高い目標を置くと成長がついてくる
2013年6月17日 (月曜日)
最近、ランニングをしていて思う。やっぱり自分の実力以上の目標を置くことは大切だな、と。
ランニングを始めたころの2年前は、ハーフを2時間半かけて、やっとこさ走っていた。走り終わった後は、1週間くらいカラダの痛みがとれなかった。
それがその後、回を重ねるごとに徐々に記録が伸びてきた。ラン後の回復も早くなってきて、いまではハーフを走った翌日でもジョギングくらいならできるようになった。
それを支えているのは2つ。
ひとつはライバルたちの存在。ライバルが頑張っているのをみると、(レベルは僕のほうがかなり低いのだが)自分も頑張れる。
それともうひとつ。こっちのほうが大事だと思うのだが、それは、『目標設定』だ。
僕の今年のハーフの目標は、『2時間を切る』こと。
2月の大会(東京赤羽ハーフ)では2時間10分で届かず。先月の大会(仙台国際ハーフ)も2時間3分で、これまた届かず。
いずれも達成できていなくて悔しいのだが、これがいいのだ。
2時間半でしか走れなかった自分が、30分近く記録を伸ばせているのは、この届かない目標。届かないことを悔しいと思わせてくれる『目標設定』のおかげだと思っている。
仕事も似たようなものだ。
さほど頑張らなくても(昨年と同じことをやっていれば)届く目標を設定するA君。
ちょっとだけ頑張れば届く目標を設定するBさん。
かなり頑張らないと届かない目標を設定するC君。
どう考えても無理な目標を設定するDさん。
こんな4タイプがいるんじゃないかと思う。
A君は堅実といえば堅実だが、成長は望めない。いつまでたっても2時間半ランナーだ。
Bさんは、いちばん多いタイプだろう。それなりの達成感と成長は得られるかもしれないが……。
C君は、意欲が継続しさえすれば、たとえ目標達成しなかったとしても、悔しさと、次につながる大きな成長が得られるのではないだろうか。
Dさんは、口先や気合だけのタイプなのか、戦略的イノベータータイプなのかで、結果が分かれる。前者だと論外なのだが、後者の場合だと、成長というより、次元の違うステージに移行することができるのではないか。
「届かない目標を設定しても虚しいだけだ。現実的な目標を設定すべきだ」という人(A君やBさん)は多いのだろうが、どうせなら、C君や(後者の)Dさんのような人がもっと増えてくれたらと思う。
パフは7月1日から、新しい期(第18期)がスタートする。社員たちも、それぞれ新たな目標を考え始める季節だ。
そんなこともあって、僕も目標設定について考えた朝なのであった。
さてと。今週は、先週バタバタと落ち着きなく拡散させたあれこれが収束するであろう週である。いい結果が出ると嬉しいな。
あまちゃんも今週から急展開する予感。アキが母のもとを巣立ち、大きな成長の一歩を踏み出すのではないかな。
ということで、朝食後、あまちゃんをしっかり楽しんでから行ってきます!