パフの代表メッセージ
2016年6月2日 (木曜日)
パフの第20期があと29日で終了する。実年齢はまだ18歳半なのだが、第1期目を1か月で締めたり、以前決算期変更を行ったことがあるので、今回で20回めの決算ということになる。
パフには株主が大勢いるため、決算期ごとに(上場企業並みの)詳細な決算報告を行ってきた。今期は節目の20回目の決算ということで、少しでもいい報告ができればと思っている。
これまでイチバンつらかったのは2009年~2011年にかけての決算報告だ。まさに、「坂を転げ落ちるように」という表現がぴったりなくらい業績がどんどん沈んでいった時期だ。
「これ以上落ちたらもう命がない」というところまで来た2011年決算(第15期決算)を底に、翌年からは徐々に回復。V字回復というほどではないけれど、社員たちの頑張りのおかげで危険水域を完全に脱することができた。
昨夜は第20期最終の月次キックオフミーティング。今期は営業も納品もドタバタで相当にたいへんな1年間だったのだが、そして当初の計画を外してしまってはいるものの、株主の皆さんに胸を張って説明できる内容には落ち着きそうだ。20周年を迎える節目の来年につながる決算になるんじゃないかと思う。
そんなわけで本日は、ホームページに載せている「社長メッセージ」をコピペしておこうと思う。「社長メッセージ」って初取引のときくらいしか見てもらえないし、社員もほとんど見ていないんじゃないかと思うのだが、社長の想いが詰まっているものなので、この期末のタイミングで社内外の方々に読んでいただけたらと思う。
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「顔の見える就職と採用」を目指し、歩み続ける。
新卒者の就職や採用をビジネスの領域としている会社は、世の中に多数存在しています。
そして、「まだ社会で働いたことのない若者たち」を対象とするこのビジネスには、高い倫理観や道徳観が求められています。
このビジネスを行うものは皆、若者一人ひとりの人生に重大なる責任を持たなければなりません。
ウソをつくのは問題外。決して不誠実であってはなりません。
しかし、現状の就職・採用のビジネス(あるいは就職・採用のシステム)を見渡したとき、このことに対して胸を張れる関係者は、残念ながら少数派なのではないかと思われます。
私たちパフは、創業時から「顔の見える就職と採用」というポリシーを掲げて事業を営んでまいりました。
就職ナビの普及によって「本当の姿」が見えづらくなってしまった就職の現状に、一石を投じたいとの思いからでした。
効率性のみを追求し、人間性を失ってしまった採用の現状に、警鐘を鳴らしたいとの思いもありました。
「世界で、たったひとりのあなたのために」という企業理念は、人間の一生を左右する大事な局面に携わるものとして、「一人ひとりの幸せを追求する事業者でなければならない」という私たちの決意でもあります。
もちろん私たちは、採用のための(あるいは採用されたのち、高い業績を上げ続けられる人材となるための)最高のソリューションを企業に提供し続けていきたいと考えています。
しかし、それは私たちにとっては手段に過ぎません。
私たちパフが目指しているのは、人々が誇りをもって幸せに働ける社会。
人々が「ひと」として感動し、喜びを分かち合える社会。そんな社会を実現させることこそが、企業の発展や世の中の繁栄につながっていくのだと思います。
私たちの子どもや孫が暮らす未来をそんな社会にするために、私たちパフは真摯に、誠実に、目の前の仕事に取り組んでまいりたいと考えております。
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さて、今夕から大阪に向かう。メインはお客様の説明会支援なのだが、パフ自身の大事な仕事もある。その話はまた今度。
では、出張の準備をぱぱっと済ませて行ってきます!