パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

平成が終わる前に明治を想ふ

2018年11月26日 (月曜日)

明治というとずいぶん遠い昔のように思える。

でも、明治元年は1868年。たかだか150年前のことだ。明治から大正になったのは1912年のことだったので、現在106歳以上の方々は明治生まれということになる。まだまだご存命の方々もいらっしゃる。僕の祖父母も(すでに故人ではあるが)明治生まれだった。

ちなみに来週から「西郷どん」で描かれるであろう西南戦争は明治10年、日清戦争は明治27年、日露戦争は明治37年。なんだか、遠い昔なのか、意外と最近のことなのか、よく分からないですね(;^_^A

日本の多くの大学が創立されたのも明治の時代だ。そのまんまの名前が付いた明治大学は明治14年、僕の母校でもある明治学院大学は明治20年が創立の年とされている(起源とされるヘボン塾はそのずっと前だったようだけど)。

まあ、いずれにしても近代日本の幕開けが「明治」という時代だったわけで、その後、大正、昭和、平成、そして来年からの新元号へと時代は継承されていく。

僕は(何事もなければ)昭和⇒平成⇒新元号の3つの時代を生きることになるのだが、まだ自分の影も形もなかった明治という時代になぜか郷愁を感じてしまう。小学校のときに習った文部省唱歌の多くが明治時代のものだったからかな。

で、話はがらっと変わるけど、昨日、明治を象徴する場所に行っていた。

ここである。

 

wikipediaより

そう、明治座である。

公式HPより

 

この明治座が創設されたのは明治6年。以来、火災や、関東大震災や、東京大空襲などに見舞われて幾度となく立て替えられながら、現在ではこの立派なビルの中に劇場が収まっている。

昨日、東京に来て初めて、明治座で演劇を鑑賞した。

これである。

 

そう、「魔界転生」。学生のころ、千葉真一(柳生十兵衛)と沢田研二(天草四郎)が主演を務めた映画がヒットしていたので、なんとなく内容は知っていたけれど、きちんと観るのは(原作の小説も当時の映画も観たことがなかったので)初めてだった。

幕間の休憩時間を入れて約4時間の長い上演時間だったが、最後まで飽きずに鑑賞することができた(最後のカーテンコールがいちばん面白かったw)。

演劇そのものの感想は、またいつか気が向いたら。次は明治村にでも出かけてみようかな(^^)v。

では、いつものように戦後の昭和を描いた「まんぷく」を観てから行ってきます!