料理人生、意気に感ずPart2
2012年8月2日 (木曜日)
一ヶ月ほど前、 「料理人生、意気に感ず」というタイトルの日記で、僕の従兄、土山憲幸さんのことを書いた。
この従兄の憲幸さんは普段は熊本におり、ホテルの経営はもとより、講演活動や、県が主催する委員や、各種団体の顧問・アドバイザーなどの活動で毎日を忙しく過ごしているのだが、いま久々に東京のご自宅(墨田区向島)に戻ってきている。
先日の日記でも書いたように、憲幸さんの奥さんと長男は、ご自宅を改装して焼酎BARを開いている。「秘蔵」(ひめくら)という名前だ。
ここだ ⇒ http://shochubarhimekura.blog.fc2.com/
Facebookページもある ⇒ http://www.facebook.com/himekura
昨夜は、パフの広報ブレーンを務めてもらっている片原広告事務所の片Pさんと一緒に、この秘蔵におじゃました。片Pさんは熊本の農業支援のプロジェクトにも参加しており、その相談も兼ねてのことだった。
憲幸さんが和食で国賓をもてなしていたころの数々のエピソードや料理に込めた思いを聞かせていただいた。
やっぱり「道」を極めた人の言葉は深い。
でも、僕が嬉しかったのは、「おじさん(旅館の板前だった僕の父のこと)がいたから、僕は料理人を志したんだよ」という一言。
憲幸さんがまだ中学生だったころ、僕の父が憲幸さんに「豚の角煮」を作って食べさせたことがあったらしい。憲幸さんは、その角煮のあまりの美味しさに感動したらしいのだ。
僕の父が作った「豚の角煮」が、日本を代表する料理人を生み出したのだとすれば、それはとてつもなく嬉しく光栄なことだ。
昨夜は、そんな昔話も含めてしみじみとカウンターで語り合った心地よいひとときだった。
さて、本日もまた暑い。オリンピックも熱い戦いが続いている。体操も水泳も柔道も、みんなすごい。
我々も暑さに負けず、熱くがんばろう。
では本日は8時からの梅ちゃんをみてから、行って来ます!