新人たちへのメッセージ
2013年4月1日 (月曜日)
4月1日。
新入学、新学期、新年度。
多くの若い人たちが、昨日までとは違う「新しい道」を歩き始める日だ。
新入社員はもちろん、迎え入れる旧人たちも含めて、皆が新しい気持ちで新しい一歩を踏み出す。
いま就職活動を行っている皆さんも、まだまだ就職は先だという皆さんも、いつか社会人として新しい道を歩き始める日が来る。
みんな様々な悩みを経て、ひとつの選択を行い、最初の一歩を踏む。
納得のいく選択をした人も多いだろうが、ひょっとしたら「不本意な選択」をしたと思っている人もいるだろう。
あるいは、「この選択で本当によかったのだろうか?」と不安に思っている人もいるかもしれない。
さらに、歩き始めてしばらくして、
「あれ?こんなはずじゃなかったのに……」
とか、
「やっぱり自分の選択は間違っていた」
なんて思ってしまう人もいるかもしれない。
しかし僕は、それは絶対に違う、と思う。
悩んでいる若い人たちに向けて、よく言うことがある。
「自分の選んだ道を正解にするのも、間違いにするのも、その後の自分の行動次第だ。選択した段階では、正解も間違いもない。自分が自分の力で、自分の選択を正解にしていくんだ」
これから新しい道を歩こうとしている若者たち。新しい道を選択しようとしている若者たち。
みんな、自分の選んだ道を信じて、胸を張って正々堂々と、歩き始めてほしい。
そして、3年後でも10年後でも20年後でも構わない。
「あのとき自分の選んだ道。歩き始めた道は大正解だったなぁ…」
と、誇らしげに語ってもらいたい。
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実はこれ、昨年の4月2日に載せた文章とほぼ同じ。
さらにいうと、いまから6年前に書いた原稿。以来、毎年この季節に使っている文章だ。
たぶん来年も再来年も使うだろう。
手抜きなわけではない(笑)。
僕が新人に言いたいことは毎年おなじこと。
「自分の選択は自分で正解にしろ」
ということ。
たとえ辛いことがあっても、他人(ひと)のせいなんかに絶対するなよ、ということ。
それから、パフの新入社員たちには入社式の日に必ず伝えていることがある。
それは、「う、ま、れ、よ」の4文字である。
学生向けの「うまれよ塾」で伝えている内容と、ちょっと違う。
ここで書いてしまうと、ありがたみが薄れてしまう(笑)ので書かないが、このあとの入社式で肉声で伝えようと思う。
あ、それともうひとつ。仕事だけでなく、すべての行動において、入社式が終わった瞬間からすぐに実践して、習慣(クセ)にしてほしいことがある。
それは、速く(サッサッサッと)歩くこと、テンポよく喋ること、(質問されたり、リクエストを受けたら)素早く返すこと。
要は、トロトロしない、ということ。
日常の行動が遅い人間は仕事も遅い。速く歩き、速く(慌てて、という意味ではなく)喋り、速くレスポンスする人間は、仕事も速くなる。
人の二倍のスピードで仕事が出来れば、二倍の量の仕事が出来る。二倍の量の仕事が出来れば、成長も二倍速くなる。
すべての行動において、心地よいスピードアップを心掛けてほしい。
今年のパフの新入社員は3名。昨年の10月1日に入社した1名も含めると4名の「ひよ子」たちがいる。
ただもう、ひよ子ちゃんでは許されない。本日からプロの意識を持って、目の前の万事に取り組んで欲しい。大きな価値を世の中に提供できる、大きな社会人に、一日も早く成長してほしいと思う。
ということで52歳のオヤジも、本日ばかりは新鮮な気持ちを蘇らせながら行ってきます!