いよいよ最終クールを迎えた今年の100×10チャレンジ
2016年12月5日 (月曜日)
先週末の土曜日(12月3日)100×10チャレンジ秋の第四クールが終了した。
第四クールのトレーナーを務めてくれた田村隼人さんが、最後に学生から一言ずつ感想をもらっていたのだが、後ろで聞いていた僕までも感動してしまった。
事務局の杉平が概要を記録してくれたので、一部だけコピペしてみよう。
—
●今まで就活であった人たちとは違い、多様性を感じた。1dayではどんな人かは分からない。1週間過ぎたくらいからわかるようになってきて、自分の考えを振り返ったり、みんなにわかってもらうにはどうしたらいいかと考えられたことがよかった。
●就活、ほんとにイヤだった。でもやらなきゃと思っていた。いままで1dayのインターンシップに参加しただけだが「とりあえず行った」という自己満足だけだった。ちょこちょこ色んなところ行くより2週間ガッツリやろうと思って参加。大学はやらされている感があるが、ここはみんな目的があって来ていて積極的だったから全力でやれた。今まで考えることを放棄していたことに気付けた。ありがとうございました。
●ぶっちゃけOBOG訪問は一人でもできる。でもあえて100×10でやった意味はやっぱりHR(ホームルーム)にあったと思う。同じ訪問や経験でも、そこから得ていることが人によって全部違う。それが勉強に繋がる。座学はきらいらけど、こういうのはすごく好きだなと思った。自分は社会不適合者だとおもっていたが、社会に出たらもっとこんな風に周りから得るものが多いのかも、と思えた。
●大変だった。睡眠時間も減った。参加してよかったのは、一緒にがんばる仲間がいたこと。周りの頑張りが自分を奮い立たせてくれた。訪問するだけじゃなくHRでの振り返りで自分というものが何なのかがわかった。今までは「企業に自分が選ばれる」と思っていたが、「自分が企業を選ぶんだ」という意識に変わった。
●100×10に参加して「考えが広がった」のが一番の収穫。同じ学部の仲間とつるんでいると、似たような考え方の人が多い。でも社会人は自分の価値観を根本からつき崩してくる。それを受けて、本当に自分の考えはそれでよかったのかという問い直しができて、自分でまたそれを整理することでより深く理解できた。いま考えすぎで脳が悲鳴をあげています。おつかれさまでした。
●就職に対しては特に不安はなかったけど「仕事」をなめくさっていた。働くのはいや、お金は適当にあればいい、楽に仕事をして生きていければいい。成長なんて別にいらない、と思っていた。100×10に参加して、みんなの意見を聞いているうちに、ちゃんとまともな人間になりたいと思った。いつも決まった友達としか一緒にいなくて世界が狭かったので、全然違う感覚を知って、そういうのもあるのか!とか、そんな考え方いいんだ?という発見があった。どこを向いても誰かと目が合うのがうれしくて、楽しいという感覚が持てた。このクラスで本当によかった。
●人前に立つことや話すのが苦手。自分の大学に対して劣等感がある。これではまずいのではないかと思って5月から就活を始めたが、100×10に参加して初めて今までPDCAサイクルを全く回していなかったことに気付けた。何かをした時のメモは残っているけど、やった、というだけで意味がない。100×10がなかったらこんなこと学べなかった。
—
この気づきと感想、嬉しいではないか。文字にしただけでは伝わらないかもしれないけど、この学生の変化と成長を、読者の皆さんにもぜひ感じてほしい。
で、翌日の12月4日(つまり昨日ですね)、今年の締めくくりである秋の第五クールが始まった。
最終クールの有終の美を飾るのは、我らがパフ入社四年目の大器、清水真理である。
いままでのクール(夏の1~5クールと秋の1~4クール)はすべてキャリアフラッグのプロの講師陣に引き受けてもらっていたのだが、この最終クールだけは清水が担当させてもらうことにした。
清水にとってはデビュー戦である。デビュー戦であるにもかかわらず、いちばん学生の数が多い。他のクールは20名を上限にしていたのだが、本クールは25名の学生に参加してもらうことになった。
大丈夫かな…と、内心ヒヤヒヤしながら後ろから見ていたのだが、なんのなんの堂々としたものだった。情熱を持ちながらも、極めて丁寧に冷静に、ホームルームを運営していた。
うん、これなら大丈夫。
学生のみんなも初日から、活発な議論を繰り広げてくれた。今日からの社会人訪問がとても楽しみだ。
最終日は12月17日(土)。有終の美を飾って今年の素敵な仕事納めにしたい。
僕の、月月火水木金金の日々も、そろそろ終わりが見えてきた。
では、もうひと頑張り、行ってきます!