パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

きょうは夕方から、日本橋にある(パフの会計顧問を引き受けてもらっている)会計コンサル事務所にて、顧問会計士Tさんと財務・IRコンサルのSさんと僕の3人で打ち合わせを行った。

アタマを使う打ち合わせであったが、知的筋肉が鍛えられ、なかなか楽しかった。

打ち合わせが終わり、Sさんとの帰り道。「メシでも食べて帰りましょう」ということで、日本橋の路地にある古くて地味な寿司屋に入った。

カウンターにオヤジさんと、若い男の店員のふたりしかいない寿司屋だった。

刺身の盛り合わせをつまみに、ビールと日本酒を少々飲む。日ごろ築地の寿司屋で舌が肥えている僕ではあるが、それでも悪くないネタの刺身だった。

お酒を飲むのは控えめにし、その後握りを一人前ずつ注文した。寿司が出てきたあと、店員のお兄さんに、 「あ、それからお椀をふたつお願いね」と、味噌汁をお願いした。

店員は、 「は、はい」と返事をし、厨房の棚からお椀をふたつ取り出し、それをそのまま僕らのテーブルに置いた。

僕とSさんは、そのお椀を見つめて、キョトンとした。テーブルに置かれたお椀は、まさに“お椀”そのもので、中には何も入っていないのだ。

「ちょ、ちょっと、お兄さん。あの、お椀っていうのは、お味噌汁のことを言うんだけど……」

店員は、「あ、そ、そうなんですか」と慌てて、そのお椀を下げて戻っていった。僕とSさんは顔を見合わせて、思わず「ぷっ」と吹きだしてしまった。

いやあ、びっくりした。この初々しく若い店員くん、なかなかやってくれる。頭脳労働のあとの僕たちに、新鮮な笑いを提供してくれた。Sさんも、「いやあ、クギサキさん、これできょうの日記ネタができましたね」と言ってくれた。

ということで、本日の日記は、 「お椀が出てきてびっくりした日」決定!!

 

#ちなみに、お椀を慌てて下げた店員くん。その5分後に、味噌汁が入ったお椀をふたつ、ちゃんと持ってきてくれました(笑)。