パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

DXは25年前を思い出させますね

2020年3月18日 (水曜日)

DXってご存じですかね?デジタルトランスフォーメーションの略称です。

wikipediaには、

デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation; DX)とは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念である。デジタルシフトも同様の意味である。2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱したとされる 。ビジネス用語としては定義・解釈が多義的ではあるものの、おおむね「企業がテクノロジーを利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させるという意味合いで用いられる。

って書いてあります。

経産省も1年ちょい前に「DX推進ガイドライン」をリリースして、企業経営者の意識改革を促そうとしています。

ちょっと冒頭の文章を引用してみましょうか。いま読み返してみたら、リリース日が2018年12月12日になってますね。奇しくも株式会社パフの設立記念日です( ^)o(^ )

経済産業省は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)を取りまとめました。本ガイドラインは、本年9月に公表した「DXレポート」における提言を基に、DXの実現やその基盤となるITシステムの構築を行っていく上で経営者が抑えるべき事項を明確にすること、取締役会や株主がDXの取組をチェックする上で活用できるものとすることを目的としています。本日同時に公表した「攻めのIT経営銘柄2019」においても、本ガイドラインの観点を踏まえて選定を行っていくこととしています。各企業がDXを実行していくに当たり、本ガイドラインが一助となることが期待されます。

実は昨日のMAPプロジェクトの会議テーマも、このDXでした。

いろいろと議論しているうちに、いまから25年前のことを思い出しました。

25年前。1995年。そう、マイクロソフトがWindows95を世の中に送り出した年です。一般の人々が手軽にインターネットを使えるようになった、そのスタートの年ですね。

ちなみに日本のYahoo!の設立はこの翌年の1996年、アメリカのGoogleの設立は3年後の1998年(創業は1997年かな)です。

僕がパフを設立したのもインターネットでのビジネスを展開しようと(当初は)思っていたからです。

みなさんご存じのように、インターネットによって世の中のすべてのことがガラッと変わりましたね。このころ「インターネットなんてオタクがやることだよ、うちの会社には関係ないね」なんて言ってた会社はネットをいち早く取り入れた競合他社の後塵を拝することになりました。

このころの状況が、いまの状況にすごく似ていると思うんです。

「DXってなに?そんなのうちの会社には関係ないよ。うちはIT企業じゃないし」などと言っている会社は10年後にはムチャクチャ後悔することになるでしょう。いや、後悔だけならいいですが、消滅してしまうかもしれません。

DXの鍵を握るのは、まさにこのことを理解し、改革の先頭に立てる人材です。そんな素養を持つ人材を教育する、または採用する必要があります。いままでの教育方針や採用方針、採用基準、評価基準、はたまた人材ポートフォリオを抜本的に見直す必要がありますね。

経営者は新型コロナでうろたえている場合ではありません。こんなワクワクできるビジネスチャンスが目の前に到来しているわけですから。

・・・てなことを感じた昨日のMAPプロジェクトの会議でした。

さて、本日はこれから新幹線に乗って金沢に向かいます。ゆっくり日記を書いている場合ではありませんでした💦

では大急ぎで準備して行ってきます!