に盛大な規模で実施するであろう20周年記念式典の場を使っちゃうとか。
50数年生きてきた証として、ちょっと大がかりな大作を書いてみたい気分に襲われた週末だったのだ。
ぜんっぜんっ、仕事に関係ないですけどね。
あ、それか、リクルート事件でも寸劇化してみようか。多少は仕事にも関係あるし。
もちろん悪い冗談ですけどね(笑)。
さて、今週も寒い日が続くそうだ。
1月が終わり2月が始まる週でもある。節分でもある。半年に一度の社員面談が開始される週でもある。
では寒さに負けず、今週もがんばりましょう!